反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

COVIDー19に迫る。 ウィルスは細菌ではないが 「細胞内共生」 は人類に繋がる「生命体誕生」の原理であった。8月3日(文中新型コロナウィルス追加情報挿入)。

 

twitter.com

【地球史】地球46億年の歴史 - 比較ジェンダー史研究会

ch-gender.jp

 

上記の内容でCOVIDー19関連の個所、引用

【地球史】地球46億年の歴史

 

地球上のすべての生物~~ウィルスは生物説もあるが、無生物に分類されている~~3つの「ドメインに分けられる。

①「バクテリア真正細菌」(シアノバクテリア大腸菌・乳酸菌など)、⇒W。核膜無し。細胞核」を持たない「原核生物

古細菌)に(真正細菌)が住み着「真核生物動植物菌類が生まれた

②「アーキア古細菌」(メタン生成菌)、⇒W核膜無し。

      メタン生成菌

ウィキ引用「メタンを合成する古細菌の総称」

動物の消化器官や沼地、海底堆積物、地殻内に広く存在し、地球上で放出されるメタンの大半を合成している。」

⇒W、新型コロナのもともとの住処もこういう場所。ソレを鳥類などが餌と一緒に体内に取り込み、他の動物に移転し人類を宿主にするようになる=人獣共通感染症

この感染過程には、無症状感染と発症感染がある。

 

③「真核生物ユーカリア)」(ヒトを含む動物・植物・菌類・原生生物)である。

このうち、バクテリアアーキア原核生物(核膜がない)」という。原核生物と真核生物では、細胞の複雑さが全く異なる。

@真核生物の登場は「生命の第二の誕生」と言える。

「真核生物」=細胞には酸素呼吸を行うミトコンドリアがあり、現在の1%以上の酸素濃度が必要。大酸化イベントによって酸素濃度が1%を超えたと考えられる。

  • 今回新しく発見された「MK-D1」は、我々ヒトに最も近縁な古細菌であることが分かった。
  • 「細胞内共生説」(今日のほぼ定説)=原核生物古細菌)に他の原核生物真正細菌が住み着き、「真核生物」が生まれた(リン・マーギュリス=女性科学者)。(小林2016:114、田近2015:89)
  • 真核生物最初は単細胞生物10億年まえくらいに多細胞生物が発生。多細胞生物の大々的発生は、5億7000年まえエディアカラ生物群
  • その2
  • 細菌とは何ですか?:農林水産省

  • 細胞核のある「真核生物」と、細胞核」を持たない「原核生物
  • いずれも遺伝情報を持った核酸を含みますが、真核生物では核膜の中にあり、
  • 原核生物では細胞内にそのまま存在動物・植物だけでなく、微生物のうちカビ・酵母寄生虫なども真核生物です。
  • 細菌は、細胞核を持たない原核生物であり、通常、細胞の大きさが真核生物の細胞に比べて小さいです(図.1参照)。
  • 細菌は、ウイルスとは違い、栄養があれば、自ら成長したり、増えたりすることができます。細菌には、乳酸飲料や納豆の製造に使われるような役に立つものもあれば、食中毒や病気などを引き起こし、人の健康に害を及ぼすものもあります。
  • ウイルスたんぱく質核酸から構成され、細胞の外で自ら増えることができないことから無生物といわれることもあります。
  • ①吸着:新型コロナウイルスでは、表面に突き出しているスパイクタンパク質が、細胞表面にある受容体、ACE2に結合することからこのライフサイクルは始まります。
  • 認識して結合する受容体はウイルスにより決まっていて~。W新型コロナ、鼻、のど粘膜の一部細胞機能⇒COVIDー19の特徴はそこから脱却し肺細胞に侵入し、中等症(酸素呼吸器装着が中等症のポイント、39度高熱発症でも軽症の場合もある。重症化~集中治療室、人工肺~する。
  • ②侵入③ 脱殻:感染可能なウイルス粒子が分解されてなくなり、ゲノムRNAが露出して宿主細胞の細胞質に放出されるプロセスのことを言います。新型コロナウイルスの場合、②とほぼ同時に起こるようです。
  • ④素材の合成:このプロセスは、ウイルスのゲノムから様々な核酸、タンパク質などのウイルス粒子の材料となる部品を作り出すことを言います。生物ではセントラルドグマと呼ばれる「DNA→RNA→タンパク質」という流れがあり、複製、転写、翻訳という過程で遺伝子の情報からタンパク質が作られていますが、コロナウイルスではゲノムがRNAのために少し複雑です。
  • (ウ)  転写(mRNAの合成)と翻訳(タンパク質合成):ゲノムRNAだけでなく、より短い、サブゲノムmRNAを何種類か合成します。RNA(伝令RNA)として機能し、ヒトのリボソームを介してウイルスタンパク質合成(翻訳)のために利用されます。(エ)  通常、ヒトなどの細胞で1種類のタンパク質の情報は1本のmRNA上にのっていてそれを元にリボソームがタンパク質を合成します。しかし、コロナウイルスでは複数のタンパク質の情報がサブゲノムmRNA各々に同時にのっていて、1本の長いタンパク質の配列情報が連続して繋がっています。宿主細胞のリボソームはそれを一気に一本のアミノ酸の鎖(ポリペプチド鎖)として合成。
  • ⑤組立・成熟と⑥ ウイルス粒子の放出:
  • 以上の①から⑥の過程を経て、細胞内でウイルス量を数百倍にも増幅させてから細胞外へ放出した後、また周辺の未感染の細胞に吸着して感染を繰り返していきます。
  • 3.おわりに

  • 活動中のウイルスを不活化する方法は、難しいと言えるでしょう。なぜなら、活動しているウイルスはその大部分を宿主であるヒトのシステムを使っているからです。それを、破壊しようとすれば、ヒトのシステムまで破壊してしまいます。ウイルスのみの有効な手段は多くはありません。目的のものだけに効果をもたせる性質を選択毒性といいます。抗ウイルス薬には副作用の問題がついてまわり、選択毒性の高い医薬品を開発することが難しいのです。引用終わり。

    https://www.jiu.ac.jp/features/detail/id=6822

  • なぜSARS-CoV-2ウイルスは変異しやすい

  • そもそも「遺伝子」が違う:一方、コロナウイルスの遺伝子は1本のRNA(+)鎖からなります1。この(+)RNAは12種類のORFを持っています。つまりそのまま「タンパク質を作る設計図:ORF」(open reading frame)の情報源として利用できて、12種類のタンパク質をヒトの細胞中で生み出せる
  • 「変異」ってなに?:

    ヒトのDNAは細胞一個一個に存在します。つまり1個の細胞が2個に増える(=成長する)ときは、DNA上の遺伝情報も全く同じに記されるはずです。しかし、紫外線に当たったり、化学物質の汚染、あるいは加齢など条件のとき、遺伝子が傷ついたり、遺伝情報を記すときに間違い(=変異)が生じることがあります。それでもヒトは遺伝子の傷や間違いを正す機能を持っています。⇒W.がん細胞の増殖

  • 一方、コロナウイルスでは、+)鎖RNA遺伝子上の独自のORFから作られるRNAポリメラーゼと呼ばれる酵素によって(-)鎖のRNAが作られ、さらにそれから(+)鎖RNA遺伝子がたくさん作られます。この時、ヒトの遺伝子に対するようなコロナウイルス遺伝子の傷や間違いを正す機能は細胞中に確認されていません。他にもヒトのRNAは核の中で作られ、間違って作られたRNAは分解される仕組み(Nonsense mediated decay)が ある2,3のですが、その仕組みはコロナウイルスRNAが作られる細胞質にはないのです。それで「SARS-CoV-2ウイルスは変異しやすい」と言えると思います。

  • 図1の上部画像
  • 図1の下部画像
  • 反俗日記⇒以下の記述によって疑問が解けた。冒頭の解説。バクテリア真正細菌)⇒メタン生成菌(古細菌
  • 「細胞内共生説」(今日のほぼ定説)=原核生物古細菌)に他の原核生物真正細菌)が住み着き、「真核生物」が生まれた。
  • 引用 「細菌と「古」細菌。文字だけ見れば、後者はいかにも古くから地球に生きる、ヒトとは異質な生物という印象を受けるかもしれない。しかし実のところ私たちとより近縁にあたるのは意外にも、古細菌の方なのだ。
  • イ)W原核生物古細菌)に他の原核生物真正細菌が住み着き、「真核生物」が生まれた。
  • ロ)ウィルスは人獣を宿主にして増殖する。
  • 位相は全く異なるがイ)、ロ)は物質の運動原理。
  • 急造ワクチンをパンデミックへの主要対抗手段とするが鎮静化しない段階が長期化すれば
  • グローバル資本制とその政治文化は大きく変容する政治独裁が急速に強化される。それしかパンデミックへの多角的対抗手段はない。
  • 問題はその独裁の中身。民主の独裁か?グローバル資本制支配層の狗どもの独裁か?
  • *************************************
  • 引用に戻る「近年、それぞれが持つ遺伝子の内容を分析した結果、古細菌の方が細菌よりヒトと共通する部分が多いことが分かってきた。この発見からは、生物進化の重要な流れが浮かび上がる。つまり、全ての生物は最初に細菌と古細菌に分かれ、その後、古細菌から真核生物が誕生したというシナリオだ。」

 

  • scienceportal.jst.go.jp

  • 反俗日記 上記の記事は面白い。編集記事ではなく、本日の記事とする。
  • コロナパンデミックを理解しイメージを膨らませる材料になる
  • 今回のパンデミックは中世ヨーロッパのペストや20世紀初頭のスペイン風邪の両パンデミックとは明らかに性質を異にしている。もっと生命体進化の根源と深い関わりがある。
  • 仮に今、ペスト原理やスペイン風邪原理のパンデミックが目の前にあれば、医学薬学の対抗で鎮静化に向かっていただろう。
  • しかしそれができないのはなぜだ!
  • 今回新しく発見された「MK-D1」は、我々ヒトに最も近縁な古細菌であることが分かった。
  • 今回新しく発見された「MK-D1」は、我々ヒトに最も近縁な古細菌であることが分かった。
  • 潜水調査船による深海探査で見つかった、新種の古細菌のCGイメージ。 ※画像提供:JAMSTEC
  • 謎を解くカギは深海にあり

  • 触手を持つ古細菌MK-D1

  • 原核生物は自分の細胞内でエネルギーを作れるよう、自己完結した反応経路を持っていることが多いんです。でも今回新しく見つかったMK-D1は、エネルギーを作るためのいろいろな反応経路を、断片的にしか持っていない。そこから、今まで知られていたものとは全く違うエネルギー獲得の戦略を持っているのでは、と予想しました」
  • 「不完全な」生物の生存戦略

  • 水素を周囲の微生物に渡しながら、自身のエネルギー合成の一部を肩代わりしてもらっている、というのだ。

     この共生関係のカギとしてMK-D1が持つに注目する。MK-D1はこの突起を使って周囲の微生物とからみ合い、物質の受け渡しを含めた相互作用を行なっているのではないか
  • MK-D1の発見が描く、生命進化の絵図

  • MK-D1からはこれまで真核生物だけが持っていると思われてきた遺伝子が複数見つかった。これらの発見はMK-D1が「古細菌の中でも真核生物に最も近い生物」であることを意味する。延さんは、MK-D1に関するこれらの発見を踏まえて私たちの祖先がたどった進化の歴史を、こう推測する。

     今から27億年前、地球では酸素濃度が劇的に上昇し始めた。酸素のない環境にいた当時の生物にとって、それは自らの生存を脅かす大きな変化だった。この時、酸素のない環境に住むことを選んだものがいた一方で、酸素を使うことでより効率良くエネルギーを合成するものも現れ始めた。

     そして、私たちヒトの祖先となる古細菌は、酸素を扱える微生物と共に、酸素がある新たな世界で生き延びる道を選んだ。

  • MK-D1が持つような突起を通して周囲の微生物と共生関係を築いた後、長い時間をかけてそれらと一体化し、最初の真核生物が誕生した。この微生物はのちに、エネルギー生産に特化した細胞小器官であるミトコンドリアに変化したと考えられている。
  • 我々の先祖にあたる古細菌は、酸素を利用する細菌と共生関係を築きながら、真核生物へと進化していったと考えられる。
  • 図1.一般的なウイルス・細菌・人の細胞の大きさと構造
  • 図1の上部画像
  • 図1の下部画像
  • *****************************

 その3 専門知識がないと理解できないところが多すぎる。掲載後、自己流に分かり易く理解する材料とする。

ja.wikipedia.org

www.afpbb.com

*******************************

*******************************

forbesjapan.com

 

Wの新型コロナのようなパンデミック(ペスト、スペイン=アメリカ発、風邪)に対する基本認識は、その時期の自由放任経済交流が頂点を迎え、資本(カネの流れ)、人流、物流の超過した頃、隆盛し繁栄に向かうバーバリズム地域(ベネチア、カンサス州、武漢において、発現する。

 中世ヨーロッパのペストパンデミックは東方貿易の隆盛とヨーロッパ貴族の放埓生活、下層民の貧困、不潔生活によって広まった。

 スペイン風邪の歴史的前提条件は産業資本主義の発展から資本蓄積急速進行によって金融寡頭制帝国主義に至り世界市場の再分割戦の勃発、出兵参戦、兵站によってヨーロッパ全土にひろまり、世界拡大した。

>ヨーロッパやアメリカから遠く離れた日本列島にスペンイン風邪が蔓延し20万人といわれる死者を出したのは、スペイン風邪パンデミックの最終局面、1920年アメリカ発、ヨーロッパ蔓延状況から2年後であった。

@歴史は螺旋階段状に繰り返す。

2021年東京オリンピック開催は日本列島原住民が自ら進んで大災難を招き寄せるトリガーとなるであろう。

五輪開催後日本が困っても世界は困らない。利用すべき対象である。

 

1964年東京五輪経済至上主義に直進する日本の象徴であれば

2021年東京、延期五輪その着地点として日本の経済発展の終わりの始まりになる。両者は表と裏の関係である。

@日本政治と日本国民は、2021年東京五輪開催を引き金に、東アジアにおける対中世界市場分離戦の前線に立たされますます狭隘な政治選択を迫られるであろう。

@金融寡頭グローバル資本制が生み出した偏狭排外層ザ、ブロックは欧米、日本に定着拡大し続けている。

イスラエル、コロナワクチン3回目接種へ 60歳以上 8月1日から

 

 

news.yahoo.co.jp

引用

エルサレム 29日 ロイター] - イスラエル60歳以上の市民に対し、新型コロナウイルスワクチンのブースター接種(追加接種)を開始する。地元メディアが29日報じた。世界で初の試みとなる。 8月1日から始まり、ワクチン2回目接種から5カ月以上が経っていることが条件になるという。 イスラエル世界に先駆けワクチン接種を展開し、これまでに人口930万人の約57%が接種を完了し、1日当たりの感染者数も数カ月前の時点で1桁台まで減少した。 

>しかし、感染力の強いデルタ変異株の流行で感染者数は再び増加に転じ、1日当たり2000人(日本の人口に換算すると1日当たり2万600人の感染者数。~日本の7月28日の感染者数、9,675人を超えている。」

jp.reuters.com

イスラエル関連情報を先に記す

引用

最近ではイスラエル屋内でのマスク着用と入国者の自主隔離義務を復活させた。」

イスラエルの保健当局は、現在新型コロナウイルス感染症入院している人の60%がワクチン接種者だと述べた。その大半は60歳以上で、基礎疾患がある傾向も見られた。」

「   <高い効果がもたらした皮肉>

ベングリオン大学のナダブ・ダビドビッチ公衆衛生学部長は「われわれが抱える全ての問題を一挙に解決する魔法の手段があるという幻想が常に存在する。新型コロナウイルスは、われわれに1つの教訓を与えてくれている」と語る。

>「最も有効性が高い部類に入るファイザー/ビオンテック製のワクチンでも、イスラエルではデルタ株の浸透によって過去1カ月の感染予防効果は41%にとどまったもようであることが、政府のデータからうかがえる。

>「ダビドビッチ氏は「自分の発症を防ぐ効果は非常に高い。ただし他人への感染を予防する効果は著しく低い」と説明した。」

      W。デルタ株の特徴

引用

中国で行われた調査では、デルタ株感染者が鼻孔に保有するウイルス量は従来株の場合の1000倍に上ることも分かった。ピーコック氏は「実際、(デルタ株感染者は)より多くのウイルスを飛散させ、だからこそ感染力が高くなる。これはまだ調査中の事案だ」

ウイルス研究者シェーン・クロッティ氏は、デルタ株の感染力は英国由来のアルファ株を50%上回ると指摘。「他のあらゆる株よりもずっと効率的に拡散するので、感染競争で他を圧倒している」と述べた。

ゲノミクス専門家エリック・トポル氏は、デルタ株の潜伏期間が相対的に短くウイルス粒子の数がはるかに多い点に触れた上で「それゆえに難敵になってしまう。ワクチン接種を終えた人は特に注意しなければならない」とくぎを刺した。」

        <高い効果がもたらした皮肉>

引用

非常に有効性が高いワクチンが開発されたことで、いったん接種すればもう新型コロナウイルスは大して怖くないという思いを多くの人に持たせてしまう結果になったのかもしれない。」

カルロス・デルリオ教授(医薬品・感染症)は、ワクチンが最初に開発された時点で感染を予防できると考えた人はおらず、目的は重症化と死亡を阻止することだったはずだが、実際の効果が大きく、以前の幾つかの変異株の感染も防いでしまったせいでかえって「われわれは甘やかされた」と嘆いた。」

>「米国では、デルタ株が着実に浸透したまさにそのタイミングで、ワクチン接種者も未接種者も屋内でのマスク着用をやめてしまっている。トポル氏は「ダブルパンチだ。最も手ごわいウイルスに直面している時に規制を緩めることが一番望ましくない」と訴えた。」

コロナウイルス感染 世界マップ。感染者数は氷山の一角。水面下に多数感染者が温床のように。人口10万当たりの感染者数など気休め、密もあれば疎もある。関西圏の実行再生者数は東京圏以上。各年代に感染するインド株で重要なのは年代別割合ではなく感染現場の実数増減。夜間滞留人口とは言いえて妙。

 

新型コロナ: 海外メディアは無観客や日本文化に注目 東京五輪開幕: 日本経済新聞

引用

【ニューヨーク=吉田圭織】←Wニューヨーク特派員は東京を訪れて記事を書いたのか、在ニューヨークで情報を集めて記事を書いたのか、わからない。

 

BBCは「リオ五輪のようなカーニバルも、ロンドン五輪のようにスカイダイビングする女王もいなく、世界が最大の試練に立ち向かうなかで開かれる大会だと思い知らされた」と報じた。「この大会はマスク着用やコロナの陽性検査、そして無観客などこれまでとは異なるが、オリンピックが世界最大のショーであることに変わりはない」と指摘した。

五輪の中止を呼びかける抗議デモについても報道が相次いだ。米公共ラジオ放送NPRは五輪開催について日本人の大半が「必要ではなく、危険な状況を作って国民に健康リスクをもたらすと感じている」と報じた。NYTは東京都が現在、コロナの感染拡大に伴い緊急事態宣言を発令中だと指摘。開会式のプログラムの合間に静けさが戻ると、会場の外に集まった抗議デモ参加者の声がスタジアムにも届いたと伝えた

           引用終わり

 

W。水が高いところから低いところに流れるのは自然の摂理。コロナ感染密地域⇒過疎地域にコロナ人獣共通感染症は人流によって移動する。

 >この感染症いったん増加傾向に転じると指数関数的な増加傾向を示すので、少数の感染者が多数に急激スプレンドする。

 >まして、日本当局は一貫して感染実態にリアルの迫る広域検査を拒んできたのだから、

公式発表の感染者数は氷山の一角。水面下に多数感染者が温床のように存在し打続けてきた。人口10万人当たりの感染者数などと云う数値の出し方は気休め以外の何物でもない。明らかに感染者密地域と感染者過疎地域がある。

一応公式発表における感染者数最大の、東京を例に挙げると一番リアルな感染状況を示す数値は23区別の感染者数である。その感染密地域から主として通勤電車網を通じて感染が広がっていく。コロナ温床地域と人流による感染拡大ということである東京の感染状況は典型的な海外からの人流の多さとその定着に起因していると思う。さらに人流過密が常に付きまとうサービス産業の対人口比の多さもコロナ感染の温床になっている、と思う。

区内の新型コロナウイルス感染者数の累計(東京都発表分)(7月28日更新)

引用

「 東京都では、令和2年4月1日より都民への一層の注意喚起を図るため区市町村ごとの感染者数を公表しています感染者の方の年齢やお住まいの地域などの情報は、人権尊重と個人情報保護の観点から公表いたしません。

      引用終わり

@東京に次ぐ感染拡大傾向を示す大阪では区別の感染者数が発表されていない。

風評被害を危惧してなどと云う理由がつけられているが、確かに差別問題には敏感にならなければならないが、区別の感染者数を公表しないことのマイナス要素もかなりある

 まず、きめ細かいコロナ対策のスルーの要因になる。

早い段階から当局の握っている区別の感染者傾向の数値は外部のリークしている。知っている人は知っている。知らない人はコロナ感染はテレビ情報上のもので、身近なものとして関知できない要因になっている。

当然にも、地方テレビの情報番組に毎日のように出演し、自らの失政を公表するどころか、それはなかったの如く振る舞い、感染に注意を喚起する地方首長の人気が刷り込まれる。明らかにテレビ情報番組という<世間>が作り出した情緒的人の気が政策の可否と別次元で政治戦力の浸透に寄与している。コレは今様ファシズム政治である。

 

 人流の輸送ルート(交通網)が「過剰に」密集していることが大阪のコロナ感染の温床なっている。

大阪市は必要以上の地下街、地下鉄網が多い。経済地盤沈下への対策なのか公共事業による都市再開発の方途が不要不急の地下鉄網の拡大や地下街増設に向かってきた

>地下から掘り起こした残土の持っていき場所が大阪湾埋め立て工事という循環サイクルを長年実行してきた。その場所がコロナ感染の物理的温床を提供する、と誰も考えられなかった。歴史的な商工業飽和地域を無理に再開発しようとすれば、最後の付けは住民に回ってくる。

>もっとも旧淀川大和川の水路が合流する河口平野部に開けた、江戸時代の大阪は、浚渫残土によって街がかさ上げされ、拡大してきた歴史からいえば、経済飽和状態の都市開発は一種の性なのか。後背地に恵まれない経済空間が狭隘化すれば海に向かうしかない。

 

中世ヨーロッパのペスト大流行開発されつくしたイタリア、ベネチアを中継する、東方貿易でヨーロッパ全土に広がった

このような角度から見ると差別云々とは違う見方ができるし、それが真実に近いと思う。

 

東京の感染者急増の後を追うように、というか、大阪の実効再生産数は現時点2021年7月28日、東京を上回っている。

     感染研ホームページより引用

「実効再生産数:全国的には、直近(7/4時点)で1.17と1を上回す水準が続いており。首都圏では1.17、関西圏では1.27となっている。」

     引用終わり

 

    感染研ホームページ引用 

新型コロナウイルス感染症の直近の感染状況等(2021年7月21日現在)  掲載日:2021年7月26日 

ホームページの作り方が素人。

引用

感染状況について

全国の新規感染者数は、報告日別では、増加が続き、直近の1週間では10万人あたり約18⇒W。10万人当たりは意味がない!今週先週比も上昇傾向が続いている。東京を中心とする首都圏だけでなく、関西圏をはじめ多くの地域で新規感染者数が増加傾向となっている重症者数、死亡者数は下げ止まりから横ばい

また、感染者に占める高齢者割合は引き続き低下傾向⇒W全世代伝播はインド株の特徴。感染現場でのリアル指標は実数の増減。

実効再生産数:
全国的には、直近(7/4時点)で1.17と1を上回す水準が続いており。首都圏では1.17、関西圏では1.27となっている。

感染状況の分析【地域の動向等】

 ※新規感染者数の数値は、報告日ベースの直近1週間合計の対人口10万人の値。

首都圏(1都3県)
東京では、新規感染者数は増加が続き、約59、今週先週比は上昇傾向で1.49と、急速な感染拡大が継続。20-40代が多く、65歳以上は実数では増加がみられるものの、割合は約4%まで低下⇒W。分母大。実数増加しても割合減。数字のトリックだ。
各年齢層に拡大する感染力の強さ、というインド株の特徴が出ている。
人工呼吸器W。酸素呼吸器装着、ICU入室は東京都基準では重症該当せずエクモ装着入室だけが重症患者)又は人工心肺を使用している重症者数は横ばいだが、入院者数や調整中の者は増加傾向であり、高流量の酸素投与が必要な患者も増加。
>感染者数がこのまま増加すると、入院療養等の調整の遅れや一般医療も含めた医療への負担が懸念される。一方で、埼玉、千葉、神奈川でも新規感染者数は20-30代中心に増加が続き、それぞれ約27、27、33。3県とも今週先週比の1以上が3週間以上継続し、埼玉で1.87、千葉、神奈川でも1.4弱で、感染者数が急速に増加。いずれも30代以下が約6割。重症病床使用率は概ね2割を切る水準が継続⇒W。重症基準が厳しく制限日本基準に換算すると重症病床使用率は約4割)
>東京では夜間滞留人口(W.この概念!初めて知った。飲食、イベント、ターゲットの間接的言い回し!)の減少が続いているが、前回の緊急事態措置の際と比べ、緩やかな減少となっている。一方、埼玉では夜間滞留人口の増加が継続。千葉、神奈川では横ばい。措置の強化からまだ1週間であり、東京を中心に少なくとも当面は感染が拡大することが強く懸念される。
W。夜間滞留人口!?
そこまでの認識を持っているならば、一掃すればいいのにできない。
なぜか?
有事法制を見ても解るように憲法が邪魔をしているからではない人気=選挙を気にしているからという浅薄さ。長期経済停滞による税収減で緊急事態に伴う特別要請に対しある程度の補償金が出せない、という財政事情もある。
それにしては五輪に気前よく3兆円投下。グローバル資本制下でケインズ的な有効需要喚起を目指したが、コロナ渦がなくても経済飽和の日本では無理。
安倍首相のアベノミクスの3本の矢の一つ、大型公共投資拡大は、ココに悲惨な結末を迎えた。
トドノツマリ、上に一部に権力とカネが集中する機会を作るだけに終わることは、パイの大きさが変わらないまま(付加価値増大のエンジンがない)なのだから、予めわかりきっていた。
 2021年五輪は、1964年東京五輪が表なら戦後日本経済成長神話にピリオドを打つ、裏側に位置づけられる記念碑となる(裏リンピック)。
64年五輪が東京の古い町の破壊と建設に象徴されるなら、2021年五輪は日本国民一部への物理的破壊に終わる。
 国家あって、その下に民の構図、中国とどこがどう違う?検証するのも必要。池上彰さんはおしゃべりな独裁と言い切っている。民主主義論古代アテナイより解き起こし王の政治から市民革命へ!論理的に展開するとそういう結論になる。
ソレと選挙と銭ゲバが一体化しているところが戦前との違い。五輪はヒエラルキーの更新と認証の絶対的な機会だ。冒頭の記事にあるような世界最大のイベントは表層の一部に過ぎない。
古代ローマ支配層貴族のローマ市民へのパンとサーカスの付与に現代五輪の原型を見る。そしてパンとサーカスに快楽を食んだローマ市民層は土地所有の集中により分解没落しローマは市民軍の戦闘能力をうしない、ゲルマン人傭兵に頼るようになった。その前にサーカスを演じた奴隷剣闘士、スパルタクスの反乱があった。
 2021年東京に集う選手たちは、ドッグショー品評会に連れ出された狗に例えたのは、もう2か月以上前の第4波緊急事態下だった。彼らにはやらなければならない理由があった。
ヒエラルキーは更新の機会を失うと無効化する。世界支配層にとって認証される機会でもある。
沖縄
新規感染者数は増加に転じ、約38。20-30代が中心。一方で、これまでの新規感染者の減少に伴い、病床使用率は低下傾向。重症病床使用率は厳しい状況が継続。夜間・昼間とも滞留人口が増加し、特に夜間滞留人口は緊急事態措置適用前の水準に戻りつつあり、感染の拡大が懸念される。⇒W。亜熱帯特有の習俗。夜間遅くの盛況がある。
関西圏
大阪では、新規感染者数は20代中心に増加が続き、約24。今週先週比の1以上が2週間継続し、上昇傾向で1.89。感染者数が急速に増加。入院者数は下げ止まりから増加傾向となっているが、重症者数は減少傾向が継続。重症病床使用率は12%程度で横ばい夜間滞留人口は増加が続いており、感染拡大が続くことが懸念される。
上記以外
まん延防止等重点措置が解除された北海道、愛知、福岡では、新規感染者数が再度増加傾向となり、それぞれ約12、7、10。いずれも、病床使用率、重症病床使用率は2割を切る水準が継続。北海道、愛知、福岡では夜間滞留人口の増加もみられ、特に、北海道、福岡で急激に増加。感染の拡大が懸念される。 その他の地域でも新規感染者数の増加が見られており、特に、石川、鳥取では15を超えて増加傾向が続いており、留意が必要。

変異株に関する分析

  • W。感染性が高い変異株が、この時点で21%ということは裏返すと、日本の密地域から疎地域に水の流れのように、全土感染拡大する余地があるということだ。
  • 五輪開催が人流増加加速のGO TOキャンペーンになるのか、まさかテレビの前ジッと五輪競技が釘付けできるほどワクワクさせるものでもあるまい。
  • コロナは外からやってきたしやってきている。コレが列島原住民の基本状況認識ではなかろうか。
  • B.1.617.2系統の変異株(デルタ株)は、クラスターが複数報告され、市中での感染も観察されている。スクリーニング検査での陽性率(機械的な試算)は、全国的には21%程度で上昇が続いている。⇒W.すぐできる高性能機器があるのにまだ使っていないのか?
  • B.1.1.7系統の変異株(アルファ株)よりも感染性が高いことが示唆されており、今後置き換わりが進むことが予測され、注視していく必要がある。
  • W,デルタ株蔓延の指数関数曲線はワクチン接種の進捗に関わらず、事前の東京都医療研究機関の指数とほぼ同じだった8月を迎えるころには公式感染者数3000人。その時はそういうモノか程度にしか思われなかったが実際今、その数値を接すると科学的人知最優先の政治でなければ、との感を強くする。でなければ多くの人が不幸になる。
  •  もっといえばフリーハンドの確保を常に心がける政治でなければ、2021年東京五輪開催のような狭隘な選択しか残されていない場面にぶち当たる。
  • 東日本大震災原発事故の後、五輪開催に進む政治の道は大間違いだった。逃げ道だったのだ。の政治の素顔は洗練されていない。熟成されてもいない。

今後の見通しと必要な対策

  • 直近の感染状況において医療機関福祉施設クラスターの割合は低している。一方で、職場・会食・学校・保育施設などを介した感染は継続しているため、これらの場における感染予防が重要となる。⇒W.あくまでも増加する分母に対する割合の数値を示しているだけで、医療機関福祉施設実数の増減をはっきり指摘しているわけではない。割合は所詮、数字上の一面的な情報(上から目線?)。感染現場での最重要数値は氷山の一角ではなくて本当の実数!
  •       ↓            ↓W。感染現場に寄り添えばこういう事実の指摘になる
  • 軽い風邪症状でも早期の受診と簡易キットも活用した検査を進めることが必要
  • また、家庭内での感染も多い。
  • W.ここまでセルフコントロールを要請しなければならない現時点と将来の感染状況で、
  • W。よくもまぁ~オリンピックなど開催できたものだと感心する!
  • W。水は高いところから低いところに流れる、は自然の摂理。コロナ感染も同じ。密から疎に伝播する。わざわざそのきっかけを作るなんて~~。流れに掉さすどころか、ポンプを設置して急流をこしらえているようなもの。
  •  まだ、まだ夏場だ。
  • コロナの生態は秋冬本番だ!
  • ワクチン接種先進地域でもコロナ感染はまだ猛威を振るっている。まして日本はワクチン接種のスタートラインに立つことさえ遅れている。五輪を直前にして職域接種企業接種などを進捗させた結果、行渡るべきところにワクチンが欠如し、この第5波を迎えている。おまけに五輪開催がコロナ渦後押し要因になっている。
  • W。結論。
  • 右翼が政権を長く握ると日本は駄目になってきた。コレが歴史の教訓。
  • なぜなんだろう?
  • イデオロギッシュになりすぎて状況認識が手前勝手になる、コレが日本の右翼思想の弱点だ。日本付加体列島から世界を見るのは、並大抵の努力ではダメ。日本の右翼思想はそれ自身のなかに世界を包含していない。
  • 庶民は何より東アジアの個々の歴史をリアルに知るべきだ。

 

W。急いでネット上のコロナパンデミック状況の分かり易い情報を探したが、コレしか見当たらなかった。 

W。資料①

vdata.nikkei.co

W。参考資料②

forbesjapan.com

引用

変異を続けるウイルス

ウイルスが時間の経過とともに変異するのは自然なことであり、毎年異なるインフルエンザワクチンが使用されているのは、そのためだ。新型コロナウイルス感染症(Covid-19)を引き起こすこのウイルス(SARS-CoV-2)も例外ではない。中国・武漢で最初に確認されたウイルスとは異なる変異株が、すでにいくつも確認されている。

南米で急速に感染が拡大している「ラムダ株」は、それ以前に確認された変異株よりさらに感染力が強く、免疫系への耐性が強まった可能性があるとされている。

南アフリカで最初に確認された「ベータ株」は、同国以外ではそれほど大きく感染を広げていなかったものの、最近になり、欧州で感染者が急速に増え始めている。

また、「ガンマ株」も感染力がさらに強まった可能性が高いとされている。米国内で感染者を増やしているとみられており、一部の地域では、デルタ株以上に多くの人が感染している可能性があると懸念されている。

ウイルスは、感染を広げる中でさらに変異を起こすものだ世界で最も早いペースで新規感染者が増加しているにもかかわらず、英政府が感染拡大の抑制を目的に実施していた行動規制をイングランドでほぼ全廃したことを、多くの科学者たちが危惧しているのはそのためだ。

英政府は、「高いワクチン接種率により、感染と重症化、死者発生の連鎖を断ち切ることができた」として、この方針を正当化している。だが、専門家らは、同国のこの新たな方針により、イングランドはワクチンの効果から逃れることができる別の変異株の培養地になる」と警戒している。」

     引用終わり

W。人気取り政治がグローバル資本制下で選挙民の関心を引いていることもコロナパンデミックの一つの要因。株式市場で生み出される架空資本が政治の真ん中に位置づけられると、世界を適度な低強度戦争状態にして、株価の乱高下により利ザヤを獲得することが望まれる。

高いワクチン接種率が実現できたとして、その効果がいつまで持続するのか、世界は知らない。

RNAウィルスの属性は変異。

またウィルスは広く速く世界に循環する。治まったと思ってもまた流行りだす。

コロナ渦で、オリンピックのような奇妙な、本質的に一部のモノだけのためにある寄合が強引にできるのに世界の政治家がどうして一堂に会して、ウィルス対策を話し合えないのだろうか?WHOという専門機関ではあまりにも手に余る病理現象である。

活動的的世代の無症状、軽症のままが普通で、スプレンダー化し、感染した老人が苦しむ、このパンデミックの構図が変わらない限り活動コロナ渦の惰性は続く。その間に人的物的ロスが続き、世界は変容する。

you tuber 漁師さん。東京オリンピック出場の選手よりもこちらの方々にひきつけられる。

twitter.com

>W。この漁師さんは語彙が豊富で定見が確立しているので共感する。こんな人たちが日本列島に一杯いたし、今もいる。しかし、列島の普通の漁港で漁師をやっていくのは大変だ。漁獲高が減ってしかも価格が低迷すれば、自然に左右され経費の掛かる個人事業主の生活は締め付けられる。このyou teber 漁師さんはその辺の事情を冒頭の動画の中で作業しながらふと漏らしている。

 究極的にいえば、商品価格は安価に平準化する。小規模事業主はやっていけない。

ただし適正な供給サイドの規模はどのくらいかが問題。農業と同じくカネを出せば外国から無尽蔵に輸入されるわけではない。人間にとって水と食料はインフラ中のインフラ!工業製品は食えないヨ。

 GO TO キャンペーンの寄って来るたところが解るような気になってくる。

一端、歴史趨勢的な歯車が上手くかみ合わなくなると、やることなすことに、大きな逆目が出てしまう。

 庶民は持ち場持ち場でそれぞれ、一所懸命。

しかし、合成の誤謬ってものもある。東京オリンピック出場の選手たちが懸命にやっている姿。TVで視聴し心動かされる人々。こうして時の過ぎゆくまま、不条理空間が日本付加体列島に染み渡たっていく。

 それでもこういった、所、業、そして携わるひとたちの労働と生活を大切にしたい。東京オリンピック出場の選手よりもこちらの方々にひきつけられる

    武士の発祥については諸説がある。

 1つは素朴に、海山川の生き物を捕まえ殺傷する。人間に対しても同じような次元で殺傷することを厭わない。そういう生業の人たちが地方にはいた。

もう一つは、都の軍事貴族が地方に命を受け下って、そのまま居ついて勢力を拡大した。この説は様々な歴史資料によって立証されており、今では定説となっている

 しかし、後者の人々も、地方で田畑を耕す人たちではなく、前者の様相を帯びた殺傷を厭わなかった人々だった。

 生業としての猟<師>はとっくの昔に潰えた。鉄砲所持が厳しく限定されたからだ(しかし山間地では必需品でアリ容認されていた~秩父困民党騒乱など明治維新政府に立ち向かった人々~~)。

 武士は近代化と共に、武装解除され、一部は天皇制貴族になり、戦争を主導し米軍事力による敗戦とともにその特権をはく奪され、米軍支配の道具となり下がっていが(IOCヨーロッパ残存「貴族」も同じ)、漁<師>だけが、古典的な生業として貴重にも現存している!

付加体日本列島原住民の古典的実存を継承する職業。それが海(湖)に漁場を求める<師>たちである。

          ↓           ↓

Wにはアッ!ナルホド、と合点する動画。

外の肉体労働で簡単肉体労働でない限りロープワークは今でも大切。一般の人も覚えておいて損はないが、今ではこうした本当の手先と頭脳のルーティーンの機会がない。

 

>警戒船の存在理由が初めてネット上で明かになった。この漁師さんのセンスである。

>そう言えば、なんでこの場に来ている警戒船?その役割は?と見かけるたびに思った。多分、海釣りの趣味の方は番度、警戒船の存在を目にしたことがあると思う。

>アレは漁師さんたちのアルバイトだったのだ。政府の減反政策の極少版みたいなものだ。日当、2万円弱。労働時間は、8Hではない。出船から5Hぐらいか。

自民党長期政権の実態を目の当たりに見るような思いがするが

@日本の戦略的方向性、とその中での政策の在り様の問題である。

www.youtube.com

www.youtube.com

******************************************************************************

www.youtube.com

   ↓                 ↓

www.youtube.com

******************************************************************************

www.youtube.com

              ↓                ↓

www.youtube.com

******************************************************************************

www.youtube.com

W。漁業資源枯渇の原因の漁法、底引き網業法の変形だな。名付けて戦車網漁法

取りすぎないように制限が加えられている。その1。底引き網を引く漁船のスピード制限はスクリューの大きさを制限する。時速10キロ程度、自転車をゆっくり漕ぐぐらいの速度。その2。魚が入ってくる入り口、縦20センチ。横幅は船腹。そこモノの魚や高級食材ワタリガニなどが採れる。@ゆっくりとしか引けないのでタイなど泳ぎの速い魚はとれない。

www.youtube.com

    ↓            ↓

www.youtube.com

**************************************

**************************************

W。参考資料

 

www.youtube.com

 

www.youtube.com

 ***************************************

***************************************

www.youtube.com

多分、ココで言われている動画は日本系漁師動画では視聴回数の最大の動画で、最初にお目にかかったが、何回か視聴するうちに底が知れた。ま、云うならば昔のロックンロール調のノリでyou tube漁師動画をアップしている。一言でいって手法が古い!

業界人の助けもあるようだ。作演出の主導権を握っているのが業界人で主演ががその若い漁師登録者数40万人からしてすでに漁師を止めてもいいほどの収入がある仮想漁師だが、私小説は最後にネタに詰まるYOU TUBE私小説その窮地を救い展開するのがプロ動画師。その辺が丸見えでは興が冷める。

 ヅラとスタイルがなければ、ただのバカボンロックンローラーとしても底が浅い。

>ただハッキリしていることは彼は絶対に東京五輪の小山田某とは違う。謙虚である。弱い者に対する優しい眼差しもある。漁師としての職業規範もある職人には絶対的規範がある。

>YOU TUBEにはできないんだよ。客観情報を伝えながらのエンタメが。機材無し、人なし、時間なしで。

>だったら、私小説の極みのようなyou tubeや、TV番組の焼き直しのモノが最高峰となる。

 

汗水たらした仕事のリアル現場からは、ムッソリーニヒットラー、橋下某は生まれない。扇動された大衆の一人であるだけだ。

お笑い2021年東京五輪。古今亭志ん朝、落語をふと聴きたくなる心境になったとき、デーブスペクターさんのジョーク。不条理にウィット、ジョーク、お笑い、伊達や酔狂。

wacwac (@wacwac05690282) | Twitter

 

東京五輪選手村が手狭…日光江戸村を宿舎に利用? デーブ・スペクターさんの怪情報に反応続々 「志摩スペイン村も参戦」「バッハ会長は東京ドイツ村へ」(中日スポーツ)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース

Amonavis

 |  

デーブさんはどうも埼玉、千葉、北関東に土地勘があるみたい。どちらの県の出身なんでしょうか?

gak*****

 |  

「バッハ会長は東京ドイツ村(千葉県袖ケ浦市)へ。『ココは千葉デハナイデスカ?』とセイコ・ハシモトへクレームをつけたそうです」

日本と中国の区別もつかないんだから、
千葉かどうかなんて絶対わからない。

cou*****

 |  

昨日の虚構新聞、「開会式が演出変更で間に合わないので、今回は閉会式から行う事となった」という記事に大笑い。

jon*****

 |  

速報!デーブが五輪騒ぎとコロナを避ける為、故郷上尾市に帰省との目撃情報

***************************************

 

デーブ・スペクターさん「五輪開会式の悲劇→マルナゲドン」に続々反応「サルマネドン」「アキラメロン」(中日スポーツ) - Yahoo!ニュース

今年5月、国際オリンピック委員会(IOC)のパウンド委員(カナダ)が東京五輪開催について、「予見できないアルマゲドンでもない限り実施できる」と発言。それを意識してか、最近の不祥事続きの組織委を皮肉るツイートに、ツイッター内はまるで大喜利状態に。

 映像プロデューサーのデーブ・スペクターさんが23日午後、東京五輪開会式を前にツイッターを更新し、「五輪開会式の悲劇→マルナゲドン」と書き込んだ。

 

「五輪の新しい競技→丸投げ」「まだ五輪反対派のデーブへ→アキラメロン」など、ボケ・ツッコミ合戦?は止まらなかった。

the*****

 |  

これからは選手が主役。一旦おちょくるのはやめて欲しい

*********************************** 

デーブ・スペクターさん「開会式だけ2022年に延期」提案にフォロワー「過去に問題あった人増えるだけ」(中日スポーツ) - Yahoo!ニュース

デーブ・スペクターさんが22日、自身のツイッターを更新。東京五輪開会式前日にもかかわらず、演出家らの「辞任・解任ドミノ」に歯止めのかからないドタバタぶりを皮肉る投稿を連発した。

デーブ・スペクターさんは「五輪の新しい競技→踏んだり蹴ったり」とバッサリ。さらに「【速報】開会式だけ2022年に延期」などとジョークを交えて投稿した。  これに対し、フォロワーからは「開会式だけ2022年に延期したら、かえって過去に問題があった人が増えるだけ」「いろんな問題が発覚しないように閉会式も今のうちにやっといたらどうですか」「まさに、奇々開会(怪々)」などと、さらに皮肉る返信が相次いだ。

***************************************

復興五輪じゃなかったの? 福島なのにTOKYOのロゴばかり… 「一番目立つところにFukushimaと大きく掲げるべき」とデーブ・スペクターさん(中日スポーツ)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース

デーブ・スペクターさんが22日、自身のツイッターを更新。「五輪福島会場でTOKYO2020というロゴばかり目立つのですが、仮にも復興五輪というなら、一番目立つところにFukushimaと大きく掲げるべき」とオチなしのマジツイート。フォロワーからは「このツイートを政府関係者や組織委員会に突き付けてやりたい」との声も上がった。  ソフトボールと野球の会場となっている福島市の福島県営あづま球場には、デーブさん指摘の通りフェンスやバッターボックスの周囲などに「TOKYO2020」の文字があふれている。  フォロワーはデーブさんがにじませた強い皮肉に「『いけねっ、オチはありません』と記載するの忘れちゃった。と代弁しとくか」と言う声が上がった。

おきのどくですが、復興五輪というよりも不幸五輪になりました」「笑い抜きだと良いこと言うなぁ」など言いたい放題で答えた。

******************************************************************************

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

W。47落語、総集編。

酢豆腐 堀之内 船徳 富久 寝床 愛宕山 芝浜 品川心中

その他、

www.youtube.com

 

www.youtube.com

 

2009-09-26反俗日記再録。子供の頃、先生に引率されて東京オリンピックの記録映画を見ました。

2021年7月23日(金)W。持論、現代のオリンピックは1960年ローマ大会で終わっている。今の記事は持論を子供の頃の五輪映画鑑賞まで遡ったものである。
 
地方の中核都市の大きな体育館の巨大スクリーンに映し出された映像は故市川昆監督の作だったが、子供心にも面白くなかった。
なぜかその前のローマオリンピックの記録映画を見ていたから比較していたのかもしれない。記憶は定かではないが、前編でローマが上映され後編で東京が上映されて比較対象できたのかもしれない。
 ローマオリンピックの記録映画の撮り方は主役の西ドイツのアルミン、ハリーという白人の100mのドイツの金メダリスト候補を主人公にし、他方で記録映画的要素を同時進行させた映画だった。
 主人公のハリーは当時としては最高タイムの10、0秒で見事本番で優勝する。多分白人の100Mランナーとしては最後のゴールドメダリストでなかったか。コースは今のような人口のものでなく文字どうりのアンツーカーだった。
 また古代ローマ時代もコロッセムを背景にマラソンのアジス、アベベが裸足で精悍な表情を崩さず圧倒的な強さで淡々とゴールする姿をオリンピックのフィナーレに持ってきた演出も見事だった。
***************************************
     2021年7月23日(金)W参考資料追加
 Wアベベ選手についてのネット上にアップされている情報で一番詳しいのかコレ。
生い立ち、ローマ大会、東京大会連続優勝や、メキシコ大会出場途中棄権、その後交通事故による半身不随など、その後の人生が記述されている。
アベベのローマ大会優勝がアフリカ勢初の金メダル、だという事実もこの記事で知った。マラソン長距離走における高地トレーニングの威力はまだこの時期、世界は知らなかった。
 
ローマ大会で裸足でゴールしたが(スタジアムではなく、古代ローマ遺跡のコロセウムの前の車道にゴールは設けられていた)スタート地点から20キロまでシューズを履いていたが途中で脱いだ、などと云う情報もあるが、この記事を読めば最初から裸足だったと。bushoojapan.com
W。この情報を載せなければ反俗日記ではない。
参考資料①

kotobank.jp

参考資料②

一部引用

<車椅子の生活>

その後は障害者スポーツの選手として活躍する道を選びました。事故から4ヵ月後に行われたイギリス、ストーク・マンデビルパラリンピックに彼はアーチェリーと車椅子競争の二種目に出場しています。(パラリンピックは1948年ロンドン・オリンピックの際、ロンドンのストーク・マンデビル病院で行われたのが最初とされています。実は、それは第二次世界大戦で障害者になった兵士たちのためのスポーツ大会がきっかけでした)
 その後、彼は1971年にノルウェーで行われた犬ぞりレースにも出場し、なんと優勝しています。
 1972年ミュンヘン・オリンピックにゲストとして招待された彼はマモの銅メダル獲得を喜びながらも、自らの境遇がかえってつらく感じられ、落ち込んだ様子だったといいます。そんな精神的なストレスと長旅の疲れのせいか、帰国後彼は急に事故の後遺症に悩まされるようになります。腕のケイレンや頭痛に苦しみ出した彼は、その後入退院を繰り返すようになり、1973年10月25日静かにこの世を去りました。

 

http://zip2000.server-shared.com/abebe.htm

引用

<混乱の国エチオピア>W混乱とは思わないが。

彼の死後、数ヶ月たった1974年2月エチオピアでは社会主義革命が起きます。皇帝ハイレ・セラシエによる独裁体制は国民生活を改善するどころか、かえって悪化させたため、国民の反発をかい、彼はその帝位を奪われました。その後、彼は国外に追放されたとされていましたが、その行き先はわからないままになりました。その居所がわかったのは、1992年のことです。その年、今度は社会主義体制が崩壊、その際ハイレ・セラシエの遺体が宮殿内で発見されたのです。彼は革命の際、その場ですぐに処刑されていたのでした。
 かつてアベベの後継者としてメキシコ・オリンピックで金メダルを獲得したマモは、1992年に誕生した新政権のもと軍人時代に無実の市民を処刑した罪で逮捕され、9年の獄中生活を強いられました。その後、長い獄中生活の後、彼は病に冒され、釈放はされるものの、すぐにこの世を去ってしまいました。」

        一部引用終わり

ロシア、ツアーリ一家の最期の様子を記した資料がソ連邦崩壊のころ発見され分厚い書籍の一部に載っている。皇帝一家と主要な一族はシベリア送りの列車に乗せられ、途中下車して大きな家屋に写真撮影の名目で集められ、一斉機銃掃射により絶命した。

イングリッド、バーグマン(ユルブリンナー)のアナスタシア妃の映画は何度見てもスリリング、ブリリアントではあるが王妃は無慈悲に射殺されていた。

www.youtube.com

************************************
    本文に戻る
 対して市川昆監督の東京オリンピックはテーマが拡散し、物語性もなければ記録性もない、中途半端な前衛的作品に終わっていたように思う。子供心にも感動が得られなかった。作品に対する肯定的評価は少なかった。当時は映画評論の世界もうるさ型というか、確たる自分の視点を持つ評論家が数多くいた。
 東京オリンピックのハイライトは何といっても東洋の魔女と言われた鬼の大松監督率いる日紡貝塚を中心とした全日本女子バレーの大活躍だろう。彼女らは猛練習で回転レシーブ、時間差攻撃という現在では当たり前になっている攻守を得意としていた。パワーと高さのソ連との優勝決定戦はまさに技と鍛錬が世界を制するの図だった。
 市川監督はローマ的演出から行けば彼女らを主人公にすれば良かったが、当時は前衛映画の最盛期で映画芸術を目指す監督はみんな前衛足らんとしてわけのわからない作品を撮っていた。またそんな作品が評論家の高い評価を得ていし、何より評判から客が映画館に詰めかけた。
 筆者も高校生の時代、街一番の高級映画館でわけのわからんギリシャ映画を見た記憶がある。友達に映画好きがいて連れて行かれたが最初から最後まで何のことか理解できなかったが、分からないというのが特別な意味を持つ時代であった。風俗小説というジャンルが一時あったように風俗映画とでもいうべきものだったのだろうか。フランスのゴダール、イタリアのトリフォーも今の時点から見直すとこの種に連なるものであろう。

 さて横道にそれたが石原都知事が再度、東京にオリンピックを招請したいと空しい悪あがきをしているようである。100%無理なことに賛同するミノモンタさんは石原さんのすぐ隣で頑張るぞーとばかり拳を振り上げている。
 ちょうどこんな光景は大阪オリンピック招致活動で展開されていました。
 桂三枝師匠は何を血迷ったのか絶対無理な大阪オリンピックに向け空しいパフォーマンスを繰り広げていました。
三枝落語の才能を評価する者として違和感を覚えたが、大阪オリンピックなるものには断固として反対であった。
 あり得ない。市内でホームレスの方々が数千人も野宿されている。この状況への対応が遅れたままのオリンピックなど。また会場アクセスも整備されていなかった。結果、招致活動途中で無理とわかっていながら招致活動に五十億ものカネをつきこんだ挙句、落選。カネは文字どうり溝に捨てられた。もっとも活動費を猫ババしたセコイこっは役人がのちに逮捕されたのは大阪らしいが。

 オリンピック東京招致活動の現状をみると失敗した大阪と瓜二つだ。一部の利害関係者だけが盛り上がっているが足元に反対者多し。主導者の政治的基盤は揺らいでいる。全国的盛り上がりは皆無に等しい。ほぼ確定的な候補地が存在する。必要条件と十分条件がオリンピック、NOを突きつけているのに一点突破、全面展開風に主導者と取り巻きだけが力を空しく入れている。

 大阪は50億をどぶに捨てた。緊急にカネが必要なところにカネを回さずに。
 東京も同じではないのか。もっと多くのカネが使われていると思う。

 本当に不思議でならないのは首長になったら巨大開発方面にだけ財布の紐が緩んでいくこと。
 その代わりと言っては何だが必要なところにけちけちする。

 勘違いしている人間しか首長になれないのか首長になって環境に変身させられるのか?

 WACWAC (id:redtigerkun) 

水は高いところから低いところに流れる、は自然の摂理だが、無理が通れば道理が引っ込む!開催国国民へのスプレンダーは選手団よりもバブル外の行動の自由がある「オリンピックファミリー」。①IOC委員など3千人余、②各国オリンピック委員会の関係者1万4800人余③スポンサー企業や代理店とその関係者も「ファミリー」。彼らは一般観客を締め出したスタジアムでゆったりと、文字通りのVIP待遇で観戦する。

W。インド株が流行りだした頃の東京都、医療研究機関の想定した感染者数グラフとほぼ同じ数値。反俗日記で掲載済み。

当時の感染者数は、大阪が下火になり東京だけが突出していたが、それでも500人未満だったように思う。

 このような指数感染的な数値予想が的中するのは、公表されている感染者数が氷山の一角にすぎず、市中には膨大な感染者が埋もれており、それらは制御不能状態にあり、独自の感染不明経路を伝って増殖しているからだ。従って、氷山の見えている部分の大きさを見ると可視化できない下の部分の大きさや、今後の拡大具合のおおよその想定ができる。

 五輪開催直前に1800人台の感染者数なので開催を圧倒的な契機とする(火に油を注ぐ~もっとも油の量は想定できないが~)、コロナ感染密地域から⇒コロナウィルス過疎地域日本列島住民への各種のコロナウィルスの、水が高いところから低いところに流れるがごとき自然現象的感染拡大は避けられない。第二次世界戦争中のアメリカtカンサス州、軍事基地の1兵士の感染から始まったスペンイン風邪は,

スペインかぜ - Wikipedia

第1波 (1918年3月–) 第一次世界大戦1914年7月28日から、~~ロシア革命17年11月。ドイツ革命18年ドイツ皇帝追放~~1918年11月11日。

「スペインかぜの第1波は、比較的穏やかな波であった。」

 ↓約1,5年後 コロナパンデミック発生から1,5年以上経過

第2波 (1918年8月–)

「1918年8月の後半、変異により毒性の高まったウイルスの流行コロナイギリス変異株、インド変異株 ワクチン開発接種進

W。1917年、米軍の欧州戦線参戦と兵站によって、一進一退の激烈な地上戦を展開するヨーロッパに広まり、約2年の歳月をかけて地球を一周した。

スペインかぜの第2波は通常のインフルエンザに類似していた第1波とは異なり、健康な25–35歳の若年者層において非常に高い致死性を示し、死亡者数も大幅に増加した。

第3波 (1919年1月–)

感染を逃れていたオーストラリア大陸パンデミック。もう1度アメリカ、ヨーロッパに感染拡大。

第3波は欧米では1919年の夏(北半球)までに収束したが

@その後はチリやペルーなど南半球の国々や日本に遅れて到達し、

@@日本は1920年1月から2月にかけて第3波に襲われた。⇒スペイン風邪は東アジア東端日本列島に、遅れて上陸した。

コロナも同じ!世界の端に位置する日本列島は、感染過疎地域だったが、東京五輪開催を梃にインド変異株が列島住民の間に充満。コロナウィルスの感染拡大パターンは風邪症状と同じく秋冬最大値となるので、公式発表、感染者数は過去最大となるだろう。

W。コロナパンデミックの発生源は中国武漢アメリカ、ヨーロッパ中央(イギリス変異株~デンマークの養殖ミンク感染で変異⇒イギリス大流行)、

その後、南米南アフリカ(ブラジル変異株、南アフリカ変異株)⇒インド変異株へ。

結局、今回のコロナパンデミック日本列島本格到来の契機となる東京五輪開催は、IOCの利権構造云々よりも日本主体に考えると、来年の北京冬季五輪開催を見据えた日本政治支配層の対中対抗的な政治思惑が優先された結果、とみる。開催を断る機会はあったが、日本の主流的な政治支配層のイデオロギッシュな思惑の優先=欧米支配層の対中世界市場分割戦に列島住民の命と健康を犠牲に同調することであった

 この五輪強行から北京冬季五輪開催への新疆ウィグルや香港人権弾圧を口実とする選手団派遣中止をちらつかせた揺さぶりへの予想される政治過程は、

>日本及び日本国民を東アジアにおける対中市場分割戦での最前線に立たせる道でアリ、欧米はその後ろの管制高地を獲得し利害と打算のフリーハンドを獲得することに結果する。

news.yahoo.co.jp

配信

news.yahoo.co.jp

 

オリンピックファミリーをよく乗せるタクシー運転手「勝手にやってろ、ですよ」(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース

W。具体的な感染対策の抜け穴は、TVや新聞などのは載らない。知ってるのは現場の方たち。その声を聴く。バブル被膜に包まれた選手村より危ないところがある。駄々洩れだ。反俗日記がかねてより指摘の世界支配層のヒエラルキーの更新、支配の認証のための五輪になっている。選手はジャパンケンネルクラブ、ドッグショーの狗的存在になり下がっている。無観客開催に前回記事の挙げたBBC放送出演の選手はいった。「長年努力した結果が認められる場が欲しかった。観客の有無は正直関係ない

 

引用 手短編集の都合上、割愛、前後の並び替え、がある。

「なんだか偉い人が見るためだけのオリンピックになっちゃいましたね」

 東京五輪の開幕が近づくにつれ、「オリンピックファミリー」という言葉がニュースにたびたびのぼるようになった。当初はオリンピック運動を推進し、関係する組織団体など全体を指す言葉だったらしい「オリンピックファミリー」だが、今では国際オリンピック委員会IOC)の特権をふるう役員たちや、協賛するスポンサーたちのことと受け取られている。

* * * 「オリンピックファミリー、最近よく乗せますよ」  4度目の緊急事態宣言が決まった雨の東京、神田駅近く、個人タクシーを拾いしばし雑談。初老の運転手がオリンピックファミリーを何度も乗せたと語る。 「昨日の夜は外人さんを2人、六本木ですね。あと銀座に1人」  オリンピックファミリー、こうして聞くとなんだかマフィアとか秘密結社みたいだが、そもそも自分たちで名乗ったのだから凄い。

さすがに選手ではないと思うし、彼らはむやみに都内を徘徊してはいないだろう(と信じたい)。乗せたのはオリンピックファミリーの中でも大会関係者、もしくは来日したスポンサー企業の関係者かもしれない。IOCは役員、選手や大会関係者で構成されるオリンピックファミリーにスポンサーも入ると明言している

*************末尾記事参照。

東京五輪開会式」財界首脳とスポンサー企業が軒並み欠席! トヨタ社長が「ダメ出し」した理由を直撃した

*************************

 引用文に戻る

「世界各国から続々とオリンピックファミリーと呼ばれる選手やIOC委員などの大会関係者とスポンサー関係者、関連招待客が日本に押し寄せている。とくにスポンサーはIOCにとって絶対的存在、日本もVIP待遇で入国させているが、その中でもコカ・コーラAirbnb、アリババ、アトス、ブリヂストンダウ・ケミカル、GE、インテル、オメガ、パナソニック、P&G、サムスントヨタ、VISAのワールドワイドオリンピックパートナーは数百億とも言われる協賛金を出している。この下のクラスの各パートナー企業と違い日本人に馴染みのない会社もあるが、各社とも世界的な大企業で莫大な資金を提供している。IOCは是が非でも来日させたいし、彼らにオリンピック競技をVIP待遇で観戦してもらいたいのだ。

「そりゃそんだけお金出してくれてるんですから、見せてあげたくもなりますよね。私だって長距離のお客さんは嬉しいしね」

  

      街中に繰り出す外国人

 

「正直に言えば怖いですけどね、だって日本よりコロナ凄い国もいっぱいあるでしょう。私も1回目のワクチンは打ってますけど、本当に安心かなんてわかりませんからね」

オリンピックファミリーはA)斑。W⇒プレミアム組 3日間の待機期間という「別枠」で自由に移動できる。IOCのコーツ調整委員長もバッハ会長も特例で来日した。一応、行動計画の提出というエクスキューズはあるが、B)斑。その他オリンピックファミリーやスポンサーに関してはホテルで14日間の待機期間となっていても、レストランやコンビニへは行っても構わないとなっている。レストランは個室が条件だが、そんなもの誰がチェックするというのか⇒W一応、指定のホテルのロビーに監視員一人を置くことになっているがアリバイ何もしていない!選手村すら複数人での会食と感染を防げなかったのに「意味ないですよね。私もたくさん乗せましたけど、タクシー使えばあちこち行けるし、タクシーで繁華街のコンビニ行ったっていいんですから」

五輪関係者の感染情報 東京都“詳細把握できず” 組織委と調整 | オリンピック・パラリンピック 大会運営 | NHKニュース

引用

東京オリンピックの選手や関係者の感染が相次ぐ中、大会組織委員会は、検査で陽性が判明した場合、人数や属性などを発表しています。

一方、都は、都内で感染が確認された人数などを毎日発表していますが、大会関係者が何人含まれるのか、正確に把握できていないということです。

理由として都は、感染が確認された大会関係者の名前や年齢、性別、それにどこで確認されたかなどの詳しい情報の提供を組織委員会から受けていないためだとしています。

都は19日、都内で感染が確認された727人の中に「大会関係者が2人含まれる」と発表しましたが、これは医療機関から届いた情報の中に「大会関係者」と書かれていて、組織委員会が発表した情報と照らし合わせた結果感染が確認された日付や選手団なのかどうかが一致したため、大会関係者だと推測したということです。

都は「詳しい情報を提供してもらえないか、組織委員会と調整している。」

          引用終わり

W.調べた結果、オリンピックファミリーは選手団のように頻繁なPCR検査をするとルールのどこにも書いていない。出入国時の合計2回のPCR検査でOK。その他のファミリーのホテルで14日間の待機期間はプロ野球外国人選手と同じ扱い。野球選手はコミッシュナーの検査基準に沿って定期的にPCR検査を受ける。

>その他ファミリーは滞在期間中の検査は免除。

引用に戻る

来日スポンサー企業の民間人など、オリンピックで来日した待機期間中の外国人とは誰もわからない。在日外国人との区別なんかつかない。それなのに、本来なら待機期間であるはずの来日外国人がオリンピックファミリーだからという「別枠」で街中に繰り出している。大会中はもっと増える。」⇒W.14日間のホテル待機も有名無実なのか?

この「オリンピックファミリー」IOC委員など3千人余、各国オリンピック委員会の関係者1万4800人余を指すが、

IOCによって実質的にIOC委員など3千人余、

①各国オリンピック委員会の関係者1万4800人余。

③スポンサー企業や代理店とその関係者も「ファミリー」

1都3県は完全無観客となるが、彼らオリンピックファミリーは一般観客を締め出したスタジアムでゆったりと、文字通りのVIP待遇で観戦する。

以前、吉祥寺で取材した飲食店の店主は「他人のメダルなんてどうでもいいよ」と言っていた。

感動、興奮、メダル何個と大騒ぎ、国威発揚オリンピック大好きの日本人だったはずなのに。一般国民は自国開催なのに観客席には入れてもらえないどころか「オリンピックファミリー」にも入れてもらえない。つまりオリンピックにとって日本の一般国民なんて赤の他人だったということか。 「でも終電延長なくなったのはいいですね、稼げそうです」  なるほど運転手さんにしてみればそっちが重要、オリンピック大会期間中の7月21日から8月8日まで、JRと私鉄各社は深夜2時ごろまでの終電延長を決めたが、4度目の緊急事態宣言と1都3県の一律無観客決定で取りやめになった。

偉い人が見るためだけの五輪

  ↓ W。偉いヒトも止めたのか?アメリカ体操選手団は選手村から出ていった。

  ↓五輪開催は感染拡大の加速要因であるのは自明の理。

  ↓五輪がなくてもインド株による第5波、発生が想定されていた。 

     7月21日(水)20:00配信

article.yahoo.co.jp

トヨタ「いろいろなことが理解されない五輪になった」

 

スポンサー企業「そこら中に『地雷』がある」

主催者側から十分な説明や相談がなかったことで『亀裂』が生じた。上層部からは『すべての決断が遅い。情報を報道で知ることも多かった。スポンサーって何なのだ』という不満の声も上がっている。主催者側に振り回されてきたという思いは多くのスポンサー企業が感じている」

さらに産経新聞は、こう指摘する。

「特に五輪開催に対して国民の厳しい目が向けられる中、企業が露出すること自体がリスクとなっており、関係者からは『そこら中に〈地雷〉がある』との声も上がる」

『沈む船から逃げた』『常識的な判断』『企業として当然だ』

『今大会でのスポンサーはメリットがまったくないといっても過言ではない』と強調。企業がPR計画を縮小する動きには『五輪に近づくと社名に傷が付くと感じ取り、うまく距離を取る企業が増えそうだ』と述べた」

パナソニック、P&G、NTT、NECリクルートパソナも...

日本郵政は人流抑制の観点から出席を見送ったことを明らかにしています。このほか、リクルートホールディングスパソナグループ、JR東日本など、スポンサー企業では経営幹部の出席を見送る動きが広がっています」

豊田社長も開会式では「不要の人」

大会運営にどうしても必要不可欠な人ならともかく、それ以外の不要な人が開会式に出ることは避けなければなりません」

――ということは、豊田社長も開会式では「不要な人」だという意味ですか。

広報担当者「ただ、見るだけなら必要不可欠な人ではないでしょう」

広報担当者「世の中の風潮として歓迎されない大会になっています。選手に対してまで色々なプレッシャーがかかり、肩身の狭い思いをして、競技に集中できない人も出ております。選手を応援する立場の我々としては、とても残念な大会になってしまいました」

――長田准氏は「もともとトヨタは、オリンピックのスポンサーになった時から、(商品宣伝などの)プロモーションのメリットを考えていない」と言っていましたが、どういうことですか。

――豊田社長が欠席を表明して以降、多くのスポンサー企業や経済団体トップが、雪崩を打って欠席を表明していますが、どう思いますか。

広報担当者「それはコメントしかねます。とにかく選手たちに頑張ってほしいと願うだけです」

櫻田代表幹事「無観客を主張した私が出るわけにいかない」

さらに、日本商工会議所の広報担当者を取材した。

――三村明夫会頭が開会式を欠席する理由はなんでしょうか。今年2月の会見では、「(ワクチン接種が進むし)最後の最後まで開催に希望を持ちながら準備を進める」と語っていましたが。

広報担当者「日本商工会議所は(東京五輪の)招致団体ではあるのですが...。(欠席は)本人の意向ということです

                      引用終わり

************************************************************************

W。下記掲載は東京五輪開幕を明日に控えた現時点でのコロナ感染状況、その対策、そしてパンデミック下の五輪に対する「総括」的文章として保存しておくことにした。五輪終了後の反俗日記のこの分野での探究のたたき台にもなる。

news.yahoo.co.jp

    ■6月20日の緊急事態宣言解除による「人災」ではないか

引用

 いったい6月20日の緊急事態宣言解除は何だったのだろうか。あの時点では多くの人たちが再び感染拡大が起きることを懸念、まん延防止等重点措置に「緩める」ことに違和感を抱いていた。それでも政府は解除を決め、専門家もそれを追認した。明らかにその結果が開会式を前にした感染拡大である。政府の政策の失敗の結果だと言っていいだろう。あるいは「人災」と言えるかもしれない。  なぜあの時点で解除に踏み切ったか。病床に余裕があるということを理由にしていたが、感染が終息に向かっているというエビデンス(証拠)はなく、再拡大が懸念された。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は1000人超えを「残念ながら想定内」だと発言しているが、想定内だったのならば、なぜ解除を認めたのか専門家としての姿勢が問われる。

     ■「解除」によって「中止の声」を封じ込めた

W.緊急事態宣言解除⇒蔓延防止法への以降によって、感染はこのまま横ばいになるのかしら、という世論の願望が生れオリンピック忌避感は薄れという理屈。

 

 こうした淡い非科学的願望の生れる根拠に発表されてる感染者数は氷山の一角に過ぎないという、根本認識の欠如がある。民主の欠如!その意味で、政府と当局の初期から一貫するPCR検査徹底抑制の戦略は、国民の対コロナ感染状況への基本認識を奪う性質を持っていた。

引用

6月20日の段階になっても多くの国民が「オリンピックはできるのか」と疑問を感じ、世論調査でも「中止すべき」という声が多数を占めていた。これに対して政府は緊急事態宣言を解除し、定員の50%か5000人の少ない方という観客上限を設けてスポーツやイベントなどを認めることで、オリンピック開催に道を開いた。その段階で菅首相は「無観客」も考えると明言していたので、この解除によって最悪でも無観客開催ができる状態に政府がもって行ったわけだ。つまり、6月20日に解除しなければ、国民の間から「中止」の声が強まっていた可能性があったのを、「解除」によって封じ込めたとみていいだろう。W。??

その段階で菅義偉首相は「賭け」に出ていた。ワクチン接種が進めば、感染者が減り、開会式までに状況が一変するのではないか。まさに「ゲーム・チェンジャー」としてワクチンに賭けたわけだ。自衛隊による大規模接種会場の設置や、企業による職域接種の開始で、ワクチン接種は一気に進むかに見えた。内閣支持率もやや持ち直す気配が見えていた。ところが再びワクチン供給が滞り、自治体では予約を取り消す動きが拡大。再び怨嗟の声に満ちた。ワクチン接種をした高齢者の感染者数が大きく減少、ワクチンへの「賭け」が正しかったことが証明されつつあったタイミングでのつまずきだった

***************

W,製造元の欧米において、ワクチン接種の進捗の徹底しか膨大な感染者数の撃滅はない、と解ってきて、当該のワクチン需要が高まったことやインドなど途上国の感染拡大によるvaccine重要の高まり、などの要因で

日本への供給が先細りになったことが輸入量の減少に繋がったという見方もできる。

 穿った見方を擦れば、五輪開催強行の日本政府の確固たる姿勢を了解した欧米側がもうこの辺で日本へのワクチン供給増加の特例を外しても良いと判断した、場合も想定される。この場合、日本政府が露骨に五輪開催とワクチン供給量の圧倒的増加を取引材料にすればよかったという理屈も成り立つ。

 もう一つは政府当局の当初の高齢者優先のワクチン接種方針が五輪の世論対策で蔑ろにされ何かと口うるさい大企業職域、や活動的世代に対する大規模接種センター経由での接種者増大に切り替わり、予定のワクチン在庫が底をついた事態が想定される。

もっとも両方の事態がワクチン接種の滞ったままの五輪という事態を引き起こしたのだろうが。

  ■失敗に終わった「インド株の水際対策」

また、インド由来の変異型ウイルス(デルタ株)が予想以上に拡大したことも菅首相が賭けに「負ける」要因になった。変異株によって若年層での感染が爆発的に増加、重症化する事例も出始めた。感染力も重症化度も従来株以上という当初の見立てが証明されつつある。W。なお、東京都の重症の定義は集中治療室+エクモ~人工肺装着であり、国の基準は集中治療室使用しただけで重症。重症患者の数は倍以上違ってくる。中等症は酸素呼吸器使用以下の患者。

Wなぜ厚労省は規制の緩和を求め続けるのだろうか?

文藝春秋」8月号で、政府分科会のメンバーである小林慶一郎慶應義塾大学教授が水際対策の「失敗」を暴露している。インド株を日本に持ち込ませないために水際対策を強化するよう分科会で主張。「インド等からの入国者の停留(検疫法が定める宿泊施設での待機)を豪州、NZと同じように十四日間にすべきだと言った」のだという。これに対して厚労省は「三日間の停留のあとは、十一日間の自宅待機となっていて、合計十四日間は待機しているから大丈夫だ」と答えていたという。国内でインド株感染者が次々に確認されるに及んで、5月28日から10日間の停留に延長されたが、遅きに失したことで、感染爆発へとつながった。小林教授は「インド株の水際対策は失敗に終わりました」と結論づけている。

   ■エビデンス」を示さないから、要請も無視される

小林教授は2020年夏の段階で、徹底的にPCR検査を実施することを政府に求める提言書を有識者と共にまとめた。検査の徹底でウイルス感染者を炙り出すことでウイルスを抹殺する戦略を求めたわけだが、結局、目立って検査数は増えなかった。結果、感染経路がほとんど解明できずにきた。感染経路や感染理由が明確に分からなければ具体的な対策のしようもない。飲食店が槍玉に挙げられ、アルコールが悪玉として排除されているが、多くの飲食店経営者などが酒を原因とする「エビデンス」が不十分だと感じている。  人々が納得できる「エビデンス」を政府が明確に示さないから、繁華街の飲食店で要請を無視して酒を提供す店が続出、若者を中心に店は満員盛況といった有様になっている。⇒W。徹底したPCR検査を一貫して忌避しているので、当事者を納得させるだけの<証拠><証明>は出しようがない!  そんな最中、西村康稔経済再生担当相が、要請に従わない飲食店に、取引先金融機関から改めて要請させることや、取引先酒販店に取引を停止するよう求めることを公表。そうした政府の「高圧的なやり方」に反発が広がった。西村氏は方針撤回に追い込まれたが、これも多くの国民が政府をもはや信用しなくなっていることの現れだった。

   ■「安心安全な大会」が大きく揺らぎだした

菅首相が国会答弁で繰り返した「国民と大会参加者の導線は完全に分ける」という施策も、「いい加減」であることが次々と判明している。到着ロビーでの動線が一般客と分離されておらず、トイレも同じだったことが野党の追及で明らかになった。また、ホテルに宿泊している経過観察中の記者などが15分以内ならコンビニに買い物に行けることになっていたことも分かった。ルールを破って外出している人も多く出ているという話も流れている。

   ■組織委が赤字を払えなければ、都民にツケが回る

「競技が始まれば、日本選手の活躍に熱狂して、やって良かったというムードに変わるんじゃないか」と幹部官僚は言う。だが、短い祭典が終われば、そのツケをどう処理するか、という問題に直面する。  無観客となったことで、観光収入など経済効果はほとんど見込めない。国立競技場の建設や道路工事などにすでに3兆円以上が使われたが、チケット収入もなく、赤字が残ることになりそう。赤字は組織委員会が負担できなければ東京都が被ることになっており、結局は都民に税金の形でツケが回る。⇒W。格差拡大政策を徹底するしか五輪経費の

ねん出は不可能。そうすれば国民消費は低落したまま。世論は変な方向に暴走し、政治の幅を狭くする。東京五輪は悪のスパイラルの一大結節点となる。