反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

アメリカによる日本多数派国民、石棺化(服従の檻)の画策。TPPに断固反対する!

      <お富さん>   唄 春日八郎
  粋な黒塀  見越しの松に
  あだな姿の  洗い髪
  死んだはずだよ  お富さん
  生きていたとは   お釈迦様でも
  知らぬ仏の     お富さん
  エーサーオー  玄治店(げんやだな)
 
  過ぎた昔を  怨むじゃないが
  風も沁みるよ  傷の跡より
  久しぶりだな   お富さん
  今じゃ呼び名も  <切られ与三(よさ)よ>
  これで1分じゃ  お富さん
  エーサーオー   すまされめぇ
 
  かけちゃいけない  他人の花に
  情けかけたが   身のさだめ
  愚痴はよそうぜ  お富さん
          
  会えばなつかし  語るも夢さ
  誰が弾くやら    明け烏(あけがらす)
  ついてくる気か   お富さん
  命みじかく     渡る浮世は
  雨もつらいぜ    お富さん
  エーサーオー   地獄雨 
 
>>アメリカ帝国主義による多数派日本国民への半永久石棺化、画策=TPPに断固反対する! 
 
>いつもの早朝、ウォーキングの道すがら、こういう看板が目にとまった。
 
  さぁ投票  選挙の主役は あなたです
  
  <<あなたの1票が 未来への切符>>
  
  11月27日
  大阪市長、府知事選
 
 馬鹿もここまで徹底すると
 嗤わせる。情けない。やがてなけて来る。
 
>>全国のみなさ~ん!
我ら大阪府民、大阪市民は全国のみなさんの魁としてお先に、中真っ暗、市場原理主義の阿鼻叫喚の石棺に入棺しま~す。
我らが人間モルモットと化して全国民の皆さんに市場原理主義の行き着いた先、TPP石棺の実態をお見せしま~す。
 
 橋下による、橋下のための、橋下の政治は大阪、石棺化であった。
別名、市場原理主義の「服従の檻」。日本韓国化。情けない。
イロイロナ事をマスコミは報道するけど、結局はそういう事なんです。
 
 昨夜、阿修羅サイトにてTPP発起国、ニュージーランドの学者おばさんの講演会の文字おこしをじっくり読んだ。
 何を云っているのか、さっぱりわからなかった。
私の頭が悪いんじゃない。
 このおばさん学者とニュージーランドと云う国がオカシイ、とみた。
 
変な国はちっとも解ってない学者を生む。あれでニュージーランドではまともな方なんだろうな。
さすが、TPP発起人みたいな国になるはずだ。
 
 私流に読み込んだら、レジュメを用意して長々とTPPを説明している当該人より、会場の日本人質問者の手短な質問の方がズバリ的を得ている。
それに即されてやっと、本質論を展開しようとしているが、元々、そういう大局観でモノを見る習慣がこのおばさん学者にないから、中途半端極まりない。
 
 だから、こんなおばさんを呼んで話を聴く真面目もいいが、TPPは日本人自身が自分の国と国民の事を第一に自分の頭で考え抜かねば。もっと自分に自信を持て!
 
あんな訳も解ってない、おばさんの話は批判的に聴くもんだよ。
あの人らにはあの人らの事情がある。環境から来る、頭の限界もある。 
 
 あのおばさん学者は、交渉役人みたいに、事細かい事項を説明して、結局、訳が解らなくしている。
最低限の方法論意識に乏しい。
 
 本質的な流れをまず、押さえて、全体の森の姿を見る。そして、個々の木の状態を確かめる。これがない。
 日本のTPP論議も、こういう方法論から、やっていると、国民多数のTPP反対にまとめることはできない。
なんだか難しい話で判断しかねる、となってしまう。
 
      
     <ニュージーランド>の総面積は日本の総面積から、北海道を除いた程度。
そこに、たった、400万人ちょっとしか人が住んでいない。
地政的にいえば、大方の方はオーストラリアの近所程度に考えるが、2000キロも離れている。
絶海の孤島の様な国。
 
 少ない人しかいなくて地政学的に、紛争に巻き込まれない心配がなければ、政策制度の変更、小回りが利く。利害対立も複雑化しない傾向にあり、国民的合意形成は容易い。
 
 よって、国もヒトもボケが進行する環境にある。
 
 ただ、今のこの国には、そうであるが故に、世界市場の急激変化においてけぼり、を食いそうだと云う危機感がある。
 
 WTO下で自由貿易を進展させたら、近隣諸国同士の経済交流が増大し、ニュージーランドの様な世界市場からかけ離れた、絶海の孤島国は苦しい。
 
 また、小さな国は独自の国内経済循環が少ないから、(日本の場合、ナンダカンダ云っても貿易依存度は17%)現時点の国民生活水準を保障できない。
 
 >日本の場合は戦前からの資本主義強国としての経済の大きな流れがあって、今がある。
敗戦で何もかもなくして、一から出発した、などと云うのは、現支配層の支配を合理化するでっち上げである。
アメリカさんのお情けに救われた、と。
 お情けをカケル方はカケル方で余裕のなせる技と知らなければ。
一番大切なのは、困った者同士の情けだ。
 
  その対極として、ソ連は不可侵条約を破って、ソ満国境に侵攻し、満州国の日本女子を強姦し、日本敗残兵を収容所列島にに連れ去り、懲役労働を強いた。
 
 >ドイツ支配層の敗戦の呼称は日本の様な「終戦」ではなく「ゼロの日」。
こちらの方が敗戦支配層のウソとでっち上げを正直に告白している。いくら、ヒットラーとナチ党はメチャメチャしたからと云って「ゼロ」な訳ないだろ、って。
 
 いづれにしても、現ニュージーランドは農産物、農製品、観光立国で世界市場にナントカ食らいつこうと、ある意味必至である。
 国民はボッーとしていても為政者はそれなりにアレコレやってきた。政策的に失敗しても、小国は小回りが利く。
 
 
  <オーストリア>も資源環境に恵まれた特殊国家。
おそらく世界中で昔から、楽して飯食ってきた代表がこの国の国民だろう。
 
 全国民の多数は沿岸部に密集している。他方、ヒトの全くいないところには、都合のいいことに露天掘りの豊富な鉱物資源がある。
 従って、ものすごく国土が経済効率の良いようにできている。
 農産物の余剰振りも凄い。この国やカナダはケアンズ、グループ、といって、補助金なしで農業生産が成り立っている世界で珍しい特殊農業国家でもある。
 
 >>アメリカの農業は現在も過去も主要農産物に補助金を投入してきた。
 
 従って、TPP交渉において、アメリカは農業部門の完全市場開放をしない方針らしい。
やれば、地下水をバンバン組み上げてしか農業生産をできない農家は潰れる。
 
 アメリカ政府の歴史的方針としても、農業生産物の対外戦略を重要な構成要因としてきた。
日本も敗戦直後の食糧難の時代、アメリカ農産物に飼いならされた?
飢えた人間は食糧を与えられると、弱い。
 
 オバマは云っているらしい。農業を蔑にする政治家は馬鹿だ、って。
 
アメリカの政治の世界では農業を蔑にする、一部日本政治家の様な意見は通用しない。袋叩きに会う。
 
 
   <チリ>もオカシナ国だな、とつくづく思う。 
 ピノチェットがアメリカ後押しの軍部クーデターで自国民を3万人以上殺している。その何倍もの人を強制収容所に閉じ込めた。その騒ぎの中で国民の10分の1が海外亡命。
  
 そんな、ピノチェットがなんだかんだで、20年近くも国を支配。
その間アメリカの生粋の市場原理主義経済顧問によって典型的原理主義政策が導入され、貧富と格差が拡大し、経済は停滞した。
 
 それを立て直して、経済は上向いた。南米と一口に云ってもチリは南米の精神風土とはかなり違った国。
貧乏人沢山の南米の疑似ヨーロッパ国とでも云おうか?
 
>先般の世界の耳目を集めた、銅鉱山生き埋め30人解放者はその後は、ナント全員解雇。
そういう精神風土の国なんだろうな。国民が浮ついている。
 
 >>要するに日本には日本の事情があるのだから、日本人自身が自分の頭で館がて判断すべし、って事なんだろうな。TPPは。
  
         <追記>
 日本の様なマスコミがアメリカ支配の刷り込みを専門職としてやっている国は
<南米、ベネズエラ事態=チャベスVSアメリカ支配とその国内手先マスコミ>をイメージした基本思考持った方がいいのじゃないですか?
ベネズエラはマスコミの刷り込みの「民主主義的」(自分たちの階層利害に全国民を洗脳する)自由を放任しており、マスコミは反チャベス報道刷り込みの日常。
ところが、国民多数派はなびかない。
 
  なぜか?
国民多数は訳のわからない能書きよりの目の前の実態をみる習慣がついているからだ。
 
 >立場性がハッキリしている。
日本も同じだ。
 
 TPPをやらなければ、国民が飢えて死ぬ事は一切ない。
富がどこ集中しており、その分配がどうなっているか?と云う問題が根幹にあるだけだ。
 
 歴史的経過の中で経済飽和状態になって、橋下の様な輩が出現している大阪の今は日本の近い将来である。
 
 橋下はナントカできるような大ウソ、デマでしかない「大阪と構想」をまき散らかしている。
 
 が、実体は、市場原理主義、阿鼻叫喚の大阪府民石棺化でしかない。
 
 あの男の政策を総合し、それが全面的に貫徹するとしたら、そういう方向にしかならない。
あの男の政策に幻想を持つのは絶対政治無知かさもなくば、利益享受を受ける立場である。
関西マスコミは橋下政治の貫徹によって、利益を享受できる立場である。
だから陰に陽に利害として橋下政治を擁護してきた。その宣伝力に依拠しての橋下政治であった。
 
 TPPにも同じ構図が伺える。
マスコミは利益享受者の側である。
 
 政官業外電という植草さんの良く云われる悪質ペンタゴンの支配体制はTPP「開国、規制撤廃完全自由化によって、弱体化するのではなく、強化する。
 
 支配者どもが己の支配構造を自己崩壊させるような、TPPをやる訳ない。戦後支配体制の継続強化である。
 
      <<追記の追記>>
橋下の出目を巡る記事が週刊新潮などにでているとは全く知らなかった。今(11、820、18分)、久しぶり、腐れザ、ジャーナルにアクセスして解った。
 アイツのやってきた事、これからやって行こうとしている事と出目暴露を天秤にかけて私は記事を書いている。
全人格の形成過程は明らかにしなければならないと。橋下府政に踏みつけられた弱者からの怒り、橋下政治への恐怖心は頂点に達している。
それと民主主義、人権問題は同一地平にある。これを破壊したのが、橋下である。
民主主義を蹂躙し、人権を踏みつけにした府政をしてきたモノが、今回、己の政治のために府知事任期中辞任でダブル選挙の騒動を引き起こしている。こういうことが煩雑になれば、民主主義ぐちゃぐちゃになる。
TPP問題と橋下問題は同じ地平にある。狭い政治判断ではなく、大きな政治判断がいる。
 
  政治家への人格破壊ではなく、彼がこの間やってきて、これからやっていこうとする政策が余りにも弱い者いじめ市場原理主義に過ぎるから、人格形成過程を表面化せざる得ない。政策論議云々に限定は狭い一般論の視点である。
利口ぶったり、綺麗ごとに終始していたらやられてしまう。政治には手段を選ばなくてはならないが、彼の政治のよって来たるところを明確化するためには人格形成過程を問題にする必要がある。それ程あの男は日本にとって危険人物だ。
 悪い奴は徹底して潰しておく必要がある。これが政治の鉄則。これが、解らない奴は政治を云々しても所詮きれいごと、無力。戦後民主主義の害毒が回っている。