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2021年、4月9日(金)
昨日の記事で納得のいかないところがあったので、再読し編集しなおしたが、巨大な不明箇所がある。
なお、いつもの癖で余計な追加をしすぎたがそれはそれで自分にとって新たな「発見」であった。
1916ベルリン五輪中止⇒1936ナチス五輪は1940東京五輪中止⇒2020年東京五輪中止(2021年開催追求)と筋がよく似ている。因果は巡るってことかな。
歴史は螺旋階段状に発展する。よって因果は巡る。
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下記の
厚労省対策本部の変異株対応の情報内容と
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000764153.pdf
新型コロナウイルス感染症(変異株)の評価・分析
1. N501Yの変異のある変異株
2. E484Kの変異がある変異株
W。1. N501Yの変異のある変異株については既報。
主として大阪兵庫に蔓延している変異株である。小池東京都知事が大阪型変異株と揶揄している。コレに対して大阪府知事は今まではこういった発言に対してはすぐ反論していたが今回は沈黙。
>それもそのはず、事態は厳しい。
大阪で広がる変異ウイルス 感染力 最大1.7倍 対策どうすれば?(4/7)
2021年4月7日
引用
「大阪府は4月6日、過去最多となる719人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表しました。
これで8日連続で東京の感染者数を上回りましたが、急激な感染拡大の原因の一つとされているのが、変異ウイルスです。
変異ウイルスの割合 次第に高まる
W。変異株が発見された1月以降スクリーニングを行い、
「検査の対象には変異ウイルスの濃厚接触者などが含まれているため、大阪府はこの割合がただちに変異ウイルスの広がりの全体状況を示すものではないとしていますが、割合は上がり続けています。
3月27日までの1週間で66.5%。検査をした人の中では3人に2人が変異ウイルスに感染しているという計算になります。」 引用終わり。
W.要するに厚労省、感染研の指示のもと変異ウィルスに対するスクリーニング検査を主眼とする積極的疫学調査を実施したということだ。言い換えると、従来通り、当局による広範なPCR検査体制は確立しないままだったということで、当然にも「3月27日までの1週間で66.5%。検査をした人の中では3人に2人が変異ウイルスに感染しているという計算になる。」もっと分かり易く言えば、変異ウィルスのクラスター的状況が発生しているということ。そのクラスターの周りには従来型の新型コロナ感染者が広範に広がっている。
厚労省、感染研は昨春の自粛要請の頃と同じく、今度は変異株のクラスター対策でもやるつもりか?従来型ウィルスのまだら上の広範な感染地域に2種類の変異株ウィルスの濃厚感染地帯が点在するという図式になる。この状況を称して大阪府当局は「この割合がただちに変異ウイルスの広がりの全体状況を示すものではない」としている。
しかし、
引用
「この変異ウイルスは、WHOのまとめによりますと、従来のタイプより感染力が最大で1.7倍ほど高いとされ、これが感染拡大の要因の一つとみられています。
このウイルスには、「N501Y」と呼ばれる変異があり、ウイルスが人に感染する際の足がかりとなる表面の突起部分(W。スパイク)が感染しやすいように変化していて、それにより感染力が高くなっていると考えられています。」引用終わり
W。自己学習のためにそのまま記事にする。
感染力が高いとは?
「変異ウイルスに対し、どんなことに気をつける必要があるのでしょうか。
感染力が強いということは、少ないウイルスの量でも感染する(W,エアロゾル感染警戒)
W。対策。「医師は、「とにかく換気が大事」と指摘。空気中を漂うウイルスを、換気をすることで部屋などにとどまらせないことがとにかく大事だと話している。
W。飲食店や換気状態に懸念のある空間に入らない。暖房冷房エアコンはどの程度、外気を取り入れながら稼働しているかが、問題。普通はほとんどやっていない。そうした懸念のある空間にどうしても行かなくてはならない場合は、用事を手早く済ませて外に出る。目的をメモっておく、制限時間を決めておく。
ことになるため、
どの年代でも感染しやすくなると指摘されています⇒W欧米のパンデミックの一つの要因だろう。
特に子供は、従来のタイプでは、他の年代に比べて感染しにくいとされていましたが、変異ウイルスだとほかの年代と同じように感染するようになると考えられています。
性別・年代別の変異株(ゲノム解析)確認数
参照
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000764153.pdf
10歳未満 84
20代 74
30代 80
40代 105
50代 74
60代 57
70代 58
80代以上 67
>W。死亡者は基本的に80歳以上、という数値がでている。
(安井医師)
「これまでよりも少ないウイルスであっても感染してしまう。子どもたちどうしでも、これまで集団感染がほとんどみられなかった施設でも、集団感染が起きるかもしれない。
@学校や幼稚園、保育園を通じて各家庭に広がるおそれがあり、学校・幼稚園・保育園においてもさらに感染対策をしていかないといけない」
W。まだ従来型コロナ観のまま、小さい子供は感染率が低いので大丈夫、と判断している親に最近出くわした。
重症化や死亡のリスクは?
W未定
変異ウイルスに対してワクチンは効果があるのか、
WHOによりますと、イギリスで最初に報告された変異ウイルスについては、ワクチンの効果に大きな変化はないとしています。
「なかなか患者数が減らないとなると、より強い対策、例えば外出も制限しないといけない時が来るかもしれない。これからの1か月、2か月間というのはすごく大切だと思います。感染者の増加の速度を抑えながら、ワクチンの接種率をあげていくことが大切だといえます」⇒Wワクチン国内委託製造業者は西宮の1社しかない。接種、輸入は周回遅れ、それでも2021年真夏のオリンピック開催。聖火リレーは始まっている。収入は無観客で広告収入などを取り込めばよいとしているのだろう。全国民の過半はリスクや支出を背負い込むのみ。費用対効果は異常に悪い。誰のための東京オリンピックなのか!
W参考資料
W。ナチス五輪!ベルリン1916年五輪中止(第一次帝国主義戦争)
↓
ナチス五輪1936年⇒スペインバルセロナを投票で破って開催へ
W。第二次帝国主義戦争のため中止
↓
コロナパンデミック~グローバル資本制によるヒトモノカネのグローバル迅速移動も要因。
スペイン風邪パンデミックは帝国主義の世界市場再分割戦によるヒトモノの移動も要因。
>因果は巡る。
2020年東京五輪開催はスペイン、トルコを破って決定された。
↓
2021年コロナパンデミック下のオリンピック開催強行!
@ナチス五輪のように国家体制瓦解前の「宴」にならなけれ良いのだが、
@東日本大震災、福島原発事故にもかかわらず、開催まで進む流れを止められなかった。議論の余地もないほど絶対反対のWは絶対少数派であったしこれからも体制には少数派の堅持をもって抵抗していく。
@1936年ベルリンオリンピックが別名ナチスオリンピックというならば、
@2021年東京オリンピックは何と呼べばいいのだろうか?
@第二次世界戦争以降の現代史(日本と世界の歴史)に名を遺すオリンピックになるだろう。
引用 1936年ベルリンオリンピック
「ベルリンは1916年のオリンピック開催都市として一度は開催が予定されていたが、第一次世界大戦によって中止された(W。1917年スペイン風邪~実際はアメリカ風邪~パンデミック)さらにドイツは第一次世界大戦に敗北し、国土が荒廃し経済危機に陥ることとなった。
しかし、1931年にフランスのパリで行われた第11回夏季オリンピックの開催地投票においてベルリンがスペインのバルセロナを43対16で破って再び開催地の地位を獲得したことで、開催に向けての準備が進められた
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変異ウイルス感染 前週の約1.6倍に増加(4/7)
W。変異株の拡大はコロナウィルスの人獣共通感染症の世界でダーウィンの法則が適応しているように見える。RNAは不安定な「遺伝子」。
@不安定、可変的なものほど想像を絶するパワーを発揮する。常識では計り知れないものがある。
@日本の政府当局の一貫した感染対策は日本の常識の域を一歩も出なかったということだ。
引用
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000764153.pdf
「新規感染者から一部の人を抽出して検体の遺伝子を解析した結果、4月6日までの1週間に22の都道府県で合わせて208人が、イギリスや南アフリカ、それにブラジルで広がっている変異ウイルスに感染していたことが確認されました。
前の週に確認された人数を79人、率にして61%上回っています。
90%がイギリスで感染が広がっている変異ウイルスだということです。
都道府県別で
▽最も多かったのが大阪の75人⇔W。感染拡大著しい!病巣が存在。
▽北海道が22人、
▽千葉が17人、
▽兵庫が16人、⇒W数字上は感染拡大緩やか。
▽香川と愛媛が11人、
▽三重が10人、
▽神奈川が8人、
▽岐阜が7人、
▽奈良が6人、
▽東京が5人、
▽愛知、長崎が3人、
▽秋田、埼玉、岡山、山口、徳島が2人、
▽和歌山、島根、高知、福岡がそれぞれ1人となっています。
厚生労働省は自治体に対して、新型コロナウイルスの感染者の検体を可能なかぎり調べるよう求めるなど、監視体制を強化しています。⇒W裏読みすれば変異株陽性確認者は隔離、入院措置を受けられる。今のところ。従来型は軽視?大阪では。
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変異ウイルス多数確認の仙台市 市長“検査態勢強化を検討”(4/6)
「「E484K」は新型コロナウイルスの変異の一つで、ワクチンが効きにくくなる可能性や再感染しやすくなる可能性などが指摘されています。
仙台市では、2021年2月下旬から3月25日までに感染が確認された検体の一部を調べた結果、およそ80%にあたる167件で「E484K」の変異ウイルスが確認されました。」
「新型コロナウイルスの変異ウイルス「E484K」が仙台市内で多数確認されたことを受けて、仙台市の郡市長は、変異ウイルスを市独自で確認するのに必要な検査機器の導入を目指す考えを明らかにしました。」⇒W。この市長は以前の発言をチラッと読んだ時もまともなことを言っているなと思った。
欧米2社が数時間で塀株の種類を判別できる機器を開発し、日本法人がその旨プレスリリースして20日ぐらい経過している。もちろん販売しているので購入できる。
感染研ルートでの変異株判別には2~3日を要する。
陽性確認者のうち40%ぐらいのサンプリングをとり、変異株の有無を調べる流れ。
60%の中の変異株は見逃されることもあるが、40%サンプリング中の変異株確認者は旧式機器での判別の間、市中に放置される場合も生じる。
厚労省ー感染研は欧米2社の機器を導入することはない。感染研の業務の一環に感染検査機器の開発があり、競争相手の欧米2社の最新機器を導入することはできないからだ(予算もついている)。その事情を詳しく述べた動画を最後尾に載せる。かなり長時間に渡って専門領域について語っているので理解し辛い面があるが、ここで指摘されていることが今の科学立国日本のありのままの姿だ。ただし、東大や理化学研究所の研究システムは超一流で、それを動員すれば対処できないことはないとのこと。コレが云うところのめめずまりか。役人官僚が民間の各分野の寡占垂直サプライチェーン事業体系を差配し、その間仕切りの中で総和として成長し続けてきたのが日本資本主義の欧米と対抗する経済成長の要諦だった。その過程において格段の新開拓分野を原動力に付加価値を高めて発展してきたわけではなく使い勝手の良さで市場を獲得してきた。グローバル資本制の下では、こういった生産方式は後発の追い上げに合って苦しい。
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E484Kは変異した新型コロナウイルスのひとつ
「E484K」は、イギリスや南アフリカなどで広がったものとは異なるタイプの変異した新型コロナウイルスのひとつで、
「スパイクたんぱく質」のアミノ酸のうち、484番目のアミノ酸が変化していることを意味しています。
この変異があると抗体の攻撃から逃れる性質を持つと考えられていて、
再感染しやすくなる可能性や、ワクチンが効きにくくなる可能性などが指摘されています。
“感染 確認の患者の3分の1から検出”
「東京医科歯科大学附属病院では、
新型コロナウイルスの感染が確認されたすべての患者に対して、変異ウイルスの検査を行っています。
大学によりますと、3月末までの2か月間では、
この「E484K」と呼ばれる変異があるウイルスが、検査ができた患者36人中、3分の1にあたる12人から検出されました。
さらに3月だけに限ると14人中の71%にあたる10人から検出されたということです。」
“E484Kが従来型に置き換わっている可能性”
W.なんだか検証無しにNHK記事をコピペしているが、コレが医科歯科大学検査の中だけの事態なのか、とにかく大変なことである。しかし突然変異と適者生存という法則働くのはまちがいない。
「検出された12人は、東京都内在住の20代から80代で、海外渡航歴がなく、それぞれの人が接触したことはないということです。
また、無症状の人と軽症が1人ずつ
中等症が9人、
重症が1人だったということです。
一方で、大阪府や兵庫県などで多く見られるようになっているイギリスで広がった変異ウイルスなど、感染力を高める変異があるウイルスは検出されなかったということです。
「E484K」は、免疫やワクチンの効果が低下する可能性が指摘されているタイプで、研究グループは、この変異ウイルスが従来型から置き換わってきている可能性があるとしています。」
調査を行った東京医科歯科大学 東田修二 教授
「ワクチンの効果にも影響する可能性がある変異と言われているので、重要だと考えて調べた。患者の状態を見ていると病原性などは従来型と変わらないようだが、検出の比率が、1割未満だったものが3月には7割を超えてきている。感染力は強くないというのがこれまでの定説だったが、感染力は、従来型に比べて強い可能性がある」
東京都 “新規陽性者の半数 E484K広がっている可能性も”
「こうした中、東京都は、都の健康安全研究センターで検査を行っている検体のうち、この数か月で陽性が確認された一部の検体を調べたところ、およそ半数が「E484K」と呼ばれる変異ウイルスだったことを明らかにしました。
都は、ここ数か月の都内の新規陽性者のおよそ半数に「E484K」が広がっている可能性が高いとみています。⇒W。ナルホド。
W。邪推かもしれないが、これでは検査数を伸ばすと大変なことになる。
@オリンピック開催に向けて最大の障害は「E484K」だったのか。
日本感染症学会理事長 東邦大学 舘田一博 教授
「この変異ウイルスについては詳細な分析がまだ行われていないため、断言はできないが、市中でも感染が広がっていると考えられるので、感染力もそれなりに強いとみて対応するべきではないか。
@W。速やかに検査できる態勢⇒W外国2社の変異株検査機器導入しかない。を整えて拡大を抑えるとともに、病原性や感染力などの特徴がどのように変わっているのか分析を進めていく必要がある。今後も未知の変異ウイルスが現れたときに備えて、複数の変異を一度に検出できる技術を開発することが重要だ。ある変異を持つウイルスが一定程度増えてきた場合、リスクがわからない段階でも、早めに検査して拡大を防ぐ対策に生かすなど、素早く対応できる態勢を構築していく必要があるのではないか」
W。開発?最新機器を購入しながら開発だろう。
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