反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

2011年、3,11からCOVIDー19パンデミック、東京オリンピックへ。唄(うた)を忘れた 金糸雀(かなりや)は ~~

唄(うた)を忘れた 金糸雀(かなりや)は
後(うしろ)の山に 棄てましょか
いえ いえ それはなりませぬ

 

唄を忘れた 金糸雀
背戸(せど)の小薮(こやぶ)に 埋(い)けましょか
いえ いえ それはなりませぬ

 

唄を忘れた 金糸雀
柳の鞭(むち)で ぶちましょか
いえ いえ それはかわいそう

 

唄を忘れた 金糸雀
象牙の船に 銀の櫂(かい)
月夜の海に 浮べれば
忘れた唄を おもいだす

******************

W.明け方、寝床の中でフト、童謡カナリヤの一節が浮かんできた。

日本とは悲しい国である。

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news.yahoo.co.jp

news.yahoo.co.jp

引用

汚染水処理問題の“大きな見逃し”があったという

汚染水を多核種除去設備(通称ALPS)で、トリチウム以外の62種類の放射性物質をろ過しトリチウム汚染水」として、敷地内の巨大なタンクにためる方法が取られている。  現在設置されている汚染水タンクの容量は137万トンこれが22年秋までにいっぱいとなるために、海洋放出するか、蒸発させるか、議論が難航したままの状態だ。⇒W一日当たりの汚染水排出量は約140トン。凍土壁で汚染区域を地下水脈から防御している。

 ところが、だ。

ジョー氏はトリチウム汚染水の約7割が十分にろ過されておらず放射性物質を含む汚染水のままであることが分かりました。

そもそも、こんなに汚染水が出るとは思っていなかった⇒W.3本の地下水脈にぶち当たっている。

福島第一原発事故後の最新情報 P.21

ALPS処理汚染水、大気・海洋放出で本当にいいの? パブコメを出そう!(〆切7月31日)|FoE Japan

f:id:redtigerkun:20210311151354p:plain

 

一時期、ALPSのフィルターの掃除などが滞っていた時期があったことが原因で、こ

のようなことになっている」と明かす。

つまり、もう一回、ALPSを使い、ろ過作業をやらなければならないわけだ

東電福島第一原発、放射能汚染水、「最新鋭のALPS」で浄化後も基準2万倍超えの放射性物質検出。トリチウムどころではない(各紙) |  一般社団法人環境金融研究機構

 

 

東電が処理「完了」発表・・福島第1タンク汚染水 リチウム除去できず、3割は再処理必要 |

 

「二度手間になっているんです。時間が迫っているんです。僕はてっきり、たまっているものに関しては、次の工程としては『捨てる』だけかと思っていた

>「さらなる問題も浮上。「再ALPS処理水」をどこにためておくのか、ということだ。 「もう、敷地もいっぱいいっぱいな中で、これまでの7割のタンクというのは汚れていて、そこに水を入れるわけにはいかないですから⇒W。海洋放出か蒸発の2手段しかない。F1事故最大の難点は3本の地下水脈からの湧く膨大な汚染水対策である

デブリの取り出しに関しても問題が山積み。⇒W。不可能である。チェルノブイリ型石棺にして放置しかない。

予定では去年、耳かき1杯ほどの2~3グラムのデブリを取り出す予定だったがそれもできなかった。推定800トン、900トンのデブリが残っているのに

「事故を起こした彼らが生きているうちに『廃炉』っていう希望がないと、後ずさりしちゃう。夢物語だとは分かっていても、心が折れないために『2050年廃炉』を掲げざるを得ないんですよ」と指摘した。⇒Wデブリ石棺放置にするにしても、結局は汚染水をどうするのかという問題は残る。

                ↓      ↓

意見わかれる福島の処理水放出の「安全性」 その議論の構図

              国側が示している方向性は

経産省は2019年12月23日、処理水の処分方法を検討する有識者会議に、放射性物質の除去処理を再度行い、薄めて安全基準を満たしたうえで

1)海洋に放出する
2)蒸気にして大気に放出する
3)その両方の併用

という、3案を示した。

国はいずれの案でも「安全性に問題はない」としている。

中でも、コストや先行実績などから最有力視されているのが、海洋への放出だ。

これに対し、福島県漁連は「国や東電が風評被害などへの対策をきちんと取らない限り、放出は認められない」という立場だ。

トリチウム」という放射性物質は、ALPSの能力では取り除くことができない。

トリチウムは水素の仲間(同位体)で、核実験や原発の稼働によって人工的に発生するほか、宇宙線の影響で自然界でも常に生成されている。

そして、酸素と結びつき、水とほぼ同じ性質の「トリチウム水」となる。それが海や川、雨水、水道水、大気中の水蒸気に含まれ、人間は普段から体内に取り込んでいるという。

トリチウムの処分の安全性を巡る認識は国際的に共通しており、韓国や中国、イギリス、フランスなど各国も、それぞれの国の規制基準に基づいて大量のトリチウムを海や大気に排出している。

突出して排出量が多いフランスのラ・アーグ再処理施設では2015年、計約1京4000兆ベクレルのトリチウム海や大気中に処分した。これは19年10月末現在の福島第一原発のタンク内のトリチウム総量(実測値と推定値の合計)の約16倍にのぼる。

一方で、いま貯蔵されている処理水のほとんどが、トリチウム以外の放射性物質を多く含んでいる。

これはALPS運用当初の不具合や、タンクに貯めるための安全基準を満たすことを優先して処理したのが主な理由だと、国や東電は説明している。

浄化処理によってタンクに貯める基準はすべての処理水でクリアした。だが、より厳しく設定されている環境に放出する際の基準を満たさない限りは、処理水を処分できない。

東電は、処理水を環境に放出する場合、もう一度浄化処理(2次処理)にかけ、トリチウム以外の放射性物質の量を可能な限り取り除き、放出基準を満たしてから行う、としている。

放出基準を満たせば、科学的な安全性に問題はないというのが、国側や東電の一貫した立場だ。

          環境団体「危機感でいっぱい

「置き場所がないから海に流す、というのは本末転倒」

グリーンピース・ジャパンが処理水に対して望むのは、以下の2点だ。

・放出しないこと
・長期保管し、並行してトリチウム分離技術を開発し、適用すること

鈴木さんは「海はゴミ捨て場ではない」と強調する。

ALPSで2次処理をしても、トリチウム以外の放射性物質がすべて基準値以下になるかわからない。それに(科学的に安全だとしても)本当は放射性物質を出さなければ出さない方がいいに決まっていますよね。基準値を満たし、線量が少ないからといって、リスクがゼロになるわけではないのだから」

              国側は、団体が示す懸念にどう返すのか

処理水の大半で放出基準を満たしてない点について「ALPSでトリチウム以外の放射性物質を規制基準未満まで浄化できます。その実績もあります」と語る。

また、トリチウム分離技術の研究は国内外で進められているものの、現時点では能力や規模、コストなどの面で福島第一原発に適用できるものは見当たらない、という。

    放射線治療の専門医が問題視すること

トリチウムの内部被ばくへの懸念を軸に放出への反対

トリチウム体内で「有機結合型トリチウム」に変わることで、人体への危険性が高まるというものだ。

「内部被ばくは、外部被ばく以上に深刻。国や委員会の科学者たちは、内部被ばくを過小評価しています」

「外部被ばくと内部被ばくを例えると、外部被ばくは薪ストーブにあたって暖をとること。内部被ばくはその燃え盛る薪を小さく粉砕して口から飲み込むことです。体の細胞により大きな障害を与えるのは、局所的とはいえ後者です」

具体的には、水素と同じ挙動をとるトリチウムが、体内のタンパク質や糖、脂肪などの有機物と結合し、化学構造式の中に水素として組み込まれた有機結合型トリチウムに変わることだという。

有機結合型トリチウムとなれば、トリチウム水と比べて、体内に残る期間も長くなるからだ。

そして「有機結合型トリチウムならば、食物連鎖の過程で生物濃縮もされ、人体に取り込まれて危険だ」と主張し、こう言う。

「最大の問題は、遺伝子(DNA)の中にトリチウム元素が水素として取り込まれることです

DNAに含まれる水素とトリチウムが置きかわり、そこでベータ線を出し続ける。さらに、トリチウムがヘリウムに変わり、DNAを構成している塩基の化学構造式まで変える。また、ヘリウムに変われば、DNAの二重らせん構造を維持する水素結合力が失われ、その構造が脆弱になり、最終的にはDNA構造を破壊して遺伝情報に影響を与える。だから「問題だ」と言う

放射線の影響は、基本的には被ばくした部位に現れる。たしかにトリチウムが放出するベータ線のエネルギーは低い。でも、DNAの中に取り込まれると、そこで放射線を局所的に当て続け、DNAを破壊する。それによってどんな悪影響があるかは、ほとんど解明されていないのです

白血病の増加などの健康被害が起きたとする報告があるとしたうえで、「要するに分離技術がなかったから、流していただけなんです。『今も世界で流しているから良いじゃないか』というのも、ふざけた話だと思います」

「国はトリチウムの分離技術は実用化段階にないと言っているが、分離技術はあるにはある。だから、技術を確立してから、分離して流すべき。そして、その技術を海外にも輸出する。健康被害が出ないような方法を考えていくべきです」

   小委員会の専門家の見解は?

田内委員によると、トリチウム水を飲んだ場合、すべてが血中に移行する。代謝や排泄などで、平均すると10日程度で半分に減るが、組織中の水と交換をしながら「5~6%」が有機結合型トリチウムに変わるという。

 「生物濃縮はしない」

現在、有機結合型トリチウムについてわかっているのは、40日程度で半分に減るものと、1年近く経って半分に減るものの2種類があることだ。

だが、有機結合型トリチウムに変われば残留期間は長くなるものの、やがて体外に排出され、「生物濃縮はしない」と田内委員は強調した。

「血中のトリチウムは体を循環している中で、(組織中の水と)交換をしながら、尿や便、呼気、皮膚などを通じて排泄される。いずれは減っていきます。決してどこかに濃縮されるということはありません」

「もし生物濃縮があるならば、タンクの中のトリチウム水(処理水)は生物で濃縮して取り除けるということにもなりますが、そういうことはございません」

  有機結合型トリチウムの方が影響は大きいが..

有機結合型トリチウムが、トリチウム水よりも生体への影響が大きいことは「事実」

「DNAの中の水素の大半がトリチウムに置きかわるというような状況でもない限り、生体への影響というのは考えられないというのが、我々科学者のコンセンサスです

日本は長年、トリチウムを含む水を海に放出してきたが、2015年度の原子力施設周辺海域の海水濃度は、最高でも1リットルあたり2.6ベクレルだったという。

  マウスによる実験で

  「特別に生体影響が大きい事実はない」

      総括

グリーンピースの議論は、これ以上、人為的に放射性物質を生み出して放出すべきではない、という観点や原子力発電のあり方、そして、リスクをどうやってゼロにするか、という点を重視しているといえる。

西尾さんの議論は、トリチウムの内部被ばくの影響は全容が解明されておらず、危険性が潜んでいるのではないかという危惧が前提にある。また、放射線防護に関する勧告を出すICRP(国際放射線防護委員会)のあり方も、疑問視する。

両者はそのうえで、タンクのさらなる増設や大型化で貯蔵を継続して時間を稼ぎ、その間にトリチウム分離技術の開発に注力することを求めている。

一方で国や東電、小委員会に入る専門家の議論は「現在の学識と国際的なコンセンサスに基づけば、放出の安全性は科学的に担保されている」という考え方を前提とする。

しかしその裏には、コスト増や新たな用地買収の困難さといった経済的、社会的理由から、貯蔵の継続を避けたいという国と東電の本音も見え隠れする。

そこに、漁業関係者が抱える、放出で起きるかもしれない消費者の買い控えという、社会的影響への不安という観点も絡んでくる。

さらに、もし貯蔵を継続すれば、そのコストは最終的にわたしたち国民が電気料金や税負担の増加というかたちで支払うことになる。処理水の問題は、わたしたちの家計にも直結しているのだ。

<この記事は、Yahoo!JAPANとの共同企画で制作しています

http://バズフィード・ジャパン ニュース記者 Kensuke Seya kensuke.seya@buzzfeed.com に連絡する. Got a confidential tip? Submit it here

 W。盗人猛々しい!

英語では「The guilty is audacious

「盗人猛々しい」は英語のことわざ「The quilty is audacious」を使うことができます。意味は「相手を巧みに騙して利用する者は、始めから罪悪感がかけている」となりますが、正常な環境で成長していない人にまともな話をすることは到底無理で、逆にこちらが被害に遭ってしまう、という状況に反映してできたことわざとなります。

中国語では賊喊捉賊

中国語の成語に「賊喊捉賊(ぞくかんそくぞく)」という表現があります。直訳すると盗賊が悪事を働いた後に、逃げながら「盗賊を捕まえてくれ」と、まるで自分が第三者のように見せかけることを表しています。つまり、悪事を働いたにも関わらず、自分の非をごまかすためにしゃあしゃあと被害者に成り済まそうとすることを意味し、ずうずうしく開き直りることを指す言葉となります

www.econ.kyoto-u.ac.jp

引用 

京都大学

 

京都大学大学院 経済学研究科
再生可能エネルギー経済学講座

2019年4月4日
エネルギー戦略研究所シニアフェロー 竹内敬二

 

福島第一原発事故の8周年が過ぎ、廃炉処理に何年かかるのか、費用はどこまで高騰するのかが改めて問題になっている。

>政府と東電は、廃炉作業は30~40年で完了し、事故の総費用は21.5兆円(廃炉には8兆円)との数字を示しているが、

>このほど民間シンクタンクが「35兆円から81兆円」という大きな数字を出した。より多くかかるとした主な理由は、見通しのつかない汚染水処理だ

 過去の原発大事故をみると、40年前に起きた米スリーマイル島原発事故炉では廃炉作業は未着手であり、ウクライナチェルノブイリ原発事故(1986年)の処理には今後100年が必要ともいわれる。原発事故は、驚くほどの時間と費用がかかるケースが多い。」⇒W。オリンピック誘致を推進した(事故の後始末の費用は日本経済と国民が負担する)日本支配層は現実から故意に目をそらした、としか言いようがない。明らかに、東日本大震災福島原発事故以降のオリンピック誘致は、経済合理的にも大間違いの政策である。世界における日本の政治経済的な立ち位置を正確に見極めた政策とは言えない。その挙句、新型コロナパンデミックによって、巨大公共事業、イベントによる需要の波及効果も一部の利権団体だけのものになるが、中止すればそれもなくなるので利権の当事者のマスメディアの宣伝力を頼りに五輪を中止したうえでの抜本的な新型コロナ対策よりも利権優先に強行する。

 

TMI事故80年から除染作業が始まり、85年から炉内の燃料の取り出しが始まった。圧力容器の下部には燃料が溶融後に固まった堅い層があり、鉱山で岩石を砕くボーリング機を使ったが、機械の歯の破損が続くなど難渋を極めた。

 取り出し作業は一応90年に終えたが、燃料の一部は除去できていない。」

チェルノブイリ原発事故では、炉心の屋根が吹っ飛んで(格納容器がない炉型)、溶融した炉心が大気に露呈し、大量の燃料が放出された。」

石棺も老朽化したため、事故後30年の2016年、石棺をすっぽり覆うかまぼこ型の巨大なシェルター(1700億円)をEUが建設した。耐用年数は100年以上。今は、外から事故炉が全く見えない状態」

炉心には溶けて固まった大量の燃料が放置されている。処理には100年かかるだろう」と言われている。

福島、汚染水が難題。「30~40年で完了」は疑問

デブリの取り出し、汚染水の処理、廃棄物の最終処分などは見通しが立っていない。」

溶けた燃料が炉心の底にとどまっているのは、チェルノブイリ事故と似ている

@大きく異なるのが、地下水だ福島の原発3基の壊れた炉心は、地下水の流れの中にあり、常時汚染水を生み出している

 福島では汚染地下水を減らす方策として、常に電気で氷の壁を維持する「凍土壁」が建設されたが、水の遮断性においては信頼性が低く、失敗と見られている。


 今年3月、民間シンクタンク日本経済研究センター」が、事故の対応総費用は「35兆~81兆円にのぼる」という試算を公表した。大きな部分を占めるのが廃炉・汚染水処理などで最大51兆円とした。そのほか賠償で10兆円、除染で20兆円だった。

 今後、どんな処理方法を選ぶかによって、費用は大きく異なるとしている。「溶けた核燃料デブリを取り出さず、廃炉を当面見送って『閉じ込め・管理する』いわゆるチェルノブイリ方式だと、2050年までの総費用は35兆円になる。

 汚染水の処理や汚染土を最終的にどう処分するかを決めなければ、事故処理はどの程度の時間と費用がかかるかわからない。「30~40年で完了」は、事故直後に、当局が掲げた希望的な数字の意味合いが強い。

唄(うた)を忘れた 金糸雀(かなりや)は
後(うしろ)の山に 棄てましょか
いえ いえ それはなりませぬ

 

唄を忘れた 金糸雀
背戸(せど)の小薮(こやぶ)に 埋(い)けましょか
いえ いえ それはなりませぬ

 

唄を忘れた 金糸雀
柳の鞭(むち)で ぶちましょか
いえ いえ それはかわいそう

 

唄を忘れた 金糸雀
象牙の船に 銀の櫂(かい)
月夜の海に 浮べれば
忘れた唄を おもいだす

@戦前戦後を通底する日本支配層と追随する庶民の心性を見事に表現している歌詞である。(赤色マーカーの歌詞に注目。一転して在りもしない希望的観測に乗り移っている。その意味で西条八十は日本情緒を見事に表現する作詞家である。作品遍歴を見ればよくわかる。(「打倒英米」「若鷲の唄」「同期の桜」から青い山脈」「夕笛」「王将」歌詞は後段にコピーした)

 なお、映画「青い山脈」は、(石坂洋二郎の原作は読んでいない)、奈良光江の歌う西条八十作詞、服部良一作曲の軽快な曲調とは裏腹に戦後期の地方における学校と地域社会を舞台とする庶民レベルの民主化の動きと旧体制の些末な対立を最後の陰惨な暴力場面まで暗示する一種のリアリズム的政治映画にしあがっているが、演出が硬すぎて、作り物感が鼻につく。

>この映画のような地方末端での戦後期の庶民レベルの対立が全国各地で広範に起こっていたとすれば、肝心なところがGHQ任せの民主政にならなかったと思うし、今の時代様相も変わっていただろう。2011年3,11を逆手に取ったかのごとき東京五輪招致はなかっただろう。

 

@パンデックによる日本情緒を吹っ飛ばす事態が発生し2021年に延期。

@検査体制の拡充による感染実態の把握と抜本的な対策が希薄なまま、ワクチン導入の遅れなどの混乱混迷にもかかわらず、政府と当局、利権層は東京オリンピック開催を強行する。

>そして皆さん「自分の意識の絶対外部とはできないで」オリンピック騒ぎに巻き込まれ、あるいは踊らされる。

わかっちゃいるけどやめられない!

止められない止まらない!

ナチスベルリンオリンピックとは違う次元で、2021年夏、東京オリンピックは日本沈下の墓標となる。

こういうのをボタンの掛け違いという

上から下までフレキシブルでなくなって硬直してきた。

戦後、元号を経るごとに。日本は自分で自分を窮屈にしている。

融通が利くのは支配層とその追随者間だけだ。

それがたまたま露見して騒ぎになっているが、氷山の一角だろう。

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金糸雀(かなりや)」
  西條八十作詞・成田為三作曲

西條八十について調べていくとますますその思いを強くした。

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W。参考資料集

ameblo.jp

blog.goo.ne.jp

oshimahakkou.blog44.fc2.com

作詞 西條八十
作曲 山田耕作

別れの酒は汲まねども
覚悟に胸は火と燃えて
乗り込む艇に月朧
ああ壮烈の真珠湾

指折り数えもののふ
待ちにし晴れの秋は来ぬ
光栄ある死もて皇恩に
報い奉らん嬉しさよ

見よ麗しのこの艇を
心血篭めし武器にして
誉を飾る我が棺
花散るごとく波を蹴る
打倒米英
作詞   西条八十    作曲   古賀政雄

一、 待ちに待ったる時は来た   腕が鳴る鳴る血が躍る   

   さあ来いアメリカ  さあ来い英国
   正義の旗の輝くところ   ハワイの堅塁  なにものぞ   なにものぞ

二、 降るよ火の雨   鐵の雨  とうに覚悟は出来ている   

   さあ来い空襲     さあ来い敵艦
   一億生命を捧げるところ   烏合の敵勢  なにものぞ   なにものぞ

三、 神の亜細亜を白人の   手から亜細亜に取戻す   

   尊い使命だ光栄ある戦だ
   八紘一宇 理想の前に   汚れし米英  なにものぞ   なにものぞ

 

若鷲の唄

歌:霧島昇

作詞:西條 八十

作曲:古関 裕而

若い血潮の 予科練
七つボタンは 桜に錨
今日も飛ぶ飛ぶ 霞ヶ浦にゃ
でっかい希望の 雲が湧く

燃える元気な 予科練
腕はくろがね 心は火玉
さっと巣立てば 荒海越えて
行くぞ敵陣 なぐり込み

仰ぐ先輩 予科練
手柄聞くたび 血潮が疼く
ぐんと練れ練れ 攻撃精神
大和魂にゃ 敵はない

 

同期の桜

原詞は西條八十

  引用

「昭和13年(1938年)1月号の「少女倶楽部」に発表された西條の歌詞が元になっている。直接の作詞は、後に回天の第1期搭乗員となる帖佐裕海軍大尉が、海軍兵学校在学中に江田島の「金本クラブ」というクラブにあったレコードを基に替え歌にした。」

引用

作詞の西條八十は1970年(昭和45年)に没したため、日本において著作権保護期間は2040年に満了する。」

貴様と俺とは 同期の桜
同じ兵学校の 庭に咲く
咲いた花なら 散るのは覚悟
みごと散りましょ 国のため

貴様と俺とは 同期の桜
同じ兵学校の 庭に咲く
血肉分けたる 仲ではないが
なぜか気が合うて 別れられぬ

貴様と俺とは 同期の桜
同じ航空隊の 庭に咲く
仰いだ夕焼け 南の空に
未だ還らぬ 一番機

貴様と俺とは 同期の桜
同じ航空隊の 庭に咲く
あれほど誓った その日も待たず
なぜに死んだか 散ったのか

貴様と俺とは 同期の桜
離れ離れに 散ろうとも
花の都の 靖国神社
春の梢に 咲いて会おう

 

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青い山脈

西條八十作詞・服部良一作曲

若く明るい 歌声に
雪崩(なだれ)は消える 花も咲く
青い山脈 雪割桜
空のはて
今日もわれらの 夢を呼ぶ

古い上衣(うわぎ)よ さようなら
さみしい夢よ さようなら
青い山脈 バラ色雲へ
あこがれの
旅の乙女に 鳥も啼(な)

雨にぬれてる 焼けあとの
名も無い花も ふり仰ぐ
青い山脈 かがやく嶺(みね)
なつかしさ
見れば涙が またにじむ

父も夢見た 母も見た
旅路のはての そのはての
青い山脈 みどりの谷へ
旅をゆく
若いわれらに 鐘が鳴る

    ↓

ghq.club

引用

筒井清忠著『西條八十は、「戦前戦後のヒット曲に作詞家として名を連ね、ランボー研究をはじめ、詩人・フランス文学者としても大きな足跡を残した西條八十。多大な功績にもかかわらず近代文学の系譜から疎外されてきた、忘れられた巨人の生涯を精緻に描いた初の本格的評伝」と謳っている。

その「第十一章 『民主化日本』と八十」から引用してみよう。

 ――戦後、最初にコロムビアから八十に来た作詞の依頼は『敗戦で呆然自失している国民を、明るく励ます小唄をお願いしたい』というものであった。そこでできたのが十二月発表の『ワカランソング』であった。(中略)
 この歌の第四聯は
  銀座ウヨウヨ 有閑娘
  焼けた柳が 焼けた柳が にが笑ひ
  馬鹿な戦争で ワカランワカラン
 というものだが、第四聯がこのようになったのには経緯があった。

 「ペンを執る時、もうくだらないレコード検閲は無くなったから、大丈夫と思って安心していた。ところが、今度はGHQがクレームをつけて来たので面喰った

『銀座ウヨウヨ GIガール』が不可になったので『唐人お吉』と訂正したよ」というのである。しかし、吹込直前に「お吉」も不可となり「有閑娘」でGHQの許可がおり、右のようになったのである。しかし、これでは折角の諷刺も生かされないものになってしまった。この歌はそのせいもあるのかあまり歌われなかったようである。ともあれ、自由に歌が作れる時代が来たかと思ったところ、新しい検閲が始まったのであった。⇒W。前記の進軍唄の数々は西条本人のものである。「自由に唄が作れる時代が来た」とは社会の流れ、時代の流れを自然史観のように眺める観点である。

その後、『悲しき竹笛』『旅役者の唄』、昭和二一年四月の銀座の『復興まつり』のために書かれた『花さく銀座』、『三百六十五夜』など、八十は次々に作詞していくが、「二四年三月、東宝映画青い山脈の同名主題歌が発表されたのである」。

            ↓ 

 

青い山脈

西條八十作詞・服部良一作曲

 

 若く明るい 歌声に
雪崩(なだれ)は消える 花も咲く
青い山脈 雪割桜
空のはて
今日もわれらの 夢を呼ぶ

古い上衣(うわぎ)よ さようなら
さみしい夢よ さようなら
青い山脈 バラ色雲へ
あこがれの
旅の乙女に 鳥も啼(な)

雨にぬれてる 焼けあとの
名も無い花も ふり仰ぐ
青い山脈 かがやく嶺(みね)
なつかしさ
見れば涙が またにじむ

父も夢見た 母も見た
旅路のはての そのはての
青い山脈 みどりの谷へ
旅をゆく
若いわれらに 鐘が鳴る

 引用

……地方都市の因習を若い世代が打破していくという映画の主題からして、歌詞の中でいささか妙なのは第奇四聯の「父も夢みた 母も見た」である。この点について橋本治(は次のように言う)。

 ……軍国主義の「雪崩」が消えて「青い山脈」という新しい希望が姿を現わしたのだが、それは「なつかしさ 見れば涙が またにじむ」ようなものである。⇒W.政治体制の変転をきわめて情緒的自然的に眺めている。中国王朝時代やそれを模写した日本独特の政治観である。

なぜそれが懐かしいのかというと「父も夢みた 母も見た」ものだからだ。……結局橋本は、生徒たちをかばう原節子の女教師の「勇気」に「父も夢みた母も見た」ものを求めている。……W。映画「青い山脈」は軽快な歌とは裏腹に途中転回、結末は爽やかなものではなく一種のイタリア、リアリズム映画に近い政治映画に終始している。地方における民主化と旧体制の葛藤の映画である。実際にこの映画を見ると唄と映画の別物感にびっくりする。場面転回に洗練されたところがないどちらかといえば、暗く奥行きのない映画である。木下恵介女の園」の方がはるかにスリリングで演者への演出も行き届いていたツーランクぐらい上の映画である。

   W。以下はいわゆる大正デモクラシーを過大評価する寝言の類である。

 

W.イタリア、日本、ドイツの1920年代以降の政治状況を比較し検討すると、日本の時代状況が解る。大正デモクラシーは大都会だけの表層的民主政である。

ドイツでは皇帝は革命によって逃亡し共和制になった。イタリアファシズム階級闘争の激化の中から反革命運動として生まれ国王に承認され政権の座に就き、敗戦後、ファシズムと王政は一掃された。日本の軍国主義体制は既存の天皇制国家統治機構のなし崩しの警察軍事化であり(在野にいた勢力が新たに政権の座に就いたり権力を握ったのではなく、国家統治機構そのものが軍事化警察化した)、敗戦後、天皇制は米軍事力の日本統治と東アジア覇権の必要から、日本国憲法1条~8条的に継承され国家機構に残り支持者を確保した。

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 「旧世代の人々にとっても、自由や民主主義の理想というものは決して全く新しいものではなく、彼らにとっても大正時代から昭和初期にかけては、日本はその道に進んでいたはずなのである。八十にも大いにその自負があったものと思う。

ポツダム宣言にも、「二本における民主主義的傾向の復活・強化」とある。対外関係からやむをえず戦争に走ってしまったが、日本はそうした方向を一旦は歩み始めていた。従って、再び登場した自由と民主主義は、「父も夢みた 母も見た」ものなのだということを若い世代の人にも認識してもらいたい。こうした感情がこの歌詞にこもっていると考えた方が整合的であろう。
 こうした、親の世代の理想を若い世代も追っていくという主旨の歌詞が入っていることもあり、この歌はたんに当時「新しい」ばかりでなく、時代を超えた普遍性を獲得することができたように思われるのである。

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西條八十 - Wikipedia

 

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ja.wikipedia.org


Canary Song 綺麗な声で鳴くカナリア、可愛いジャックラッセルテリアには警戒鳴き、 Shiba Inu White & Jack Russell Terrier

 

「若鷲の歌」歌詞

「若鷲の歌