反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

到達したサバイバル戦争の<今>から~。

 アベが辞任するという。2週間以上前に、アベ辞任の予想記事を書こうとしていたが、あまりのばかばかしさに辞めた。ただし、予想には自信があった。

あの時はまだ慶大病院に入院するかなり前で、表舞台から姿を消し引きこもり状態を見て、コレは辞任することでコロナ渦の失態や経済苦境に照らし合わせて自民党とくに小泉⇒アベと続いてきた国民の目線を幻惑する劇場型政治の方向で打開するしかないな、と確信にちかいものがあった。

一般的に予測対象に接近しすぎると全体像や事態の推移が解らなくなることが多い。

アベ辞任が予想できないのは、こういったところにあるが、本質的に<政治感覚が研ぎ澄まされていない権力に対する執着心がなさすぎる、あまりにも市民感覚の惰性に流されすぎている、>のではないか。

Wは議会圏と運動圏の出来事を切り離して考える思考パターンと取っており、議会圏には本質的に関心がないので記事にする必要を感じなかった。選挙に対し寝方20%差し引き、という考えも持っているので、国政選挙の既得岩盤を超えるためにはかつての民主党のとった政権戦略しかないと思っている。

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9月には総裁選挙をやるという。

 もう無茶苦茶な政治である。ここで国民無視などという常套句は使わない。自公政権はとっくの昔に国民無視が常態化しており、無視が長期化すれば別次元に到達する。

この別次元の参考になるのは、戦前の支配層の戦争政治である。

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W参考資料

太平洋戦争戦跡地−戦没者の60%強140万人は餓死であった

飢餓のガダルカナルで大隊長は肉の缶詰を独占していた・・・ 『兵士たちの戦後史』 | J-CAST BOOKウォッチ

@この記事には執念を感じるがアトランダムすぎてトータルした思想内容に混乱が見受けられる。ただ読み物として参考にはなる。日本だけが特殊なのだろうか?だったら普遍はどこにあるのだろうか?世界史、世界観のありかはどこにあるのだろうか?日本告発では済まない、ことは明らか。

   ↓

第37話「日本という怪しいシステムに関する一見解」

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とにかく政権にしがみつきたい。特権的地位を守りたい、利権を守りたい。そういう本能で蠢いているとしか言いようがない。

だったら、どうすべきなのか、ということは個々の置かれた状況による

特殊な状況に普遍と一般がだんだん見えてくる時代状況が深まってきたので、一般論に流されると、リアル状況に対応力を失い、活力をそがれやがて無力になり、死に絶えてしまう層が増えていくだからリアルに相応しい思想と行動を身に着ける必要がある。

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コロナ渦、経済大不況時に難病を抱えた首相がかじ取りをしている国が世界中で何処にあるのか!

究極の政局に精神的に圧迫されると、免疫反応を調整する新薬程度では間に合わなくなるのは素人でも解りそうなものなのだが、そういった視点から動静を観察し、今後の政局との絡みで首相辞任の簡潔な結論に達する人がいなかったことが不思議だ。

 もとよりアメリカを筆頭に情報筋はかなり早い時点から首相進退の<情報>を傍受していたものと想定できる文春など、アメリカ情報機関から情報の下げ渡しを受けている輩も首相の進退は知っていて、だまっていたのだ

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 今後の予測として、利権マスコミ主導で、総裁選の人事予測などの関連記事が多くなり、自公政権政治責任の問題がかき消されていき、コロナと経済不況の渦中を相まって、国民の政治意識は混濁していくだろう。

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Wの国政を見る基準は今もって民主党等への政権交代の国民政治意識、諸々の政治事態である自分自身の原理原則と議会圏の政治は、区別する。客観情勢から政権担当場面を抜き出して云々し断定しないし、支持するからには行動でしめし、簡単には投げ出さない。おのれの政治信条との関係を点検しながら民主党政権支持に到達した貴重な経験だった。

 あの時共産党は政権勢力の中にいなかった。

小沢批判の急先鋒で、支持率を下げた。

共産党に関しては一定の意見を持っている。ほとんど政治接触や関心はなかったが、少し知る機会を得た結果、やっぱりな、という感慨しか持たなかった。

共産党の政策体系は日本型社会民主主義に近いものである。

しかし、団体や組織の運営方法はスターリン主義である。

また共産党は議会圏の政党で「最も保守的な政党」である。時計の針の進みが遅れている。コレは思想政治の在り様の問題以外に官僚的組織の問題もある。

さらに強固な反対者が多数存在する政党でもある。忌避政党NO1は共産党である。

自分たちの政治路線から外れて現場で戦うものに対して、敵対する政党である。

一種の構造主義者でハートや個人の力を頼むところがない。

結果、政治層のなかに一定の強固な共産党批判者を生み出している。

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 加えて、「いしん」という<世が世であればナチスになる資格十分>な補完勢力も確保されいる。政権批判派のある部分はその網に引っかかるだろう。

バブル崩壊以降の政局の、日本の戦略的な時代にふさわしい打開方向が打ち出せず政局の出入りに終始した事態の繰り返しになるだろう。

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以上の議会圏の政治地図から出てくる結論は今からでもわかりきったものである。

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 慶大病院に入院以降、首相進退に関するのWの接する数少ない情報では、辞任の方向を強く打ち出すものは少なかった。Wには実に不思議でしょうがなかった。

 反俗日記はアベ、カテゴリーの記事を連発してきた過去がある。そのいみで「いしん」過去記事と双璧である。

 キチンとアベの著書といわれる「美しい国~」を読み込んで3~4人の編集者、右翼学者、のゴーストライターを特定し、アベの地文はあとがきの中学生3年生から高校低学年レベルの稚拙、内容空疎なものだけであると断定した

 これらの批判記事はアベ政治の特質を公平丁寧に検討したものであると自負している。

①安倍の政治体質はネトウヨ的な狭隘さにあるが、この分野では、

独特の浪漫派のような茫洋とした匂いを醸し出しているところもあるので、

幻惑される人も出てくるが、

④裏面ではおのれの政治野心を達成するために格好の操り人形になる対象との認定もできる

⑤一方でアベは戦後政権与党を継承してきた自民党的統治のバランス感覚も持ち合わせている。

 さらにアベの持病について、踏み込んで考察した過去記事もある。

あの病気は免疫異常反応に起因する難病に指定されているもので、新治療薬ができたからといって、首相の激務に耐えられるものではないのは、予めわかりきったことである。

が、そうした根本的な体力に疑問符の付く人物でも長期政権を務めあげられるところに日本の議会圏政治の弛緩振り、特権層の層の厚み、国民政治式の混濁ぶりがはっきりと証明されている。

もっとも、米国のトランプ、バイデンも酷い。

 こういった中身空疎な複層する政治内容のある人物だからこそ、停滞日本の政権を特権階層や有象無象の合同政治員会の担当であり得たのである

担ぐ神輿は軽くてパーが良い!(失礼)

まさにその典型がアベであり、戦後議会圏政治史においてアベに匹敵する首相はいなかった。そこに昭和天皇的なにおいもする。

>アベ長期政権下で政治経済利得の橋頭保を確立したものは多数に及び、今後日本に禍根を残すだろう。

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 戦前戦後史において、いわゆる右翼が政権に握った時期に日本の政治方向がクルッテしまった歴史的事実がある

直近では中曽根時代、日本経済がまだしっかりしていた時代に伝統的な家族観国家観社会観が災いして次代を見越しての法制改革ができなかっ

欧米先進国はこの時代に家族革命が起きた。グローバル資本制に向けて、これをやっておかないと、経済のグローバル進展に対して政治部門の反動的な対応が生じて、政治が経済の足を引っ張る事態が発生する。今、コロナ、経済不況事態に国民政治意識が混濁する根底には右翼政権による逆向きの対応、改革の不備がある。

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 今後、日本国憲法状況では対処できないサバイバル戦争的事態が続々と現出していく。サバイバル戦争に兵士は出陣する。