を念頭において。
まず、 <オリンピック夏季大会>ー会期4年間隔で不変ーを確認する。
1940年(36年ベルリンナチ五輪)東京五輪日中戦争拡大のため中止など不測の事態はあったがキッチリ4年周期を維持してきた。
モスクワ (1980) - ロサンゼルス (1984) - ソウル (1988) - バルセロナ (1992) - アトランタ (1996) - シドニー (2000) - アテネ (2004) - 北京 (2008) - ロンドン (2012) - リオデジャネイロ (2016) - 東京 (2020)
モスクワ (1980) - ロサンゼルス (1984) - ソウル (1988) - バルセロナ (1992) - アトランタ (1996) - シドニー (2000) - アテネ (2004) - 北京 (2008) - ロンドン (2012) - リオデジャネイロ (2016) - 東京 (2020)
ところが<オリンピック冬季大会>ー夏冬同年開催の冬季五輪を1992年~1994年とずらして、夏季五輪の中間開催に!ー
レークプラシッド (1980) - サラエボ (1984) - カルガリー (1988) - アルベールビル (1992) - リレハンメル (1994) - 長野 (1998) - ソルトレイクシティ (2002) - トリノ (2006) - バンクーバー (2010) - ソチ (2014)- 平昌 (2018)
レークプラシッド (1980) - サラエボ (1984) - カルガリー (1988) - アルベールビル (1992) - リレハンメル (1994) - 長野 (1998) - ソルトレイクシティ (2002) - トリノ (2006) - バンクーバー (2010) - ソチ (2014)- 平昌 (2018)
コレはアコギナ知恵でなくて、当たり前の措置とみるが、スポンサーの企業マスコミに配慮した措置であることも、間違いない。
<世界陸上>IAAF主催、正式名称= World Championships in Athletics)
国際陸上競技連盟(International Association of Athletics Federations
W。織田祐二が陸上にエラク熱くなって、中井某女が抑え役になっている盛り上がりに欠けたモスクワのアレ。
日本スポンサー企業名の突出が目に付いたが、そういうカラクリだったのか。
外国の世界企業は引いた結果、日本企業の突出が目だった。
損得勘定抜きにこういう世界イベントに訳もなく盛り上がる性質なんだろうな。
中間搾取の電通は絶対に損はしない仕組みで、TBSも薄利でも損はしない。
スポンサーの日本企業の世界発信効果は怪しいモノだが、スポンサーシップという日本的旦那芸か。
が、2020年東京五輪開催時点では日本のスポンサー企業もグローバル資本制下で勝ち抜くためには、必死でコミットするだうな。7年後には世の中はすっかり変わっていると想定する。
>アフガニスタンソ連侵攻に抗議して1980年モスクワ五輪ボイコットによって、3年後の1983年に初開催し、1991年の東京開催から2年間隔の開催決定を機に、自動的に夏季オリンピックの前年と翌年になる。
東京世界陸上(1991年。それまでの4年間隔を2年間隔に調整)ー- アルベールビル冬季五輪 (1992年。恒例の夏五輪と同時開催)バルセロナ夏季五輪(1992年 - シュッツトガルト世界陸上1993年)ーリレハンメル冬季五輪(1994年、特例で2年間隔に調整のため割り込み)ー
1991年~1992年を契機に、毎年国際オリンピック委員会=世界陸連の関連する世界スポーツイベントが開催される。(そもそもウィキでは本部の所在地さえ明記されていない)
独特の妙な政治配慮の伝統が戦前から受け継がれている、と断定する。
没落必至のものまで、表面上の勢いで指名する。
要は自分たちの都合優先か。
結果、<毎年、IOC関連の世界的スポーツイベント漬け>。
三つのアイテム=1)世界陸上<2年ピッチ開催>と2)<夏季>オリンピック、3)<冬季>オリンピックを繰り返すことで毎年、永遠に世界住民はマスメディア、スポンサー世界企業の大騒ぎするオリンピック関連、世界イベントに遭遇する訳だ。
>>国際オリンピック委員会。ウィキ引用。
「仏: Comité International Olympique, CIO、英: International Olympic Committee, IOCは近代オリンピックを主催する団体であり、またオリンピックに参加する各種国際スポーツ統括団体を統括する組織(当然、世界陸連も傘下だろう。)である。
本部はスイス・ローザンヌ。国連等の国際機関の一つと思われがちであるが、非政府の非営利団体であり、運営資金は主に放送権料販売とスポンサーシップ収入による。2009年に国際連合総会オブザーバー資格を得た。」
カネと時の権力の政治的思惑に塗れた利権団体である。
>戦前から政治的良心とか先見性とは縁遠いことは
没落必至、明確なものまで応援する。
冷戦体制崩壊を契機としてグローバル資本制の急速な市場によって、スポーツ利権も拡大の契機を見出し、今日に至っている、とも云える。
グローバル資本の進展を背景に世界スポーツイベントは貪欲な増殖力を発揮している。
A)政治面の、2020年東京五輪開催はB)対東アジア排外主義と共に、経済面として、イ)法則的な現象である日本の対世界GDP比減少、ロ)国民多数の所得収奪など諸々の厳しい現実に対する目暗ましの道具であると、同時に促進剤になるだろう。多方面にわたる原発事故処理問題はイ)に含まれる。
アベ等の政策はこの大河のような歴史的流れに棹差している。
なお、FIFAワールドカップは1930年の初開催以降~中断を経て、戦後1950年の再開から、4年間隔ピッチで開催されていおり、冬季オリンピックの開催年とダブるようになっている。