>TVを筆頭とするマスコミはコロナ風邪騒動を今後とも同じ論調?でコレでもかこれでもかと報じ続けるつもりなのだろうか。同工異曲の垂れ流しのように思える。視聴者に焦りと不安を醸成し~~『日本の文明の型は、臨床的に見て強迫ノイローゼの病状に極めて近いように見える』反俗日記前回記事~~~、何かにどこかに向かって駆り立てている面が強すぎる。
このような報道の仕方を続けると、今後、春先から予定されている各種恒例の巨大イベントの中止内容変更、その先に2020年夏開催の東京オリンピック中止あるいは延期を総仕上げとする欠落感を国民規模で醸成しフラストレーションを内にため込むことになる。
今更ながら2020年東京オリンピック開催の意味を問う。
東日本大震災、福島原発事故→<儀式と忌避>~→五輪開催地東京立候補(2020年東京開催決定)→*****
原発事故がどうこう言うつもりはない。実際の所、事故現場やその影響力にいては大まかなアウトラインしかわからない。
しかし、五輪立候補よりもやることはあったし、開催後を想定すれば、一部のものの懐を潤すだけで日本の政治経済にとってマイナス要素が多すぎる。庶民にとっては富の移動だ。とみていたので予測は常に五輪開催後に置いていた。
地道にやるしかない、やれないものかな。
日本全体があっちへ行ったりこっちへ行ったりのぶれが大きくなって経済長期経済地盤沈下の果ての大阪都構想みたいになってきた。
今、ジョンダワーの邦題「敗北を抱きしめて」などというWの感性に障る本の引用を連載している。
反俗日記はいろんな歴史テーマを記事にしてきたが、この連載を通じてわかったことはWは日本の戦後史を通史として学んでこなかった、ということ。高校の日本史、世界史の授業の時点から一歩も前に出ていなかった。小林秀雄を言うように歴史は遠く離れたほうが分かり易い。Wの趣味は日本中世史。江戸時代史をやっと読んで記事にし近現代史は断片的にしか記事にしてこなかった。自己流の史観でバッサリでそれでは日本と日本人を知ることはできないかった。
残念ながら、ジョンダワーの本を読み終えて、そういうこともあったのかと唖然とする歴史的事実を知ってその貴重な断片の積み重ねと自分の雑な見方を擦り合わせて、何とかものにしようという段階だ。
戦後の日本人は変わったけど変わっていない!
そのあからさまな実態がここ10数年と目の前にある。headlines.yahoo.co.jp
引用
「厚労省は、2月末時点での中国や日本の感染者における発症者の割合や、重症化率などをふまえて、専門家の意見を聞き外来患者数などを推計するための計算式を示した。流行ピーク時の人口10万人あたりの1日の入院患者は、
0~14歳で53人、
15~64歳で18人、
65歳以上で560人となる。
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>W。入院が必要になる重症患者は免疫力の弱い子供、高齢者(持病を抱ている人たちも多い)に集中している。死者となると高齢者世代、子供幼児に集中している。
>W。若者壮年世代は、重症化しないが活動的な日常生活環境にあるのでウイルス菌の広範囲な拡散主になり易い。
>W。また、若者壮年世代は、重症化する確率は低いが、ネット網を通じて社会的影響力が強い。
>W。幼児子供を持つ親(特に母親)家庭のいわゆる主婦は社会性をなくし必要以上の自己防衛本能が働く。
>W.批判力の欠乏した高齢者世代、子育て主婦は漫然とTVの前にいる機会が多くTV報道の影響が直撃し刷り込み効果によって(仮想現実効果)バランス感覚をなくし衝動的になる傾向にある。
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厚労省記事、引用に戻る
「全国で最も感染者数が多い北海道は1日あたりの外来患者が1万8300人、入院患者が1万200人、重症患者が340人となる。
>最も人口が多い東京都は外来患者4万5400人、入院患者2万500人、重症患者700人。←W.この試算が現実になれば、一般医療機関は「野戦病院化」し、社会経済発動は停滞する。
政府は感染症に対応できるベッドを2月末時点で計5千床以上確保したとしているが、本格的な流行が起きれば各地で足りなくなる。各自治体はこの推計値を基に、一般医療機関での受け入れなどを検討する。
専門家の流行シナリオでは、
流行のピークは感染経路が追えないくらいに感染が拡大した時点から「おおむね3カ月後」に来るとしている。
その時期は地域ごとに違い、必ずしもすべての地域で流行が起きるとは限らない。
また、イベントの自粛やテレワークなどの対策をとることでピークを下げたり、遅らせたりできる。
>流行シナリオは仮定に基づくもので実際の予測ではない。今後新たな知見により計算式を見直す可能性もあるとしている。←W。実際の行動、措置が大事。
これから花粉症も本格化する。また、春先からゴールデンウィークにかけての時期は何かと精神的肉体的異変の起こりやすく病気持ちにとっては気を付けなければならない季節。さらに、新年度の始まりであり人の動きも多くなる。
>W。こんな数値を今、発表する必要があるのか?措置を講じるならば粛々とやれないものか。不安を煽るだけだ!
~~『日本の文明の型は、臨床的に見て強迫ノイローゼの病状に極めて近いように見える』反俗日記前回記事~~~、
東日本大震災と福島原発事故(知見と想像力、判断力の出番があるのは原子力エネルギー関連の分野だけ~立場の大きな開きが出てくるのは当然~)はある意味、可視性の強い事故現場の実態があり、洪水のようなマスコミ情報の受け手側もそれぞれの立場に応じて立ち位置が自ずからと決まってくるが、新型ウィルスは原因も波及プロセスも究明されないので治療薬もなく漠とした世界的波及力だけが報じられている状況。
腹の座り方が個々人において問われる。
引用
「世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長は、インフルエンザも新型コロナウイルスも、呼吸器系の症状が出て飛沫(ひまつ)感染をする点が共通していると説明。
>重要な違いとして、新型コロナウイルスについて「これまで得たデータからみると、インフルエンザほど効率よく感染はしない」と述べた。←W。データによる傾向である
また、中国からWHOへ報告があったデータでは、症状のまったく出ない感染者は1%だと指摘した。
一方、季節性インフルエンザに比べ、新型コロナウイルスに感染すると「症状が重症化する患者がより多い」とし、新しいウイルスのため免疫を持つ人が少ないと説明した。
世界的にみると、死亡率は感染者の3・4%に達するとした。
季節性インフルエンザの死亡率は一般的に1%に遠く及ばないとし、新型コロナウイルスの致死率はより高いという。
テドロス氏は、こうした状況に加え、新型コロナウイルスの予防接種は開発途上にあるため、隔離などによる封じ込めに全力を注ぐべきだと訴えた。←W.ヒトモノの交流の激しいグローバル資本制の弱点をついた病である。
このほか、東京五輪の開催について国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と電話で協議し、「事態を注視することで一致した」と明らかにした。「何か行動が必要な場合、日本政府と協議する。何らかの決断をするのはまだ早い」と述べた。(ウィーン=吉武祐)」←W。上記の厚労省の現時点での発表によれば、『流行のピークは感染経路が追えないくらいに感染が拡大した時点から「おおむね3カ月後」』。
東京五輪夏開催が施行される条件は、「感染経路が追えないくらいに感染が拡大する前に(封じ込められた場合)に限られてくる。
>アベさんは原発事故と同じくコロナウィルスを「The situation is under control」(状況はコントロール下にある)と世界向けて言わなければならない羽目に陥っている。
W.コロナもインフルと同じく飛沫接触感染。
*ただし、引用、<看護職なら知っておくべき~~>より
>「しかし、飛沫感染の中でも、特殊な条件下では、飛沫の水分が蒸発してしまった状態で空気中を舞う、あたかも空気感染のような状況である飛沫核感染が起きることがあるため、注意が必要です。
インフルエンザウイルスなどが空気感染しない理由は、空気中では長く生きていけないからです。しかし、インフルエンザウイルスは乾燥した低温の環境、閉め切った小さな部屋といった条件を好むため、そういった環境下では感染力は長い時間保たれてしまいます。」「そうなると、通常は空気感染を起こさないウイルスであっても、飛沫核感染を起こす可能性があるのです。(だから、夏はあまり流行しないのですね。)←W。大型遊覧船内~狭い部屋でのエアコンセントラル暖房、外気をどれだけ入れていたのかな~、長期閉じ込めは愚策だった。中国、武漢病院の初動対処も密室閉じ込め型だったので間違いだった。ベトナムで以前新型ウィルス風邪が流行ったとき、病院の空気の通りをよくして感染拡大を防いだという。)
「逆に言えば、加湿器を使い、換気をこまめに行うだけでも、予防効果が見込めるというわけです。」
W.下記の記事にコロナウィルスの素性について立ち入った解説がある。
W。ウィルスのような原始的生命体の自己保存力に関心する。人間もウィルスも始原的物質という考え方もできる訳で、その意味でウィルスにとって蛇やコウモリに取りつくのも人間に取りつくのも同じ次元の作法で、コロナ新型ウィルスを通じて人間は蛇やコウモリと「交流」する機会を得た。武漢の初動では。
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新型コロナウイルスについて知ろう! 〜ウイルス感染を理解する〜|キクエスト - 知らない世界を知るメディア
①国連により最新の世界人口白書2019が発表されました。 その報告によると、2019年の世界人口は77億1500万人と2018年(76億3100万人)に比べて約8000万人増加しています。2019/06/30W.資料
②中国の人口がついに14億人の大台を突破した。国家統計局。
W。世界中の人の約5人に一人は中国人。外国で定住している人の数も多分一番多い。
改革開放初期には22%だった世界人口に占める中国人の割合が2010年には19%に下がったことを明らかにした。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
③中国国家統計局によると、2019年の出生率は1000人当たり平均10.48人。国連の調べではこの数値は1949年の中国建国以来の最低値となった。一方、死亡数は998万人で、死亡率は1000人当たり7.14人。人口の自然増加率は1000人当たり3.34人となった。
④【北京】中国の指導層はあまりに急激な人口増加に長らく懸念を抱いていた。今では正反対の心配をしている。同国の出生率は世界で最も低い部類に入るのだ。しかも、人口問題は考えられているよりも深刻であることを、最近のデータは示唆している。
W.中国の歴史文化の特徴はギリシア、ローマに発する西洋文明のような観念や理念の基準追及はないが実用、細部への耽溺。いろんなものが食料になる。実際に食ってみなけりゃ味はわからないのも事実だが中国料理は苦手。