反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

コロナウイルス感染 世界マップ。感染者数は氷山の一角。水面下に多数感染者が温床のように。人口10万当たりの感染者数など気休め、密もあれば疎もある。関西圏の実行再生者数は東京圏以上。各年代に感染するインド株で重要なのは年代別割合ではなく感染現場の実数増減。夜間滞留人口とは言いえて妙。

 

新型コロナ: 海外メディアは無観客や日本文化に注目 東京五輪開幕: 日本経済新聞

引用

【ニューヨーク=吉田圭織】←Wニューヨーク特派員は東京を訪れて記事を書いたのか、在ニューヨークで情報を集めて記事を書いたのか、わからない。

 

BBCは「リオ五輪のようなカーニバルも、ロンドン五輪のようにスカイダイビングする女王もいなく、世界が最大の試練に立ち向かうなかで開かれる大会だと思い知らされた」と報じた。「この大会はマスク着用やコロナの陽性検査、そして無観客などこれまでとは異なるが、オリンピックが世界最大のショーであることに変わりはない」と指摘した。

五輪の中止を呼びかける抗議デモについても報道が相次いだ。米公共ラジオ放送NPRは五輪開催について日本人の大半が「必要ではなく、危険な状況を作って国民に健康リスクをもたらすと感じている」と報じた。NYTは東京都が現在、コロナの感染拡大に伴い緊急事態宣言を発令中だと指摘。開会式のプログラムの合間に静けさが戻ると、会場の外に集まった抗議デモ参加者の声がスタジアムにも届いたと伝えた

           引用終わり

 

W。水が高いところから低いところに流れるのは自然の摂理。コロナ感染密地域⇒過疎地域にコロナ人獣共通感染症は人流によって移動する。

 >この感染症いったん増加傾向に転じると指数関数的な増加傾向を示すので、少数の感染者が多数に急激スプレンドする。

 >まして、日本当局は一貫して感染実態にリアルの迫る広域検査を拒んできたのだから、

公式発表の感染者数は氷山の一角。水面下に多数感染者が温床のように存在し打続けてきた。人口10万人当たりの感染者数などと云う数値の出し方は気休め以外の何物でもない。明らかに感染者密地域と感染者過疎地域がある。

一応公式発表における感染者数最大の、東京を例に挙げると一番リアルな感染状況を示す数値は23区別の感染者数である。その感染密地域から主として通勤電車網を通じて感染が広がっていく。コロナ温床地域と人流による感染拡大ということである東京の感染状況は典型的な海外からの人流の多さとその定着に起因していると思う。さらに人流過密が常に付きまとうサービス産業の対人口比の多さもコロナ感染の温床になっている、と思う。

区内の新型コロナウイルス感染者数の累計(東京都発表分)(7月28日更新)

引用

「 東京都では、令和2年4月1日より都民への一層の注意喚起を図るため区市町村ごとの感染者数を公表しています感染者の方の年齢やお住まいの地域などの情報は、人権尊重と個人情報保護の観点から公表いたしません。

      引用終わり

@東京に次ぐ感染拡大傾向を示す大阪では区別の感染者数が発表されていない。

風評被害を危惧してなどと云う理由がつけられているが、確かに差別問題には敏感にならなければならないが、区別の感染者数を公表しないことのマイナス要素もかなりある

 まず、きめ細かいコロナ対策のスルーの要因になる。

早い段階から当局の握っている区別の感染者傾向の数値は外部のリークしている。知っている人は知っている。知らない人はコロナ感染はテレビ情報上のもので、身近なものとして関知できない要因になっている。

当然にも、地方テレビの情報番組に毎日のように出演し、自らの失政を公表するどころか、それはなかったの如く振る舞い、感染に注意を喚起する地方首長の人気が刷り込まれる。明らかにテレビ情報番組という<世間>が作り出した情緒的人の気が政策の可否と別次元で政治戦力の浸透に寄与している。コレは今様ファシズム政治である。

 

 人流の輸送ルート(交通網)が「過剰に」密集していることが大阪のコロナ感染の温床なっている。

大阪市は必要以上の地下街、地下鉄網が多い。経済地盤沈下への対策なのか公共事業による都市再開発の方途が不要不急の地下鉄網の拡大や地下街増設に向かってきた

>地下から掘り起こした残土の持っていき場所が大阪湾埋め立て工事という循環サイクルを長年実行してきた。その場所がコロナ感染の物理的温床を提供する、と誰も考えられなかった。歴史的な商工業飽和地域を無理に再開発しようとすれば、最後の付けは住民に回ってくる。

>もっとも旧淀川大和川の水路が合流する河口平野部に開けた、江戸時代の大阪は、浚渫残土によって街がかさ上げされ、拡大してきた歴史からいえば、経済飽和状態の都市開発は一種の性なのか。後背地に恵まれない経済空間が狭隘化すれば海に向かうしかない。

 

中世ヨーロッパのペスト大流行開発されつくしたイタリア、ベネチアを中継する、東方貿易でヨーロッパ全土に広がった

このような角度から見ると差別云々とは違う見方ができるし、それが真実に近いと思う。

 

東京の感染者急増の後を追うように、というか、大阪の実効再生産数は現時点2021年7月28日、東京を上回っている。

     感染研ホームページより引用

「実効再生産数:全国的には、直近(7/4時点)で1.17と1を上回す水準が続いており。首都圏では1.17、関西圏では1.27となっている。」

     引用終わり

 

    感染研ホームページ引用 

新型コロナウイルス感染症の直近の感染状況等(2021年7月21日現在)  掲載日:2021年7月26日 

ホームページの作り方が素人。

引用

感染状況について

全国の新規感染者数は、報告日別では、増加が続き、直近の1週間では10万人あたり約18⇒W。10万人当たりは意味がない!今週先週比も上昇傾向が続いている。東京を中心とする首都圏だけでなく、関西圏をはじめ多くの地域で新規感染者数が増加傾向となっている重症者数、死亡者数は下げ止まりから横ばい

また、感染者に占める高齢者割合は引き続き低下傾向⇒W全世代伝播はインド株の特徴。感染現場でのリアル指標は実数の増減。

実効再生産数:
全国的には、直近(7/4時点)で1.17と1を上回す水準が続いており。首都圏では1.17、関西圏では1.27となっている。

感染状況の分析【地域の動向等】

 ※新規感染者数の数値は、報告日ベースの直近1週間合計の対人口10万人の値。

首都圏(1都3県)
東京では、新規感染者数は増加が続き、約59、今週先週比は上昇傾向で1.49と、急速な感染拡大が継続。20-40代が多く、65歳以上は実数では増加がみられるものの、割合は約4%まで低下⇒W。分母大。実数増加しても割合減。数字のトリックだ。
各年齢層に拡大する感染力の強さ、というインド株の特徴が出ている。
人工呼吸器W。酸素呼吸器装着、ICU入室は東京都基準では重症該当せずエクモ装着入室だけが重症患者)又は人工心肺を使用している重症者数は横ばいだが、入院者数や調整中の者は増加傾向であり、高流量の酸素投与が必要な患者も増加。
>感染者数がこのまま増加すると、入院療養等の調整の遅れや一般医療も含めた医療への負担が懸念される。一方で、埼玉、千葉、神奈川でも新規感染者数は20-30代中心に増加が続き、それぞれ約27、27、33。3県とも今週先週比の1以上が3週間以上継続し、埼玉で1.87、千葉、神奈川でも1.4弱で、感染者数が急速に増加。いずれも30代以下が約6割。重症病床使用率は概ね2割を切る水準が継続⇒W。重症基準が厳しく制限日本基準に換算すると重症病床使用率は約4割)
>東京では夜間滞留人口(W.この概念!初めて知った。飲食、イベント、ターゲットの間接的言い回し!)の減少が続いているが、前回の緊急事態措置の際と比べ、緩やかな減少となっている。一方、埼玉では夜間滞留人口の増加が継続。千葉、神奈川では横ばい。措置の強化からまだ1週間であり、東京を中心に少なくとも当面は感染が拡大することが強く懸念される。
W。夜間滞留人口!?
そこまでの認識を持っているならば、一掃すればいいのにできない。
なぜか?
有事法制を見ても解るように憲法が邪魔をしているからではない人気=選挙を気にしているからという浅薄さ。長期経済停滞による税収減で緊急事態に伴う特別要請に対しある程度の補償金が出せない、という財政事情もある。
それにしては五輪に気前よく3兆円投下。グローバル資本制下でケインズ的な有効需要喚起を目指したが、コロナ渦がなくても経済飽和の日本では無理。
安倍首相のアベノミクスの3本の矢の一つ、大型公共投資拡大は、ココに悲惨な結末を迎えた。
トドノツマリ、上に一部に権力とカネが集中する機会を作るだけに終わることは、パイの大きさが変わらないまま(付加価値増大のエンジンがない)なのだから、予めわかりきっていた。
 2021年五輪は、1964年東京五輪が表なら戦後日本経済成長神話にピリオドを打つ、裏側に位置づけられる記念碑となる(裏リンピック)。
64年五輪が東京の古い町の破壊と建設に象徴されるなら、2021年五輪は日本国民一部への物理的破壊に終わる。
 国家あって、その下に民の構図、中国とどこがどう違う?検証するのも必要。池上彰さんはおしゃべりな独裁と言い切っている。民主主義論古代アテナイより解き起こし王の政治から市民革命へ!論理的に展開するとそういう結論になる。
ソレと選挙と銭ゲバが一体化しているところが戦前との違い。五輪はヒエラルキーの更新と認証の絶対的な機会だ。冒頭の記事にあるような世界最大のイベントは表層の一部に過ぎない。
古代ローマ支配層貴族のローマ市民へのパンとサーカスの付与に現代五輪の原型を見る。そしてパンとサーカスに快楽を食んだローマ市民層は土地所有の集中により分解没落しローマは市民軍の戦闘能力をうしない、ゲルマン人傭兵に頼るようになった。その前にサーカスを演じた奴隷剣闘士、スパルタクスの反乱があった。
 2021年東京に集う選手たちは、ドッグショー品評会に連れ出された狗に例えたのは、もう2か月以上前の第4波緊急事態下だった。彼らにはやらなければならない理由があった。
ヒエラルキーは更新の機会を失うと無効化する。世界支配層にとって認証される機会でもある。
沖縄
新規感染者数は増加に転じ、約38。20-30代が中心。一方で、これまでの新規感染者の減少に伴い、病床使用率は低下傾向。重症病床使用率は厳しい状況が継続。夜間・昼間とも滞留人口が増加し、特に夜間滞留人口は緊急事態措置適用前の水準に戻りつつあり、感染の拡大が懸念される。⇒W。亜熱帯特有の習俗。夜間遅くの盛況がある。
関西圏
大阪では、新規感染者数は20代中心に増加が続き、約24。今週先週比の1以上が2週間継続し、上昇傾向で1.89。感染者数が急速に増加。入院者数は下げ止まりから増加傾向となっているが、重症者数は減少傾向が継続。重症病床使用率は12%程度で横ばい夜間滞留人口は増加が続いており、感染拡大が続くことが懸念される。
上記以外
まん延防止等重点措置が解除された北海道、愛知、福岡では、新規感染者数が再度増加傾向となり、それぞれ約12、7、10。いずれも、病床使用率、重症病床使用率は2割を切る水準が継続。北海道、愛知、福岡では夜間滞留人口の増加もみられ、特に、北海道、福岡で急激に増加。感染の拡大が懸念される。 その他の地域でも新規感染者数の増加が見られており、特に、石川、鳥取では15を超えて増加傾向が続いており、留意が必要。

変異株に関する分析

  • W。感染性が高い変異株が、この時点で21%ということは裏返すと、日本の密地域から疎地域に水の流れのように、全土感染拡大する余地があるということだ。
  • 五輪開催が人流増加加速のGO TOキャンペーンになるのか、まさかテレビの前ジッと五輪競技が釘付けできるほどワクワクさせるものでもあるまい。
  • コロナは外からやってきたしやってきている。コレが列島原住民の基本状況認識ではなかろうか。
  • B.1.617.2系統の変異株(デルタ株)は、クラスターが複数報告され、市中での感染も観察されている。スクリーニング検査での陽性率(機械的な試算)は、全国的には21%程度で上昇が続いている。⇒W.すぐできる高性能機器があるのにまだ使っていないのか?
  • B.1.1.7系統の変異株(アルファ株)よりも感染性が高いことが示唆されており、今後置き換わりが進むことが予測され、注視していく必要がある。
  • W,デルタ株蔓延の指数関数曲線はワクチン接種の進捗に関わらず、事前の東京都医療研究機関の指数とほぼ同じだった8月を迎えるころには公式感染者数3000人。その時はそういうモノか程度にしか思われなかったが実際今、その数値を接すると科学的人知最優先の政治でなければ、との感を強くする。でなければ多くの人が不幸になる。
  •  もっといえばフリーハンドの確保を常に心がける政治でなければ、2021年東京五輪開催のような狭隘な選択しか残されていない場面にぶち当たる。
  • 東日本大震災原発事故の後、五輪開催に進む政治の道は大間違いだった。逃げ道だったのだ。の政治の素顔は洗練されていない。熟成されてもいない。

今後の見通しと必要な対策

  • 直近の感染状況において医療機関福祉施設クラスターの割合は低している。一方で、職場・会食・学校・保育施設などを介した感染は継続しているため、これらの場における感染予防が重要となる。⇒W.あくまでも増加する分母に対する割合の数値を示しているだけで、医療機関福祉施設実数の増減をはっきり指摘しているわけではない。割合は所詮、数字上の一面的な情報(上から目線?)。感染現場での最重要数値は氷山の一角ではなくて本当の実数!
  •       ↓            ↓W。感染現場に寄り添えばこういう事実の指摘になる
  • 軽い風邪症状でも早期の受診と簡易キットも活用した検査を進めることが必要
  • また、家庭内での感染も多い。
  • W.ここまでセルフコントロールを要請しなければならない現時点と将来の感染状況で、
  • W。よくもまぁ~オリンピックなど開催できたものだと感心する!
  • W。水は高いところから低いところに流れる、は自然の摂理。コロナ感染も同じ。密から疎に伝播する。わざわざそのきっかけを作るなんて~~。流れに掉さすどころか、ポンプを設置して急流をこしらえているようなもの。
  •  まだ、まだ夏場だ。
  • コロナの生態は秋冬本番だ!
  • ワクチン接種先進地域でもコロナ感染はまだ猛威を振るっている。まして日本はワクチン接種のスタートラインに立つことさえ遅れている。五輪を直前にして職域接種企業接種などを進捗させた結果、行渡るべきところにワクチンが欠如し、この第5波を迎えている。おまけに五輪開催がコロナ渦後押し要因になっている。
  • W。結論。
  • 右翼が政権を長く握ると日本は駄目になってきた。コレが歴史の教訓。
  • なぜなんだろう?
  • イデオロギッシュになりすぎて状況認識が手前勝手になる、コレが日本の右翼思想の弱点だ。日本付加体列島から世界を見るのは、並大抵の努力ではダメ。日本の右翼思想はそれ自身のなかに世界を包含していない。
  • 庶民は何より東アジアの個々の歴史をリアルに知るべきだ。

 

W。急いでネット上のコロナパンデミック状況の分かり易い情報を探したが、コレしか見当たらなかった。 

W。資料①

vdata.nikkei.co

W。参考資料②

forbesjapan.com

引用

変異を続けるウイルス

ウイルスが時間の経過とともに変異するのは自然なことであり、毎年異なるインフルエンザワクチンが使用されているのは、そのためだ。新型コロナウイルス感染症(Covid-19)を引き起こすこのウイルス(SARS-CoV-2)も例外ではない。中国・武漢で最初に確認されたウイルスとは異なる変異株が、すでにいくつも確認されている。

南米で急速に感染が拡大している「ラムダ株」は、それ以前に確認された変異株よりさらに感染力が強く、免疫系への耐性が強まった可能性があるとされている。

南アフリカで最初に確認された「ベータ株」は、同国以外ではそれほど大きく感染を広げていなかったものの、最近になり、欧州で感染者が急速に増え始めている。

また、「ガンマ株」も感染力がさらに強まった可能性が高いとされている。米国内で感染者を増やしているとみられており、一部の地域では、デルタ株以上に多くの人が感染している可能性があると懸念されている。

ウイルスは、感染を広げる中でさらに変異を起こすものだ世界で最も早いペースで新規感染者が増加しているにもかかわらず、英政府が感染拡大の抑制を目的に実施していた行動規制をイングランドでほぼ全廃したことを、多くの科学者たちが危惧しているのはそのためだ。

英政府は、「高いワクチン接種率により、感染と重症化、死者発生の連鎖を断ち切ることができた」として、この方針を正当化している。だが、専門家らは、同国のこの新たな方針により、イングランドはワクチンの効果から逃れることができる別の変異株の培養地になる」と警戒している。」

     引用終わり

W。人気取り政治がグローバル資本制下で選挙民の関心を引いていることもコロナパンデミックの一つの要因。株式市場で生み出される架空資本が政治の真ん中に位置づけられると、世界を適度な低強度戦争状態にして、株価の乱高下により利ザヤを獲得することが望まれる。

高いワクチン接種率が実現できたとして、その効果がいつまで持続するのか、世界は知らない。

RNAウィルスの属性は変異。

またウィルスは広く速く世界に循環する。治まったと思ってもまた流行りだす。

コロナ渦で、オリンピックのような奇妙な、本質的に一部のモノだけのためにある寄合が強引にできるのに世界の政治家がどうして一堂に会して、ウィルス対策を話し合えないのだろうか?WHOという専門機関ではあまりにも手に余る病理現象である。

活動的的世代の無症状、軽症のままが普通で、スプレンダー化し、感染した老人が苦しむ、このパンデミックの構図が変わらない限り活動コロナ渦の惰性は続く。その間に人的物的ロスが続き、世界は変容する。