反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

引用続き。「無縁介護」山口道広編著~単身高齢社会の老い、孤立、貧困~

「認知症のひとが集まると、不思議と会話が続いたり、役割分担ができて楽しく生活できることがあるそうだ。 多くの人はいつまでも家族と生活したいと思っている。 しかし家族の顔もわからなくなってしまったときに、グループホームにいるというのは本人にと…

「無縁介護」山口道広編著~単身高齢社会の老い、孤立、貧困~

二 無縁介護 ~在宅介護の現場から~ 引用 「なぜそうした死に方か。 背景に何があるのか。 社会と人、人と人とのかかわりとは何か、が問われている。 繰り返すが一人暮らしのライフスタイルは何ら気になる世帯ではない。 >といって『(孤立死や無縁死)す…

1月事故の教訓。真鍋 厚「『家族がいるから、老後も多分大丈夫』という思い込みの「落とし穴」

「家族同士で面倒をみるべき」という価値観 「ほんの3、40年前ぐらいまでは家族の単位も大きくて、親族のネットワークも機能していたから、今でいう『終活』もどうにかなった人が多かった。 >つまり、面倒臭さと表裏一体ではあるけれど、相互扶助のようなも…

引用と書き込み。続編。無理大きい在宅介護制度全体を見直せ- 見えてきた様々の欠点 -

老人の生活を社会でどう支えるか 介護保険の実施で、市民の間で介護が権利としてとらえられたことは評価してよいだろう。 なぜ保険料を払っているのにサービスがないのかを市民が考え始めるなら、それは一つの希望でもある。 もういちど、有料老人ホームか…

市原悦子さん、追悼。

追悼、市原悦子さん 本物家族 VS 出前家族の争い - YouTube 続・本物家族 VS 出前家族の争い https://www.youtube.com/watch?v=A1PwXB0pZE0

課題研究→在宅介護と介護保険制度。好論文発見。引用「無理大きい在宅介護制度全体を見直せ - 見えてきた様々の欠点 -

W。在宅介護、施設介護現場の実情を踏まえた見解であり、Wも常々そのように考えて現場担当者を前に偉そうなことを言ったことが何度もある。 もっともWの生意気な意見は介護保険制度発足当時の方が今の行政、事業者サイドの利益、都合が表面化している状況…

入院中の日記より、読書。立花隆「『東大講義人間の現在1 脳を鍛える』 新潮社、2000

12月16日(日)~手術前日~ 引用 「人間の頭は壊れやすいようにできているんです。 認知科学や精神医学を学んでみると 人間の頭がどれほど狂いやすいようにできているのかがわかります。 どれほど真実でないものを真実と思いやすくできているのかがわ…

2019年1月事故の残した課題。「高齢社会における介護ストレスとその対策」 服部万里子

高齢社会における介護ストレスとその対策 服部万里子 立教大学コミュニティ福祉学部福祉学科 NPO 渋谷介護サポートセンター (ストレス科学研究 2011, 26, 1-7) はじめに 介護保険が導入され 10 年が経過した。 >家庭における介護者の負担を軽減し,介護…