CNN.co.jp : J・フォンダ、毎週金曜に逮捕で4度目 気候変動デモ
10月25日にはテッド・ダンソンさんも一緒に逮捕/
W。左の男性、MLBワールドシリーズでヒューストン、アストロズを下して初優勝したワシントン、ナショナルズ(ナリーグDH制度無し)のユニフォームを着ている。WはNLBのセパの実力差はDH制度有無以外の要素もあると、主張。
参考資料2 米国のパリ協定脱退表明を受けた我が国の ... - 環境省
米国のパリ協定脱退表明を受けた我が国のステートメントの発出
(パリ協定の実施に向けての日本の強固な意思)
「1 気候変動問題は国際社会全体が取り組むべきグローバルな課
題である。我が国は,先進国がリーダーシップを発揮し,パ
リ協定を着実に実施していくことが重要であると考える。
2 我が国としては,パリ協定の枠内で米国と協力を重ねたいと
考えていたところ,今般米国のトランプ政権がパリ協定から
の脱退を表明したことは残念である。
3 他方,米国は引き続き世界第 2 位の温室効果ガス排出国であ
るとともに,環境分野等においてイノベーションを通じた
様々な先進的な技術の導入や取り組み等を行ってきている国
でもある。我が国としては,気候変動問題に対処するために
米国と協力していく方法を探求するとともに,パリ協定の締
約国と同協定の着実な実施を進めることを通じ,この問題に
積極的に取り組んでいく。」 引用終わり
W。関連資料 エマニュエル・トッド Wikipediaに学ぶ。
引用
「 旧世界と新世界の文明の衝突
~W。サミュエル・P・ハンティントンの『文明の衝突』を全くの妄想と見なして~
トッドはこれらから、特殊なのはアメリカであって、真の文明の衝突は旧世界と新世界の間で起きており、現在の問題は日欧の連係の弱さにあるとした。
>「日米欧は世界経済の三極であるが、ヨーロッパ経済の中心はドイツであり、社会的、長期的、工業的である点で日本経済とよく似ている。
>これに対しアメリカ経済は個人主義的、短期的、脱工業的であり、資本主義の形態が異なる。」
>「また日欧は長い農業の歴史を持ち、資源の希少性を十分に認識しているが、
>アメリカは技術を持った人々が未墾の土地に作った社会であり、資源の希少性に一度も直面していない。」
*******************
ザ リアル ボイス 「ダイナーからアメリカの本音が聞こえる」
2017年1月22日(日) 午後7時00分(110分) NHKBS1
W。ダイナー=大衆食堂
*******************
wacwac 今回の記事は少し長文を予定している。
今回の記事の概要
1、トランプ大統領を選んだアメリカの実情はおおかみのとおぼえさんのブログ記事を基に探っていく。
2、Wの趣味の一つは歴史地理。
<オオカミのとうぼえぶろぐ>にあるテキサス州 ウェーコ。アリゾナ州 フェニックス。ミシガン州 ランシングをウィキペデアで調べ、それぞれの全体像を明らかにして、USAの歴史地理の一端を深堀してみた。
3、テキサス州 ウェーコを調べると興味深い事実に行き当たった。
ベイラー大学事件はこのところ、NCAA(全米体育協会)カレッジソフトボールの動画をよく見ている関係上、ベイラー大学事件は知っていた。
事件を受けてベイラー大学フットボール部の有力選手がオーバン(Auburn)大学に移籍した。オーバーン (アラバマ州) - Wikipedia
オーバン大学フットボールチーム、タイガースのホームグランド、大学アメフトの資金力、人気、統括するNCAAの力が解る。記事中ほどで解説
<トランプのアメリカ>が引き起こしたベイラー大学内の女子学生への粗暴な人種差別事件である。ベイラー大学はウェーコにある。大きな大学であり、フォットボールの名門である。
>ウェーコから30キロにブッシュ前大統領の自宅がある。プレーリーチャペル牧場~大草原教会?~(在任中は西の大統領府)といわれたそうだ。
ウェーコはそういう土地柄である。NHK取材班は知っていて放映しなかったのだろう。
そういう配慮は間違っていると思う。人間は必然性というものをわかったとき、物事を納得する。テキサスのど真ん中、ウェーコが<トランプのアメリカ>になってこういうことになるのは必然であった。銃社会を背景にしているということも念頭に置くべきだ。NOの声を上げるのは権利というよりもサバイバル次元だとおもう。
④この記事の下調べをしていて結論的に思い感じたこと。
ジェーンフォンダさんやテッドダンソンさんは、こういうUSA事情ならデモせざる得ないのじゃないか。彼らには彼らなりの道程ってものもある。デモしないなら黙認したことになる。そういうUSA事情だ。
議会圏はその立場で動く。運動圏のものは運動継続する。司司で役割分担するのが民主政だ。議会圏の数合わせだけ、啓蒙情報だけで、運動圏のない民主制は弱い、空洞化する。それが日本の民主政だ。
⑤記事が長い、まとまりがなく情報が分散している、コレが反俗日記の特徴。
主義主張ははっきりしている。YES、NOがあまりにもはっきりしすぎている。それを前面に出せば、自分としては何も得ることがない、進歩がない。
反俗日記は自習の場、心をほぐしいろいろな事象、異なる立場を認める場、遊びの場でもある。~. 遊びをせんとや生れけむ、戯れせんとや生れけん、遊ぶ子供の声きけば、我が身さえこそ動がるれ。~
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中国改革開放政策実施、ソ連邦崩壊→ベルリンの壁崩壊、EU結成の時代、USAはグローバリズムの発信基地だった。アメリカンスタンダードを世界に流布した。
あれから四半世紀が過ぎて、
グローバル資本主義の進展の結果、
いわゆる先進国や新興国の階層分解があからさまになるにつれ、
階層脱落の圧力や、下層に追いやられた人々の怨嗟、うっぷんを起動力に
この度のUSA発世界への発信は、
Racism、Ethnic discrimination、を根幹とするあからさまな「世界的弱者」、異端、少数派への歴史を螺旋的遡るがごとき様々な制裁である。
そういった分かり易い標的に民衆政治の耳目を集めフラストレーションのはけ口を与えるが、
その政治獲得目標は
第2次帝国主義世界戦争(挙国一致、軍国主義、ナチズム、ファシズム、スターリン主義の世界的争闘)の大破壊の果てに
世界の民衆が獲得した政治的空気、制度、組織への金融資本寡頭階層とその追従者による破壊攻撃である。
それが動揺する中間層、元中間層、下層を動員して敢行されるのも過去の歴史が証明している。
グローバル資本制そのものによって、その純粋な動力によって破壊された、あるいは破壊の危機にある、としか言いようのない制度、生活労働環境を
>破壊者の政治代理人本人に何とかしてほしい、と。
ただし、それらを昔の形態と二重写しにして、とらえることはできない。
中身は同じでもまとっている意匠が多いに違う。政治的技術的環境も大違い。
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引用する
「 その場所でしか聞けない本音「リアルボイス」を求めて旅する番組。今回はアメリカのカリフォルニア州 テキサス州 アリゾナ州 ミシガン州といった四つの州の大衆食堂「ダイナー」でトランプ大統領に関する声を聞いてきました。※丁寧な言葉に書きかえた表現が多数あります。」
カリフォルニア州 ロサンゼルス
若い子の間ではアメリカの未来に対する不安と恐れがあるようです。一方、支持はしないがこうした抗議活動には反対するという意見もありました。
W。反対派の声は省略する。
「私は起きている抗議の多くに賛成できないんだ。抗議する側の理由や権利は分かるけどね。でも抗議の方法をよく考えた方がいいよ。デモをしたってニュースなどで他人に勝手にコメントされてしまうだけだ。でもソーシャルメディアならメッセージが直接伝わるよ。」
W。サイレントマジョリティー票の帰趨がトランプを選だがゆえに、選挙前の保守系も含めたメディアのトランプ揶揄にもかかわらず、それがかえってトランプ陣営に宣伝効果をもたらし、予想が大きく覆ったのではなかったか?
激動、サバイバルにwacwacする。
反俗日記では次回、トランプに至るまでの道程をWと近い立場から解き明かした記事を載せる。
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引用に戻る
「そうだ。デモをすると人の立場の違いが浮き彫りになり溝が深まるんだ。デモは人々を分断させるだけだよ。スポーツの新シーズンが始まる感じだ。どうなるか楽しみだ。最高の結果になるよう祈って見守るんだ。彼に何ができるのかをね。」
「トランプは興奮とサプライズをもたらしました。これからもっと驚かせてくれると期待しています。今までと違う流れになることはいいことですよ。これから彼が私たちの大統領なんです。彼は王さまではありません。この国にはきちんとした制度があります。例えどんな野望を持っていても好き勝手はできませんよ。でもアメリカを再び偉大にするというのはいいことだよ。」
W。確かに偉大なアメリカは1950年代だった。
W。日本の良き時代は<3丁目の夕日>から高度経済成長、田中角栄の時代までだった。しかも、他の先進国が行き詰っている時代に日本経済は労働の雑巾を絞って成長し続けた。
W。この時期の<仮想の成功>が続く90年以降の失われた時代を準備した。日本は進んでいたがゆえに遅れたのだ。
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この町には年々ホームレスが増え続けています。その数およそ五万人。
トランプ大統領は、この町の不満を打ち消すことができるのでしょうか?
テキサス州 ウェーコ
主婦
「今までの政治家と違って自分の望むことを語ってくれる。世直しが上手くいかなくてもいい。」
実はテキサス州ではトランプ大統領に投票した白人の割合が69%もいた地域。彼らはトランプ大統領の非白人に対する過激な言動を支持しているのです。←W。事情を知れば驚くべきことではない。
ベイラー大学の事件について大多数の人は問題ないと考えているのでしょうか?偶然ベイラー大学の学生二人組がいたので話を聞いてみました。
学生①「すぐに皆で抗議運動をしました。最初は事件に対する抗議でしたが、次第に差別を助長するトランプ大統領の言動への抗議に発展しました。するとトランプ派の人たちと争いになってしまいました。」
学生②「民主主義が上手くいかなくなった気がします。勝者と敗者が反対し合ってばかりで平和的に解決できなくなりました。中立な立場の人間がいないのです。」
「黒人はこの道を歩くな!」人種差別発言に深く傷ついた女性のため
こちらは先ほどのロサンゼルスよりも、すでに派閥同士の温度差が広がっていますね。そして抗議が意味を為していないことまで行き着いているようです。←W。ここだけではない国中と世界に向けての発信だ。事実そうなった!黙っていたら国中と世界の人々は何もなかったことになる。人間として当たり前の行動しただけだが勇気が必要だった。
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引用に戻る
『この動きがアメリカ全土に広まった時、国はどうなるのでしょう。
合わせて非白人の方々の意見をご覧下さい。
「私のいとこがベイラー大学の事件と同じようなことを白人男性にされました。彼は"アメリカを再び偉大にする"とかかれた帽子を被っていました。」
「11歳のいとこが学校で白人の女の子とケンカした時に"あんたはどうせメキシコに帰るのよ"と言われました。」
「厳しい差別があった50年代は白人と黒人は同じ食堂には入れなかった。それが偉大なアメリカだと考えられていた。偉大なアメリカという言葉は豊かさだけでなく差別があった時代も連想させるんだ。」←W。アメリカの良き普遍性をなくそうとしている自傷行為だな。
また、最後の方の意見は時代が完全に後退しかかっていることを指摘していますが、私も同感です。結局今までの"人種差別をなくそう"という白人らの姿はニセモノだったのでしょうか。←W。?プアーホワイトは昔からアメリカ映画、音楽や文学の恰好の対象だった。スタインベック原作ヘンリーフォンダ主演の「怒りの葡萄」の1930年代のオキーOkie、トムジョードもいたが(ニューディールの労働組合主義に接近)、特に1960年代のプアーホワイトはムーブメントからは疎外されていた(政治的受け皿はエスタブリッシュメントの民主党末端しかなかった)。
>しかし、当時の運動はそれまでの文化を改革し家族「革命」をもたらした、と総括できる。
>一方、日本のムーブメントは様々な意匠の一つ終わった。
>風俗ではなく、日本の伝統的文化~究極的には家族制度。韓国は運動圏と議会圏して戸籍制度を変えた。徴用工問題の韓国事情もここが基底にある。~を変えきれなかったことが今日の様相を招いている大きな要素であると考える。
本物の理念がなかったのだ。命を懸ける方向が間違っていた。
Merle Haggard - Okie From Muskogee (Live) ハガードは刑務所服役者の歌も多い
隠すより表向きに!良いことである。
この二つの意見はちょっと信じられないですね。
ここまで人間言えちゃうものなの?ってショックです。一方は差別されるような人間に問題があると言い、もう一方は差別などないと言い切ってしまう。彼らが持つこの"差別の感覚"はやがて世界中の人種に対しても及んでいくのではないかと心配です。
インタビューの中では選挙後、熱心なクリスチャンだったのにも関わらず白人ではないだけで教会に行けなくなった方々がいたこともわかりました。牧師が突然政治の話をするようになり教会は白人で溢れていく中で、追い出されるような空気に耐えられず教会に足を運べなくなったそうです。アメリカがつくりたい世の中は強いアメリカなのか白人だけのアメリカなのか、読み違えれば大変なことになります。
↓ W。ハードボイルドな土地柄である。日本とUSAの国柄の違い。
ウェーコ (テキサス州) Wikipedia 英語版の翻訳。
2010年国勢調査での人口は124,805 人
歴史
1824年、トマス・M・デュークがこの地域を探検し、スティーブン・オースティンに報告したが、その中でインディアンの集落のことを「この町は川の西岸にある。彼等は氷のように冷たい泉を持っている。我々が欲しいものはアイス・トディを飲むためのブランディーと砂糖が全てだ。彼等は約400エーカー (1.6 km2) の土地にトウモロコシ、豆類、カボチャおよびメロンを栽培しており、秩序が保たれているようである。彼等は100人以上の戦士を集められないと思う。」と記述されていた。オースティンは1825年にその集落を破壊する最初の試みを中断した後、インディアンとの間に条約を結んだ。ウェーコ族は最終的にこの地域から出て行き~~、
1849年、エラスはウェーコ市となる土地の最初の区画割りを設計した。土地の所有者達は町の名前を「ラマータイン」としたいと考えたが、エラスがそこに住んでいたインディアンに因んで「ウェーコ・ビレッジ」と名付けるよう説得した。1849年3月、シャプリー・ロスが泉を見下ろす崖の上にウェーコで初めての家屋である二重壁丸太小屋を建設した。間もなくウェーコでは初めての白人の子供としてロスの娘ケイトが生まれた。
1866年-1900年
>W。注目→テキサス州最古のベイラー大学(学生総数16800人)が1886年にウェーコ市に移転してウェーコ大学と合併し、市としてはなくてはならない部分になった。
*1890年代、ウィリアム・カウパー・ブランがウェーコで「アイコンクラスト」という新聞を発行し、大きな成功を収めた。
*その標的の一つがベイラー大学だった。ブランは、ベイラー大学の職員が南アメリカの子供達を宣教師達に集めさせて輸入し、彼等の中から何人かを家僕にしていることを暴いた。
*ブランはベイラー大学の支持者であるトム・デイビスに背中から撃たれた。ブランは振り返って自分の拳銃を抜き、デイビスを殺した。
*ブランはその友人の家で手当てされたが、その傷が故で死んだ。
1901年から現在
1916年、知的障害を抱えた17歳のアフリカ系アメリカ人ジェシー・ワシントンが、白人女性殺害の容疑で有罪と宣告された裁判所から暴徒に掴み出され、町の広場で拷問され、性器と指を切断されたうえに火炙りになった。
ほとんどウェーコ市民からなる15,000人の観衆がいた。一般にウェーコの恐怖と名付けられたこの事件は国際的な非難を呼び、発生期だった全米有色人地位向上協会の私刑反対運動の議論の種になった。2006年、ウェーコ市政委員会は、地元の政治家や司法の指導者達からの反対無しに起こったこの私刑を公式に非難した。
1901年から現在
>W。注目→ジョージ・W・ブッシュ前大統領がその職にあった間、ウェーコにはホワイトハウス記者クラブが置かれた。
クロウフォードにある「西のホワイトハウス」(W。プレーリー・チャペル牧場~大草原の教会牧場?~)をブッシュが訪れる度に、ここは記者達の状況説明と事務のための設備を提供した。前大統領の家はマクレナン郡の外れ、ウェーコの西約20マイル (32 km) の地域社会にある。
W。USA前大統領はこういう土地柄から出た人物だった。今も近郊に住んでいるということはここが故郷。
9、11ニューヨークもよく調べると背景はおかしなことだらけだった。
最低限わかることは犯人たちが事前に何か企んでいたかを当局は知っていて観察の対象にしていた。
地理と気候
市域全面積は95.5平方マイル (247.4 km2)、このうち陸地は84.2平方マイル (218.1 km2)W.大阪市の面積223km2、水面は11.3平方マイル (29.3 km2)で<水域率は11.85%>である。←W.テキサスのど真ん中にしては水量豊富 。原住民が豊かに暮らしていたのは解る。
W,大陸性の気候で寒暖の差激しい夏最高気温36度 冬最低気温ー5度
人種別人口構成
W。非白人人口約37% 多い!
アフリカン・アメリカン: 22.65%
ネイティブ・アメリカン: 0.51%
アジア人:1.38%
太平洋諸島系: 0.05%
その他の人種: 12.38%
混血: 2.26%
収入と家計
収入の中央値
世帯: 26,264 米ドル←W全米平均の7割満たず。
貧困線以下
対人口: 26.3%
18歳未満: 30.9%
65歳以上: 13.0%
高等教育機関は次の3つである
ベイラー大学 - Wikipedia
米国で最大のキリスト教プロテスタント宗派である南部バプテスト派により設立された私立大学
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W。この地域もバイブル地帯になるわけでこういった騒動の背景にあるキリスト教原理主義に対する理解が必要。
<南部バプテスト派
引用
「アメリカ合衆国パティキュラー・バプテスト派から、奴隷制度に関する意見の対立で1845年に分裂したバプテストの一派を起源とし、現在は米国プロテスタント系キリスト教の最大教派である。米国内の信徒数は約1,600万人で、カトリックの約6,800万人に次ぐ(2006現在)。聖書無誤説(聖書原典の内容は、あらゆる面で完全に正しいとする立場)を取る信者も多く、他の教会や信徒団体にくらべ神学的・政治的に保守・キリスト教右派的なキリスト教根本主義の傾向が強いとされる。
近年においては、女性の主任牧師を認めず、パウロ書簡にある女性の男性への服従義務を信仰告白に明記するなど、保守化傾向をさらに強めている。これに反発する者もおり、アメリカではジミー・カーター元大統領をはじめ信徒の脱退・転会も確認され、またリベラルな日本バプテスト連盟も批判を行っているが、現在は同性婚を容認するような説教が行われるなど多様化している。」
マーティン・ルーサー・キング・ジュニア(牧師、アフリカ系アメリカ人公民権運動指導者)
引用終わり
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ベイラー大学
「米国で大いに利用されているUS News Ranking 2019年度版でNational Universityランキングでtier2と見なされる78位
スポーツでは、ビッグ12カンファレンスに所属している。
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カンファレンス
W。アメリカ合衆国大学スポーツにおける地域リーグ(カンファレンス=各種大学スポーツのリーグ)
>NCAA(W。, National Collegiate Athletic Association 全米体育協会。大学リーグの総合統括機関。日本にはない。)
大学運動協会としては世界最大規模。
*NHLは全米ホッケーリーグ
*W。NCAAの主要な収入源は大学アメフト。各種競技に分配している。TV放映権料莫大。
アメフト、バスケットボール、アイスホッケーなどのリーグ戦がテレビ中継されるなど人気が高い。
>1973年にはディビジョンI(一部)、ディビジョンII(二部)、ディビジョンIIIの三つの区分を設置。
1部リーグはスポーツに力を入れているある程度の規模以上の大学及び有名大学
>NCAAにおいては、スポーツ選手奨学金が許されるのはディビジョンIとIIのカンファレンスに属する大学のみである。
*ミシガン州立大学VSアラバマ州オーバンにあるオーバン大学。ソフトボール
W。試合を見ると組織的に訓練されていることがよくわかりレベルが高いが、これで平均レベル。2019年全米優勝校はUCLAだった。オクラホマ大も伝統的に強い。
投手と捕手はリストバンドに張り付けたベンチのヘッドコーチ(監督はいない)から一球ごとのサインをみて投球している。そればかりかなく野手まで1球ごとにサインを確認している。日本ではありえない事態である。それだけヘッドコーチが試合を支配しているということか。何かUSAという国の一面を見た思いがした。
選手たちの様子、洗練された動きを見ると彼女らはアスリートスチューデント(スポーツ奨学金学生~一定レベル以上の学力必要~)であろう。
選手はポニーテールの髪を辮髪のように後ろに垂らしている。身体に張り付いたユニフォームと共に不可欠なファッションなのか。TV中継の影響もあるだろう。
オーバン大学の団体スポーツのチーム名はタイガース。日本のタイガースよりもカレッジソフトのタイガースのホームページのほうが充実しているとはどういうことだ?
オーバンの投手はマカイヤ、マーティン。全米選手50にリストアップ。
この投手の特徴は平均を超えるストレート(常時69)と変化球のコンビネーションを両サイドに投げ分けるコントロールがある。三振が取れるほどではなく打たせて取るタイプ。マーティンを超える投手は平均スピード70以上、ソフトボール独特の浮き上がるストレート、ライズボールをウィニングショットにしてバッタバッタと三振を取る。このボールは至近距離のプレートから投げてくるので女子では芯に当てることは難しい。
NCAA Softball 2019 | Michigan State vs #19 Auburn
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アリゾナ州 フェニックス
メキシコ国境に近いヒスパニック系の多い町アリゾナ州フェニックス。ここでは移民同士の激しい対立が起きています。驚くことにトランプ大統領に投票したヒスパニック系は31%。一体どのような理由が隠れているのでしょう。ラ・カナスタという食堂で人々の本音を探りました。
W。Wikipediaを調べるとこのまえせつとかなり様相が違うようだ。いったことがないから断言できないが。話題の一部を掬い上げるのは仕方がないけれど、全体を俯瞰することは大事。資本の国境を越えた自由移動があれば、人間の移動も伴うのは当たり前。むしろそうしてきたし、そうさせてきた。制限をする必要が出てきたのなら、人種差別、民族差別をあおる政治によってではなく、難しく手間暇かかるが大衆議論による妥協の理性的法治で行うべきだろう。原理を持ち、状況を直視できるものは妥協できる。
人類は有史以前から移動してきたし歴史的にも移動によって栄えてきた。アメリカ大陸は発見されたが、目をつけられて略奪の憂き目にあった。
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引用に戻る
メキシコ国境の壁の町
まずは一番のテーマ不法移民対策について人々の声を聞いてきました。
義理の息子が不法移民の女性
「いつ何をされるのかわからなくて怖い」
夫が不法移民の女性
「夫は不法移民として追放され40年間の国外退去を言い渡された。もう二度と一緒に暮らせない。」
次は反対に国籍を持つ移民に話を聞いてみます。
クリーニング店を営む夫婦
奥さん「壁は絶対に必要。私の祖国アメリカを守りたい。私はアメリカで必要とされる人間です。」
旦那さん「他の国では今の地位は与えられていなかったでしょう。この国に住めて幸せです。」
トランプ大統領に投票したという男性
「アメリカには僕らがやりたくない仕事がある(きつい労働やサービス業)移民は金を稼げばいい。教育を受けた僕らが苦手とする労働力になってもらいたい。メキシコに全額仕送りするのはやめてアメリカ経済に貢献してほしい。」
それは移民の中には三種類のパターンがあることです。不法移民、国籍のある移民、そして一時的に滞在を認められている移民です。続いては中間の立場である一時的に滞在を認められている方に話を聞いてみした。
「五歳のとき両親にアメリカに連れてこられた。普通の高校に入ったけれど次第に自分が不法滞在者だと知った。でも今はDACA(若年移民に対する国外強制退去の延期措置)という特別な措置のおかげで大学に通えているし、就職もできる。」
DACAとはオバマ政権時代による幼少期に連れてこられた不法移民に対する特別延期措置のこで、犯罪などを犯さない限りは有効で、教育も受けられ就職も可能になります。しかしオバマ政権時代の政策をすべて見直す意向のトランプ大統領は今後こうした中間の立場の人々にとっては、どうなってしまうのか非常に不安であるそうです。
ダイナーで聞いたその他の意見
・ちゃんと法律はあるのに不法移民はそれを破っている。逮捕されるのは当たり前。
・ヒスパニック系だから、アメリカ国籍を持っていても、いつもパスポートを持ち歩いている。いつ職質されるからわからないから。
最後にネイティブアメリカン(先住民の末裔)の声を聞いて下さい。
「アメリカにいる人たちは誰もがアメリカの一部になりたい。移民たちはアメリカという幻想を抱いて泳ぎ回っている魚にすぎない。その魚たちは、それぞれ問題を抱えていて、いつ釣り上げられるかわからない。」
ネイティブアメリカンの方からしたら今のアメリカ人は皆移民です。そう考えると何だか今争っている事実がとても滑稽なことに思えてきます。
↓フェニックスは繁栄する大きな都市。ウィキペデア引用。
この都市は人口1,321,045人 メサ、グレンデール、スコッツデール、テンピ(W。後二者はMLBチームのスプリングキャンプ地)などを含めた都市圏(MSA)の人口は約3,251,876人で全米14番目の規模
20世紀前半からニューディール政策によるコロラド川の電源開発、ルーズベルトダム、フーバーダム、クーリッジダムの開発によって、無尽蔵の電力を供給、軍事産業に関わる航空機産業や電器機械工業が発展していき、今日では半導体などのエレクトロニクス産業、また観光都市としても発達している。
なお、砂漠のど真ん中に都市が形成されているため、郊外の至る所でサボテンが見られ、市の象徴にもなっている。
フェニックス近辺にはグランド・キャニオン国立公園
ケッペンの気候区分では砂漠気候(BWh)に属する。
年間を通して温暖で、夏は日中40°Cを超える気温となり、非常に暑いが乾燥しているため過ごしやすい。冬は日中20°Cを超える気温となり、朝晩でも4°C以下に下がることはほとんど無いため、保養都市としても注目を浴びている。
W.こんなところがあれば、人が寄ってくる。
グレン・キャンベル - Wikipediaの有名なカントリーミュージックの歌詞に歌われている。恋はフェニックス(By The Time I get to phoenix) - YouTube
カントリーではなくアメリカンミュージック。日本語タイトルと歌詞の内容がかなり違う。
人口動勢 W。日本語版Wikipediaは英語版の翻訳
人口の34.06%はヒスパニックまたはラテン系
>人種的な構成は白人71.07%(W。ヒスパニック系は白人に分類されている。)、
W.メスティーソ - Wikipediaはラテン系と原住民の混血だから日本人の原型よりもよっぽど白人に近い。ラテン系のメキシコ人もいる。
アフリカン・アメリカン5.10%、
先住民2.02%、
アジア系2.00%、太平洋諸島系0.13%、
その他の人種16.40%
および混血3.28%
中央値年齢は31歳
人口の15.8%および家族の11.5%は貧困線以下
野球 アリゾナ・ダイヤモンドバックス
W?砂漠のど真ん中でアイスホッケー フェニックス・コヨーテズ
*****************
↓
参考資料 エマニュエル・トッド ウィキペデアに学ぶ
『移民の運命』
この中でトッドが活用したのが外婚率である。
>すなわち、移民が受け入れ民族と結婚する比率を用いることで、移民の隔離状況を定量化した。←W。隔離状況とはすごい表現だな。
>特に、女性の外婚率が重要である。
移民の受け入れに最も影響を与えるのは、社会の家族型が普遍主義か差異主義かということである。
>平等主義核家族と外婚制および内婚制の共同体家族は普遍主義であり、移民を本質的に異なる人間とは見なさない。
>一方、絶対核家族(W.アングロサクソン系)、直系家族(W.日本、ドイツ)、非対称共同体家族(W。イスラム圏)は差異主義であり、移民を異なる民族と見なす。
普遍主義が混血を許容することは、
アテネ(W。絶対核家族?親の遺産を平等に分配したので土地は細分化されたと歴史書にあった。平等的核家族では?ただし、アテネ隆盛以前の古代ギリシア))。に対するローマ帝国(外婚共同体家族)、
アングロアメリカに対するラテンアメリカ(W。外婚制共同体家族) 、
香港(W。元々、寂れた寒村がイギリス統治下において繁栄、中国革命で難民が流入。いまの騒乱の根底に家族類型の大きな違いがある)と同じ絶対核家族)絶対核家族 に対するマカオ(中国と同じ外婚制共同体家族)で明瞭に見て取れる。
アメリカ
アメリカは絶対核家族であり、差異主義である。人間や民族はそれぞれ異なっていると見なす。
ローマ帝国では黒人に接するにつれ敵意が減り混血が増えたのに対し、
アメリカではそのようなことは起きていない。
>1992年の統計では、アメリカの黒人男性の外婚率、すなわち白人と結婚する率は 4.6%、黒人女性では 2.3% に過ぎない。
>また 1990年の乳児死亡率は、白人が 8.1‰、黒人が 16.5‰ であり、<黒人が劣悪な環境に隔離されている>ことが分かる。
*差異主義のアメリカ人が民主主義を実現したのは、まさに黒人を排除することで白人の平等を実現したからである。
*****************
W.黒人排除を法的強制力で拒否するとUSA白人社会は可否をめぐって分裂する。
W。後段に挙げた動画パート2で学者さんが白人共同体の延長を国家とみなすような発言を批判して、コミュニティーとソサエティーの違いをもちだして解説しているが、その中で特定の人たちの排除によって共同体がまとまる人間の本能に言及している。
社会学にはこういう議論があるのかどうか現物を確かめたい気がするが、なるほど政治運動ではリアルにある事象で経験している。しかし政治共同幻想で成り立っている共同体と違って、コミュニティー(ムラ)は利益共同体の側面があるわけで、利益に反しない限り内部から敵対物を排除し共同体の結束が強化される必然性はないはずなんだが。自分自身が個人主義者なのでそういう心境があることは知っているがリアルにわからない。
*****************
引用に戻る
ピエール・ファン・デン・ベルヘはこれを領主民族の民主主義 (Herrenvolk democracy) と名付けた。
隔離の理由が低教育ではなく肌の色であることが明らかになり、絶望が黒人を家庭崩壊と自殺的行動に追いやった。
<アメリカでは、受け入れ社会の万能>とトッドが名付けた現象が明瞭に見える。
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W.かつては経済的理由もあって受け入れたが、同じく経済的理由(世界経済における経済力相対化、資本移動の自由、経済のサービス化)でもう用なしといいだした。
W。<受け入れ万能社会>の法則は一つの民族を受け入れるとその対価のように新参者が排除対象になる。そして黒人が残った。ヒスパニックは白人類似宗教、類似人種にもかかわらず、排除対象になっている根底にはは数が多い、近隣の民族である、トッドの云う家族形態の相違などの理由のほかにアメリカの経済覇権の後退、グローバル資本制の原理が最も先鋭に反映されている国情がある。
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ドイツ人、スウェーデン人、その後のユダヤ人、日本人などの直系家族民族は、アングロサクソンの絶対核家族に対して教育上有利であり、急速に中上層に入り込むことになるが、
数世代が経つと絶対核家族に移行し、急上昇は止まる。
いかなる移民も、受け入れ社会の家族型に移行するのを阻止できない。
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ミシガン州 ランシング
最後にトランプ大統領を生んだ町ミシガン州ランシングのリアルボイスを聞いてみたいと思います。ここはかつてGMことゼネラルモーターズで繁栄した町でもありますが、今ではその賑わいは見る影もありません。また、そうした状況に苦しむ多くの人たちがトランプ大統領を支持している場所でもあります。そこで大衆食堂フリートウッドダイナーに行き、夜勤明けのGM職員に話を聞きました。
労働者が期待する町
店に入ると、すでに夜勤明けの非正規雇用の方々が集まっていました。
「トランプは中国やメキシコをやっつけてくれる!」
「仕事を奪ってきた中国にガツンと言ってやらなければならない。」
「GMを解雇されてもこの仕事はずっと好きです。いつかまたGMで働きたいです。そのためにもトランプ大統領が必要です。」
「大企業がコストを抑えるためだけに外国に工場をつくるなんて許せない。仕事を奪わないでほしい。」
「四月に解雇されても仕事がない。」
「会社は少ない賃金でより多くの仕事をさせようとしている。家族との時間なんてとれない。」
ダイナーでの人々の様子を見ても格差がはっきりとわかります。正社員はビーフストロガノフを食べ、非正規はコーヒーをご飯代わりに飲んでいるのです。少しでも節約しないと生きていけない。正直アメリカはここまで酷かったのかと驚きました。
「困っているときに助けてくれる人はいない。」
「トランプに託している。彼に委ねるしかないんだ。」
トランプ大統領は彼らに対して助けを差し伸べるような発言をし、行動に起こしたようにも見えましたが、結局トランプ大統領の就任後もGMは予定通り社員を解雇しました。
ある日の朝方、ダイナーの玄関前では雪かきをする男性がいました。彼は会社を解雇された後行き場がなく、職を得るには自主的にこうしてアピールするしかないと言います。
また、店内には今日が最後の勤務だからお祝いにと安いハンバーガーを一口一口ゆっくり噛みしめて食べる人がいました。
ドナルド・トランプ。彼はこれから自分に将来を委ねた国民たちの期待に応えることができるのでしょうか。
↓ W. Wikipedia
W注目 歴史 ランシングは州都だった!
1847年-デトロイト市からランシング町に州都が移る。
1859年-ランシング町から、ランシング市に命名を変更する。
1879年-新州庁舎が1,510,130ドルの費用をかけて、建設される。
経済
州都であるため、多くの雇用者は政府職員である。また、市の周辺にゼネラルモーターズが複数の工場を持っており、住民の多くが雇用されている。
貧困線以下
人口の16.9%及び家族の13.2%
>18歳未満の23.2%及び65歳以上の9.0%(W.若者の貧困率と対照的若者に繁栄の時代に資産形成)は貧困線以下の生活を送っている。
中央値年齢は31歳である。W.それでも若いな。
>女性100人ごとに対して男性は92.3人である。
>18歳以上の女性100人ごとに対して男性は87.9人である。W.町を出て行った。入ってこない。
アメリカに行くなら、避けて通るべき危険な都市25 : カラパイア
25. ミシガン州ランシング
25位にランクインしたのはミシガン州の州都ランシングだ。州都の例に漏れず、ここも大都市である。殺人発生率は本ランキング中最低の10万人当たり7.02件だが、強姦発生率は10万人当たり111.5件と2番目の高さを有する。
1. ミシガン州デトロイト
現在、アメリカで最も危険な都市はデトロイトだ。かつての自動車産業のメッカは、殺人(10万人当たり45.15件)、加重暴行(10万人当たり1256.77件)共に本ランキング中最高である。粗暴犯罪は10万人当たり2023.33件で、住むにも訪れるにも危険な場所だ。暗い話題ばかりのデトロイトであるが、明るい兆しも見える。2012~2013年で殺人が14%減少しており、さらに翌年も5%減っている。だが、殺人の70%が未解決であることは肝に銘じておこう。
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W。参考資料
W。22分過ぎから、アメリカ取材始まる
【5金スペシャルPart1】パンドラの箱が開いたトランプのアメリカに行ってきた
【5金スペシャルPart2】パンドラの箱が開いたトランプのアメリカに行ってきた
W。<続く>の下の記事はUSA関連の反俗日記、過去記事です。なぜか都合よくそうなっていました。