反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

2012-10-21から1日間の記事一覧

「帝国のイリ」における金抗、丸山真男の<自然状態に放置された人間同士の争い>想定しての国家生成の根源説と<個人生活に脅威を与える敵との関係>に国家成立を見るホッブス国家観を批判する。

金抗さんの「帝国のイリ」は賞に値する本だと云う、前回の評価は撤回する。 まだまだ検討中だが、この本の優れた処は丸山真男論の部分であって、先のブログの<追記>にも記したように、後半三分の一を占める小林秀雄批判は批判になっておらず、迎合である。…