反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

9、4NHK小沢、管出演、日曜討論はテーマ設定番組進行が政治謀略

 手元にテーマ設定と番組進行に沿った自分のメモがある。
公平な立場に立ったテーマ設定、番組進行では」全くなかった。特定の政治的立場に立ってテーマを設定し、解答を予想し、番組進行を行っている。予めシュミレーションが行われているモノと受け止めた。
 穿った見方をすれば、管陣営には予め司会者の質問事項が打ち明けられていた可能性も考えられる。
小沢氏は番組進行不公平さにたちどころに気づき終始、憮然とした表情だった。
 時間経過に従って、メモをもとに証明しよう。かなり細部に渡るが。
 
 1)政治主導のテーマがどうして<直ぐ>管内閣の政調会復活への意見を両氏に求める事に横滑りするのか。
 
  管内閣の現状は民主党が国民に約束した政治主導に反しているとする人は多い。その表れが参院選前の消費税10%云々である。管は財務省官僚の書いた絵に乗っている、と、その結果、民主支持層からとりわけ大きな反発を受けた。一番肝心な政治主導の生々しい実態をスルーし、どうしてすぐ政調会復活の意見に聞く事になるのか。当前小沢氏は反論したが、議論の枠組みを決めたモノが管の政治家失格を覆い隠す意図を持っているのだからどうしようもない。
 
  この日の司会進行には抗議すべき。あんな事では公平な判断の邪魔になる。
 
 多くの民主支持者は管が消費税10%を語って政治決戦で民主党不利を自ら招いた、これは財務省官僚の手のひらに載って、長期デフレ化にもかかわらず、あえて増税の道を掃き清める様な事をしたから、批判を高めているのである。
 しかもあの発言は単なる一総理の唐突な発言ではなく、そのバックにそういう発言を許した一群の議員たちがいたから、事態を深刻に受け止め、小沢氏の代表選出馬をあえてこの時期に後押ししているのである。
  
 あんな連中と一緒にやるぐらいなら、民主党は割れてもいいという強硬論者もいる。
 私個人としては管発言で民主党の枠にこだわる立場を捨て去った。
もともと、民主党の枠にとらわれず今日本の内外状況に対処するという立場が一番、公平、科学的とは思っていたが、何しろ血の気が多すぎるモノで。
 
>>>財政、税制、国家権力、戦争の問題は個々人の立場の根幹を問う問題。譲るつもりはなく、管は逆鱗に触れた。
 絶対に許さない!
 
 政治主導が極端にいえば官僚主導になっている状況だという認識が支持者に蔓延する中でどうして政務調査会の設置問題にすぐ議論を横滑りさせるのか。
 
 この問題を出されれば小沢氏としては幹事長時代のの政策会議の問題点を率直に指摘しないわけにはいかないし、管の側の政調会設置は何か正当化され、
 いわば、問題を起こした張本人の問題の深刻性が視聴者から隠ぺいされる。
 
もちろん、民主支持者はこのあたりの木を見て森をみない様な論点のすり替えは理解できるが、非支持者には小沢独裁しか頭に残らないだろう。
 
 しかし、そういう連中を基盤とせざるえないのが、官らである。官らは硬い民主党支持層を敵に回し、反民主、非民主の国民の支持を当て込んでいる。これは国民の生活が第一路線への敵対、解消から自民、市場原理路線への屈服に繋がる。そいう政治力学しか働かない。
 
  かつてこういう党外の「国民」を自称する、実体はマスコミ支援に政権基盤を置く者があった。三木武夫中曽根康弘ロッキード田中角栄追及組だった。
 その結果は歴史の中で検証できるので、考えられる方は歴史を振り返っていただきたい。
その最、重要なのはアメリカとの関係と政権党だが、問題は、今それがなぜ?再びという視点である。
 
 昔のように、日本国民は誤魔化されないし、日本の経済的地位はアメリカと比べて上昇して、その中で当時になかった中国の台頭を含め国際的視野に立った対米対抗性が経済ばかりでなく、素朴な庶民レベルでの浸透している。小沢氏への一貫した政治弾圧は角栄時代のように貫徹しない。ここが敵の焦りである。
我々は時代状況を見て、悲観も楽観もせず、事態をありのまま見る。
 しかし、事態の進行過程を突き放してみる、「科学性」は必要。いつも保持しなければならない。
民主党の政党としての大枠は官直人消費税発言で、自ら取っ払ったとみる。鳩山政権8カ月の政治力学が自分たちの系力維持のための立つ位置をハッキリさせた。そこにはかつての支配党がいる。
 
 しかしながら、世界政治世界経済の状況がクまでの日本政治のあり方を規定してる。
その立場からみると日本の政治が一本化しても太刀打ちできないほどの戦略的狭さがある。
 
 連立は避けられない。この中で国民に生活が第一の政治的立場を実行してもらえる政治勢力が何処か確定しなければならない。
 小沢氏は後での書いているように将来ビジョンとして、自立する国家、セフティーネットをキチンと張った上での自由競争のできる社会を提起している。
  簡潔だと思う。この道しか日本の道はない!
 
 2)ネジレ国会への対応
 
  政治決戦前に与党党首の立場から、必然性もないのに数字まで揚げて消費税論議持ちだす、政治家は野党には物笑いの種。馬鹿にされて、政権奪取に向かわせる。くみし易しと舐められる。 管は自分の経験した金融国会を出しれ寝言を言っているが、甘い。
  小沢への攻撃は日本の特権既得権打破の問題で国民の生活が第一の立場に立てば、誰がやっても、目の前に立ちはだかってくる旧来の利権特権側の壁。それが特捜を切っ先とし、マスコミ大騒ぎの政治とカネ問題の形をとった。
 官らはこれとの戦いを回避している。戦いを止めら、旧来の政治基盤を容認し、そこに立脚するしかないので急激な政治旋回をせざるえないのだ。
 
 この討論の進め方自体を見てもNHKという既得権特権が立ちはだかっている事がわかるが、日和見でやっていたら、最後は負ける。民主政権は次のステップへの前段。もっと大きな視野に立て。
 
  大きな絵が描けるトップを頭に据えなければ、民主党政治は野党政治に逆戻り。当然国民の生活が第一は挫折する。
 管を頭にしていればなめられっぱなし。あんなの政治家でないと野党の連中は嗤っている。くみし易しと。
いくら管が頭の中で見通しを立てても政治の世界は修羅場。甘い。解っていない。
 
 実際、日本は政界再編が不可避。また内外情勢から必要。管たちの様な大きな絵のかけない政治家はこの情勢の中で主役は張れない。
 先の見通しがなく、目先の政権維持に汲々としている。だから、大きな情勢の中で国民の生活が第一を守り通す意味が解ってない。
 
 3)政治とカネ
 
 これは政治弾圧である。新政権誕生と既得権の争闘から出てきたモノ、という観点抜きにに語れない。
小沢幹事長時代の自分たちの党の資金の使い方まで調査し、外部にリークする者どもは同じ党の人間として一線を越えた。これはここでは語られていないが。
 国民の生活が第一を実行すると既得権者、特権者の利害との衝突は避けて通れない。
攻撃の仕方はいろいろある。たまたま、これを敵が突破口にしただけ。戦いを回避すれば、官路線の様な官僚路線になる。
 <以上の項目ですでに25分経過している>その割にテーマ設定、進行に誘導が露骨すぎる。テーマ設定、質問事項が不利で小沢氏は終始憮然たる表情だった。管は自分の政治方向に沿って質問がされていたから、言いたい事は述べられたというか行っている事とやっている事の余りのかい離を隠せた。
 
 4)政策論を狭い財源論に誘導
 いきなりボードを出してきて政治改革と一体的に進めるべき財政問題への討論を封じていた。
 意図はハッキリしている。小沢は財源が不確かに誘導。
 
 小沢が言っている根幹はトップの指導力による予算編成=一律10%カットの財務省機械的概算要求への批判である。官僚の限界を指摘し政治主導とはそういった、問題点を指導力で柔軟に解決していくことである。
 そのような指導力の中の一環として、中央のひも付き補助金の地方への権限移譲が出てくる。
 
 管は介護や医療を地方に任せると、市場原理主義によるカットが懸念されるなどと言っているが、小沢はそういう問題も念頭に置いて提起しているのでケチつけ。
 
 5)消費税
 やっとたどり着いた。参院選はこれが大きな争点成った。このため、今の管は立場が危うくなっているのじゃないか?その時管は「強い経済、強い財政、強い社会保障」の好循環の一環として政権党者の立場から消費税10%値上げの数字まで披歴した。
 
 政権担当者の発言。誤解云々で済まされない。こんな最低限のわきまえがない奴が頭に頂くことに党内外で不満が爆発し、管はこうして討論会の席上で必死になっているのではないか。。首相は書生の様な論議、高校生レベルの御論で政治家失格だ、と多くの支持者はおもっている。
 強固な民主支持者の私でさえ、無効票を考えた。
 
  まず冒頭に、選挙時の首相の政治路線とその結果、現状を確認するのが司会者の勤めではないか。
また、政治改革抜きの財源論に誘導。過去があって現在の様な官僚の手のひらの様な政治があるが、この実態と口で言っている事が余りに違いすぎる。
 就任後期間が短い云々。このままでは政権は持たない。党内の小沢支持者は例え管が勝っても許さないだろう。覚悟を決めての決起である。党外の私から見ても許せないのに、増して党内のモノにとっては。
小沢出馬前の管サイドとの駆け引き、官側からの選挙希望の決断の経過から、関係修復は困難。
 
 小沢の説明は専門的な側面があるので視聴者はすぐ理解不能な面がある。司会なら、具体的説明を求めるべきで、機会さえ与えられれば、小沢は簡単に説明するが、その機会も与えない。
 政策論議のできない管は小沢政策に乗っかる。実際自分の予算編成でやっている事は違うのに。
 
 7)外交、安全保障で対米屈従の本性暴露
 
 国営放送がこんな偏っていては、キビシイ。一体どこの国の放送なのか?想いこみが激しすぎる。
病的な予断と偏見、固定概念の呪縛が解けない。
 もっと多チャンネルの視点がないと一方向への世論誘導になる。
 アメリカの様な圧倒的軍事力の突出した国はそれでもいいかのしれないが、日本の様な戦略性の乏しい国の国営放送がこんな偏狭な視野では危ない。未だに冷戦構造の呪縛のなかにいるおおぼけ。
管は中国認識を問われ、視野の狭さ露呈。韓国との関係など多国間の関係から見て行く前提さえ触れず。
 
 >沖縄南西諸島への自衛隊配備を司会持ち出し馬脚。安保懇の馬鹿どもの発想。
 さすがの官も相手にしなかったが、こんな奴をあてにしなければならない所まで自分の政治路線が立ち至っている、と反省せよ。
 それにしても、この司会。
 頭の中身はどうなっているのか?アメリカ人なのか日本人なのか!
マスコミは大変なところまで来ていると改めて思う。日曜討論なんてここ10年は見た記憶がない。やっぱり、マスコミ報道番組は体に毒である。
 行動派だから、あんなものを見せつけられると何おしでかすかわからない。余生は静かに楽しく送りたい。
 政治と植木鉢の植え変えた植栽が順調に育っているか気に欠ける、ことをイコールで考えたい。
世の中には自分の意思でどうにもならない事が多すぎるが、政治なんてその最たるものだ。
 
 でも、こんな言葉は避けたいが、あんな売国思想を何時、何処でどうやって身につけたのか知りたい。
 ああいう連中は庶民と違う特権に囲まれているのだろうな。
 しかし、しょせんはサラリーマン。身の程を知らなければならない。
 
 >>日本将来像。小沢。自立、セーフティ、ネット整備の自由競争。
 >>管は元気な日本の空文句。具体像は実質何もない。
 将来像が元気な日本じゃどうしようもない。ビジョンのない政治家が目先の権力にしがみついて策を弄しているが、こんなモノについていく、民主党員は早晩、野党へ転落を覚悟しろ。
ピーチク、パーチクはもういらない。