堀田善衛の長編評論である「方丈記私記」のごく一部を取り出して論じるのはもとより、不公平、適切でない。 「方丈記私記」は1971年毎日文化賞受賞作品である。 従来の「方丈記」批評の無常観にテーマを絞った吉田兼好像とは違った出家遁世に徹しきれぬ…
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