反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

理研騒動ーNO4-宇和島市議会議員氏ブログより、難波先生の事実関係の詳しい解明ー

  既に愛媛県宇和島市議会議員さんのブログにキチンと掲載されている難波名誉教授の記事はリンクに張っておいたので全文をそちらのほうで、順序立ててジックリト調べたほうが、この事案の全体像が良くわかる。
 しかし、徹底することを主眼としているこの日記では、自分に必要な箇所を掲載する。
       《【 ブログを読む】難波先生より
文藝春秋4月号」は山梨大若山教授のインタビューで構成されていて、興味深い事実が満載だった。
 若山証言には面白い事実がある。
小保方の理研への受け入れについて:「はじめてコンタクトがあったのは、
2010年7月頃ハーヴァード大の小島宏司準教授からメールで小保方さんに協力してほしいと連絡があった。
W。この件に関して、再渡米の際の就労ビザが下りなかったなどと、今まで勘違いの経過を書いてきた。


       訂正】
 彼女は博士論文がパスして以降の就職先をバカンティーグループの一員、小島を通じて、理研、若山ルートで確保しようとした。
 2010年10月、若山さんは面談し次のような印象を持った。
「神戸で彼女に会ったのは10月。…話してみて、その知識量にびっくりしました。…相当レベルの高い学生だと思いました。」
面談する前から理研若山さんはバカンティ、グループの万能細胞の研究方向に興味を持っていて、交流があり、「本場」で研究訓練を受けた彼女に対して「相当レベルの高い学生」と思うのは当然の成り行きだろう
彼女のプレゼン力もある
 
   若山さん?
海外のES細胞からクローン羊政策の成功例を受けて、最初にクローンマウスを作ったこと、自分にはネイチャー論文の作成能力はないと割り切っている事、及び経歴などから、ES細胞研究現場の高度な職人研究者といった立ち位置の方と思われる。
面談した時点で、バカンティ的万能細胞の研究方向に突き進む気持ちも十分あった、と想定できる。
そこで彼女を理研に引き入れて共同研究を始めた。
 
 そうすると、問題は彼女を理研に引き入れた
イ)若山さんの日本の当該先端研究分野における一応の名声及び事実上の政府直轄下にある巨大研究機関理研と、アメリカで異端視されているバカンティとでは大きな落差があること、
 
ロ)博士論文をパスしたばかりの27歳の彼女をエスカレーターのように、トップランクの可能性のある研究者に押し上げたこと、だ。
 >プロ野球に例えると、メジャーに一度も昇格したこと無いのマイナーリーグの選手が、いきなり日本プロ野球の有名実力チームにスカウトされた。
>野球は試合で実力を試され、究極は数字にはっきりと出る。
ところがバカンティ的万能細胞の研究方向は雲を掴むようなもので、目に見える成果は基本的にあり得ない世界だった。
 
 そうするとこのケースでの実力評価とは何処に基準があったのかという最終問題に行きつく。
その評価は僅か2年後、2013年、29歳のユニットリーダー就任で、「確定」した。
雲を掴むような世界における評価基準とは、いったいなんであったのか?
結局、上司の査定であったのか?という疑問は残る
 
 例えていえば、穴を掘っては埋め戻し繰り返しの半永久的作業における優秀さとはなんであるかということだ
シューシュポス的作業における人間力とは何処に帰着するかという哲学的課題だ
無意味な労働に解脱を見出すことだ。
 理研研究チームの彼女が他のものから突き抜けていたのはマイナーリーグの監督、バカンティ仕込のSATP細胞存在への確信であり、それがシューシュポス的作業に解脱を見出したのか?
論理的に考えて、信心にあったとも云えない。
 
 いづれにしてもモチベーションの在り処は科学の世界というよりも文学的領域にあったことは間違いなく、しかも彼女のやったことは散文精神の世界に属するものである
だから、世界の科学に晒された時点で破綻した。
最初の指摘はアメリカ発だった。
彼女にとってブーメランだった。
なぜならば、バカンティ方式の研究はニホンでは通用してもアメリカでは何よりも疑念を持って迎えられているから、評者はネイチャー論文トップを飾った事を不自然な状況とみなすから、目を皿のようにして、欠陥を見出そうとした。
それぐらいでなければ、あの膨大な画像のホンの一部の欠陥を指摘することはできない。
ニホン独自で瑕疵の指摘はできただろうか?
時間がかかっただろう事だけは間違いない。マイナーリーグの選手が短期間に一躍トップレベルに躍り出るくらいだから。
そしてコレが世界トップレベルと比較した日本の厳然たる現状である、と直視できる。
「どうして世界一じゃなくてはいけないんですか?」というかつての民主党政権時代の政治戦略上の声が蘇ってきた。
『真面目かつ慎重であることで知られる日本人は文化や科学の面で、一歩一歩着実に向上を目指してきた』  ー中国メディアー


彼女を引き入れた若山さんは理研から去っていった。 
STAP細胞研究の主導権は彼女に移った。
彼女は地位という雲を掴んだ。
山梨大でSTAP細胞を自作できない若山さんは、理研当時の成功例のマウスとは別系統の202系マウスによるSTAP細胞の作成を依頼した。 
科学者として、当然の疑念が頭をよぎったのだろう。
     経歴
2010年7月からヴァカンティーチーム小島を通じてニホンでの就職活動をしていた
      ↓
2010年10月、若山と面談
      ↓ 
2011年3月博士の学位取得
      ↓
2011年。理研研究員
      ↓
2012年。若山山梨大学に転勤
      ↓(ネイチャー第一回投稿論文却下)
2013年。ユニットリーダー就任
     
2014年。ネイチャー1月29日号に論文掲載。
      ↓
2014年。2月13日。米国の「PubPeer」(公衆による論文審査)ブログだ。小保方論文の画像不正疑惑を提起している。
 米カリフォルニア大学デーヴィス校のクノッフラー教授が、小保方報告の「再現実験」を呼びかけ、2/17までに9件の報告があった。(すべてネガティブ)    
      ↓
2月15日。これ等海外で火が付いたのを見て、毎日新聞須田桃子記者がスクープ
2月17日2/17付「NATURE」電子版が、(2/30「ネイチャー」電子版に、STAP細胞の論文2本が掲載された時に解説記事を書いた)デヴィッド・シラノスキー記者による『<酸性浴>による幹細胞研究、捜査中』という記事を掲載した。
      ↓
外部からデータに不自然な点があるという指摘を受けて理化学研究所が調査を開始した


 
   【C.ヴァカンティ医師(63)(ブリガム&婦人病院麻酔科部長)の詳しいカバー記事】 
ー2/2付「ボストン・グローブ」紙はキャロライン・ジョンソン記者ー
>同医師が
イ)「博士(Ph.D.)」の称号を持たないことや
ロ)【彼の「小さな芽胞様桿細胞」説は学会からは相手にされず】、
ハ)マサチューセッツ医大でも孤立し、それで現職に移ったこと、
【彼はただ自説の正しさを証明してくれる「学生」を必要としていたこと】。
 
>ヴァカンティは「教養がない方が、この仕事は上手く行くのかもしれない」と考えたこと、
>そこで彼は「テクニックはあるが、細胞生物学の<常識>にとらわれない研究者」を探したこと、それが2008年に日本から受け入れた小保晴子だったということ。


 
              《5.切り貼り?》
「ネイチャー」1/30/2014論文1では、【生後1ヶ月のマウス脾臓から取り出した【T細胞リンパ球】【「PH5.7, 30分」という刺激】を与えると【先祖返り】が起こり、
【体細胞にも胎盤の細胞にも分化】できる【「STAP幹細胞」が作成】できると主張している。
              ↓
 おどろいて【「ネイチャー電子版」論文の付図】を拡大して調べてみると、
>確かに【レーン2とレーン4の「胚細胞型」バンド】(図の白く太い帯)の位置に、やはり【黒い直線】が認められる。
 
>つまりネット投稿者の悪意によるものではなく、論文の【オリジナル画像が操作】されたものである可能性が高い。
>用いられた「サザンブロット法」という【DNAの電気泳動】では、5つのレーンの起点(上端)にDNAサンプルを置き、ヨーイドンで同時に流すから、【こういう縦線は出ないのが普通だ】。
**【レーン3はPHOTOSHOPか何か、画像処理ソフトを使って後からはめ込まれた可能性】がつよい。
W。コレが理研当局が捏造と断定している画像  
  
             【レーン3の写真は】、
*「完全に分化しきったT細胞リンパ球先祖返りしてSTAP細胞になる」という主張を支持する証拠として必要とされたもの
*つまりもともとサンプルに含まれていた少数の未分化幹細胞(T細胞遺伝子の再構成がない)が増殖したものではない、ことを示すためにあった。
 
*しかし、《遺伝子再構成したままで幹細胞》になるとすると
W。彼女らが論文で主張する初期化したということ。
 
胚盤胞に注入してキメラマウスを作った場合に、《胎児中の細胞に再構成した同一の遺伝子》があることを示す必要がある
 
。『上記にアンダーラインは超重要項目だ
若山山梨大学教授は一度だけ成功したというマウスと別の202系マウスを送ってSTAP細胞を作成を依頼して、成功したとして送られてきた遺伝子の同一性を調べた
 ところが送られてきたSTAP細胞の遺伝子はES細胞作成に良く使用されるB6などのものだった。
 
>したがって、論理上、、『胎児中の細胞に再構成した同一の遺伝子》があること』だから、STAP細胞の存在の否定、もしくは彼女も単純ミスですり替えがあった、となる。
 
常識的に考えて、こうした実験のキモの間違いはいくら未熟な彼女でも、ありえないとすれば、帰結は若山さんのように、『信じられなくなったということに落ち着く』
*が、《そのサザンブロット写真は出されていない》し、《そのようなマウスが正常に育つかどうかも述べられていない》。
W。上記の論外の事態がその後判明している。
報道されたのは二回目の会見を控えた3月28日。
何時頃若山さんは遺伝子調査をしたのかとWは主張している。
肝心なことなのに発表が遅過ぎる、のはどうしたことか。大いに?
 
>《遺伝子再構成は不可逆的過程》であり、これを《人工的に逆転することができたら、間違いなくノーベル賞】が与えられるだろう
つまり、著者らは免疫病理学を知らず、T細胞遺伝子再構成を単なる便利な指標としてしか考えていないから、こういうへまを犯したのだと思う。
 W。上記は自分は知識不足で感覚的に解らない。やっぱり、原発事故関連とは違う難しさがある。


 2/17日経は関係者によると、不自然との指摘を受けているのは、マウスの胎児の写真。
共同研究者の一人は取材に対し、数百枚の画像データを取り扱っている際に混同して記述と異なる画像を載せた可能性があるとしている、と報じている。
そうすると関係者の中には、「画像の不審点」を認めた人もいるということになる。
さあ、これからどう展開して行くのか…
 


                
                   《6.急展開》
 メディアはまたしても「ネイチャーに載ったから」と権威によりかかった過熱報道をしてミスをしたわけだが、
そしてそのことに気づいているから、今日の「産経」、「中国」のように小さくしか報じないわけだが
一部のネット・ユーザーのところには事の発端から今日までの経過にかかわる情報が詳細に集められている。それを封じることはできない。
だったら、詳しい解説報道を行うべきだろう。
      
       【小保方ネイチャー掲載論文に対する疑惑発覚の事実経過】
1、小保方の一連の論文に最初に疑念を呈したのは米国の「PubPeer」(公衆による論文審査)というブログだ。2011年の小保方論文の画像不正疑惑を2/13に提起している。
  https://pubpeer.com/publications/20883115
>これとは別に米カリフォルニア大学デーヴィス校のクノッフラー教授が、小保方報告の「再現実験」を呼びかけ、2/17までに9件の報告があった。(すべてネガティブ)
  http://www.ipscell.com/stap-new-data/
 
イ、「ネイチャー」1/29付号に小保方論文が発表されて1週間後、上記イ)、「PubPeer」に書き込みがあり、【「図1-i」レーン3の写真は「はめ込み」ではないかという指摘】があった。
ロ、2/13に同じくPubPeerに論文2の胎盤の写真2枚は、回転させてあるだけで同一のものではないか、という指摘があった。
 
2、アメリカの科学雑誌「サイエンス」がこれを知り、編集部が理研広報部に問い合わせのメールを送った。
 
3、理研広報部はこの質問に詳細に答える代わりに、2/13~2/14と2日間、小保方の聴き取り調査を行い
 
4、この動きを2/15「毎日」須田桃子記者がスクープしたらしい。
 W。既に海外のネット上ではイ、の事実から、騒ぎの火はつけられている。
 
5、2/17付「NATURE」電子版が、(2/30「ネイチャー」電子版に、STAP細胞の論文2本が掲載された時に解説記事を書いた)デヴィッド・シラノスキー記者による『<酸性浴>による幹細胞研究、捜査中』という記事を掲載した。
 http://www.nature.com/news/acid-bath-stem-cell-study-under-investigation-1.14738
 これには、
イ、外部からデータに不自然な点があるという指摘を受けて理化学研究所が調査を開始した。
 
ロ、 NATURE誌が世界の幹細胞研究のトップにいる10人にアンケートを行ったところ、追試で確認できたという研究者はゼロだった。
 
ハ、指摘されている画像の不審点などについて、NATURE誌が小保方に問い合わせのメールを送ったところ、返事がない。
W。彼女は4,1付けコメントで送付したと主張している。
 
ニ、画像については、学位論文となった2011年「TISSUE ENG.」の論文には2箇所で同一写真の二重使用があり、
「NATURE」2014年では第1論文図1(遺伝子解析)で、画像の一部に差し替え(拙文で取り上げた箇所)がある。
 第2論文では、同一の胎盤写真が別の実験によるものとして使用されている。
 
ホ、 共同研究者で、胎盤の写真を担当した若山照彦(山梨医大教授)は、「小保方に100枚以上の胎盤の写真を送ったので、(彼女が)取り違えたのかも知れない」と話している。
 W.2月中旬の時期にはまだ信じていた。

ヘ、「NATUTE」誌は調査チームを立ち上げ、小保方の調査を行おうとしているが、本人から応答がない。
  ということが書いてある。
 
>これで小保方の幹細胞にかかわる3つの論文で、写真の不正使用があることがほぼ確定した。
約10の他施設での追試実験が失敗に終わっているが、肝心の「酸性浴」を与えた細胞の詳細が不明だ。
*小保方がいないと実験に成功しないという若山教授の発言も不審だ。
  
 本来なら小保方自身が先頭に立って、これらの疑問点に記者会見をするなり、声明を発表するなりして答えるべきだと思うが、
2/14の政府「総合科学技術会議」を欠席して以来、行方不明になっているのではなかろうか。
ならば、理化学研究所はその調査を急ぎ、緊急に「中間報告」をすべきだろう。
(画像の不正が単純ミスであれば、調査はすぐすむ。もし芋ずる式に「不正」が出てくれば、当然調査はすぐには終わらない。)
 


 
              《7.違和感》
 「この研究を行った女性研究者はどういう人物か:
早大理工学部AO入試の第1回生として入り、応用化学を専攻し、大学院では海洋微生物を研究、
その後東京女子医大で細胞培養の技術を一から学び、昼夜問わずひたすら実験に取り組んでいた。>
理研笹井芳樹・副センター長は「化学系の出身で、生物学の先入観がなく、データを信じて独自の考えをもっていた。真実に近づく力と、やり抜く力を持っていた」と分析する。
大和雅之・東京女子医大教授は「負けず嫌いで、こだわりの強い性格」と話す。その後、半年の予定で米ハーヴァード大に留学した。その後、2011年に理研に就職した>(「朝日」1/30)
 ここから浮かび上がる人物像は、高校で化学は勉強したが生物学は勉強しておらず、AO入試で学力よりも意欲などの人物重視で大学に入り、細菌培養から細胞培養へとひたすら実験をしていた、というものだ。」
 
*「ネイチャー」誌の取材に対して、山梨大学の若山教授は「理研にいる頃、小保方の指導を受けて自分のチームが1回だけ再現実験に成功した。
しかし山梨に移ってからは、実験を再現できていない」と語っている。
*つまり、小保方がそばにいないと実験は成功しないということだ
 
*「実験は◯◯が行う時だけ成功することが多く、彼がいないと再現されない、という事実に同僚たちは気づき始めた」という一文を思い出した
 
NYTの科学部記者、W.ブロードとN.ウェイドの共著『背信の科学者たち』(講談社学術文庫)における、1981年コーネル大学で発覚した「スペクター事件」の説明にある。
 W。非常に詳しい説明があるが(省略)
 
<嘘がばれたときに大きなリスクを負い、かつすぐばれる嘘をつく 人間はいない。>と2Chである人物が断言していたが、
「捏造者」にとって「ばれる」不安は回を重ねる毎に薄らいで行くのが普通で、次第に大胆になる。
だから発覚した時には、捏造行為をずうっと過去にさかのぼって確認できる
、「常習的捏造者」であるのが普通である。
 
*28年間にわたり、旧石器時代の地層に縄文石器を埋め込むことにより「旧石器遺跡」を捏造してきた藤村新一がその典型例だ。
*しかし、常習的捏造者の動機や心理についてはほとんど明らかにされていない。


 
  【レーン3(第1論文のDNA電気泳動の写真=T細胞初期化の証明写真)にGLのバンドがない→はめ込み映像疑惑】
>>>【「ネイチャー」第1論文のDNA電気泳動の写真(レーン3)】に【「Germline=GLのバンドがないのはおかしい」】という意見がメールで寄せられた。
【「はめ込み」ではないかという疑惑】が生じている問題のレーンだ。
~こうしたトラブルを回避し、
        ↓
  【画像はめ込みの必要性と手法】(W。理研が捏造と断定するSTAP細胞の実在証明の根幹)
*【T細胞の《遺伝子》《すべて》《再構成》している】=すなわち末梢細胞へ分化していることを強調】するために、
 
1、【電気泳動後のゲルからGLの箇所を切り落としてDNAを回収】した。
 
2それをPCR法で増殖し、再電気泳動】を行えば、【レーン3のパター】が得られ→【GLバンドは消失する。
これだと回収したT細胞の中にすでに「小型幹細胞が含まれていた」=(《末梢細胞へ分化》していない)という批判をかわせる】。
 
*ついで新しいレーンの写真を画像処理により図iの本来のレーン3の位置にはめ込んだ。
 
挿入された(と思われる)レーン3の細胞を出発点にすると
この細胞の遺伝子はすべて再構成していて
***《GLがないから、他のいかなる細胞の母細胞》になることもできない
レーン2の線維芽細胞が増殖できるのは、GLのところに必要な全遺伝子がそろっているからだ
  
***ところがレーン4,5(培養7日目、独立した二つの実験とある)では《レーン3になかったGLバンドが出現》している。
W。普通では考えられない多数の画像掲載は彼女の分担であったはずだ。当初、鮮明画像にするために論文方画像を転用したと称していた。この連続画像が論文の根幹を成すとの自覚に乏しかったのではないか。プレゼンテーションと実験のヒトであり、研究者として、研究の全体像を十分把握できていなかったのではないか。
解っていたら、こんな決定的な画像の切り貼りをするわけが無い。
 
W。見分けられるヒトが見れば切り貼りの痕跡は発見される。
又上記に詳しい示されている、連続画像レーン2→レーン3(GLバンド消える)→レーン4,5(GLバンド出現)はキッチリ発見される。
端的な理由は、米国では異端視されているバカンティ的万能細胞研究は、ネイチャー論文トップを飾ったら、目を皿のようにして、瑕疵を探索される。真実を見極めたいという科学者としての本能である。
この辺の日米間の落差、ブーメラン現状は理研チームには想定外だった、と思う。
ただし、この欠陥がなかったとすれば、その後の展開はどうなっていたのか?
ES細胞の万能細胞への初期化現象を新型万能細胞発見と偽り通せるかどうかの問題である。
コピペ問題から火が付いて、万能細胞大発見も怪しい、となるのか、どうか。
結論的にいえば彼女に作為があるのだから、論文に一貫性を持たせるのは不可能。
 
***一体この新しい遺伝子群はどこから来たのか?
W.当然、この大疑問に行きつく!
***再構成したT細胞受容体β鎖遺伝子しか持たなかった細胞が、どうしてこのような遺伝多様に富む細胞に変化するのか?
 


               《9.論文の構造》
    第1論文の構造:
 ところで、「ネイチャー」1/30号の第1論文には、8人の著者がいる。
うち日本側=東京女子医大の大和雅之教授、若山照彦笹井芳樹、丹羽
ハーヴァード=C.A.ヴァカンティ教授、が「上級著者(シニア・オーサー)」。小島宏司と小保方晴子(これは給料が一部ヴァカンティから出ていたためだろう)MP Vacanti(これはCA ヴァカンティの弟。今はカンザス州の陸軍病院で病理医。)
 論文執筆は小保方と笹井芳樹が担当したとある
  
実験を担当したのは、小保方、若山照彦笹井芳樹。移植実験は小島が行った。
  小保方、若山、笹井、丹羽、CA Vacantiは実験計画を立てた。
  MP Vacantiと大和は実験計画とその評価に協力した。
  それぞれの分担について、論文には以上のように記載されている。
>普通、論文に使う写真は印刷経費を削減するため決定的なもの数枚に絞り、説得力があるように大きく掲載するが、
この論文の場合は質よりも量で、小さくてよくわからない写真を「これでもか、これでもか」というように多数掲載している。
 
   
    2.第2論文の構造:キメラマウスの実験は、《理研で1回、小保方と一緒にやって成功したきり
 《対象群はES細胞を注入して作成したキメラマウス》で、胎児は光っているが胎盤には蛍光が認められない。
 問題が指摘されているのは、第2図gの写真がこれ(1-b右端)と同一ではないかという指摘である
左のFig.1-bは「STAP細胞GFP(蛍光を発する遺伝子)で標識し、マウス胚盤胞に注射したもの」で、胎盤に分化する細胞があることを示す。
右のFig.2-gは、STAP細胞をFgf4で処理して「Fgf4誘導性幹細胞」に変えたもの(STAP幹細胞)を、同じように標識してマウス胚盤胞に注射すると、
キメラマウス60匹中53%の胎児で胎盤細胞の~10%に「Fgf4誘導性幹細胞」由来のものが認められたとしている。
>このようにFig.1-bとFig.2-gは実験条件がちがう 
 
 ところが、これら2枚の写真は、同一個体の胎盤をほぼ同じ位置から撮影した(羊膜の位置は変わっている)ことがネットでの画像解析により証明されており、
>撮影した若山教授もそのことを認めた上で「小保方の単純ミスだ」と主張している。
 
*若山教授の話だと「キメラマウスの実験は、《理研で1回、小保方と一緒にやって成功したきり》で、山梨では成功していない」という。写真は「100枚近くをまとめて送った」という。
このことから考えると、実験に成功したマウスは1匹かせいぜい数匹で、若山教授の転任に伴い、ホルマリン固定材料が山梨大に送られ、そこで写真撮影されたことになる。
W.この件に関しては理解不能。ES細胞からの万能細胞の実験成功で、この文からキメラマウスが出来上がったと解る。
しかし論文2の図2に対応する本文には「60匹の胎児を調べて、53%に胎盤にFgf4処理STAP細胞由来の蛍光を認めた」と書かれており、若山教授の主張と数が合わない。
>小保方が実際に53%=32匹の胎児の胎盤について「Fgf4誘導性幹細胞」の有無をチェックしたのであれば、
いくらでも同様な写真を撮影していたはずで、Fig.1-bで使われた同一個体の写真を誤って使う可能性はきわめて少ないと思われる。
W.論文本文作成の笹井さんは良く画像を点検しなかったのではないか。とにかく小さな類似写真が膨大に論文に貼り付けられている。
若山さんは2012年山梨に転勤し2013年に彼女はユニットリーダーに就任している。

この時期の笹井さんとユニットのかかわりはどうなっていたのか。彼女を放置状態?大発見の記者会見に同席して率先してしゃべっていたものが、その後、出席しないでコメントペーパーを配っているだけ


 
《11.論文の構造・続》【きわめて単純な事実を立証】どうしてあれだけ長文の論文。100枚近い写真やグラフが必要とされたのか
 他の研究機関から、実験の再現に成功したとの報告がない点について、若山氏は「小保方さんと何回も再現に成功しているが、最適な条件や環境を整えることが非常に難しく、ノウハウが必要」と述べた。>
*この若山証言は、従来の <「キメラマウスの実験は、理研で1回、小保方と一緒にやって成功したきりで、山梨では成功していない」。
写真は「100枚近くをまとめて送った」。という証言とブレて来ている。
 
 唯一、起死回生の策は、「酸性刺激を与えて、STAP細胞を作成する」ところを公開実験で示し、作成した細胞を複数の他のラボに引き渡し、
T細胞受容体遺伝子が再構成したままで、幹細胞のマーカーが発現していることを確認してもらうことしかないであろう。
>>理研にそれがやれるかどうか、そこが問題だ。
 
私の計画では、画像の使い回しとか捏造疑惑だけでなく、
***論文本体をよく読み込んで「論文の構造」つまり、【きわめて単純な事実を立証】するのに
***どうしてあれだけ長文の論文が必要とされたのかなぜ100枚近い写真やグラフが必要とされたのか、それを執筆した側の意図が透けて見えるように、全体の構図を明らかにすることが緊急に必要だと考えている。
W.自分もこの事案に最初に接した時は写真の多さに引いてしまった。
しかし、よくよく考えてみる実験過程は実に単純。あんなに写真はイラナイ。
 
ポイントは3箇所だろう。1)実験条件、2)STAP細胞への初期化の証拠、3)それの胎盤への移植
 
そしてSATP細胞の存在に大きな疑問符を投げかけている身としては膨大な写真は何処から来たのかという根本的疑問にぶつかる。
多くの画像は確かにSTAP細胞の証拠でもあるが、肝心なところにリード線が無く、次に出現している。それを彼女は間違った称しているが、学位論文からの貼り付けであり、実験条件は異なる。
故意がなければ、頭が混乱していた、重大研究の研究者としての適正不足?
こういう所作を観ると、人間に性が露出しているようで可哀想でもある。
 
笹井さんは膨大な写真及び彼女を信用して文章をでっち上げた。
W.そもそもこの膨大な小さな写真類から決定的な欠陥を見つけ出したのはアメリカ人である。
そこで火が付いて大火事になり、あっという間に炎上した。
トカゲの尻尾きり。それは正解。ただ火元は彼女にあることは間違いない。整理整頓して順番に考える必要がある。  


         《12.STAP 細胞論文:剽窃の証拠》
>一般には、実験を行ったら、手順と結果を「実験ノート」W.オボカタ実験ノートは3年間に2冊しかなかった。
英語ではログ・ブックという。航海日誌の意味である)に記載し、蛍光など結果が一過性で保存がきかないものや計器の読み取り数値などは、画像として保存する。
これは各実験者が管理しており、上司や同僚は不審点があればいつでもログ・ブックをチェックできる体制になっているはずだ。


          
    若山
「2011年から小保方さんを理研の研究室に受け入れ、僕がキメラ実験で【彼女が作る細胞】の万能性を調べることになりました。」
  STAP細胞の樹立について
「何度も失敗を繰り返しました。しかし、小保方さんは決して諦めず、少しずつ実験条件を変えては、新たな細胞を作って僕のところに持ってきた。」
「僕も理研から山梨大に引っ越す直前、STAP細胞の作り方を教わってやってみたら成功しましたが、山梨大に移ってからは、まだ成功していません。」
*「そして2012年4月、STAP細胞の作製に成功したので、ネイチャーに投稿しました
W。が、生命科学の進歩を愚弄していると却下される
 
*最大のネックは文章力でした。小保方さんと僕には、ネイチャーのようなトップジャーナルに載せるだけの文章力がなく、
…編集者や審査員を納得させるための論理の流れをうまく書けなかった。」
 
*この発言を読むと、2012年4月、山梨大への転勤直前に「若山関与」のSTAP細胞実験は一度だけ成功した。
*その細胞は山梨大の若山研に冷凍保存された、ということになろう。
 
*つまり小保方実験のミソである「STAP幹細胞は、(iPS細胞とちがい)胎児にも胎盤にもなる」という部分は、
若山が山梨大に立ち去る直前のぎりぎりのところで、成功したということになる。
*これがないと、【クローンマウスの世界的専門家である若山教授】が、論文の共著者になる機会はなかった。
  
*そこからどういう解釈を下すかは読者におまかせしよう。


          《 やはり「細胞すり替え」が行われていた》
 山梨大若山教授が理研時代に、小保方に「STAP幹細胞」の作製を依頼し、それから作った細胞株だとして彼女から渡されたものが、実は別系統のマウス由来のもので、ES細胞だったらしいことが明らかになった
やはり「細胞すり替え」が行われていた。
これで、指摘していたように「手品」にはトリックがあったことが判明した
もう本質的なところでは「一件落着」だろ
 
W。確かにES細胞であるとしたら、このSTAP細胞物語の全ての科学的疑問点は氷解する
そして、トリックを意識的に行っていた、ということに直結する。
でも直ぐばれてしまうトリックだった。このヒトには舞台設定が余りにも大き過ぎたし、白黒のハッキリする科学の世界だったことが致命的だった。
 


           《【日本版ORI】》
STAP細胞事件」のようなことの再発を防ぐには、事後の内部調査委員会だけでは不十分で「日本版ORI(研究公正局)のような常設外部調査機関が必要だと述べて来た。
週刊文春」3/27号の記事のおかげか、「東洋経済オンライン」誌3/29日号がORIの必要性を取り上げたようだ。
 真に知性的な人間なら、自然科学も文学もわかって当然ではないか。
アリストテレスは「教養とは専門的学識はなくても、話し手の説明のうち、どこが本当でどこが本当でないかを適切に判断する能力だ」(「動物部分論」)と述べている。
テレビのいう「専門家に聞きました」があてにならないことは、未曾有の原発事故以来、身に滲みて感じたことだ。
 
*産経の記者が「旧石器遺跡」捏造で騙された話を書いている
  http://sankei.jp.msn.com/region/news/140320/chb14032023070001-n1.htm
これは藤村新一のことで、場所は栃木県の遺跡かも知れない。その時も考古学会の幹部は「性善説」を持ちだして弁解した。今度もそういうだろう。
  
 
**が、問題は言っていること論文で主張されていることに論理的整合性があるかどうかを見きわめる能力にある。それは「人を信じる」のとは別の話だ**
 
 W。ナルホドな。『それは「人を信じる」のとは別の話』考えるべきか。人間不信に持ってイってはいけないということか!
 
 この事件も藤村は精神病院に入院し、墨塗りのメモが公開されただけで、真相は不明のままになった。
このため今もって日本考古学への信頼は回復していない。何しろ世界的に読まれている、英国の考古学者C.レンフルーによる教科書「考古学」にも大きく取り上げられている。
*2000年のあの事件でも、存在しない「旧石器遺跡」やその出土物について、論文を書き博士になった人はたくさんいた。それらの「撤回」はどうなったのか、「毎日」も続報がない。
 
*役に成りきって、名演技を見せるためには、本来の自分と別の人格にならないといけない。そこにどうも無理があるようだという。
*天才的詐欺師も同様で、自分の話を自分で信じ切っているから、もう「騙している」という意識はない、ということを何かの本で読んだことがある。
*「STAP細胞」事件と「神の手」事件との間には、共通点が多いように思う。
           
                    《【縮む世界】》 
 世界が本当に小さくなってきたと思う。W。マネー資本の世界的市場経済の先行する全地球一体化(市場)
物理的世界ではない時間距離の上での世界だ。
 「STAP細胞の入れ替わり」について、3/25(火)19:00のNHKニュースは見損ねたが、
>3/26(水)朝になって例のUCデーヴィス校ノフラー博士のブログを訪れたら、NHKニュースからの画像が引用され、「STAP細胞」騒動が要領よく総括してあった。
 
1)若山照彦氏は理研にいた当時、小保方の方法では何度やっても「STAP細胞」ができず、
 
2)山梨に転勤する直前に「129系統マウス」を小保方に渡し、「STAP細胞作ってくれるように」依頼した。
3)その時に「できました」と小保方晴子から2株の「STAP幹細胞」を渡された。
 
4)それを用いて若山氏がキメラマウスを作ったら、どちらも美事にできたので、彼はすっかり「STAP細胞」の存在を信じた。
 
5)疑惑が浮上して、山梨大に持ってきていた「STAP幹細胞」2株の凍結保存材料を調べたら、129系とは異なるB6、F1(これは129/B6の雑種一代の意)という遺伝子系統のマウス遺伝子が検出された
【B6、F1由来のES細胞株はすでに理研のどこかに維持】されていたはずで、それを入手した小保方が、「できました」と言って若山氏に渡したというわけだ。
 
*129系のSTAP細胞が存在しないということは、STAP細胞そのものが存在しないことを意味しているだろう
  
そういう情報が即座にUCSFデーヴィス校に伝わり、12時間もしないうちに、ノフラー博士がブログに事件の総括記事を掲載する。
今回、ネットでの協力に基づく「集合知」が形成される過程について驚いたが、言葉の壁を超えた海外との提携にも驚嘆する。
  
以下、「STAP細胞騒動の真実:バイオの3つの罠」と題する彼のコメント要約。http://www.ipscell.com/
 <STAP細胞の実在を信じるという意見はとんと聞かぬようになった。信じぬ人の多くは「本当は何があったんだ?」と問うてくる。
 
STAP細胞が本物である可能性はないとはいえないが
*それはケンタッキー・ダービーで3本脚の馬が優勝する確率に、有り金全部を賭けるようなものだろう
 
STAP細胞の実在性云々よりも、
*これを報じた論文とそれが含むデータは、【比較的容易に避けることができる】バイオサイエンス上の、的な問題に由来するという事実を、私は信じる。
W。難しい表現だが、STAP細胞は存在するのか否かの類の、【全うな】科学的実験では半永久的な事案には、研究者の英知として、時間ヒトカネを浪費してはならないということ。
解りやすくいえば、理研はきっぱりと反省して、こういったヒトモノカネを浪費するばかりの謎めいた実験から撤収すべきだということだ。
何処かの研究室のこだわりのある人たちがやれば良い事で、ただでさえ公的資金を蝕むシロアリ行為の目立つ理研は直ちに中止せよとー。
 
   《STAP細胞の最初の問題は、「自家蛍光」だ》
* 細胞に「ストレスを与える」ということは、細胞の多くを殺すということだ。
*【死にゆく細胞は自家蛍光】を発するものだが、【未熟な研究者がこれを幹細胞遺伝子の発現による特異蛍光と誤認】することはありえる。
  
 第二の問題は、
      《細胞の取り違え/汚染だ》。
 私が研究者としてスタートした1990年頃も今も、細胞培養に際しては、病原菌や他の細胞による汚染に極度に注意する必要がある。
 
*特にマウスES細胞、iPS細胞、がん細胞のような増殖能力が高い細胞は、培地さえ適当なら簡単に感染して培養中の細胞を置き換えてしまう
 
若山博士はこれがSTAP細胞の場合に起こったのではないかと懸念していたが、
(日本のNHK報道によると)彼が129系細胞として小保方から渡された細胞は、実際には「F1(129/B6)株とB6株が混合されたもの」だったという。
*事実なら、STAP細胞論文にとって「極度に激しい」打撃となろう。
  
 第三の問題は、
   《論文査読者と編集者に予断》があった可能性だ
STAP細胞論文は、ネイチャー誌を含め何人かの査読者に読まれ、一度は不採用になっている
著者らはデータを追加共著者もより有名な人を集めた
 
 再投稿された論文は、非常に有名で高く評価されている研究者の名前を共著者に含んでおり、査読者や編集者がこの名前に影響された可能性がある。
理想的にいうなら、査読者や編集者は著者が誰かということによってではなく、科学そのものを査読すべきだ。
だが、今日の査読方法ではこれが著しく困難であることも現実だ
 
【要約するなら、これら三つの要因が重なって、「STAP細胞ネイチャー論文」騒動が生じたと考えられる】
 *********************************************************************
  私も第二、第三の問題は指摘してきた。死にかけた細胞の自家蛍光は自分で観察した経験がないが、老化した細胞にリポフスチンという色素が溜まることからみると、そうだろうと思う。
基本的に3点に同感する。
査読員は原稿の1頁(投稿者の名前と所属)を隠して論文を査読しないといけない。(私が査読委員をしていた頃のある日本の専門誌はそうなっていた。)
                ↓
******************** ネット記事引用。
STAP論文 
判明してる不審点
STAP細胞が 「初期化された万能細胞である証拠です!」なる図(TCR再構成) に切り貼り疑惑
 
実験の説明の一部にコピペ。 
元の論文にはKCl(塩化カリウム)となっていたものが
KC1(ケーシーいち)なる正体不明の薬品になっており、機材もやたら古いものがそのままコピペされこれで 「実験やりました」 と主張
 
●別な部分にもコピペが見つかり、8年前に潰れた会社の薬品を使って実験したことになっている
 
違う胎盤の写真がなぜか同じ胎盤の写真
 
●*「これがSTAP細胞からできた組織です!」なる証拠写真複数が*3年前の博士論文にあった「骨髄からできた組織」の写真と同じ
 
 
イメージ 1
 
 
イメージ 2