反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

博士論文で多能性幹細胞『Muse細胞』の追試。理研に移ってから、それが『分化しきった体細胞がリセットされてSTAP細胞という万能細胞になる』という論文に化けた。もとは黒田論文の真似。難波先生。

             <論旨と関連性の薄い部分を削除した> 
 小保方の無断コピペの要因は二つある。
一つは本文は慣れ親しんだ専門用語の切り回しですむが、こなれた文体を必要とする本文の論旨の<紹介>は小保方の学力では無理だった。
 
 もう一つの事情が小保方にはあった、と推測できる。
彼女には博士論文をジックリト仕上げる時間がなかった
2010年7月ハーバードの同僚日本人研究者の口利きで理研、若山にコンタクトを取って
2010年10月には若山と面談して理研就職の内定を得ている。
2011年3月に博士論文の学位取得という経過から、
論文審査期間を除くと、作成日数は数ヶ月しかなかった、と想われる。まして基礎学力不足も在る
 
 そして無断コピペに直結していくところが小保方の分不相応な上昇志向とも受け取れるが、悪く言えば異常性である。
小保方採用の理研側の思惑については最後尾のコピペ長文に譲る。無断コピペではないが、確かにコピペは楽!


 理研側にも問題があるが、この点について深入りしていくと問題が拡散するのでワザとやらなかった。
 
 さらに米国の科学研究の業界?のあり方もバカンディのような異端を抱え込む懐の深さと、科学研究論文審査の民間ブログサイトがあるように、研究暴走に対する抑止力がある。
日本でも懐の深さ⇔評価基準の厳ししさはこれを機会に、必要という事。
 
 世界基準の競争において、大目に見なければ若い目を摘み、研究レベルが5年10年遅れるなどという理屈は、気ばかり焦って、研究現場を甘やかし、結果、真逆の結果を生む。
 
 ヘッドハンティングはグローリズムの中では基本的に防止できないものとしたほうが良い
野球に例えると田中将大にはヤンキースにいく自由と権利がある。個人の自律である。
日本プロ野球は日本できちんとして基準を設けてファンを楽しませたら良い。
もっとも、基準は日本プロ野球を見てもアイマイである。
 
 地球は時間的距離的に縮んでいる。
余計なところで国家や民族の偏った価値観を持ち出すと結局、災いは自分たちに降ってくる
過去、現在、将来もそういう歴史法則が貫徹していると見たほうが良い、特に特殊歴史の日本は。
 
 小保方ー理研のSTAP細胞を自称する研究をやるのは自由である。ドンドン、やったらいい。
もっともそんな生命生物学の原理から外れた研究にヒトモノカネを費やすことを厭わないならばー。



STAP細胞論文捏造 単独犯説には研究者からも疑問の声上がる】   ※週刊ポスト2014年4月18日号
 
 理化学研究所理研)による4月1日の調査報告で、小保方晴子ユニットリーダーが画像を「捏造」したと断定した。
それに対し、代理人を務める三木秀夫弁護士を通じてその日のうちに強く反論するなど、彼女は調査の結果をただ待つだけでなく、4人の弁護団をすでに用意するなど準備をしていたとわかった。
W。一人は国際弁護士。弁護費用だけで大変だ!最後まで裁判を維持するとは思えない
 
 だが小保方氏の“逆襲”の前途は多難だ
 
 サイエンスジャーナリストの緑慎也氏はいう。
単純ミスとは言い難い不正があったのは間違いない状況で、彼女の今後の戦い方は難しいでしょう。
イ)たとえば彼女が自分だけの責任ではないと訴えたとすれば
それは自分が不正をやっていたことを共同研究者たちが知りえたという意味になり、彼女が意図的にやったと認めてしまうことになる。
だから悪意がなかったと主張し続けるしかない。
 
ロ)STAP細胞があったと証明できれば逆転はあり得ますが
理研で行なわれる再現実験には1年ぐらい時間がかかるといわれており、STAP細胞があるかどうかもはっきりしない状況ではそれも厳しい。
理研は、小保方氏の苦境を見越した上で、彼女だけの責任として片付けようとしている節がある』
 
*「文科省は世界最高水準の研究成果を目指すため、『特定国立研究開発法人』に理研を指定する予定だったが、調査報告のあった日に先送りが決定した。
理研としては、一刻も早く小保方さんの“単独犯”という形で騒動を終わらせて
他の成長戦略も併せて1000億円規模の補助金を得られ、年俸1億円の研究者登場の可能性もあるこの特定法人指定を獲得したいのが本音だったはず」(文科省関係者)
今のままだと、日本の産業事情から、そのうち軍需産業の基礎研究をやりだす可能性が高い。
     
   このポスト記事で一番の注目点→多能性幹細胞『Muse細胞』(※注)の追試をやっていたようだ
だが、この単独犯説には、研究者からも疑問の声が上がっている
免疫細胞、血液病理学の権威である難波紘二・広島大学名誉教授が指摘する。
*「メディアはほとんど指摘していないが、
小保方さんは博士論文で、2010年に出た黒田論文(黒田康勝・東北大学大学院助教)にある、ヒトの骨髄や皮膚の細胞から誘導される多能性幹細胞『Muse細胞』(※注)の追試をやっていたようだ
W。難波先生の根底的疑問点は論文の瑕疵を除く、他の大量の細胞の画像は何処から来たのか、いったいなんなのか、ということだ
(抹消)
ま、結局それ以降、断定的な記事が多くなったが、理研ー小保方の研究には何かがあったとの感触を持つようになった。それが2010年の東北大学、黒田助教能性幹細胞Muse細胞』(※注であることをこの記事で突き止めた。
 
>しかし、追試だけでは話題にならないので、『完全に体細胞になったものでも同じことができる』と主張した
 
 理研に移ってから、それが『分化しきった体細胞がリセットされてSTAP細胞という万能細胞になるという論文に化けた。もとは黒田論文の真似なのです
 
 このコンセプトを小保方さんと理研のどちらが主導したかはわからないが、理研としては特定法人指定を得るための有力な目玉が必要だったのでしょう
 “魚心あれば水心”で小保方さんの自己顕示欲と理研の思惑が合致したということ。
 
 ネイチャーにこの論文が掲載された経緯には、共著者に著名研究者が名を連ねていたことが大きいと思う。
それらがすべて裏目に出て、世界の科学史に汚点を残すような大事件が起きたのに
、彼女ひとりに責任を負わせるのか?
 【※注】もともと細胞内にわずかに存在し、皮膚や筋肉、肝臓などのさまざまな細胞に分化できる幹細胞。2010年に東北大学の出澤真理教授が発見し、藤吉好則教授が命名した。
 
 
     次の丹羽のインタビューを読むと上記の難波説は信憑性をおびてくる
         【共著者・丹羽氏が疑惑後初会見】 「STAPは一つの仮説」
 理化学研究所が発表した新型万能細胞「STAP(スタップ)細胞」の論文不正問題で、共著者の丹羽仁史(ひとし)・理研プロジェクトリーダーらが7日、STAP細胞の詳しい検証計画を公表。
疑惑浮上後、研究メンバーとして初めて会見した丹羽氏は、当初は揺るぎないとしてきたSTAP細胞の存在について「あくまで一つの仮説。予断のない状況から自分の目で見極めたい」と述べ、白紙の状態から検証する考えを明らかにした。
 
 丹羽氏は幹細胞の専門家で、論文の構成やデータについて助言する立場だった。「(不正を)防げたのか、難しかったのか、常に自問自答している」。
検証実験は共著者の一人として「責任を果たす手立てだ」と強調した。小保方晴子・研究ユニットリーダーが調査委員会に対し「細胞の発見自体が捏造(ねつぞう)と誤解されかねない」と反論していることについて「気持ちは分かる」と述べた。
            W。回りくどいぼかした発言多し
 
会見した理研丹羽仁史氏、相沢慎一氏との主なやりとりは次の通り。
 --STAP細胞の研究にどう関わったのか
 丹羽氏 「平成25年1月に参加した。論文の構成やデータが適正に表現されるように助言した。実験はしていない
 --3月5日に発表したSTAP細胞の詳細な作製法では丹羽氏が責任著者となっているが
 丹羽氏 「STAP論文の補足情報を提供した。再現できないとの情報を分析すると、そこには理由があった。
一から十まで検証ができていたわけではないが、研究者の間で情報が足りないという状況があり、それを見過ごすことはできなかった」
 .
--検証実験で小保方晴子氏に助言を求めることは
 相沢氏 「現在は小保方氏から情報を得られる状況にない。彼女しか知らない情報が存在する可能性はあり、協力が得られるならぜひ得たい。
ただ、情報を求めることはあっても、検証チームの一員に加えることはない」
 
--小保方氏の関与なしで再現できるのか
 丹羽氏 「論文発表後、小保方氏の再現実験に何度か立ち会っている。今後はその経験に基づき、共著者の若山照彦山梨大教授の資料も参考に検証する」
 
--3月9日にネイチャー誌に共著者連名で訂正を申し込んだとのことだが
 丹羽氏 「私は論文は撤回すべきだと意思決定したので、(訂正は)意味がないと思う」
 
--訂正したデータは真正のものと考えているのか
 丹羽氏 「その時点ではそう判断したが、新たな疑義が判明したこともあり、常に判断が揺らぐ状態を繰り返していた。この論文をこのまま維持することはできないと考えた」
 
 --STAP細胞は、胚性幹細胞(ES細胞)の混入を見間違えたのではないかとの指摘がある
 丹羽氏 「私が知る範囲の知見では、その仮説が真である確率は低い。専門家の判断からすると、それほど単純ではない」
 
.この発言は意味不明だが、近日中の笹井の記者会見はこの線を彼のコレまでの研究人生をかけて、国民に浸透させる。そこが笹井会見の核心。
 
理研の次のステップへの布石では、必ずしも小保方単独犯説には拘らなくてよい。
 
*STAP細胞の実在をなんとなく国民レベルに浸透させればOKで、あとは日本国民の鶏並みの記憶力を頼りにする。
理研補助金と特別待遇指定の時期が遅れだけを、落とし何処にするつもりだ。
つまり、STAP細胞の存在の有無の闇に逃げ込むつもりだ。
 

   参考資料 (時間不足で以下は検討できない。先端研究の実情から理研ー小保方を照射できる
1)参考資料   ミューズ細胞 ウィキペデア  http://blogs.yahoo.co.jp/xhhfr149/MYBLOG/write.html
 
 
3)参考資料    [PDF]  http://www.jsao.org/image/custom/pdf/42_1PDF/42_16.pdf 
東北大学医学部人体構造分野
 
4) Muse細胞及び分離方法に関する基本的な特許が成立   2013年2月22日
W。なお執拗になるが
特許申請と特許成立は違う。理研ー小保方の場合は未だに特許申請の段階だと想う。そして半永久的にボツ!
 
 
 
 

 
ここに記載した部分は抹消し別記載した。