昨日、病院で採血してもらったら、ナント、悪玉コレステロールが基準値をかなりオーバーしている。
こんなことは今までに絶対にあり得ない事。
これまでずっと、コレステロールの数値がピタッと基準値の枠内に収まっている他、数値に異常はなかった。
原因は原発事故による食品汚染を警戒して、和風に拘ってきた食生活を、転換した事にある、と想う。
こういう事になる。
野菜ーそもそも、原発事故以前に、日本産外国産問わず、農薬汚染は酷いモノがある、と割り切っている。
昔の仲間が実家に帰り、百姓をやっていて、農業事情を聴いてから、とてもじゃないが、安心して食えない、と肝に銘じている。農薬をジャボジャボ散布しなければ、消費者に見栄えの良く、安上がりなモノを大量出荷できない。
また、本業の片手間に作った野菜などを出荷しようとしても、全く利益が出ず、逆にマイナスが出るらしいから、無料で配るか、腐らせてしまうしかない、と別のヒトから聴いた。コレは利益目当てに作っていないから、どちらかと云えば、安全作物。コストパフォーマンスから流通ルートに乗らない。
都会のカネさえ出せば何でも手に入る生活と地方、農村部の生活実態に段差が大きくなれば、最後に首を絞められるのは都会の人間。カネやモノは所詮、食えない。知らず知らずのうちに内外の汚染食物ばかりを口に入れているという事にもなる。
地方や農村部の人たちも自分たちの周囲に今では貴重になっている自然や事物がある事を意識付けしていない。それらはカネで簡単に手に入らない別次元のモノだから素晴らしく、本質的なのだ。
都会が地方農村に報復されていく逆転の時代が、巡り巡ってやってくる。
政府の経済報告書にも一次産品の高騰していく趨勢がハッキリと書かれている。こんなことはどうこう言うより常識なのだ。しかしその常識を今が続くと、蔑にする。
やっている事は官民共に真逆だな。文化程度の低い処は往々にして、上っ面に流される。
今、気を使っている農家は自分の食べる、できるだけ安全なモノと、出荷用のモノは分けているよ。
それでも日本の食物汚染に対する安全基準は海外に比べると、高いレベルに設定されていた。
日本人の長い平均寿命は医療行政の密度の濃さばかりでなく、食品の安全による処が大きい。
ところが、事情は一変している。
イロイロナ社会保障関連の充実度は欧米に及ばないが、医療行政はそれなりに円滑に回ってきたが、
コレも最後的にはTPPによってアメリカ流のカネの多寡がモノを言う、市場論理に浸食され、風前の灯となっていくだろう。
他方、大震災、原発事故と云う国家的非常事態によって、これまでの環境、安全対策や国民の食品安全意識の化けの皮が剥がれた。
この際に国家、地方自治体、企業団体は目先の国家の事情や営利の論理を何とかして維持しようとして、国民を巧妙に引きずりまわし、犠牲に目をつぶろうとしている。
もっと本質的な次元から、云えば、国家ー地方は所詮、一部の支配層が国民を統治する機構であって、多くの国民のためにあ存在するモノでない。
資本は所詮、私物のモノ。規制する事物が乏しくなれば、暴走する。それが今の内外の事態の底に蠢いている法則としての事態だ。
そう、割り切っているから、国ー地方企業団体の放射線安全対策、基準値は信用していない。
そこで、生活、健康の自己防衛をするしかないのだが、コレが実に難しい、と今回の血液検査の結果、解った。
メインの蛋白源。
魚ー肉に転換。
意識的にやった。
この前、サバをやっと口に入れたが、静岡産と云う処が気になった。
サバの生態。
コレは戻りガツオならぬ、戻りサバ。
サンマの生態。
「夏期はオホーツク界方面で回遊し、秋には産卵のために寒流に乗って、太平洋側では、東北関東沖を通過して、近畿九州沖まで南下する。主漁場は東北関東沖である」
カツオの生態。
以上が日本人に大量に消費される大衆魚の回遊状態。
熊木和枝さんの動画で放射能予報を見ていると、飛散している方向はたいてい、太平洋側になっている。
政府自治体はどこまでキチンと海洋汚染の実態を調べているものか?
そもそも水揚げされている魚種の放射能調査を常時実施しているのか、しているのかどうか?
それ程、神経質なならなくてはいけない問題。現在、将来に渡る国民規模の課題である。
こういう事をキチンとやらずに何が政治か、行政か、と想う。次元の低い政治行政は、純行政問題をすぐに、国民融和だとか治安問題にすり替える。
信用していないから、自己防衛で蛋白源の補給ルートを魚から肉に変更する。
体を動かす習慣が身についているから、蛋白源は大量に補給する。
どんな肉でも、肉は高くつく。
適当に放牧して、食肉にする訳にはいかないから、どんなに肉でも高くつく。加工過程も魚よりも手間取る。
ちなみに、スーパーで売っているノルウェー産のサバ(大西洋サバ)。非常に油がのっているし、背骨の部分が小さい様で全体に骨の量が少なく食べやすい。
日本のマサバとは背中の模様が違いようだ。日本マサバ。背中に斑点列。
大西洋サバ。背中に曲線模様。確かに黒く墨で描いたような曲線模様がくっきりしている。
両者の油ののり具合の違いは、丸々太る海域の違いだな。
>魚を貯めて肉に切り替えたうえにまだ、悪玉コレステロールの供給源に気づいた。
このところの、マヨネーズへの遅すぎる目覚め。
おにぎりの中心部にマヨネーズを入れて、フリカケをコーティングする。コレが旨いから、よく食っていた。
マヨネーズは卵黄、油、素、塩が主原料。
中でも卵黄はマヨネーズの主成分。
>それじゃ体にいい訳ないよ、と云う事だが、
ネットでマヨネーズの項目を検索してみると、キユーピー、マヨネーズのまわし者の様ないい訳、記事があふれている。酷いのになると、体に良いと真逆の理屈をこねている。
適量ならば、って云っても、つい度を超してしまう傾向があるから、キューピーマヨネーズはナント、連結で4225億円も売り上げがある。
ちょっとした大企業。
鉄道など巨大な固定資本を要してもこの売り上げ。
一方、キューピーマヨネーズは所詮、なくても良い様な代替えの効く、練り屋さん。
なのに、その売り上げ。ぼろい商売とも云えるし、イロイロ気を使わなくては成り立たない商売。マスコミCMで成り立っているような会社だと想う。
経済が成熟化するとこの手の必需品以外に関わる会社が多くなることは確か。
ま、最終的に、そういうモノに、頑なに背を向け続けよ!
さらば、食の安全は得られる、と云う事かな。
しかし、福島原発事故以来、魚に要注意、肉も慎んだ方がいいとなると、味気ない食事になる。
>>最後に、卵には実に意外な結果がある、と大発見。
卵の殻の中に真逆が共存している。
卵黄部分で鳥の胎児?は、高濃度に濃縮した養分を補給し、生育する。
卵白部分は天然の揺り籠であり、卵黄の高濃度養分に含まれる毒素?を真逆の作用によって中和しているのだろう。
>>やっぱり自然の作用は淘汰されて、今に至った。宇宙的自然の物質の自己運動の最高傑作なのだ。
過大に人為的に抵抗するのではなく、できるだけ寄りそって生きる、そして消滅をモットーとすべし。
>>昨日、2012年2月20日の夜の星空は悠久の自然に吸い込まれて、消えてしまいたくなるほど、凄かった。
あんな夜も大阪にはあるんだと感心した。
去年の秋のインディアンブルーの青空をブログ記事にしたことがあった。
2度とこんな青空の日はやってこない、と書いたら、本当だった。それに近い日さえ訪れなかった。
>2012年2月20日の夜空も、2度と来ない様な気がする。
夜空の星が瞬く前に、暮れなずむアカネ色の空をバックに六甲山系が黒々をしたシルエットで浮かんでいた。
それを大きな橋の上から、茫然と眺めていたら、宵闇が迫ってきて、空を見上げると、今まで見た事もない様な星空だった。
帰り道はなぜかうつむいて歩いた。近所まで来ると、散歩の犬を連れた少年が何気なく、夜空を見上げていた。
やっぱり、2012年2月20日の夜は特別な日だったのだ。
次の日はどんより曇っていた。