反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

吉村大阪府知事、大阪大学発のバイオ企業「アンジェス」で開発中の新型コロナウイルスのDNAワクチン「11月に入って、第3相、第4相といって、大量化する」不明発言について。結論、開発を急ぐワクチンはすべて、 遺伝子ワクチン。まともなのは運び屋ワクチン(AZ社)とRNAワクチン(ファイザー社)。アンジェスDNAは??

wacwac (@wacwac05690282) | Twitter

news.yahoo.co.jp

引用

吉村洋文大阪府知事(45)が7日、読売テレビの情報番組あさパラ2時間SP(土曜・前9時25分)に生出演し、大阪大学発のバイオ企業「アンジェス」で開発中の新型コロナウイルスDNAワクチン←W。開発中の各ワクチンの種類、開発段階について後述する。の進捗(しんちょく)状況について報告した。  すでに治験を実施し、スピード感を持って開発を進めているワクチンの最新状況を、吉村知事は「11月に入って、第3相、第4相といって、大量化する←W?大量化する、と実際の発言したのかどうか確認は取れないが、ざっくりとした表現であり間違いではないが、こうした異分野のことでも政治的に取り込んで無責任発言を連発し空気感ややっている感を醸し出すのが「いしん」パフォーマンス政治の平常運転。要は「いしん」を信じるか信じないかのレベルの問題に引き下げられる。段階に入っている。安全性は一定程度確保されている」と報告。完成後は、重症化率の高い高齢者や、最前線で治療にあたる医療従事者へ優先的に接種をすすめる考えを示した。」

W.なお記事作成中に詳しく調べた結果、アンジェス、ワクチン開発に強引な政治手法を利用しているようにも見受けられる。(政治主導で大阪市大で治験が進行。)ど素人の直感に過ぎないがDNAワクチンはあまりにも安易すぎる手法である。こんな簡単な手法でワクチンができるならビッグ企業が早々とその方向で開発に踏み込んでいた、だろうファイザー社の手法と対比してほしい。アストラルゼネカ社も面倒な手法をとっているなにか小保方、スタップ細胞騒動を想起させる「いしん」大阪発DNAワクチン開発である。

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W。新型コロナウィルスのワクチン開発の現状とは違っているが新薬の開発、治験の各段階は下図参照。吉村が言う「大量化」の表現はこの図から必ずしも間違いはないことが解るがあまりにも開発実態に対してザックリしすぎた表現である。

新型コロナウイルス レムデシベル アビガン モデルナ 治療薬 ワクチン 開発最前線 - Media Close-up Report 東京オリンピック  ラグビーW杯 五輪レガシー 放送・通信・ICT

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mainichi.jp

大阪大発の製薬ベンチャーアンジェス大阪府)などが開発を進める新型コロナウイルスDNAワクチン治験が6月30日、大阪市大病院で始まった。国内での新型コロナワクチンの治験は初で「来年春以降」の実用化を掲げる。一方、大阪市大の審査委員会の承認前に、大阪府知事が日程や「市大病院の医療従事者が対象」と発表。異例の展開に識者は「前のめりの政治主導」を危惧する。期待が高まる中、安全性は担保されるのか。←W。株式上場「アンジェス」は治験を行えない。しかも製造段階になるとアメリカの会社が請け負うと契約済み。DNAワクチンというのも効き目がないのではと気になるので開発中の各ワクチンの種類について調べてみた(後述)。

「フライング」発表に現場反発

 「6月30日に大阪市大でワクチンをヒトに投与する」。6月17日、定例記者会見の冒頭で大阪府の吉村洋文知事が治験の日程を明らかにした。対象は市大病院の医療従事者20~30人で、「2021年春から秋に実用化を目指したい」とその後の具体的なスケジュールにも言及した。

しかし、この時点で治験を承認する市大病院の審査委員会は開催されていなかった。←W。行政手続きだけの問題では済まされない。生命と健康に直接かかわる問題を蔑ろにして、政治主導をあらわにしている。大阪には殺人行政の伝統がありそれ一層踏み込んで推進しているのが「いしん」政治。

知事は大阪市長と共に、市大と大阪府大を運営する公立大学法人大阪の理事長の任命や多額の運営費交付金など、大学に対して大きな影響力を持つ市大内には「医療というより政治の話になっている」と、反発や困惑が広がった。」

国内初のワクチン治験 吉村大阪府知事「前のめりの政治主導」の危うさ - 毎日新聞

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新型コロナワクチン 開発競争が加速 米中がしのぎ 日本も7月治験入りへ(クローズアップ) | 化学工業日報 2020年6月1日

引用

通常、ワクチン開発に数年間はかかるとされるが、前例のない、史上最速のスピードで開発が推し進められている。」

■米英中が開発をリード

引用

最も進んでいるのが、米国のモデルナ(W。遺伝子、RNAワクチン)中国のカンシノ・バイオロジクス(W。遺伝子、運び屋利用ワクチン)が開発するワクチンだ。

両社に続く「1番手グループ」に浮上したのが、英オックスフォード大学とアストラゼネカ(AZ)(W遺伝子、運び屋利用ワクチン)が共同開発するワクチン。AZが開発に加わってから一気に進展(W.鳥インフルエンザ、ワクチンを完成間際までこぎつけた技術保有DNAワクチンかな。遺伝子、運び屋利用ワクチン))。米国保健福祉省の米国生物医学先端研究開発局(BARDA)から億ドルの巨額支援が決まり、後期段階の臨床試験を開始した。

■自国優先へ囲い込み

 米政府が英国企業にも大型投資する狙いは、「自国ファーストワクチンを大量確保するため。AZは9月に英国、10月に米国でワクチンを供給し始める計画だが、米国には英国向け(1億本)より多い3億本をまず供給することを約束しているBARDAはAZのほかモデルナ、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)W遺伝子。運び屋利用ワクチンにも数億ドルを拠出する。3社とも来年にかけて年産10億本レベルを準備し、優先的に米国から供給される見込み。

中国では、カンシノW。遺伝子運び屋利用ワクチンを含め少なくとも4つのワクチンが臨床試験中。各社の製造能力、供給時期や量などはほとんど明らかになっていない。

米国食品医薬品局(FDA)のスコット・ゴットリーブ元長官は米紙ウォール・ストリート・ジャーナルへの寄稿(アメリカはワクチン競争に勝たねばならない)で、最初にワクチン開発に成功した国が、最初に経済とグローバルな影響力を回復する」と述べている。」

■日本は7月に治験入り

創薬ベンチャーであるアンジェス臨床開発や製造などの機能がないため、関連企業と相次ぎ提携。これまでに日系8社などと手を組み、臨床試験から薬事、製造までカバーした「アンジェス連合」の開発体制を構築している。最初の第1相試験は7月から大阪大学医学部付属病院などで行い、良好なデータが得られれば今秋にも大規模治験へ移行。現時点で同社は来春頃の供給開始をめざしている。」

製薬大手では、塩野義製薬(W。既存のワクチン開発方法。遺伝子組み換えワクチン)~ウイルスの構造の一部(タンパク質)を注入する方法~が年内の治験開始、年度内の実用化をめざして開発を本格化。先ごろ買収したUMNファーマの基盤技術を活用してワクチンを開発した。明治ホールディングス(W。既存の開発方法。不活性ワクチン)が買収したKMバイオロジクスも不活化ワクチンの開発に着手~」

米国と比べると規模は劣るが日本政府も開発支援を拡大している。当初は今年度第1次補正予算でワクチン開発予算として100億円を計上したが、第2次補正予算では、生産支援も含めて2000億円を追加ワクチンの製造設備を新たに立ち上げる事業者を5社ほど募り、各200億~300億円を助成する。」

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www.businessinsider.jp

引用

COVID-19のワクチン開発は誰もが初めて。仮に開発がうまくいったとしても、①ワクチンの効果の大小や②継続期間、③副反応の有無など、未知数の点もまだまだある。」

一般的な4種のワクチンとは?

引用

風疹ワクチンやインフルエンザワクチンなど、現代で既にヒトに接種されているワクチンのタイプは主に4種類。どれも、ウイルスそのものや、ウイルスの構造の一部(タンパク質)を体内に投与することで、免疫システムにウイルスの特徴を覚えさせている。」

      1.弱毒化ワクチン

「生ワクチン」とよばれるもので、生きたウイルスそのものを使う方法だ。

ウイルスをそのまま投与する以上、病気の症状が現れる可能性がある。

そこで、培養を繰り返して毒性の弱くなったウイルスが、ワクチンとして使用されている。ただし、いくら毒性の弱いものを選別したとしても、副反応として症状が出てしまう場合はある

弱毒化ワクチンは効果が持続しやすい傾向があり、中には生涯で1〜2回接種するだけで、十分な予防効果が期待できるものもある

 

ウイルスを扱える施設が限られるため、どこでも開発できるわけではない。

加えて、新型コロナウイルスは無症状から重症まで症状の幅が広く、弱毒化したウイルスの選別が難しいというのが、長谷川センター長の見解だ。

実用化事例:麻疹、風疹、BCGなど←W。生ワクチンは新型コロナには向かないようだ。理由は上記の赤色強調部分。

新型コロナ用に開発中:コーダジェニックス社(米国)など。

2.不活化ワクチン

不活化ワクチンは、薬剤処理をして、感染・発症する能力を失わせたウイルスを投与する方法。弱毒化ワクチンに比べ副反応が少ないと考えられている一方で、免疫が維持される期間は比較的短く、期間を空けて複数回接種しなければならない場合もある。

実用化事例:インフルエンザ、日本脳炎、ポリオなど

新型コロナ用に開発中: KMバイオロジクス(日本)~W.明治ホールディングスシノバック、シノファーム社(中国)など

3.組換えタンパク質ワクチン

組換えタンパク質ワクチンは、ウイルスの構造の一部(タンパク質)を培養細胞や酵母を使って生産し、そのタンパク質を注入する方法。弱毒化・不活化ワクチンと比べて、ウイルスそのものを投与しない分、副反応が起こりにくい。

課題は、投与したときに免疫がうまく機能するタンパク質を見つけることができるかという点と、 ワクチンの効果を高める「アジュバント」という成分が必要になることがあるという点だ。

投与するタンパク質の種類によっては、免疫システムがうまくはたらかない場合も考えられるという。

実用化事例:B型肝炎、百日咳、破傷風など

新型コロナで開発中:塩野義製薬(日本、ノヴァヴァックス社(米国)、サノフィ(仏国)など

4.ウイルス様粒子ワクチン

ウイルス様粒子ワクチンは、酵母などにウイルスの「殻」となるタンパク質だけを作らせ、遺伝子をもたない “ウイルス”を投与する手法。作り方や特徴は、組換えタンパク質ワクチンに近い。

 

実用化事例:HPVワクチン(いわゆる子宮頸がんワクチン)など

新型コロナで開発中:SpyBiotech社(英国)など

 

これら4種類の手法は、以前から存在する感染症に対するワクチン開発で実績がある。

しかし通常、開発には10年近くかかることが珍しくなく、新型コロナウイルス用のワクチンを開発するまでに、数年はかかると見込まれている

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    遺伝子に注目する、3種の次世代型ワクチン

 

 「新型コロナウイルスの全遺伝子は流行初期の1月の段階ですでに判明しており、遺伝子を担うDNAやRNAという物質は、研究者にとって合成や複製が容易だそのため、開発スピードが早く、安価に製造できるというメリットがある。

@一方で、これまでの感染症の治験で成功した前例がなくそもそも本当にヒトで免疫を獲得できるのか、効果が不透明なところもある。」

人工的に合成した新型コロナウイルスの遺伝子を身体に直接注射すれば、ヒトの体内で新型コロナウイルスがもっているタンパク質を作ることができる。作られたタンパク質が免疫システムに記憶されることで、免疫を獲得できるというわけだ。

この手法は、遺伝子工学が発展したことで開発が進められている新しいアプローチで、「遺伝子ワクチン」「次世代型ワクチン」とよばれる。」

    W。今開発が急ピッチで進行しているコロナワクチンはこの手法による。

急がば回れではなく、やりやすい方法で開発が行われている。マネーと覇権狙いがプンプンとする。

           ↓          ↓

 遺伝子ワクチンは、現時点で次の3種類に分かれている。

       遺伝子ワクチンその①

  ウイルスベクター運び屋ワクチン

ウイルスベクターワクチンは、無害なウイルス(アデノウイルスやセンダイウイルス)を新型コロナウイルスの遺伝子を運ぶ「運び屋(ベクター)」として利用する手法。ウイルスとともに体内に運ばれた遺伝子からコロナウイルスのタンパク質が作られ、免疫が獲得されることになる。

実際のウイルス感染に近い状態を再現するので、効果は高いと期待されている。ただし、運び屋であるウイルス自体が免疫によって排除される懸念がある

 

新型コロナで開発中:IDファーマ(日本)アストラゼネカ社(英国)ヤンセンファーマ社(ベルギー)、ガマレヤ疫学・微生物学研究所(ロシア)など

      遺伝子ワクチンその②

DNAワクチン

 「DNAワクチンは、新型コロナウイルスの遺伝子を含むDNAを直接投与し、体内で新型コロナウイルスのタンパク質を作らせることで免疫システムを活性化させる手法。

DNAを合成すること自体は比較的簡単なので、開発スピードやコスト面で非常に優れている

その反面、ヒトの体内で適量なタンパク質を作れるか、また体内にDNAが残存する影響が不安視されている。

 新型コロナで開発中:アンジェス社(日本)、ザイダスカディラ社(インド)など

      遺伝子ワクチンその③

 RNAワクチン←W.ど素人だが本筋のような気がする。

 「新型コロナで開発中の企業:第一三共(日本)ファイザー社(米国)、モデルナ社(米国)など」

私たちの体内では、DNAからタンパク質が作られるときに、一度RNAという物質を介する(DNA→RNA→タンパク質の順で作られる)。そこで、はじめから新型コロナウイルスのタンパク質を作る過程で作られる「RNA」を投与することで、DNAワクチンと同じような効果が得られると考えられている。

ただし、RNAは非常に壊れやすく、ワクチンとして注入するときには脂質などでコーティングする必要があるなど、技術開発が求められる。また、保管時にはマイナス80度で管理する必要があり、輸送も含めたインフラ整備の問題も残る。

  W,結論

開発を急いでいるワクチンの中ではウィルス運び屋ワクチンアストラゼネカ社(英国)。

RNAワクチン(ファイザー社(米国)、モデルナ社(米国)がきになる。手堅い旧来の方法は年月がかかる。

>多分、効き目の薄い(しかも体内残存の可能性も否定できないのだから副作用がないわけではない)安易なワクチン創薬ベンチャーアンジェスなどはとにかく先に製造できるまでこぎつけることを狙ってい一発勝負

W。参考資料 

minkabu.jp

minkabu.jp

 W.アンジェス株の1年間、半年間の動きに注目

2020年4月4日¥640⇒6月23日¥2317ピーク

11月2日¥1108⇒11月7日吉村知事発言をうけて、

11月13日¥1495

アンジェス株価の変動を見るとワクチン自体の信用性はない短期売買の対象になっていることがわかる。

吉村と云うヒトは政治家として大切な資質を決定的に欠いている。イソジン発言で懲りていない、というかコロナ渦の大阪府知事が一薬品の評価をマスコミで公言すればどういう影響を及ぼすか、無頓着なのか、解っていてやっているのか。前者だとお子様ランチ状態。大阪市大のDNAコロナワクチン治験の件も前のめり発言というよりも強権、無分別で酷すぎる。

薬事は国レベルのことなのになぜそんなに大阪発のワクチンに肩入れする?

そもそも、素人でもDNAワクチンの概略を知れば疑問に思うはず。

目つき顔つきを見ると完全にいっている御人にみえる。

あの手の目つき顔つきは大昔、身近にいた。