反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

2012-10-26から1日間の記事一覧

「ワイマール共和国の憲法状況と国家学」未来社刊。第五節、政治的統一体・民主主義及び多元主義。パスカーレパスキーノのカールシュミット論の抜粋と注釈。

<問題意識> カールシュミットは通常、ドイツ1918年革命の人民蜂起を圧殺した社民党多数派と旧体制勢力の妥協を基礎に成立したワイマール共和国の民主主義的混迷状態に対する政治的統一体への収れんを政治基準とする批判者として有名である。 その国家…