反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

完結編。  [インタビュー] 韓国文学は生きている : 小説家 黄皙暎との対話

皙暎(ファン・ソギョン) 小説家。長編小説『張吉山』、『武器の影』、『懐かしの庭』、『客人(ソンニム)』、『沈清』、『パリテギ』、小説集 『客地』などがある。 沈真卿(シム・ジンギョン) sexology@hanmail.net 評論家。『女性、文学を横断する』…

季刊「創作と批評」日本語版。インタビュー] 韓国文学は生きている : 小説家 黄皙暎(ファン・ソギョン、Hwang Sok-yong)との対話。

季刊「創作と批評」日本語版 http://jp.changbi.com/33 [インタビュー] 韓国文学は生きている : 小説家 黄皙暎との対話 2007年 秋号 (通卷 137号) 最近の記事 なかなか面白そうなラインアップである ↓ 統一大当たり論と分断体制の変革... 柄谷行人とマルク…

1945年から現在までの日米関係の歴史的経緯を巨大な螺旋階段~日米経済政策一致TPP、集団自衛権と日米安保条約、第二条、第五条。韓国作家、黄晳暎(ファン・ソギョン)、インタビュー。

続けて過去の記事を扱うということは、背中を前にして、逆方向に足を送り出しているようなもの。公園の遊歩道で時折こういう歩き方をしている人を複数、見かける。恒例になっているので、不思議ともなんとも想わないが、ソレが一つの健康法なのかなと、疑問…

第4回、過去の記事を振り返って。「ドイツ人が見た日本」「エマニュエルトッドと佐々木融「インフレ待望論の危険な罠」「日米安保条約全文の検討(重要)」「自民党憲法改正案の検討、日本の地政学的特殊性」その他

1、「ドイツ人が見た日本」ードイツ人の日本観形成に関する史的研究ー中埜芳之著。独の新聞、雑誌等の生情報を掲載。参考になる。 2012/8/31(金) 午後 1:35 ードイツ人の日本観形成に関する史的研究ーとは大げさすぎる。 ジャーナリスティックでポップな本…

第三回。EUまとめ。詩 出征。刑死直前の国定忠治の啖呵。近世大阪に遡って、橋下政治批判、都構想批判。未だに旧石器時代の寒冷で過酷な環境に基本設計~。【IWJブログ】「第3次アーミテージレポート全文。

EU関連記事をまとめる グレートブリテン及び北アイルランド連合王国英: United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)のグレートブリテンのウェールズと並ぶ構成員スコットランドの「独立」投票 資料1。最近の記事2014/9/16(火) 午後 9:18の中…

第二回。~ウクライナ情勢とEUの関係、一視点~。過去の記事に遡り、気になる箇所をコピーして、参考資料を作成。

文学(文芸)作品を取り上げるまでに、人々の思考と生活の細目にまで分け入って考えていこう、としている現状から、過去の記事を振り返って、「総括」する意味で、記事の中で自分で作った骨組みを改めて、確認したい、捜し求めたいと何となく考えていた。 情…

NO1。過去の記事に遡り、気になる箇所をコピーして、参考資料を作成する。

以下、現時点の問題意識に基づいて過去の記事に遡って、気になる箇所をコピーして、重要参考資料を作成する必要が出てきた。自分の能力を超えて、意識的に難しく書いてきた。本人もよく理会できていない部分が多いが、その方が後で振り返って、新鮮であり、…

偶々、谷崎潤一郎「小さな王国」にであった。イロイロな解釈可能な傑作。谷崎はストーリーテラーでもあった。芥川「鼠小僧次郎吉」との比較。

ということで、偶々「小さな王国」を読んだ。岩波文庫別冊20ポケットアンソロジー 生の深みを覗く、2010年発行。 確か、芥川龍之介の「鼠小僧次郎吉」に偶々、出会ったのも、このシリーズで、未だに芥川、最大の傑作ではないか、と思い込んでいる。 谷…

野坂昭如著「火垂(ほた)るの墓」~ポイント抜書き続編~<追記>は野坂「アドリブ自叙伝」とA判B判の規格と日本語小説単行本の利点について。

(W、疎開先の小母さん)「よろし、ご飯別々にしましょ。それやったら文句ないでしょ。それで清太さん、あんたとこ東京に親戚いているんでしょ、おかあさんの実家で~」 野坂昭如著「火垂(ほた)るの墓」続編 朝夕七輪借りて飯を炊き、お菜はタコ草の茎の…

野坂昭如著「火垂(ほた)るの墓」~文体の解説とポイント抜書き~直近、9月2日にYue Tubeに野坂昭如 『火垂るの墓』 (朗読:橋爪功)【1/8】 アップ。

トルストイ 『アンナ・カレーニナ』 「幸福な家庭はすべてよく似たものであるが、不幸な家庭は皆それぞれに不幸である」。 「英訳(1901年)“Happy families are all alike; every unhappy family is unhappy in its own way.” 「中国語の訳、幸福的家庭都…

「異常気象」の夏が終わって、初秋。ラジオから流れてきたトミー、フラナガンの「枯葉」からビルコリンズ「いつか王子様が」へ、ヤッパリ門外漢にはオスカーピーターソンが安心して聴ける。

ラジオの毎週欠かさず聴いている番組恒例の最期のパーソナリティのお勧め曲(ラブレター)はコレクションから選曲されたトミーフラナガンの「枯葉」だった。 Autumn Leaves/The Super Jazz Trio/Tommy Flanagan http://www.youtube.com/watch?v=JgoNJj7zGsM…

川崎長太郎の「徴用行」の前回の評価は野坂昭如「火垂(ほたる)の墓」の戯作文調と比較して間違い、と解った。西鶴、「方丈記」まで遡った我流私小説論で、純私小説は歴史資料としての意味しかないとする。

前回の川崎長太郎「徴用行」を反俗日記の活字にしながら、私小説であろうが何であろうが、作品としての出来映えに疑問を抱いていた。 ~なお、野坂昭如「火垂(ほたる)の墓」の劇的シーンを選んだが、時間不足で引用できなかった。次回に回す。 戦争×(と)…

私小説作家、川崎長太郎「徴用行」引用。フト、那智勝浦のブルースギタリスト濱口祐自さんのトークとギターを想い浮かべた

【MBS1179】おとなの駄菓子屋 2014.8.3 ゲスト:濱口祐自(ギタリスト) ※生演奏あり!店主、角淳一 https://www.youtube.com/watch?v=N-i_98EYsIU 途中から、店主、角淳一との一種の掛け合い漫才の雰囲気風に。快調、濱口祐自節にトークのプロ、角淳一、あ…

堀田善衛「広場の孤独」の引用~作中にちりばめた鋭い問題意識は時代を超えて今にも通用~適応、発展、深化が課題。付録、私小説の世界。

前回の問題意識をそのまま先行させて行くと、<堀田善衛>の「広場の孤独」を取り上げることになる。 参考資料に次のようなものがある。 が、この連載で新たに「発見」した私小説的世界に拘る。成果はともかく、先を急がない。足元から詰めていくことで、ホ…

安岡章太郎の世界。志賀直哉私論。本音を語った軽い評論。<変動為替制度と集団自衛権事態~東アジア情勢私論>

ノーベル文芸賞を個人的に授与する作家安岡章太郎さんの本音が声がする「志賀直哉私論」所録のエッセー的評論を抜粋していく。 <毒をもって毒を制す> 「その軍隊生活の間に頑健そのものだと思っていた私の肉体まで、本物の病気になった。その病気で私は戦…

安岡章太郎の世界。母親は今も通用するような個性的な女性で短編「宿題」は笑える。「海辺の風景」「幕が下りて」寸評。大江健三郎の最大級の安岡賛辞。

安岡章太郎http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E5%B2%A1%E7%AB%A0%E5%A4%AA%E9%83%8E全集、全7巻、講談社、昭和46年(1971年発行)。 大昔、「ガラスの靴」に衝撃を受けた。それ以来、密かにこの短編を日本の最高の小説としてきた。 再び、全集…

2014年08月31日、読売新聞社説「STAP検証 実験を続ける意味があるのか」を材料にSTAP細胞問題の背景に勝手な想いをめぐらせると~。

STAP検証 実験を続ける意味があるのか 2014年08月31日 01時17分 この記事の基本的な視座に問題がある。 A)STAP細胞大発見→理研-小保方騒動は実証性を不可欠な条件とする科学の研究現場で発生した決定的な不正研究事案である。 >世界三大研究不正…