反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

日本や英米仏独などの感染対策も一種の人民戦争方式である。しかし、現中国の「人民戦争」方式の単純構造コロナ対策ではなく、1930年代中国の人民戦争を彷彿させる。圧倒的多数住民をコロナ渦に巻き込み、「犠牲を払っても耐え得る人民の海のごとき状態」に放置しておいて、災害利用資本主義(ショックドクトリン)の餌食にしながら、そこから得た利得を取り込み各々の 資本制支配層の支配機構維持、利権拡張の機会に転化。

厚労省内部文書暴露でわかる医療逼迫の嘘・それなのに酸素飽和度95%以下じゃないと入院不可!野々村真さん自宅療養からの重症化は菅政権

www.youtube.com

www.youtube.com

W。昨夜、動画を見ていたら、現中国政府は対コロナ対策の政治思想的根拠を毛沢東時代の人民戦争方式に見出し、強制力による感染対策と中国国民の同意を啓蒙しているという。その動画の人民戦争の説明は1950年代中国の党と人民一体の感染症対策のことを指していると伝えていたが、

>人民戦争の本意は1930年代から1940年代の抗日国共合作時代の中国共産党と軍(紅軍)の抗日民族解放戦争における農村根拠地の旧勢力打破の土地改革、新しい支配秩序形成、住民の抗日戦争への動員、人民解放軍兵士への登用~~延安から始まった~~とその全国拡大戦略(農村が都市を包囲する)のことである。

大雑把に言えば、抗日民族解放戦争に中国人民を巻き込み、犠牲を払っても耐え得る人民の海のごとき状態にし、その最中に戦士に仕立て上げ民族解放武装勢力の拡大強化をもって抗日民族解放戦争に勝利していく道である。

 

 @今、国家権力を掌中に収める中国共産党勢力に上記のような抗日と民族解放国家権力樹立の人民戦争方式は全く必要でない確立した権力機構、支配秩序、情報網を全力動員して(器、枠、タガ)の中の住民を強制的に保護することである。その意味で極めてシンプルな構造の感染対策である。

 

 @日本や英米仏独などの感染対策も一種の人民戦争方式である。

@しかし、現中国の「人民戦争」方式の単純構造コロナ対策ではなく、1930年代中国の人民戦争を彷彿させる

@圧倒的多数住民をコロナ渦に巻き込み犠牲を払っても耐え得る人民の海のごとき状態」に放置しておいて、災害利用資本主義(ショックドクトリン)の餌食にしながら、そこから得た利得を取り込み各々の

資本制支配層の支配機構維持、利権拡張の機会に転化するものである。

>オリンピックは緊急事態宣言を発令しておいて開催しなければならない。

>8月下旬からの障碍者オリンピックも感染状況が悪化しようとも開催しなければならない。

@空疎な民族意識や国威は発揚しなければならない。

 

@世界金融寡頭制の腐乱によって、異なった来歴の爛熟資本制の相違矛盾はますます鮮明化し、伸びきった各々の利得を囲い込むために国家機構を再編しその政治軍事力によって地球市場は再分割の様相を深めている。

*産業資本制時代の自由放任による資本強蓄積と金融寡頭制、帝国主義、その市場再分割戦としての第一次世界戦争(ヨーロッパ戦争)=17年ロシア革命1918年~1920年スペイン風邪アメリカ風邪)

*グローバル資本制の自由放任世界経済、中国台頭とCOVIDー19⇒RNA変異ワクチン半効果、パンデミック持続は世界史のらせん状の発展という歴史法則を想起させるに十分である。

@反俗日記上でコロナパンデミック関連記事を連発する真意は以上のような歴史認識をもって、この場に立ち会っていると自覚するからだ。過程に生き、過程に死ぬ人間的物質この機を逃してはなるまい。

******************************************************************************

@圧倒的多数住民をコロナ渦に巻き込み、「犠牲を払っても耐え得る人民の海のごとき状態」に放置==支配層の利得のための人民戦争状態。ショックドクトリン、災害資本主義が発動されている。

 

     野々村真、コロナ自宅療養から急変で入院に

                        8月9日(月)スポニチ記事

 野々村は7月30日仕事関係者の感染が発覚し、自身も濃厚接触者の可能性があったためPCR検査を受けたところ陽性と判定。その夜から38度の発熱や倦怠感、咳などの症状が出たが、

>保健所から自宅療養との指示を受けたという。

翌31日から40度近い発熱が続き、

    ↓自宅療養5日目

>4日には血中酸素濃度の値が90近くまで低下したという。⇒W。血中酸素濃度測定器は多分、自宅療養決定時に保健所から手渡されたものだろう。野々村さんの妻が取りに行ったのか、自宅に保健所から持ってきたのか(指先に筒状にかませる簡素な機器~入院患者のバイタル検査~血圧脈拍測定器と体温計と共に血中酸素濃度は必ず測定~~

その後救急車を呼んだものの、

>保健所の指示で入院することになった。

You Tube動画。【幼馴染・佐野史郎と語る「大昔」「昔」「今」「これから」(前半)(後半)。郷原信郎の「横浜から日本の権力を斬る!」⇒W。記事アップ後、横浜市長選、立候補表明⇒取りやめ。市長選2候補者(小此木自民系、山中立憲民主系)落選運動表明など目まぐるしい情報を掴んだ。横浜港カジノ誘致は住民投票で!の主張は衆愚利権政治容認。実入り少なくデメリット多いカジノには反対か賛成しかない。

ja.wikipedia.org

佐野史郎は昔から気になる存在だった。

引用

1992年、『ずっとあなたが好きだった』の桂田冬彦(冬彦さん)を演じたことで広く知られるようになり、「冬彦さん=マザコン」となるほどのブームを生んだ。

冬彦役の影響から、「知的ながらもどこか狂気を宿した演技」での起用が多いが、正統派演技からコミカルな演技まで幅広くこなす。」

 昔からテレビは見ないので一般に知られるようになった切っ掛けである<冬彦さん>役の佐野史郎はほとんど知らない。佐野史郎はミュージッシャン、ギタリストバンドマンが本業で役者の世界に進出したヒトぐらいにおもっていた。ウィキを参照すると、筋の通った演劇活動を長く続けてきた人と知ってびっくりした。唐十郎状況劇場出身の俳優でテレビ映画界で最も幅広く長く活動してきたのは佐野史郎だった、と思う。

 さらに佐野史郎の印象を深くしたのは活字の世界、それもサブカルチャー系(趣味系少数文化系)の雑誌で語っていたうんちくで、彼にわれわれの時代の正統な文化的後継者を見るようなところがあった。

 われわれはあの時代も少数者、それが本質だった。当時も実感する場面が多々あった。活動的場面よりも個人的な感慨をふと漏らすようなとき、エッと思うことがあった。ホンネの所で大それた政治野心など持っている者は皆無だった。政治的人間はいたが所謂、政治を志す者もいなかったが、組織と自己を一体化する人は一杯いて、

議会圏と切断された系譜から出立していた居場所は各々固有の独自の組織原理が作動するに任されていた。

われわれ一人ひとりは変わり者、硬派、どこか何か突出するところを秘めたヒトだった。それが時代と世界に「なぜか」マッチしあのような結果を生んだ。人性の途上で多数派側に回った人たちは、その少数派たる本質をどこかで「処分」していったはずだ。それが家庭であったり会社(団体)であったりだったと想うが、佐野史郎はカルチャー系のステージを生きざまに選んだ人たちのなかでその後の時代とシンクロして生き残った貴重な存在である。

 佐野史郎を映像でじっくり見たのはコレだ。

  • 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程2007年若松孝二監督) - さらぎ徳二 役
  • 関連映画をもう1本見た。見なくてもよかったが見る必要があった。
  • この映画の佐野史郎はプロの役者として最高の演技だった。完全というほどに役柄の来歴、前後左右を把握し表現している。多分事前に実在を調べ上げて、その場面に遭遇すると必然するだろうと想定した実在人物の存在感を醸し出している。当時、あのような振る舞いしゃべり方は見かけた。あの人物はそういう振る舞い方、しゃべり方で人を動かし、かくかくしかじかの結果をたどったのだろう、と。
  • 郷原信郎

    ja.wikipedia.org

    の話も興味深かった。時代が育んだ人だった。その素地があって、政変があり、本来の領域に帰り深めている。
  • 過程に生き、過程に死ぬ、最終結果は自明の理になり得ないのだから!

 

www.youtube.com

www.youtube.com

***************************************

W。2020年東京五輪(コロナ渦延期021年開催)⇒大阪万博⇒大阪、横浜、北海道?IRカジノ誘致は政府与党の空疎な国策だ

横浜港カジノ誘致を住民投票にする政策は、一見住民の意思決定尊重のコンプライアンスに適合しているように見えるが、大阪都構想住民投票と同じ次元の衆愚利権政治。カジノ誘致には反対か賛成か、中間の立場はない。東アジアの東の果て日本列島でカジノ誘致してもやってくる外国人はせいぜい韓国中国系。客の圧倒的多数は日本人。ギャンブル依存症を心配する以前に投資額程、儲からない、地域経済波及効果も薄い。メリット少なくデメリット多い。カジノの自力運営ノウハウはないのだから外国カジノ専門会社が薄い利益を持っていくだけに終わる。

********************

横浜IR、住民投票による決着が不可欠な理由 | 郷原信郎が斬る

設置運営予定事業者の公募、事業者からの事業計画案の提出も終えているのであるから、現時点では、住民投票で市民に判断を求めるIRの事業内容は具体化しているW??。また、前者の、「住民投票を行うこと自体の意義」は、地方自治における二元代表制の下で、直接民主主義をどの程度に活用していくのかという問題であり、まさに、市長選挙で市民に意見を問うべき重要論点である。

山中氏を推薦する立憲民主党阿部知子県連会長が、住民投票に賛成の意見を示していることからも住民投票に前向きな姿勢に転じる可能性は高いと考えられる。データサイエンティストとしての山中氏にとって、最適な方法によって住民投票を行って、民意を的確に計測することの提案は、まさに専門家としての面目躍如。

結局のところ、IR誘致についての住民投票を明確に否定しているのは田中康夫氏だけである。しかし、「IR誘致への反対の市民のコンセンサスが得られている。市長選挙住民投票を含む」とする同氏の見解が誤っていることは、【横浜市長選挙を通して、「住民投票」と「候補者調整」の意義を考える】で既に述べたとおりである

   ↓

横浜市長選挙を通して、「住民投票」と「候補者調整」の意義を考える | 郷原信郎が斬る

引用

「各種世論調査の結果だけで、「IR誘致反対についてのコンセンサスが得られている」と言えるのかも疑問だ。世論調査で、IR反対の意見が多いことは確かだが、民意を正しく反映したというためには、横浜市がIR誘致の理由としていることも正しく理解された上で、判断が示される必要がある。

それは、主として財政上の理由であり、(1)今後、横浜市でも生産年齢人口の減少等による、消費や税収の減少、社会保障費の増加など、経済活力の低下や厳しい財政状況が見込まれており、そうした状況であっても都市の活力を維持するための財源確保が必要、(2)横浜市は上場企業数が少なく、法人市民税収入が少ない。(3)今後、小中学校の建て替えなど、公共施設の保全・更新に膨大な予算が必要となる、などの事情だ。

そこで、従来、観光客は日帰りが多く、観光消費額が少ない横浜市の観光収入を飛躍的に増やし、IRからの収入で将来の横浜市の財政を賄おうというのである。

これに対して、IR反対派の主たる論拠は、IRに含まれるカジノ賭博によるギャンブル依存症の増加、治安悪化等の負の側面があるとの指摘だ。

これらのIR賛成派、反対派の論拠が正しく示された上で、横浜市民が、IR誘致によって、経済を活性化させ、賭博の収入で将来の市の財政を賄おうとすることの是非について、横浜市民に判断を求めようというのが、住民投票を実施することの意義だ。

かかる住民投票と比較した時、各種世論調査における、「山下ふ頭に、カジノを含むIR(統合型リゾート)の誘致に賛成ですか、反対ですか」という質問への答が、本当にIR誘致の是非に対する民意を反映するものと言えるのかは、甚だ疑問だ。」

    引用終わり

⇒W。中央競馬会いわゆるJRAの場外巨大馬券売り場の周辺の商店や街が潤っているのか?否であるなんとなくカジノ賛成派には博ち場を設けると周囲にも波及効果が生れるようなうぶな幻想がある。ギャンブル客は博ち消費だけが目的で街は疎通り。その他消費があるとすれば博ち場内消費。それも日本人客主体なのでたかが知れているラスベガスやマカオの日本での再現は夢のまた夢。近世封建支配や軍国近代化の精神的文化的影響が刻まれたまま、戦後経済成長に突入した日本人は真面目、単線的過ぎてギャンブルとリゾートを両立させ楽しむ精神風土が決定的に欠如している。ジノ反対派の依存症心配や治安悪化の議論も、賛成派の単純裏面に過ぎない。自治体がカジノギャンブル場設置を率先する程、費用対効果は薄い共にギャンブルの実態を知らないか、偶にしかやったことのない人の意見。コレが日本カジノの真実。ちなみに、日本中央競馬会の運営費用を差し引いた国庫への上納金(農水省特別会計、畜産などを主体に浪費)は年間2000億円ほどである。あれほど、マスコミで毎週大騒ぎし、てら銭を売上金の25%以上かすめ取っての、上納金2000億円は少なすぎる(多分現状、1500億円程度)。その他の日本人向きの公認ギャンブル(地方税収)には地方競馬、競輪、ボートレース、オートレースがあるが、それぞれカジノのような大型公共投資不必要で、内国運営団体の管理責任が徹底されている。なお、10数兆円産業といわれているパチンコのてら銭もほぼ、他の公認ギャンブルと同じ25%程度とみられているが、国や地方の税収にどれほど貢献しているのか不透明な部分が多すぎる。

@要するに、費用対効果、デメリットとメリットの比較に尽きる。ギャンブル依存症(ギャンブルは個人のせきにんでやるもの結果も個人の問題)とか治安悪化(ギャンブル反対に治安を持ち出すのは子供じみている)は枝葉でカジノ反対の主要論拠にならない。

@なお、Wのカジノ認識は「いしん」の会のカジノ誘致(万博とセットの臨海埋め立て地の開発、新規長距離輸送路線建設を含む東京五輪と同類の異常な大型投資になり費用対効果薄過ぎる)、大阪都構想(地域住民自治破壊、命健康破壊殺人行政)などの主要政策に対する認識という限界がある。

@<敵の敵は味方である>

>候補が乱立している横浜市長選挙は8,22に公示される。

 @郷原信郎氏が立候補を断念したのは、カジノの是非とコロナ対策をめぐる選挙戦が予想される中でカジノ住民投票の持論が8人も候補者が立候補し票が割れる状況下で確たる支持母体に受け入れられず、さらにコロナ対策では一般受けする経歴の候補者がいたからだ。

横浜市菅首相の選挙区である。野党系団体は対決軸を鮮明にして勝ちたい。②有権者市民の中には東京オリンピック強行開催とカジノ誘致をイメージ的にダブらせる人も出てくるだろう。

③政治スローガンには黒か白かはっきりさせなけれなならない局面がある。この時期のカジノ誘致問題は政策ではなくて白黒つけるべきスローガンが必要な政治対決の局面になっている。政局スローガンに賛成か反対。それ以外にない。郷原氏の住民投票は政局から浮き上がっている

>すでに水面下でアメリカ系カジノ会社の横浜撤退が伝えられおり、それを知ってか、誘致を率先した現市長以外の候補者は含みを持たせているが全員誘致反対である。

@行き詰まった誘致の現状にたいして、住民投票に問うという議論に拘れば、カジノ誘致推進 の林現市長ー菅首相ラインの上書きとイメージされてしまう。カジノ誘致住民投票を野党系も主張した時期はアメリカカジノ会社がまだ横浜カジノに魅力を感じていた時期でアリ、議会多数派も誘致賛成であった。

郷原氏は政党の鋳型に嵌ることを拒否したが、落選運動まで突き進んだのは急カーブを曲がり切れなくなって脱輪した車に似ている。山中とかいう教授。小保方晴子的な胡散臭いところがあるが~。

IOCと長期放映契約を結ぶNBCユニバーサル(大阪のUSJの運営会社)はモスクワ五輪でも放映権獲得し保険で損失90%補填。東京五輪低視聴率でも儲けは出てるが親会社のケーブルTV網を利用してネット配信市場に後発参入する弾みの思惑。

news.yahoo.co.jp

引用

NBCユニバーサルは東京五輪放映に関連して支出した出費を取り返し、利益を上げる手段として広告収入を当て込んでいたが、五輪が2週目に入っても視聴者数が振るわず、この収入が脅かされている。同社は今回の五輪の広告を過去最高の12億5000万ドル余り販売したが、放映権に約11億ドル費やした。」⇒W。それでも儲かっている。そもそもIOCとの契約は止められない。

東京五輪はもう止まらない?!巨額放映権料払う米NBC幹部が問題発言 「人々は開会式が始まれば問題(新型コロナ)を忘れ17日間を楽しむだろう」(Yahoo!ニュース オリジナル THE PAGE)

引用

ロサンゼルスタイムズ紙によると、NBCユニバーサルは2014年にIOC2032年大会まで総額120億ドル(約1兆3200億円)でパートナーシップを結んだ。「同社の五輪報道はテレビ視聴率でライバル企業に圧勝してきた」「5年前のリオ五輪で、NBCユニバーサルは、16億ドル(約1761億円)の収益を上げ、そのうち広告収入は12億ドル(約1321億円だったという。」

シェルCEOは「視聴率次第になるが、これまでの我々の会社の五輪報道で最も利益をもたらすかもしれない」という大胆な予測を口にしている。 「NBCのオリンピック報道の命運は米国選手の活躍によって左右される。オリンピックの体操チャンピオンのシモーネ・バイルズは、最初の週に演技する予定だ。視聴者の関心を五輪に集めるために役立つはずだ」と付け加えた。シモーネ・バイルズ(24)W。BLM運動支持者。理由メンタル。東京五輪環境を目の当たりにして棄権したということだ。一人の人間としての決断である。リオ五輪で、女子団体、個人総合、跳馬、床で金メダルを4つ獲得したスーパースター。今大会でもメダルラッシュが期待されている。「(1年以上)家にいた人々がいる。世界を変えるイベント(五輪)の後には、アスリートの成功と彼らの物語を祝うために世界がひとつになるだろう」。シェルCEOは、新型コロナの影響で外出自粛などの巣ごもり生活を余儀なくされてきた人々が五輪に関心を持つとの見込みを示した。

news.yahoo.co.jp

引用

NBCユニバーサルの親会社コムキャストはケーブルとインターネットのプロバイダー。

NBCユニバーサルは、五輪の放映で10億ドル以上の広告収入を見込んでいるのだ。だが、それだけではない。

>実は、このオリンピックは、会社の将来を左右するとも言える大きな使命を担っているのである。自社の配信サービス、Peacockの会員獲得にはずみをつけることだ。

@自社の配信サービスを成功させることは、近年、ハリウッドのメジャースタジオが最も力を入れている分野。

先頭を走るDisney+は2019年11月にスタートし、現在までにアメリカで3,800万人の会員を獲得している。半年後の2020年5月にワーナーメディアが立ち上げたHBO Maxは、最近は着実に数を伸ばし始めた。

2021年に劇場公開されるワーナー・ブラザースの映画全作品がHBO Maxで同時配信)

さらに今年3月には、パラマウントを傘下に抱えるヴァイアコムCBSがParamount+をスタート。ラインナップにはCBSのドラマやリアリティ番組パラマウントの映画が含まれる。5月末に劇場公開されたばかりで現在も公開中の「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」も、早くメニューに加わった。

    後発のPeacock、会員獲得の“売り”は東京オリンピック

そんな中、Peacockは昨年7月に立ち上がっている。この時期にしようと決めたのは、言うまでもなく、東京オリンピックを当てにしていたからだ

Peacockが出てくるまでに、世の中ではすでにNetfliix、Amazonプライム・ビデオ、Disney+、HBO Max、Apple TV+が幅をきかせていた。普通の家庭では配信にかけられる予算に限りがあるため、加入してもらいたいならそれなりのアピールポイントが必要だ。そこでNBCユニバーサルは、最大のスポーツイベントであるオリンピックを、どっぷり、くまなくカバーすることをPeacockの売りにしようとしたのである。

ところがパンデミックのせいで東京オリンピックは1年延期になってしまい、計算が大きく狂ってしまった。

親会社コムキャスト

ケーブルとインターネットのプロバイダーなので、すでにこれらのサービスを通じてコムキャストの顧客となっている人たちは、無料でPeacockの会員になれる。そのため、会員数自体は今年4月の段階で4,200万人いるのだが、実際に利用している人はというと、その3分の1ほどだというのだ。見ようと思えばリモコンを操作するだけというそれらの人たちすら、このサービスに魅力を感じていないということである。」

   Peacock加入につながる“感動のオリンピック”になるのか

「競技に夢中になった視聴者たちが、もっと見たいとPeacockに入会し、ついでにほかのラインナップにも目を向けてくれて、オリンピックが終わった後も、月5ドル(広告あり)または月10ドル(広告なし)の会費を払い続けてくれることこそ、彼らの望むところ。だから、東京オリンピックをめぐる状況がいかにはちゃめちゃになろうとも、NBCユニバーサルは目を瞑り、耳をふさいで、楽しさを強調するのである。

 だが、パンデミックという異例の状況で強行されるこのオリンピックは、果たして彼らが待ち望むような感動イベントとなるのか。そしてアメリカ人はこぞってPeacockにはまるのだろうか。それ以前に、始まる前から問題続きのこのイベントは、最後まで予定通りに開催することができるのか。

 その答は、もうすぐわかる。」

NBCは1980年のモスクワ大会の放送権を8700万ドルで獲得した広告業界誌AdAgeの当時の記事によると、米国がモスクワ大会をボイコットしたことで、NBCは3000万ドル以上の広告収入を失ったそうだ。

ただし、仮に、東京オリンピックが中止になっても、NBCは損失を補填する保険に加入しているとされていて、大きな損はしないと言われている。前述したAdAgeによると、1980年のモスクワ大会のときも、NBCは保険に加入していて、8700万ドルの放送権料のうち約90%を取り戻したと伝えている。広告収入では損をするが、保険もあり、大損はしないということだろう。」⇒W.どうして、こんなエンタメに保険会社は巨額の保険商品を販売できるのか?日本の保険会社ではあり得ない。アメリカ投資(国債、株式ETC)に向かう日本や中国、ヨーロッパの資金流入アメリカ国内のマネー循環を下支えしている。かつてのバブル期と同じ様相である。言い換えると大きな儲け口がないので日本国内投資を回避する経済長期停滞の裏側はアメリカの「繁栄」である。プラザ合意受諾、日本バブル崩壊、冷戦体制崩壊までは、逆の事態が現出していた。

       以上、W結論

 大多数国民は、国際的に立ち回るしたたかな奴らにいいように利用され、ぼったくられ災厄をおしつけられた。政府当局の頭は周回遅れ以下、自国の歴史的推移も直視しないで絵空事の経済成長絵図を描き(東京五輪、外国人観光客誘致、大阪万博、IR)損得勘定もできない。

 

儲けることが難しい「五輪ビジネス」に、なぜ日本企業は“お金”を出すのか(ITmedia ビジネスオンライン) - Yahoo!ニュース

引用 W。右翼が政権を握るとロクなことがない。

「アスリートのために、ビジネスを度外視として応援したのだ」という人もいるだろうが、筆者は主に2つの原因があったのではないかと思っている。それは国策と五輪神話だもう忘れている人も多いだろうが、アベノミクスで日本復活!」と叫んでいた時代、日本政府は20年の東京五輪でホップ、25年の大阪万博でステップ、カジノを含むIRでジャンプ、という日本経済復活シナリオを見込んでいた。⇒Wおめでたいにもほどがある。  官房長官時代に、二階氏とともにIRをゴリゴリ押していた菅義偉首相は、基本的にこの成長シナリオを踏襲している。要するに、五輪は平和の祭典だという以前に、日本政府がゴリゴリに推進していた国策なのだ。  「2050年カーボンニュートラル宣言」なんて怪しい話に、大手自動車メーカーが右にならえで従って従業員をリストラしていることからも分かるように、国の産業政策に近い大企業は国策には黙って従わないといけない。これと同じ構図で、国策である五輪にカネを突っ込むのは大企業の義務なのだ。

日本では「1964年の東京五輪をきっかけに日本は成長した」という“神話”があるからだ。

    科学的根拠ゼロの精神論 W.歴史人口学の視点

   「五輪ってやばくない?」という認識

メダル獲得が至上命令の競技は、「誰もが楽しめる」という一般人の視点どんどん欠如するので、若者や子どもから敬遠されていく。メダリストを多く輩出する一方で、中高生の競技人口が減少している柔道はその典型だ。

    五輪ビジネスに関わっても

「“すべての人のスポーツ”というオリンピック憲章の精神が忘れられた選手強化」「大衆から離れてゆく日本のアマ・スポーツ」「スポーツのナショナリズム化」(読売新聞 1964年10月6日)今回の東京2020大会も「五輪ビジネスに関わってもロクなことはない」というかけがえのないレガシーができた。今度こそ歴史の闇に葬ってはいけない。大企業はボッタクリ案件の五輪にさっさと見切りをつけて、メダルではなくアスリートに対して金を投じるべきだ。」引用終わり

         W参考資料①

ヴィヴェンディ・ユニバーサル - Wikipedia

W。ハリウッドの名門、ユニバーサルスタジオはフランス企業に買収されていたが、経営難。GE(原発から家電までの総合電機メーカー)とNBCに売却。GEはインターネットプロバイダーコムキャストに全持ち株を売却した。

       W参考資料②

NBCユニバーサル - Wikipedia

かつての親会社であり株式の20%を保有していたヴィヴェンディは、保有する全ての株式をGEに譲渡する形で経営から退いた。

>2013年3月19日、GEが保有する全株式をコムキャストに売却、コムキャストの完全子会社となった。2020年4月より、配信サービスであるPeacock事業を開始された。⇒W。本来の五輪は2020年7月。後発、配信サービスにとって、東京五輪コンテンツは看板商品になる予定だった!

 

       テーマパーク


www.bloomberg.co.jp

 

You Tube「変わる感染爆発、どうする!重症化を防ぐ診断と治療」⇒接種者も感染するし感染させる。児玉さんの込み入った内容の動画を理解するために動画中の重要なグラフ、要点整理画面を静止画像にした。

www.youtube.com

W。コロナ感染は季節性。去年も夏に感染の小さい波が来て、秋口に下降しGO TO開始⇒感染の大波から緊急事態宣言へ。今年の第5波もピークアウトするが、本番は冬にかけての感染拡大の程度だろう。ワクチンの接種率とのせめぎあいになるが、ワクチン接種先進国の先例から感染拡大の爆発力は防ぎきれない、だろう。ワクチン接種先進国の追加ワクチン需要もあり、先行してワクチン接種した方々の免疫弱体化と供給力不足も懸念されるだろう。オリパラなどやっている場合ではなかった、と多くの人が納得することになるが、衆院選挙は去年のGO TO開始あたりの第6波以前、自民党総裁選直後になるだろう。

f:id:redtigerkun:20210809123526p:plain

W。ワクチンは抗体を作るだけではなく(液性免疫)、感染したした細胞を除去する(リンパ球の細胞免疫を誘導)する。

引用「獲得免疫には、抗体を作る=W。液性免疫、

感染細胞やがん細胞を排除するなどいろいろな役割=W。細胞免疫 の2種類

細胞性免疫は、T細胞という免疫細胞が主体となって働いている免疫です。抗体を産生するのではなく免疫細胞自体が異物を攻撃するという特徴があります。

免疫細胞の一種であるT細胞は、「ヘルパーT細胞」「キラーT細胞(CTL)」「制御性T細胞」の3種類

ヘルパーT細胞によって活性化されたキラーT細胞の一部は、今回キャッチした異物の情報を記憶した「モリーT細胞」となり、次に同じ異物が入ってきたときに効率的に攻撃できるように備えます。

液性免疫は、B細胞が主体となって、抗体を作ることで異物に対抗する免疫です。まずマクロファージや樹状細胞が発した異物の情報を、ヘルパーT細胞の一種である「Th2細胞」がキャッチして、サイトカインを産生します。⇒W。毒素を攻撃する免疫力が本人の体を傷めないようにブレーキの働きをするのも免疫作用。サイトカインが増えすぎると本人の体を痛める。

すると、そのサイトカインによってB細胞が活性化され、形質細胞へと分化して抗体を産生し始めます。産生された抗体は体液を介して全身に広がり、食細胞を活性化したり、異物の毒性や感染力を失わせたりするのです。その後、活性化されたB細胞の一部は「モリーB細胞」となり、次に同じ異物が入ってきたときに効率的に抗体を産生できるように備えます。

細胞性免疫と液性免疫の違い

細胞性免疫と液性免疫で大きく異なる点は、異物に対する攻撃方法です。細胞性免疫では免疫細胞が直接異物を攻撃しますが、液性免疫では抗体を作って異物に対抗します。

また、液性免疫で産生される抗体は、細胞外の異物に対して働くものなので、ブドウ球菌や連鎖球菌といった細胞外寄生菌などに有効です。しかし、異物が細胞内に入ると認識できなくなってしまうため細胞内寄生する異物には、感染細胞に対応できる細胞性免疫が働きます。細胞内寄生する異物で代表的なのは、以下のようなものです。

細胞内寄生する異物は数が多いため、病気の予防には細胞性免疫が非常に重要だといえます。

W。インド株は1か月半で急上昇⇒3か月で低下!

W。10月中に感染の波は低下!結局、去年の感染波と同じ傾向。

W。9月30日自民党総裁選で菅さんは首相の座から退く在任期間中の感染拡大の様相によって政局は変わってくる。玉が無くなれば、政権維持のためには、あらゆる手段を使う。

W。ココから不手際により、動画間隔が間延びする。下の線グラフの注釈が見えない。

青色棒グラフ⇒療養を要するもの。今までの波にない急増。

下段赤棒グラフ⇒重症者数。波形右肩上がり。今後増加傾向、ピークアウトまで止まらず

 茶線グラフ⇒重症者の割合。減少傾向著しい。感染が活動的世代に移行していることと関係

緑、線グラフ⇒新規感染者数。急上昇。

************************

W所感。インド株はウィルス感染力(増殖力という言葉が当てはまるかどうか)が強く、免疫力があり基礎疾患のない若年層を含めた活動的な世代に対してもスパイクでとりつき体内に侵入、脱殻=RNA露出⇒強増殖する。体力免疫力のある世代は感染しても重症化率は低いが、軽症中等症には普通になる。

 ところが厚労省定義による軽症、中等症、重症の区分もイメージ先行で一般に浸透していない。

酸素吸入器装着は、中等症の基準である。

重症とは集中治療室ICU、酸素吸入器装着、あるいはエクモ人工呼吸器手術装着のことであり、死の淵にあり生還覚束ない重体患者のことである。

回復傾向にあったにしても長期入院、後遺症併発は不可避である。

こういった死の淵にある重体やコロナ死を感染症対策の目安にすることは、戦時の倫理観以外の何物でもない。戦争を絶えず引き起こしてきた欧米帝国主義の死生観でアリ列島住民にはマッチしない。感性と文化風習の麻痺を引き起こすだろう

 だが実際の社会は戦時体制ではない。

このギャップは誰が作り出したのか?為政者である彼らが責任逃れのためこのような破廉恥な死生観を吹聴している。重体になっても、死ななくてよかったね、と。命の選別一歩手前の死生観だ。

 しかし、軽症中等症でもある意味、先の見通しの立つ大きな手術よりも不安で苦しくたいへんだ人間はたいてい解っていることには恐怖感を軽減できるが、未知のモノは怖い。

コロナを故意に軽視する人、無関心でやり過ごしてきた人は高熱が続くと必要以上の恐怖感を抱くはずだ。軽んじてやり過ごしてきた者が、現実の脅威の前に立ち尽くすと取り乱す。もっとも取り乱すのは人間らしいが。

 Wは大きな手術を経験したが、何の気負いもなかった。覚悟も必要でなかった。淡々とその日を迎え、手術用のベットに横たわって手術室に向かう途中の待合室を通過するとき手を振ってやりたい気分だった。一言でいって平常心。ある人は術前にイロイロ情報を欲しがるWにまな板の鯉の例えを出したが、このヒトは何もわかってないな、と思った。、Wに先行したのは好奇心だこれから起こることに対するワクワク感だ。長い手術から覚めたとき、このまま永遠に眠っていたほうがよかった、と心底思った。20歳前から死は身近にあった。覚悟を問われ続けた。それ以降も眼下に死があった。

コロナに横着した人類は呪われている。人新生?のウィルスによる逆襲?よくわからんな。



W.ウィルス量の検査が大事。

W。免疫暴走(サイトカインストーム)は活動的な世代に多い。

 

W。抗体カクテルに注目。高齢者、基礎疾患持ち、大量のウィルスを吸い込んだ人(3密、飲食大騒ぎ、環境の悪いイベント、スポーツジム~スーパー帰路の不必要な肉体行使~。)がん患者。

W。免疫が弱く抗体陰性のヒトはウィルス量が多い。

W。無症状の人がスーパースプレンダーになる。

f:id:redtigerkun:20210809161944p:plain

W,この辺にも非常に重要な指摘がある。ただし臨床医学的で素人には常識と真逆のことが多いので難しい。本動画参照!

f:id:redtigerkun:20210809163627p:plain

f:id:redtigerkun:20210809164642p:plain

W。保健所差配体制では無理ということか。ただし感染症指定を外せ!は暴論。外せばコロナ患者を忌避する医療機関が増える。保健所差配以外は医療現場では当該法制がなし崩しに改変されている。

f:id:redtigerkun:20210809165104p:plain

W。五輪を迎え職域、企業、大接種体制と取ったことが必要なところにワクチンが行渡らなくなった要因。

f:id:redtigerkun:20210809183233p:plain
***************************************

news.yahoo.co.jp

開催中、テレビ番組を見た合計時間、約2H。五輪競技視聴は女子重量挙げ15分、5000メートル1分。ともに知人宅でたまたま見た。ちょっと見ただけでその競技なりの面白さがあるとわかった。でも自分で画面を開こうとは瞬時も思わなかった。身体を動かすことは自分でやるもの。日課としてやっている。

 五輪開催、良かったという人たち64%なら、日本政治はこのままずるずると流れるままにいくコロナ渦がなくても五輪は日本後退の墓標になった

 一続きの大事な事案の中で五輪開催の是非が問われた。倫理や虚言は本質的な問題ではなく、事は日本と日本国民の戦略上の問題だ。あんな見世物の連鎖で何とかなる、という考えは独りよがり。

マスコミ情報伝達のたびに仕組まれた日本は素晴らしい、というサブミナル効果の挙句が東京オリンピック開催に行き着いた。たったそれだけのために巨費が投じられた。その経済効果など日本経済の後退に比して屁みたいなモノ。持続的経済波及効果の材料に乏しいのだから典型的な後先考えない有効需要の一過性の喚起に過ぎない。結局は、大きさの変わらないパイの分け前争い、少ない椅子の分捕り合戦に終わった。そこにコロナ渦が直撃したのだから、踏んだり蹴ったりとはこのことだ。

それでも開催良かった64%とは、事実を真正面から伝えられていないか、事実を見ない特殊技能が備わっているか。両方相まってこの数字が出るのだろう。

 内向きの慰めに過ぎない日本は素晴らしい、というサブミナル効果は、ますます充満していく。その片面には東アジアへの排外がある。

コロナウィルスを探究。脱殻(ゲノムRNA放出)⇒素材の合成<転写されたRNA、mRNA>スパイク、膜タンパク、エンペロープたんぱく。 ⇒組み立て成熟(増殖した完成形) ⇒体外に放出⇒飛沫感染、接触感染、空気感染。DNAのセントラルドクマ、DNA転写⇒mRNA⇒翻訳。ゲノムRNA上には、ウイルスの構造を支える材料になるタンパク質や、ウイルスを複製するのに必要な酵素がコーディング ―― 家屋を占拠しレプリカを製造しまくった挙句、死滅させ次の家屋を乗っ取る。

  • twitter.com

  •   W 。体内侵入、脱殻(ゲノムRNA放出)前
  • コロナウィルスのRNA(ゲノム)とヌクレオカプチオ(mRNA)。
  • W。脱殻(ゲノムRNA放出)⇒素材の合成<転写されたRNA、mRNA>スパイク、膜タンパク、エンペロープたんぱく。
  • 組み立て成熟上記の増殖した完成形
  • 体外に放出飛沫感染接触感染、空気感染によって新たな宿主のノド、鼻粘膜付着、侵入
  • ⇒ウィルスは肺に移動し肺細胞に侵入し肺炎症状、肺機能低下、不全で血中酸素(ヘモクロビン)濃度低下=異常高熱、呼吸困難、酸素吸入器装着(中等症の基準)
  • ⇒重症化(酸素吸入器あるいは人工心肺エクモ、集中治療室へ。
  • eetimes.itmedia.co.jp

  • まずは「RNA」についておさらいする

  • まず前提としてコロナウイルスの遺伝情報(ゲノム)は、RNAでできています。そして、そのRNAの説明に避けることができないDNA(デオキシリボ核酸)について、私(江端)から説明します。
  • 設計図(DNA)だけあっても仕方ありません。このDNAの部分情報をコピペし、体(タンパク質)を作る役割を持つものがRNAす。単にRNAと言った場合は伝令RNAを指します。

     RNAをざっくり説明すると、DNAから鋳造された鋳型(金型のことです。そして、RNAの役割は、この鋳型をアミノ酸に押しつけてタンパク質を作ることです。

     つまりRNAが「DNAに書かれた遺伝情報をタンパク質に翻訳、変換する仲介役」という仕事をしているわけです。このDNA、RNAアミノ酸、タンパク質からなる、この一連のプロセスを、生物の基本原理という意味で「セントラルドグマ」と言います。

  • COVID-19の病原体であるコロナウイルスゲノムはヒトのようなで構成DNAではなく、RNAされています。

     このゲノムRNA上には、ウイルスの構造を支える材料になるタンパク質や、ウイルスを複製するのに必要な酵素がコーディング ―― 爆薬の材料の製造手法と、爆弾の設計図が記載(後で説明します) ―― されています

     ヒトの細胞内で材料をタンマリ複製し、これら構造タンパクと脂質の膜でゲノムRNAをくるむと……SARS-CoV-2が再生産されるわけです。このように、最凶にして最悪の性質をもつウイルスを再生産し続ける情報は、全てこのゲノムRNAの上に存在している

  • (1)SARS-CoV-2ではウイルスが細胞(宿主細胞と呼ばれる)に付着し、侵入し、細胞内で自分自身であるSARS-CoV-2を大量生産します→「細胞」という家屋に侵入し、占拠して、そこを大量のSARS-CoV-2のレプリカを製造する、コピペ工場に作り変えてしまいます

    (2)ウイルスの遺伝物質は細胞を支配し、強制的にウイルスを複製させます。ウイルスに感染した細胞は、ウイルスによって正常に機能できなくなるため、通常は死にます→細胞という家屋を占拠して、思いのままに使い倒した揚げ句、最後には家屋を破壊します。W。感染拡大

    (3)細胞が死ぬと、その細胞から新しいウイルスが放出され、他の細胞に感染します→家屋を爆破する前に、「大量生産したレプリカ(SARS-CoV-2)」をバラまいて、別の家屋(細胞)を乗っ取りに行きます。」W。感染拡大。W。鼻、のど侵入増殖、放出⇒肺に侵入、肺炎肺機能低下引用終わり。

  • 人体の細胞更新速度

  • W。以下、納得できない記述もあるが一応載せておく。増殖力強大=対抗薬、人体を痛めるので適切な薬ができない、ということではないだろうか?
  • SARS-CoV-2は ―― どこの悪魔が設計したか知りませんが ―― 失敗したコピペを修正する機能を有する酵素(デジタル符号化における、誤り訂正機能のようなもの)を持っているらしいのです、うっとうしいことに。

     このコピペ修正機能のせいで、既存の抗ウイルス薬が単純にSARS-CoV-2に応用できないようなのです。

     つまり、SARS-CoV-2のコピペの妨害をするだけでは足りないのです。SARS-CoV-2そのもの、つまりRANを切断し、分解し、バラバラに解体しなければ太刀打ちできないのです。」引用終わり。

  • mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンはワクチンとして遺伝情報を人体に投与するということで、将来の身体への異変や将来持つ予定の子どもへの影響を懸念しています。|新型コロナワクチンQ&A|厚生労働省

  • 引用「mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンで注射するmRNAは、数分から数日といった時間の経過とともに分解されていきます。また、mRNAは、人の遺伝情報(DNA)に組みこまれるものではありません。身体の中で、人の遺伝情報(DNA)からmRNAがつくられる仕組みがありますが、情報の流れは一方通行で、逆にmRNAからはDNAはつくられません。こうしたことから、mRNAを注射することで、その情報が長期に残ったり、精子卵子の遺伝情報に取り込まれることはないと考えられています。」
  • >W.特例承認「このような一般的な科学的な知見だけでなく、薬事承認に当たっては、動物試験や臨床試験の結果に基づいて安全性を評価し、審査を行っていきます。」
  • 0008.jpg
  • 政府当局、インド株蔓延状況による新たな段階突入を見越して入院制限発表=重症患者優先、中等症1は自宅待機(相変わらずキャパ矮小限界ハッキリの保健所管理下)。検査、隔離の大原則無視=58%家庭内感染助長!従来通り、人流抑制、飲食ターゲット~自粛頼みの一方でロックダウン議論で脅かし自粛。
  • 以下の①ネアンデルタール人ゲノム遺伝=インドヨーロッパ語族⇒コロナ以上蔓延、重症化率大説も信憑性がある。確かに、東アジアではコロナ感染が低位に抑えられている。
  • また、②東アジアにおける歴史的なコロナ感染症に対する免疫抗体説もある。
  • www.oist.jp

  • news.yahoo.co.jp

  • 引用「

    W。素人考えだが自分もそう思った。

    あらゆる意味で←コロナ渦の競技ばかりでなく、日本国と国民だけが負担を背負い込んだという意味でも不公平五輪が想定される中でのメダルラッシュやいわゆる国威発揚など終わってみれば架空の世界の一過性の出来事

    それでは国民全般は飯が食えない、のは明らか

    むしろコロナ蔓延を見越しての入院制限、自宅待機支持、経済さらに低迷で、国内政治状況の悪化は必至。

    そうした状況下の自民党総裁選に引き継ぐ衆院選で、従来通りの結果が出るとアパシーはコロナ感染症の蔓延と共に列島住民に拡大浸透する

    自民党政権はそこまで先を読んでいるのではないか。

    >パイの大きさ不変なら、さらに座れる椅子が足りないなら、後は近隣諸国を悪者に仕立て上げ、分け前争い。椅子取りゲームを続けていくかない。

    >日本の支配層も基本的には経済的政治的にグローバルな存在、列島が危うくなれば真っ先に逃げていく。災厄を一手に引き受けるのは「一般国民」だ。

     諸外国の冷めた視線からは、2020年東京五輪は長期経済停滞、東日本大震災福島原発事故からの起死回生の祭りごと、とみられているのであって、首相のアンダーコントロールだとか、復興五輪、ましてやコロナに打ち勝つ証としての云々など、文言通り受け止められていない。そこまで犠牲を払ってよくやるよ、理解の他と想われているのではないか。

    神風特攻とまではいかないが、その種の無展望が内在しているのは間違いない。

    >右翼が政権を握るとロクなことはなかった。コレが歴史の教訓。

    >中曽根政権時代の基本政策がグローバル資本制に反する伝統回帰になったことが後々まで悪影響を及ぼしたというのが持論である。欧米がよくも悪くもグローバル資本制に適応する身軽な家族単位を法制的に定着させた家族革命を進行させているのに伝統的家族中心の諸政策などあり得ない

    家族幻想⇔国家共同幻想、その集約が象徴天皇制である。

    ココに住民に対するセキュリティー保障としての国家機構などあり得ない内外の政治経済状況が窮屈になると家族幻想⇔国家共同幻想、その集約が象徴天皇制の連鎖に頼り、結果、住民は犠牲を強いられる。

    菅首相らのコロナ患者への入院制限は近世、近代日本国家のそもそもの成り立ちが住民のホッブス的なセキュリティーの必要から生まれたものでないことの証左、住民は<領主>国家に貢ぎ、犠牲を要求される奉仕者である。肝心な時期にそういう日本国家の相貌が表層に浮上する。

    >日本の地政学的な立ち位置が今後の日本の行く末を大きく左右する。

    news.yahoo.co.jp

    門倉貴史 認証済み

     | エコノミスト/経済評論家

    政策当局の感染対策が常に失敗するのは、感染対策の成否を評価する際、行動経済学でいうところの「自己奉仕バイアス」が強く働くからだ。自己奉仕バイアスとは、成功は自分の手柄にして、失敗は外部環境のせいにしてしまう認知傾向のこと。たとえば、政策当局は新型コロナの入院対象者を重症者に絞り込み、原則「自宅療養」にすることを決定した事実上、医療崩壊を認めたことになるが、自己奉仕バイアスの働きによりその責任は認めない医療崩壊の原因としては、政策当局がそもそも医療・介護・保健所体制の拡充を怠っていたこと五輪開催により医療供給体制に余分な負荷をかけたことなどが考えられるが、

    @そうした自らの責任は棚上げして「デルタ株の感染スピードの速さ」という外部環境のせいにしてしまう。「自己奉仕バイアス」の傾向が強まると、失敗しても自らの責任は回避するので、失敗を教訓とせず何度も同じ失敗を繰り返すことになる。

    市川衛 認証済み

     | 医療の「翻訳家」

    東京都は5042人の感染者が確認。初めて5000人を超えました。検査陽性率は20%を超えており、実際の感染者数を把握しきれていないと考えられますので、実際にはもっと増えていると推測されます。
    重症者は135人と、昨日に比べ20人増えています。

    感染者数の先ゆきについて、それを示す手がかりの一つとされる#7119による発熱相談の件数は、現在も伸び続けていますまだピークを迎える前だと考えたほうがよさそうです。

    入院やホテル療養の先が決まっていない「調整中」の人は東京だけで10000人に達そうとしています。コーディネートを行う保健所など行政機関への負担は大きなものになっています。

    まさに緊急事態です。改めて自分自身、感染対策を徹底したいと思います。

mRNAワクチンとコロナウィルスについて。遺伝物質のmRNAは、この突起の部分のいわば「設計図」。接種すると、細胞の中でウイルスの突起の部分だけが体内で作られる。そして、この突起によって免疫の仕組みが働き、ウイルスを攻撃する「抗体」などが体内で作られるため、あらかじめワクチンを接種しておくと発症や重症化を防ぐ効果

mRNAワクチンについてぼんやりとしか理解していない点があるので、この際はっきりしておきたい。

 引用 反俗日記 

細菌は、ウイルスとは違い、栄養があれば、自ら成長したり、増えたりすることができます。

  • ウイルスたんぱく質核酸から構成され、細胞の外で自ら増えることができないことから無生物といわれることもあります。
  •   W 。体内侵入、脱殻(ゲノムRNA放出)前
  • コロナウィルスのRNA(ゲノム)とヌクレオカプチオ(mRNA)。
  • W。脱殻(ゲノムRNA放出)⇒素材の合成<転写されたRNA、mRNA>スパイク、
  • 膜タンパク、エンペロープたんぱく。⇒組み立て成熟(上記の増殖した完成形体外に放出飛沫感染接触感染、空気感染によって新たな宿主のノド、鼻粘膜付着、侵入⇒ウィルスは肺に移動し肺細胞に侵入し肺炎症状、肺機能低下、不全で血中酸素(ヘモクロビン)濃度低下=異常高熱、呼吸困難、酸素吸入器装着(中等症の基準)⇒重症化(酸素吸入器あるいは人工心肺エクモ、集中治療室へ。政府当局、インド株蔓延状況による新たな段階突入を見越して入院制限発表=重症患者優先、中等症1は自宅待機(相変わらずキャパ矮小限界ハッキリの保健所管理下)。検査、隔離の大原則無視=58%家庭内感染助長!従来通り、人流抑制、飲食ターゲット~自粛頼みの一方でロックダウン議論で脅かし自粛。
  • W。インド株の感染力の強さは体内に侵入前のスパイクがノド、鼻の粘膜にくっ付き易く変異していること。さらに体内侵入後の脱殻⇒素材の合成⇒組み立ての増殖力が大きいこと、が要因
  • mRNAワクチンコロナウイルススパイクの「設計図」を合成し体内に接種することで、スパイクに対する抗体機能をヒトの免疫細胞に記憶させるものである。言い換えると、インド株大量飛散によって、受容危機にさらされるはな、のどの粘膜の受容体がスパイクに対し抗体機能をもちウィルスの体内に侵入させない
  • ただし、インド株ウィルスの大量付着したノドと鼻はウィルスを体内に侵入させないだけで、ウィルスそのものはそこに大量付着した状態なので他者に感染させる可能性は常にあるさらに粘膜細胞内に侵入してくるコロナウィルスもある=ワクチン接種後の無症状感染はもちろんのこと、軽症、中等症もあり得る。当然、そのケースではスプレンダーになり、ワクチン接種の進捗具合と感染縮小が同時に進行しない。
  • またワクチンの効果持続期間が大問題。Wの基本認識ではワクチン先行接種のイスラエルの事例から、2回目接種、6か月後にワクチン効果は4割減になる。
  • とすれば、日本で先行接種の対象となった方々のワクチン効果は風邪系ウィルスの季節性流行期の頂点、冬に40%減、来年の冬、初春にはもっと効果が無くなる。
  • 自己犠牲的に五輪開催した日本ワクチン追加接種の争奪戦に何の特典も得られず、五輪の感染と経済、政治ダメージだけが残る。
  • 大量のウィルスをまき散らすインド株に対して、接種後も個々人や団体での感染対策は必須である。なお空気感染が指摘されているが、今までのコロナ株よりもウィルスが大量にまき散らされているのだから、その一部が空中で漂い、死滅時間が長くなって当然である。屋内のエアコン冷暖房によるウィルス、スプレンドも空気感染の原因だろう。
  • www3.nhk.or.jp

  • 引用遺伝物質「mRNA」は、体内に入れるとすぐに分解(W.コロナmRNAを脂質で包んで分解を防いでいる)されるほか、炎症反応を引き起こしてしまうため、長年、薬などの材料として使うのは難しいと考えられていました。
    しかし、カリコ博士らはmRNAを構成する物質の1つ「ウリジン」を「シュードウリジン」に置き換えると炎症反応が抑えられることを発見。
    この技術を用いて2020年、新型コロナウイルスのワクチンが開発されました。」
  • 「mRNAワクチン」とは

  • W。解りやすい解説である。
  • 新型コロナウイルスの表面には「スパイクたんぱく質」と呼ばれる突起があり、ウイルスはここを足がかりとして細胞に感染します。伝物質のmRNAは、この突起の部分のいわば「設計図」にあたり、ワクチンを接種すると、これをもとに、細胞の中でウイルスの突起の部分だけが体内で作られます。そして、この突起によって免疫の仕組みが働き、ウイルスを攻撃する「抗体」などが体内で作られるため、あらかじめワクチンを接種しておくと発症や重症化を防ぐ効果があるとされています。⇒Wスパイクに対する抗体が体内にできるので、一部欠損状態では素材の合成。⇒組み立て成熟(上記の増殖した完成形)過程が機能し辛くなるのか?

感染症の歴史から見えてきたウイルスと人間の関係≪石弘之さんインタビュー≫反俗日記⇒<O MO TE  NA SI>はあまりにも高くつきすぎた。カネの問題よりも政治的狭路に嵌ることのほうが列島住民は打撃を受ける。

scienceportal.jst.go.jp         ウイルスとは何か - ずっと人間と共存

「病気の原因となるウイルスは“悪者”扱いされやすいが、ポジティブな面もあるという。例えば、ここ20年ほどの研究で、哺乳類の胎児をウイルスが守っていることがわかってきた。

胎児は、半分は父親の遺伝子を持っている。母親から見ると、半分のたんぱく質は自分とは別なもの。母親の免疫系からの攻撃で、胎児は生きていけないはずではないか。ではなぜ、生きていけるのか長い間、謎だった。

「おなかの中に赤ちゃんが宿ると、母親の胎内の常在ウイルスが集まってきて膜を作り、赤ちゃんを包み込む。そのことで、母親からの免疫系の攻撃を遮断できることが分かったのですウイルスがいなければ、われわれ人間はこの世に存在しなかったという意味で、たいへん重要です」と石さんは言う。

「   ウイルスも自然の一員 - 「汝の敵を愛せよ」

人間が環境を変えれば、それに対応して変異していくのがウイルスで、人間とウイルスの関係を断ち切ることはできない。ウイルスは、いろいろなところで自然の一員として関与しています。われわれが知らないことの方が多いはず。『こんなことをウイルスはやっていたの』という話がこれから続々と出てくる可能性があります。いかなる生物も天敵をなくした瞬間から退化していくもの。汝(なんじ)の敵を愛せよ、ですね」と石さんは続けた。

最後に、石さんは「コロナ時代」を切り開く若者に向けて、次のようなメッセージを残してくれた。

庭土をスプーンですくうと、スプーン1杯の土の中に1億以上の生き物がいます。その多くがウイルス。ウイルスは、自然の中でいろいろな役割を果たしています。これからも、ウイルスをめぐっても大発見が続くと思います。自然界は、まだまだ人間の知らないことだらけ。私の80年の人生を振り返ると、最大の楽しみは好奇心と達成感でした。若い人たちには、ものを探求することや考えることに楽しみを感じて、自然の仕組みを解明する達成感を味わってほしい」

   感染症は社会構造を変える –距離を超えてつながる時代へ

人間にとっての基本的な行動様式まで変えてしまうウイルス 。今回の新型コロナウイルスは、私たちの人間関係のあり方や社会性についても見直しを迫ってくる。しかし、過去の歴史を振り返ると、人間は感染症により大きく社会構造の変化を強いられた場合でも、柔軟に適応し、新たな生活や様式を生み出してきた。

新型コロナウイルスは何年か後には弱毒化して、普通の風邪のようなウイルスのようになる可能性はあります。でも、その一方で、これから先、さらに『狡猾』になって、巧妙な感染方法、流行方法を見つけ出すかもしれません。コロナウイルスは2002年にSARS重症急性呼吸器症候群)や2012年のMERS(中東呼吸器症候群)、そして今回の新型コロナウイルスと、立て続けに流行を起こしました。21世紀はコロナウイルスの時代になりそうな予感がします」と石さんは予想する。

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の電子顕微鏡写真 細胞表面から出芽する新型コロナウイルス粒子を見やすくするためにコンピューター上で青く着色(左、走査型電顕で撮影)。ウイルス粒子を取り囲むように、名前の由来となったコロナウイルス特有の王冠状の突起がある(右、透過型電顕で撮影)。 ※画像提供:東京都健康安全研究センター

新型コロナウイルスSARS-CoV-2)の電子顕微鏡写真 細胞表面から出芽する新型コロナウイルス粒子を見やすくするためにコンピューター上で青く着色左、走査型電顕で撮影)。

ウイルス粒子を取り囲むように、名前の由来となったコロナウイルス特有の王冠状の突起がある(右、透過型電顕で撮影)。 ※画像提供:東京都健康安全研究センター

**************************************

**************************************

W。20世紀初頭以降、ウィルス感染症が脅威となった。生活水準の世界的向上、衛生面での改善、対抗する科学の発展などによって、細菌性感染症は封じ込められたが、グローバル資本制によるヒトモノカネの都市部への回転率の高い集中集積とウィルス由来の感染症の急浮上が一体的に進行し、感染密地域から、感染過疎地域へ、水が高いところから低いところに急速に流れる、ような世界的な伝播状況の再生産が止まらない。

>当面、国家資本主義と独裁がコロナ感染対策の管制高地に位置しているが、対抗する資本制勢力では内部に排外主義が拡大再生産され、二つに分解する。

スペイン風邪パンデミックの経済的背景産業資本主義の自由放任が資本の強集中集積、階層分解を加速度的に生み、金融寡頭制帝国主義に至り、世界市場の再分割の過程において、世界市場に急激に台頭するアメリカのバーバリズム資本制(カンサス州軍事基地)がスペンイン風邪、発現の環境を提供し米軍欧州戦線参戦と世界的兵站によって、パンデミックになった。

 当時、日本列島住民は1920年パンデミックの最後尾で多大な死者を出した。

@当時のアメリカに相当する武漢、中国がウィルス感染症パンデミックの発現地になり、グローバル資本制の金融寡頭制と一方における自由放任ヒトモノカネの大回転によって、世界中に伝播した。

      今後の予測 ~民主の如何によって以下のようにわかれる~

①金融寡頭制が強化されるが国内民主政をある程度維持したまま、世界市場の再分割戦に投じる国と地域。~いわゆる欧米民主政型~

②もう一つは金融寡頭制強化と強権政治体制が一体的に進行する国々、地域。その筆頭に日本が位置する、<O MO TE  NA SI>はあまりにも高くつきすぎた。カネの問題よりも政治的狭路に嵌ることのほうが列島住民は打撃を受ける。

類型は東欧、南米、アジア型。

※注記:石さんの話をもとに作成    環境変化と感染症 - 温暖化で拡大するマラリア

日本の古い文献にもマラリアと考えられる感染症が登場する。11世紀の平安時代は今より気温が高く、平清盛マラリアで高熱でうなされつつ死んだそうだ。「清盛の医者は裸で脈をとり」という有名な川柳もある。

     

 感染症は時代を映す鏡 – 消化器系から呼吸器系へ

人間が定住するようになって、感染症と人間の関係は劇的に変わった。石さんによると、最初に定住した水辺では川の水を共用したことで水を介した消化器系の病気が流行したが、その後、人口が都市に密集するようになると、人から人へと感染する呼吸器系の感染症が大流行を起こすようになった。

水を解した感染症の爪痕は、古代エジプトのミイラにも見られる。このミイラからは、巻き貝の体内で増殖した寄生虫が皮膚から感染する、ビルハルツ住血吸虫の卵が見つかっている。その後も、下水道が普及しない地域では赤痢コレラなど、水を介した病気が広がった

都市が大きくなると、当初は衛生システムがなかったのでゴミを介して感染症が流行した。14世紀のヨーロッパの都市では、ネズミが大量発生し、ネズミがもっていたペスト菌が広がっていった。ただ、当時はペストの原因が分からず、ユダヤ人が井戸に毒を入れた」などのうわさが広がり、ユダヤ人排斥が激しくなったり、魔女狩りが盛んに行われたりした。分からないことが起きると、恐怖心から人間はスケープゴートを求めるものらしい。デマや差別は、大災害や感染症の大流行の時には、必ずと言っていいほど起こってきた事象だそうだ。今回の新型コロナウイルスでも、さまざまな人種差別や偏見、迫害が後を絶たない。~W。中国が悪い、と。

20世紀に入り都市が巨大化し過密化すると、今度は人から人へ飛沫や空気で感染するようになる。呼吸器系に入り込んで、過密社会にウイルスが拡散していく。現在の新型コロナウイルスがまさしくその図式に当てはまる

******************************************************************************

大仕掛けの五輪構造はイマイチ、ピンとこないが、コレなら解る!

~~誰のためのオリンピック開催強行なのか~

W.オリンピック競技のほとんどはマイナー競技。各国の当該団体や役員報酬、選手たちの競技費用は五輪放映権の分け前で賄ってきた。世界的大イベント化による実入りを当て込んだ役員のスポーツ特権による身の丈越えの出費常態化もある。

オリンピックの政治目的は支配層のヒエラルキーの更新である。マイナースポーツの役員、エリート選手はその存在自体がヒエラルキー依存。

news.yahoo.co.jp

「セーリングやヨットといえば、欧米の富裕層や上流階級のスポーツというイメージがあるだろう。そんなスポーツの国際統括団体、ワールドセーリング(WS)の第9代会長に中国の李全海氏が選出された。アジア地区から会長が誕生するのは初めて。「本来、当選するはずではなかった」李氏はなぜ、会長になれたのだろうか?(共同通信=山﨑恵司)」

▽WSが抱える“南北対立”

「WSには“南北対立”があった。アンデルセン会長の出身地である北欧と西欧、中欧に対して、南欧と東欧は反アンデルセンアンデルセン会長の任期4年間で、両者の対立は深刻化していた。スペインの候補は反アンデルセン。彼が1回目の投票で落選し(た結果)、その票が李氏に流れ、本来、当選するはずではなかった李氏が勝った」  アンデルセン氏を巡っては財政面からも問題が指摘されていた。WSのオフィスは英国南部のサウサンプトンにあったが、2016年の会長就任後に必要がないにもかかわらず、家賃が高いロンドン中心部のパディントンに移転させた。この一件に代表されるように、アンデルセン体制には放漫財政を指摘する声が常につきまとっていた。

月氏は言う。アンデルセン氏は在任中の4年間で金を使いまくった。WSの倫理委員会が調査しているほどだ。五輪に、過度に依存する財務体質に陥っていたため、五輪の延期で財政危機が起きた  

 

 ▽財政の立て直し  

月氏によると、東京五輪の延期が決まり、財政危機が起きたという。WSは収入の40~45%に当たる約20億円を五輪の放映権料でまかなっていた。五輪が予定通り開催されていれば、この秋には入っていたはずだった放映権料がなくなり、キャッシュフローがほぼ途絶えた。このピンチを乗り切るために、国際オリンピック委員会(IOC)から3億円を借金したという。

そういう状況で、初めて中国から誕生した李全海会長に寄せられる期待は財政の健全化。「チャイナマネーを(WSに)注入してくれるだろう、と期待されている」と、望月氏は指摘した。」

 WSの源流は、1907年設立の国際ヨット競技連盟(IYRU)。当時のメンバーは英国やフランス、ドイツなど欧州のヨット団体ばかりだった。会長職を置くようになったのは1946年からだが、過去8人いた会長は全員、欧州出身だ。」