時間が押している中、記事作成。小沢氏代表選出馬を巡って、情勢は流動的になっており、それまでの代表選への自分の意見も踏まえながら、ネット上で各方面の意見を閲覧し、ようやく意見を取りまとめた次第。
<官直人消費税10%発言で政治家として、失格の烙印>
国政史上に残る失態である。私でさえあんな発言口が裂けてもはしない。投獄の脅かしをかけられても、体を張ってそういう発言はしない。それほど素人目にも稚拙な行為である。
その後の対応も、強硬意見をぶち上げた割には低所得者に還付するなど遊説先で取り繕った発言を繰り返している。
高校生並みの政治感覚という他ない。政治情勢が大局的に見えていないし、物凄く頭でっかち。
そういう政治手法が政治家なんていらないよ。
官僚、学者が案を練り上げて、マスコミが国民相手に連日、洗脳すれば事足りる。手間が省けるというモノだ。
国民的コンセンサスを形成する上で政治家の果たす役割はなくなる。
いいかえると利害調整のプロセスがマスコミ洗脳にとってかわられるのだか、民主主義はなくなる。
<税制、財政、国家権力の問題は本質的に国民個々の立場によって意見は大きく違う>
今まで、この種の基本問題に関する意見を聞いていると、最初から、立場論の確認のない意見が提出されている、と感じている。
まさに、課題や問題の提出の仕方によって、解答は違ってくる。
時間がないから、結論を簡単に急げば、私には10%モノ消費税を払う意思は全くない。
300万消費するとしたら、15万のアップになる。
15万あれば、大抵の身近な耐久消費財は買える。
そういうカネの有り難さを対して感じない収入の個人、会社を優遇してきたのが今までの税制だった。
また税金を徴収しようとすれば、他に方法はあるはず。
ただし、徴収される方は痛手である。
皆が公平に負担する方法なんてないよ。
だから、立場によって、意見を明確にして、後は政治決着するしかない。
官直人はこのプロセスを省いて、いきなり結論を出してきた。
それも、既得権擁護者どもとの政治決戦を本質とする参院選で。
許せるわけがない。
また彼の背後にはそうさせる民主党議員が多数いる。
<小沢氏支持は彼が代表になってから、民主支持を固めた経緯を重視したため>
民主支持に決着をつけるための支持である。
参院選でも無効票を投じることも考えたが、早急な態度の変更はダメ、と民主に投じた。
もうこれが限界である。
元々、自分の原理原則と民主党との距離感は大きかった。
小沢氏への政治弾圧やマスコミの度外れた煽動への強烈な反対が感情的な民主支持に傾かせたと反省している。
自分の元いた位置に戻る。