反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

COVIDー19に迫る。 ウィルスは細菌ではないが 「細胞内共生」 は人類に繋がる「生命体誕生」の原理であった。8月3日(文中新型コロナウィルス追加情報挿入)。

 

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【地球史】地球46億年の歴史 - 比較ジェンダー史研究会

ch-gender.jp

 

上記の内容でCOVIDー19関連の個所、引用

【地球史】地球46億年の歴史

 

地球上のすべての生物~~ウィルスは生物説もあるが、無生物に分類されている~~3つの「ドメインに分けられる。

①「バクテリア真正細菌」(シアノバクテリア大腸菌・乳酸菌など)、⇒W。核膜無し。細胞核」を持たない「原核生物

古細菌)に(真正細菌)が住み着「真核生物動植物菌類が生まれた

②「アーキア古細菌」(メタン生成菌)、⇒W核膜無し。

      メタン生成菌

ウィキ引用「メタンを合成する古細菌の総称」

動物の消化器官や沼地、海底堆積物、地殻内に広く存在し、地球上で放出されるメタンの大半を合成している。」

⇒W、新型コロナのもともとの住処もこういう場所。ソレを鳥類などが餌と一緒に体内に取り込み、他の動物に移転し人類を宿主にするようになる=人獣共通感染症

この感染過程には、無症状感染と発症感染がある。

 

③「真核生物ユーカリア)」(ヒトを含む動物・植物・菌類・原生生物)である。

このうち、バクテリアアーキア原核生物(核膜がない)」という。原核生物と真核生物では、細胞の複雑さが全く異なる。

@真核生物の登場は「生命の第二の誕生」と言える。

「真核生物」=細胞には酸素呼吸を行うミトコンドリアがあり、現在の1%以上の酸素濃度が必要。大酸化イベントによって酸素濃度が1%を超えたと考えられる。

  • 今回新しく発見された「MK-D1」は、我々ヒトに最も近縁な古細菌であることが分かった。
  • 「細胞内共生説」(今日のほぼ定説)=原核生物古細菌)に他の原核生物真正細菌が住み着き、「真核生物」が生まれた(リン・マーギュリス=女性科学者)。(小林2016:114、田近2015:89)
  • 真核生物最初は単細胞生物10億年まえくらいに多細胞生物が発生。多細胞生物の大々的発生は、5億7000年まえエディアカラ生物群
  • その2
  • 細菌とは何ですか?:農林水産省

  • 細胞核のある「真核生物」と、細胞核」を持たない「原核生物
  • いずれも遺伝情報を持った核酸を含みますが、真核生物では核膜の中にあり、
  • 原核生物では細胞内にそのまま存在動物・植物だけでなく、微生物のうちカビ・酵母寄生虫なども真核生物です。
  • 細菌は、細胞核を持たない原核生物であり、通常、細胞の大きさが真核生物の細胞に比べて小さいです(図.1参照)。
  • 細菌は、ウイルスとは違い、栄養があれば、自ら成長したり、増えたりすることができます。細菌には、乳酸飲料や納豆の製造に使われるような役に立つものもあれば、食中毒や病気などを引き起こし、人の健康に害を及ぼすものもあります。
  • ウイルスたんぱく質核酸から構成され、細胞の外で自ら増えることができないことから無生物といわれることもあります。
  • ①吸着:新型コロナウイルスでは、表面に突き出しているスパイクタンパク質が、細胞表面にある受容体、ACE2に結合することからこのライフサイクルは始まります。
  • 認識して結合する受容体はウイルスにより決まっていて~。W新型コロナ、鼻、のど粘膜の一部細胞機能⇒COVIDー19の特徴はそこから脱却し肺細胞に侵入し、中等症(酸素呼吸器装着が中等症のポイント、39度高熱発症でも軽症の場合もある。重症化~集中治療室、人工肺~する。
  • ②侵入③ 脱殻:感染可能なウイルス粒子が分解されてなくなり、ゲノムRNAが露出して宿主細胞の細胞質に放出されるプロセスのことを言います。新型コロナウイルスの場合、②とほぼ同時に起こるようです。
  • ④素材の合成:このプロセスは、ウイルスのゲノムから様々な核酸、タンパク質などのウイルス粒子の材料となる部品を作り出すことを言います。生物ではセントラルドグマと呼ばれる「DNA→RNA→タンパク質」という流れがあり、複製、転写、翻訳という過程で遺伝子の情報からタンパク質が作られていますが、コロナウイルスではゲノムがRNAのために少し複雑です。
  • (ウ)  転写(mRNAの合成)と翻訳(タンパク質合成):ゲノムRNAだけでなく、より短い、サブゲノムmRNAを何種類か合成します。RNA(伝令RNA)として機能し、ヒトのリボソームを介してウイルスタンパク質合成(翻訳)のために利用されます。(エ)  通常、ヒトなどの細胞で1種類のタンパク質の情報は1本のmRNA上にのっていてそれを元にリボソームがタンパク質を合成します。しかし、コロナウイルスでは複数のタンパク質の情報がサブゲノムmRNA各々に同時にのっていて、1本の長いタンパク質の配列情報が連続して繋がっています。宿主細胞のリボソームはそれを一気に一本のアミノ酸の鎖(ポリペプチド鎖)として合成。
  • ⑤組立・成熟と⑥ ウイルス粒子の放出:
  • 以上の①から⑥の過程を経て、細胞内でウイルス量を数百倍にも増幅させてから細胞外へ放出した後、また周辺の未感染の細胞に吸着して感染を繰り返していきます。
  • 3.おわりに

  • 活動中のウイルスを不活化する方法は、難しいと言えるでしょう。なぜなら、活動しているウイルスはその大部分を宿主であるヒトのシステムを使っているからです。それを、破壊しようとすれば、ヒトのシステムまで破壊してしまいます。ウイルスのみの有効な手段は多くはありません。目的のものだけに効果をもたせる性質を選択毒性といいます。抗ウイルス薬には副作用の問題がついてまわり、選択毒性の高い医薬品を開発することが難しいのです。引用終わり。

    https://www.jiu.ac.jp/features/detail/id=6822

  • なぜSARS-CoV-2ウイルスは変異しやすい

  • そもそも「遺伝子」が違う:一方、コロナウイルスの遺伝子は1本のRNA(+)鎖からなります1。この(+)RNAは12種類のORFを持っています。つまりそのまま「タンパク質を作る設計図:ORF」(open reading frame)の情報源として利用できて、12種類のタンパク質をヒトの細胞中で生み出せる
  • 「変異」ってなに?:

    ヒトのDNAは細胞一個一個に存在します。つまり1個の細胞が2個に増える(=成長する)ときは、DNA上の遺伝情報も全く同じに記されるはずです。しかし、紫外線に当たったり、化学物質の汚染、あるいは加齢など条件のとき、遺伝子が傷ついたり、遺伝情報を記すときに間違い(=変異)が生じることがあります。それでもヒトは遺伝子の傷や間違いを正す機能を持っています。⇒W.がん細胞の増殖

  • 一方、コロナウイルスでは、+)鎖RNA遺伝子上の独自のORFから作られるRNAポリメラーゼと呼ばれる酵素によって(-)鎖のRNAが作られ、さらにそれから(+)鎖RNA遺伝子がたくさん作られます。この時、ヒトの遺伝子に対するようなコロナウイルス遺伝子の傷や間違いを正す機能は細胞中に確認されていません。他にもヒトのRNAは核の中で作られ、間違って作られたRNAは分解される仕組み(Nonsense mediated decay)が ある2,3のですが、その仕組みはコロナウイルスRNAが作られる細胞質にはないのです。それで「SARS-CoV-2ウイルスは変異しやすい」と言えると思います。

  • 図1の上部画像
  • 図1の下部画像
  • 反俗日記⇒以下の記述によって疑問が解けた。冒頭の解説。バクテリア真正細菌)⇒メタン生成菌(古細菌
  • 「細胞内共生説」(今日のほぼ定説)=原核生物古細菌)に他の原核生物真正細菌)が住み着き、「真核生物」が生まれた。
  • 引用 「細菌と「古」細菌。文字だけ見れば、後者はいかにも古くから地球に生きる、ヒトとは異質な生物という印象を受けるかもしれない。しかし実のところ私たちとより近縁にあたるのは意外にも、古細菌の方なのだ。
  • イ)W原核生物古細菌)に他の原核生物真正細菌が住み着き、「真核生物」が生まれた。
  • ロ)ウィルスは人獣を宿主にして増殖する。
  • 位相は全く異なるがイ)、ロ)は物質の運動原理。
  • 急造ワクチンをパンデミックへの主要対抗手段とするが鎮静化しない段階が長期化すれば
  • グローバル資本制とその政治文化は大きく変容する政治独裁が急速に強化される。それしかパンデミックへの多角的対抗手段はない。
  • 問題はその独裁の中身。民主の独裁か?グローバル資本制支配層の狗どもの独裁か?
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  • 引用に戻る「近年、それぞれが持つ遺伝子の内容を分析した結果、古細菌の方が細菌よりヒトと共通する部分が多いことが分かってきた。この発見からは、生物進化の重要な流れが浮かび上がる。つまり、全ての生物は最初に細菌と古細菌に分かれ、その後、古細菌から真核生物が誕生したというシナリオだ。」

 

  • scienceportal.jst.go.jp

  • 反俗日記 上記の記事は面白い。編集記事ではなく、本日の記事とする。
  • コロナパンデミックを理解しイメージを膨らませる材料になる
  • 今回のパンデミックは中世ヨーロッパのペストや20世紀初頭のスペイン風邪の両パンデミックとは明らかに性質を異にしている。もっと生命体進化の根源と深い関わりがある。
  • 仮に今、ペスト原理やスペイン風邪原理のパンデミックが目の前にあれば、医学薬学の対抗で鎮静化に向かっていただろう。
  • しかしそれができないのはなぜだ!
  • 今回新しく発見された「MK-D1」は、我々ヒトに最も近縁な古細菌であることが分かった。
  • 今回新しく発見された「MK-D1」は、我々ヒトに最も近縁な古細菌であることが分かった。
  • 潜水調査船による深海探査で見つかった、新種の古細菌のCGイメージ。 ※画像提供:JAMSTEC
  • 謎を解くカギは深海にあり

  • 触手を持つ古細菌MK-D1

  • 原核生物は自分の細胞内でエネルギーを作れるよう、自己完結した反応経路を持っていることが多いんです。でも今回新しく見つかったMK-D1は、エネルギーを作るためのいろいろな反応経路を、断片的にしか持っていない。そこから、今まで知られていたものとは全く違うエネルギー獲得の戦略を持っているのでは、と予想しました」
  • 「不完全な」生物の生存戦略

  • 水素を周囲の微生物に渡しながら、自身のエネルギー合成の一部を肩代わりしてもらっている、というのだ。

     この共生関係のカギとしてMK-D1が持つに注目する。MK-D1はこの突起を使って周囲の微生物とからみ合い、物質の受け渡しを含めた相互作用を行なっているのではないか
  • MK-D1の発見が描く、生命進化の絵図

  • MK-D1からはこれまで真核生物だけが持っていると思われてきた遺伝子が複数見つかった。これらの発見はMK-D1が「古細菌の中でも真核生物に最も近い生物」であることを意味する。延さんは、MK-D1に関するこれらの発見を踏まえて私たちの祖先がたどった進化の歴史を、こう推測する。

     今から27億年前、地球では酸素濃度が劇的に上昇し始めた。酸素のない環境にいた当時の生物にとって、それは自らの生存を脅かす大きな変化だった。この時、酸素のない環境に住むことを選んだものがいた一方で、酸素を使うことでより効率良くエネルギーを合成するものも現れ始めた。

     そして、私たちヒトの祖先となる古細菌は、酸素を扱える微生物と共に、酸素がある新たな世界で生き延びる道を選んだ。

  • MK-D1が持つような突起を通して周囲の微生物と共生関係を築いた後、長い時間をかけてそれらと一体化し、最初の真核生物が誕生した。この微生物はのちに、エネルギー生産に特化した細胞小器官であるミトコンドリアに変化したと考えられている。
  • 我々の先祖にあたる古細菌は、酸素を利用する細菌と共生関係を築きながら、真核生物へと進化していったと考えられる。
  • 図1.一般的なウイルス・細菌・人の細胞の大きさと構造
  • 図1の上部画像
  • 図1の下部画像
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 その3 専門知識がないと理解できないところが多すぎる。掲載後、自己流に分かり易く理解する材料とする。

ja.wikipedia.org

www.afpbb.com

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forbesjapan.com

 

Wの新型コロナのようなパンデミック(ペスト、スペイン=アメリカ発、風邪)に対する基本認識は、その時期の自由放任経済交流が頂点を迎え、資本(カネの流れ)、人流、物流の超過した頃、隆盛し繁栄に向かうバーバリズム地域(ベネチア、カンサス州、武漢において、発現する。

 中世ヨーロッパのペストパンデミックは東方貿易の隆盛とヨーロッパ貴族の放埓生活、下層民の貧困、不潔生活によって広まった。

 スペイン風邪の歴史的前提条件は産業資本主義の発展から資本蓄積急速進行によって金融寡頭制帝国主義に至り世界市場の再分割戦の勃発、出兵参戦、兵站によってヨーロッパ全土にひろまり、世界拡大した。

>ヨーロッパやアメリカから遠く離れた日本列島にスペンイン風邪が蔓延し20万人といわれる死者を出したのは、スペイン風邪パンデミックの最終局面、1920年アメリカ発、ヨーロッパ蔓延状況から2年後であった。

@歴史は螺旋階段状に繰り返す。

2021年東京オリンピック開催は日本列島原住民が自ら進んで大災難を招き寄せるトリガーとなるであろう。

五輪開催後日本が困っても世界は困らない。利用すべき対象である。

 

1964年東京五輪経済至上主義に直進する日本の象徴であれば

2021年東京、延期五輪その着地点として日本の経済発展の終わりの始まりになる。両者は表と裏の関係である。

@日本政治と日本国民は、2021年東京五輪開催を引き金に、東アジアにおける対中世界市場分離戦の前線に立たされますます狭隘な政治選択を迫られるであろう。

@金融寡頭グローバル資本制が生み出した偏狭排外層ザ、ブロックは欧米、日本に定着拡大し続けている。