反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

2020-06-11から1日間の記事一覧

日本国憲法は成立前後の政治カオス状況において、日米支配層によって予め「憲法の云う主権の存する国民の地位を大きく傷つけ」られていた。憲法所定の「国事行為」だけを行うのが「象徴」としての天皇なのである。天皇が「象徴」であるということの意味は、憲法の明文規定のうちにではなく、従来の天皇が持っていた「象徴」性のなかに見出されることとなり、「伝統」や「慣行」が持ちだされることによって、「象徴」規定自体に独自の意味が持たされることになる。 @こうして、天皇の「権威」や「権限」が、戦後「昭和」の時代をつうじて、憲法の枠

2020-06-09第8回「敗北を抱きしめて」ジョンダワー下巻。 末尾引用 「W。ジョンダワーの象徴天皇制批判は、「戦後意識は混濁してしまった」までは納得できるが、その後の下りの批判対象は「天皇主義者」に限定されるものであり、戦後の一般的な国民の天皇意…