反俗日記

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イスラエル、コロナワクチン3回目接種へ 60歳以上 8月1日から

 

 

news.yahoo.co.jp

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エルサレム 29日 ロイター] - イスラエル60歳以上の市民に対し、新型コロナウイルスワクチンのブースター接種(追加接種)を開始する。地元メディアが29日報じた。世界で初の試みとなる。 8月1日から始まり、ワクチン2回目接種から5カ月以上が経っていることが条件になるという。 イスラエル世界に先駆けワクチン接種を展開し、これまでに人口930万人の約57%が接種を完了し、1日当たりの感染者数も数カ月前の時点で1桁台まで減少した。 

>しかし、感染力の強いデルタ変異株の流行で感染者数は再び増加に転じ、1日当たり2000人(日本の人口に換算すると1日当たり2万600人の感染者数。~日本の7月28日の感染者数、9,675人を超えている。」

jp.reuters.com

イスラエル関連情報を先に記す

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最近ではイスラエル屋内でのマスク着用と入国者の自主隔離義務を復活させた。」

イスラエルの保健当局は、現在新型コロナウイルス感染症入院している人の60%がワクチン接種者だと述べた。その大半は60歳以上で、基礎疾患がある傾向も見られた。」

「   <高い効果がもたらした皮肉>

ベングリオン大学のナダブ・ダビドビッチ公衆衛生学部長は「われわれが抱える全ての問題を一挙に解決する魔法の手段があるという幻想が常に存在する。新型コロナウイルスは、われわれに1つの教訓を与えてくれている」と語る。

>「最も有効性が高い部類に入るファイザー/ビオンテック製のワクチンでも、イスラエルではデルタ株の浸透によって過去1カ月の感染予防効果は41%にとどまったもようであることが、政府のデータからうかがえる。

>「ダビドビッチ氏は「自分の発症を防ぐ効果は非常に高い。ただし他人への感染を予防する効果は著しく低い」と説明した。」

      W。デルタ株の特徴

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中国で行われた調査では、デルタ株感染者が鼻孔に保有するウイルス量は従来株の場合の1000倍に上ることも分かった。ピーコック氏は「実際、(デルタ株感染者は)より多くのウイルスを飛散させ、だからこそ感染力が高くなる。これはまだ調査中の事案だ」

ウイルス研究者シェーン・クロッティ氏は、デルタ株の感染力は英国由来のアルファ株を50%上回ると指摘。「他のあらゆる株よりもずっと効率的に拡散するので、感染競争で他を圧倒している」と述べた。

ゲノミクス専門家エリック・トポル氏は、デルタ株の潜伏期間が相対的に短くウイルス粒子の数がはるかに多い点に触れた上で「それゆえに難敵になってしまう。ワクチン接種を終えた人は特に注意しなければならない」とくぎを刺した。」

        <高い効果がもたらした皮肉>

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非常に有効性が高いワクチンが開発されたことで、いったん接種すればもう新型コロナウイルスは大して怖くないという思いを多くの人に持たせてしまう結果になったのかもしれない。」

カルロス・デルリオ教授(医薬品・感染症)は、ワクチンが最初に開発された時点で感染を予防できると考えた人はおらず、目的は重症化と死亡を阻止することだったはずだが、実際の効果が大きく、以前の幾つかの変異株の感染も防いでしまったせいでかえって「われわれは甘やかされた」と嘆いた。」

>「米国では、デルタ株が着実に浸透したまさにそのタイミングで、ワクチン接種者も未接種者も屋内でのマスク着用をやめてしまっている。トポル氏は「ダブルパンチだ。最も手ごわいウイルスに直面している時に規制を緩めることが一番望ましくない」と訴えた。」