反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

ファンとしてあえて言う。阪神タイガースは一度地獄に落ちよ!

   1)星野仙一をきれない球団経営とは何か?
星野仙一阪神球団の功労者ではあっても、もう役割はもう終えている。
優勝後の監督辞任も今からしてみると納得できるものでない。阪神優勝の影響力が冷めやらなうちに彼は次のステップに動き出した。
 北京五輪の監督就任でナベツネの強力な後押しがあった。
 ところが、ここにおいて彼はマネージメントに失敗し、試合に臨む前から、勝てる要素を作り出す事ができなかった。
 実際の試合でのみじめな敗退による「金しかいらない」なんていう傲慢は、銅メダルにも届かない結果として表れた。戦略も間違っていたし、監督としての試合での戦術も問題だった。
 
 これで阪神優勝でにわかにわき起こっていた威信は反動もあって地に落ちた。
 にもかかわらず、ここから不思議な事が起こった。
五輪に続く形のWBC監督就任を、ナベツネの後押しもあり、諦め様子がなかった。
 
 当然マスコミは騒ぎ、結局、選手間の不評とイチローの事実上の反星野発言で、阪神監督辞任後の星野仙一の上昇志向は潰えたばかりか、球界での権威はバブルがはじける様に萎んでいった。
 
 さらに追い打ちをかけるように、星野の代わりに監督に就任した原がチームを優勝に道行くに至って、最後の止めを刺された形となった。
 
 かくして星野はかつてのマスコミの寵児から見向きもされず、疑問符の残る人物に仕分けされた。
そんな星野を球団が監督辞任後就任した職責も定かでない役職に丸抱えし続けたのは、しばらくは、功労者として仕方がないが、今に言ったっても継続しているところに、経営組織としての大きな病根をそこに見るのである。
 
 トップが今の時代こんないい加減さを温存して、良いわけがない。
球団は普通の会社組織でなく、戦いに勝つことによって、最終的に潤っていくモノであり、日々、各分野で敵と戦う戦闘集団である。
 組織にもう必要のない星野の様な存在にキチンとケジメヲつけるのが筋であろう。
 功労者としての報恩も実行してきた。止めてもらうべきだった。
 星野はまたぞろ、ラジオで自分の冠を頂く番組に毎週、出演し、30分間も言いたい放題の事を言っている。
この前なんか、偉そうに政権批判までぶち上げていた。
もちろん、タイガースのあれこれを無責任に毎週取り上げているが、本質的な事は何も言わない。
経営者の一員なのかどうかも不明で責任もあいまいな人間が異常な不労所得を食むばかりか、企業弁護のいいたい事を言う。
 
 だったら、実体は総会屋のみたいな存在で、タイガースの問題点を覆い隠す役割を果たすのが関の山ではないか。
 
 
 2)山口ブルペンコーチはスカウト時代、ロクでもない選手をスカウトしてきた張本人である。
あんな無能がブルペンを担当する限り、ブルペンは何時までも藤川だけの状態から脱却できない。
この人も星野が阪神に引っ張ってきた。
 
 星野人脈に連なるオマリー駐米スカウトは長年ロクでもない選手を送り込み球団に多大な損害を与えてきており、気のきいたファンならその無能ぶりは明らかであった。
 球団は途中で余りにもひどい現実にきずき、シーツと二人体制を維持してきたが、その間、シーツのとってきた選手の活躍が余りにもはっきりしてきたので、やっとオマリーを解任した。
 
 今年の前半戦の好調はシーツのとってきた選手の活躍にあると言って過言でない。
 
 3)腐った人脈を一新し、選手を育てる環境を整備せよ。
星野の様な職責のはっきりしない人間は必要ない。その人脈もきるべきである。
二軍の球場もお粗末で照明設備さえない。
合宿所の眼と鼻の先は高速道路である。ホルモン煮込みで有名な食品工場の煙突からは周辺に独特の匂いが発散している。
 
 スカウト陣も眼力を疑う人間が余りのも多すぎることはもはや明らかである。
結果として今の阪神のスターティングメンバーで球団が育てた選手はたった一人しかいない、という現実になっている。
 
 4)目先の勝った負けたのの底は地獄。これが今の阪神の現実。
勝っている時でも、この現実に気づかないのはファンとして未熟である。
尤も野球やサッカーなどはなくてもいいものである。
しかし、そういう目で見て行く事が社会政治分野をみる視点に繋がっていくと思う。この点で大事である。