反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

#その他政界と政治活動

第5回、その後の理研ー小保方事態。~弁護士たちはキチンと小保方を守っていない。逆に長期間、さらし者にしている~科学的真相探求は別にして大いに疑問、一方的展開は望まない。

4月20日に調査委員会の提出した実験ノートの一般公開、不服申し立て拒絶ー懲戒委員会設置、を受けて、「小保方さん、大丈夫か」、今後、自身がよほどシッカリしなければ、あの弁護士の判断力では、この先の彼女の人間としての人権保障も危なくなってきた。…

最終回。安部普三著「美しい国へ」ー第4章日米同盟の構図・第5章 日本とアジアそして中国→政経分離の互恵発展ー

今回を最終回とする。5章以下は政策論に近いものが続き、それまでの内容とは違って、オヤッと意外に思うほど、極めて安定した「政策論」が続く。 具体的にいえば、 ・第5章 日本とアジアそして中国→政経分離の互恵発展。 W。現状の対中政策と余りにも違う…

最終回。丸山真男著「戦後民主主義の原点」。ハイライトは【敗戦直後の憲法草案時期のリアルな描写】

やはり転機になるのは、47年のトルーマン、ドクトリンによって、全世界から共産主義を締め出すというアメリカの冷戦の方針がGHQにも出てきて暫時的に進行し、 (W。1947年は済州島4,17蜂起虐殺鎮圧。日本では2,1ゼネスト中止命令。ただ丸山によると…

丸山真男インタビュー「戦後民主主義の原点」のリアリズムは日本支配層ー自民党の改憲、日米安保=集団自衛権事態の動向を理解するための生きた最良の資料。

丸山真男の本質はジャーナリステックな政治観察と日本人には稀有な論理的思考が融合している、所にある。 東大在学中の本人の希望は父と同じジャーナリストの道を歩むことだった。 ウィキペディア、丸山真男<エピソード>引用。 「丸山は元々は、父と同じジ…

前回の記事の、何をいいたいのか解らないところの詳しい説明。

前回の記事は、何をいいたいのか解らないところがある。 そこで参考資料として次のものを引用しておく。 >記事の全体の流れでは、現状認識を右傾化の事態と捉えているようであるが、選挙結果を受けて、漠然とした不安感を跳躍台に、次のようなまるで戦前と…

<地の群れ>の一人として精一杯、生き抜く。仲間同士には踏み越えてはならない一線はある。

IWJで宇都宮さんのインタビューを視聴させてもらった。 明晰、話に具体性がある。正直なところ、この日本にも凄い人がいる、と感動し少し、心休まる思いもする。 さらに諄々と説く語り口に、自分には至らないところが余りも多過ぎる、考え違いもあると反…

東京都知事の基本問題。

1)<選挙情勢の基本問題> 都知事を選ぶのは東京都民。直接選挙で首長を選出。 過去の東京都知事選挙 1、2差 投票率 131995年4月9日青島幸男1,700,99336.60%石原信雄1,235,49826.59%10.01%50.67%141999年4月11日石原慎太郎1,664,55830.47%鳩山邦夫851,13…

第12回福島原発事故事情。宮本百合子1932年特高取調室の実録描写「刻々」引用。

宮本百合子「刻々」ーより。 一般的に有名なのは「1932年春」の方である。 以前の記事で小説中に突然、登場する世界情勢分析を取り上げ、当時の分析の過半は間違っていなかった、とした。 「1932年の春」は伏字も多い不完全な形でも、1933年に公表されたが…

米国産獄複合体=刑務所収監人口只今現在ナント230万人。「情報フリーウェイ」の日本参院選。

中央フリーウェイ作詞荒井由実 作曲荒井由実唄松任谷由実(荒井由実) 中央フリーウェイ 調布基地を追い越し 山にむかってゆけば 黄昏が フロント・グラスを染めて広がる 中央フリーウェイ 片手で持つハンドル 片手で肩を抱いて 愛してるって言ってもきこえな…

第一回。平成24年版通商白書。<第1節我が国の通商・経済の変遷と構造変化>の抜粋と検討。

<我が国の貿易・資の構造と変容> 第1節我が国の通商・経済の変遷と構造変化 <前提としての経済構造分析> (2)「経済圏」とその独立性の変化 <「完成した経済構造」>(以下、「完成形」)とは、 経済発展により、その「経済圏」内で需要される財の生…

安部首相、米戦略国際問題研究所)で英語の講演「Japan is back(日本は戻ってきました)」、そして「I am back(私は戻ってきました)」。

<3月27日付け、IWJアップ英文和訳記事より引用。> 冒頭、安倍総理は、真っ先にジョン・ハムレ(CSIS所長、元米国防副長官)、リチャード・アーミテージ(元国務副長官)、マイケル・グリーン(CSIS上席副所長)ら、いわゆるジャパンハンドラーに対し…

内外情勢の理解するための資料。インタビュー、米民主党系ジャパンハンドラー、ジョセフ・ナイ元米国防次官補(現ハーバード大学教授)。共和党系強面アーミテージと言葉は違っても行動と政治目的は自己利害貫徹

中国は“1930年代の日本”への意識を引きずっている 東京都の購入を防いだ「尖閣国有化」は正しい判断だ ――ジョセフ・ナイ元米国防次官補(現ハーバード大学教授)に聞く 「尖閣諸島国有化」をした 野田政権の判断は正しい >領有権問題で日中両国間の緊張が高…

内外情勢の理解するための資料。インタビューその1、梅森直之・早稲田大学政治経済学術院教授。次回、ジョセフ・ナイ元米国防次官補(現ハーバード大学教授)

昨年12月の総選挙で自民党が政権を奪還し、今年に入って安倍晋三内閣が本格的に始動した。だが、“大勝”したはずの自民党の得票率はこれまでを下回るなど、 国民の政党不信は変わらず、むしろ強まっている印象すらある。 2008年のリーマンショック後の世界的…

引用。宮本百合子「1932年春」より、講演先で3月28日付、東京朝日新聞社会面によって、同志たち多数の検挙を知って、怒りに燃えて突如、情勢分析。アジっている。

文学全集を読んでいると本多秋五という評論家が宮本百合子に高い評価をしていることをしった。 本多秋五等の戦後近代文学派といわれる人たちは、戦前共産党の活動家、ないしは周辺にいて治安維持法で検挙された経験を持ち、戦後は共産党との間に一線を引いて…

2012年、衆院選挙結果について。対米従属覇権にしか活路を見いだせない戦略的窮地に陥った現段階の日本帝国主義の支配的イデオロギーを反映した政治地図。

2012年、衆院選挙結果が判明した。 そもそも、庶民にとっては12月は悲喜こもごも、何かと忙しくなる。 また業種、業態によっては1年の稼ぎ時でもあり、こんな時期に街角やマスコミ媒体で一銭にもならない政治の話題でワァ~ワァ~やってもらっては迷…

大衆行動への逮捕。自民党の憲法改定草案の注目箇所の掲載。

衆議院選挙、東京都知事選挙、公示中の東京、大阪に置いて些細な案件で逮捕者が出ている。 東京の場合は知事候補者への勝手連的応援活動が公職選挙法に違反している、と突然逮捕している。 大阪では10月17日の震災関連ごみ処理に反対する団体行動がJR大…

橋下徹と云う政治の病い=近代化以降、日本を窮地に追い込んだ政治思考パターン(不安苛立ち、ツマ先立った背伸び、に基づく)「古賀さん、政治の場はやるかやられるか、生きるか死ぬかです。勝たなければ」。

アゴラ池田信夫2012年12月2日記事の一部より引用する。なお当該記事の主旨には不賛成。 さらには、飯田哲也さんの原発問題に関する主張も、当方の研究不足を自覚しつつ、現状では理解しかねる。偉そうなことではなく、解らない、としておこう。 ただ…

日本未来の党の結成について。その1、元々<国民の生活>小沢代表ー東幹事長体制は断固不支持だった。その2、肝心なことは今、日本と日本国民が内外でぶち当たっている最先端の課題へのリアルな対処。

国民の生活が第一のグループが民主党を脱退して、小沢代表ー東幹事長、その他の役員の人事、所属議員の顔ぶれを見て、コレでは絶対に支持できないなと、断定していた。 小沢代表が細かい事まで陣頭指揮する様子が動画から伺える党結成記者会見は、自分が大昔…

大正14年(1925年)生まれ、在学中学徒出陣で海軍航空隊入体の歴史家、色川大吉の自分史から、岩戸景気ー60年安保改定ー高度経済成長の時代を抜粋。第1回。

色川大吉(1925年生まれ)さんは丸山真男(1914年~1996年)の一回り下の年齢で、同じく兵隊体験がある。 飛び級で旧制中学入学、仙台の二高から、無試験入学した東大文学部国史科学生時代、年齢が足りなかったので、文科系学生の学徒出陣を免れ…

尖閣島など領土問題はイロイロ多方面に渡って、考える契機になる。

昨夜、NHKラジオのニュースでは、尖閣諸島の領海内に日本政府の尖閣島国有化を受けて、中国の海洋調査船20隻が7時間余りに渡って侵入した、と報じていた。 嗤えるのは、中国は周辺のフィリピン、ベトナムとも領土紛争を抱えている、とか云ってあたかも東…

グローバル資本制に翻弄される世界のただ中で、現代日本に蘇る江戸中期、後期の封建停滞社会の様相。統計数値、資料から、第一回。

今現在、野党第一の自民党谷垣体制は憲法改正?草案を発表した。 森永卓郎さんのネットマガジンによれば、従来の主張である「日の丸、国旗。君が代、国歌。自衛隊、国防軍。」はまだしも、基本的人権の規定条項である肝心の21条、12条に次の様な注釈が加…

昨日(5月14日)の記事は大誤報と判明しお詫びします。内部事情告白者は東京第3検察審査会メンバー。西松建設ー二階ルート議決員であり、小沢強制起訴には関係ありません。

大失態をやらかした。 昨日の記事の情報源の雑誌の名は講談社発行のg2(ジーズ)。 ノンフィクション新機軸メディア。2012、VOL10。 記事のライターは今西憲之さん(1966年生まれ)。大阪を拠点にし、原発関連など硬派の著書数冊。 ただ、当該記事…

現人類は約2万年前の最終氷河期(旧石器時代)の過酷な環境に適応するため基本設計が定まったが、その後の温暖化、急激な社会変動、価値観の多様性など新たに加わった周辺環境に対処するには基本設計が古過ぎる。

今日の早朝も相変わらず、ストレッチから軽い筋トレ、ウォーキング。 快晴。春霞がかかっている。公園の桜はほぼ満開。今年は一番開花が遅れいるようで、例年だと阪神競馬場の桜花賞の頃の桜は満開状態を過ぎて、花冷えのする冷たい風に吹かれて、桜吹雪の状…

検証。1923年関東大震災、24年普選制と治安維持法。1920年代後半の軍部台頭と二大政党制熔解、世界恐慌。31年満州事変と32年5、15事件、国際連盟追放。34年帝人事件。36年2、26事件。

昨日の記事。現在の小沢さんの政治姿勢とそれを取り巻く、リアルな政治環境の展望と橋下、維新の会の全国政治への進出を述べた最後の方のくだりで、次の様に総括した。 「これまで目を通した彼らの意見の中で、最も簡潔にまとまったモノは元杉並区長の山田の…

<山本太郎>、佐賀検察審査会、原発再稼働、抗議で不起訴相当。福岡の男が不起訴を不服申し立て。小沢氏強制起訴の様な検察の捜査報告書偽造などの介入工作あれば、検審は起訴相当議決の可能性も。検審改革必要。

3月16日付で佐賀検察審査会は佐賀原発再稼働抗議行動のため、県庁舎のバリケードを越えて、庁舎内に入った、として山本太郎さんに対して、<福岡県在住の男>からの建造物侵入、威力業務妨害などの疑いでの告発を受理し、審議した結果、不起訴相当の議決…

「公務員制度の研究」ー日米英幹部職の代表性と政策役割ー読了。政治主導を保障する改革は米>英>日だが、米官僚制は優秀な人材の民間指向、政治的中立性破壊など問題点多い。

今、「公務員制度の研究」を何とか読み終えた。 中身そのものは、難しく理解し難いものとは思わないが、何しろ学者センセイの論文形式なので、緻密な事実を積み重ねていく形式をとっているので、読んでいて、イライラしてくる。いつまで読んでも、結論という…

「公務員制度の研究」ー日米英幹部職の代表性と政策役割ー公務員層、官僚集団の中立性を超えた出身階層による価値観と社会に支配的な価値観とのズレを問題にした斬新な視点。

2月に入ってから、朝のウォーキングを始めることにした。 今まで、寒中の早朝、出歩くマイナス面を危惧して自重していたが、2月3日の節分の日を持って、大阪では暖かくなるとのシルバー世代の生活に知恵を信じて、断固として?出歩くことにした。 イヤ、…

強欲、金融資本投機によるバブル破たんから、出口なしの経済停滞中のアメリカ、EUなどの世界金融資本はイラク侵略に続き、経済制裁強化でイラン侵略を画策中。検察審査会起訴のJR西元社長に無罪判決。

今日も早朝、筋トレ。今年の冬は筋トレ強化でいく。昨年はくそ寒い中、ウォーキングをしていたが、無理はよくない よし!今日も気合入れていこう。 昨日の記事のポイントは、第五検察審査会事務局が使っているおみくじソフトは、6000万円もしたらしいが…

東電破たん処理について。天災人災。橋下の様な上からの開き直りの政治災には、<路傍の石路線>で開き直る。

久し振りにブログ更新。推認って、ヤツでほとんど憶測混じりの内容になった。 ただそれでも間違ってないと。何か推認裁判官めいているが。 東電を破たんさせたら、気分は壮快かもしれないが、国民が余計な混乱を背負い込むだけだ。 重要案件は、いくら庶民と…

東電、発送電分離を囮にした国有化1兆円、メガバンク1兆円、注入は1億国民総懺悔負担で東電支配層犯罪免罪。みんなの党の経営破たん処理させよ!は原発収束に無責任なプロパガンダ。冷静に見極めたい。

民主党政権は東京電力と原発被害賠償支援機構が3月策定する「特別事業計画」に発電送電事業の分離などの電力改革に取り組むように要求し、東電の株式の過半数を取得し、実質的に国有化することによって、発電送電を独占的に行う業界の構造改革にむけて<新…