4月20日に調査委員会の提出した実験ノートの一般公開、不服申し立て拒絶ー懲戒委員会設置、を受けて、「小保方さん、大丈夫か」、今後、自身がよほどシッカリしなければ、あの弁護士の判断力では、この先の彼女の人間としての人権保障も危なくなってきた。
弁護になっていない、というよりも当たり前の人間的保障さえ確保できない状態も今後、想定される。
二兎を追って一兎も得ず、的状態だったのだ。
>なお、若山サン、は国際マフィア、シンジケート、バカンティー大和一家の元準構成じゃなかったんですか。
小保方さんにトドメ刺した「若山資料」と「ポエムノート」 残された道は…2014.05.09 ZAKZAK
「新型万能細胞「STAP細胞」の論文問題で、理化学研究所に不服申し立てを退けられ、研究不正行為が認定された小保方晴子ユニットリーダー(30)。小保方氏にトドメを刺したのは、共著者の一人である若山照彦山梨大教授からの提供資料と、「ポエム」ノートだった。理研による処分審議も始まり、もはや日本で研究活動を続けていくことは困難の状況になっている。」
あからさまに言えば、この事案の弁護戦略は、対、調査委員会への対決姿勢を選択することではなかったように想う。
今までの記事の流れとは違う見解であるが、一般公開された、4月20提出の実験ノートの断片を見て、弁護士まで疑問に想うようになった。)
さらにはこの事案の本線であるES細胞混入に関しても、結果的に不注意があったかもしれない、というところまで譲歩すべきではなかったか?
ココまで譲歩すると、検証委員会の1年間の馬鹿馬鹿しい「STAP現象」研究プロジェクトの立ち上げも、なかったように想う。
ということはある意味、そういう戦略を選択することで、、この事案に関して、自ら裏の主導権を確保に繫がったかも知れない、のである。肉はザックリ切らしても、骨まで切らせない。
船場吉兆は暖簾を下ろしたが、他の吉兆は存続し、関係者の人間としての権利はどうにか守れた。
が、理研ー小保方騒動は大仕事なのに戦略がない。
それにこの事案では長期係争に耐え切れず、結審は早い。
とにかく見通しが甘い。
勿論、小保方個人は、こういう方面は、何も解ってないも同然である。
4月1日の記者会見でも、調査委員会との係争の法律上の自己弁護の核心、<悪意>を法的な争点の核心と自覚しながらも、自分の言葉で全く説明できず、不安げに弁護士に助けを求めたが、弁護士も純法律的な文言しか返せなかった。
結果論になるが、ココは日本であって、最初から自分から非を認めると己の敗北の選択になるというアメリカではない。
まだまだ、民族国民的共同体感覚が根付いている日本では素直に非を認めるものには、結果的に本人次第で救済の道が残されているのである。
かつて、アベの宣伝した再チャレンジは眉唾モノだが。
小保方が頑強に自己主張を通すのであれば、最後まで責任を負えないということで、弁護を拒否すべきであった。弁護士は他にたくさんいる。
以上、自分の関心の向かう方向は転換した。
弁護士たちはキチンと小保方を守っていない。逆に長期間、さらし者にしている。一方的な試合展開になってきた。
次の(1)、(2)実験ノートの断片の一般公開はその証左である。
(1)<テラトーマの解析>とタイトルをつけた実験ノートの転写の問題の破壊力と脱力感を呼ぶ画像は省略する。
付け加えると、この実験ねずみの絵の画像は、まず何よりも、STAP細胞実験工程から見ると、<テラトーマの解析>だから、STAP幹細胞樹立以降の工程であり、形式的には若山の担当した部署のはずである。
したがって、キチンとした情報の記載されたノートは若山が持っている。
仮に若山も簡単に済ませているとしたら、小保方は一方的に非難されるべきではない。
さらに、可能性は低いが(理研調査委員会提出の実験ノートだが、ファックスしたものを提出した可能性がある)、あの実験ネズミの絵は、博士論文以前(バカンティラボ時代含む)の実験ノートの転写である可能性もある。
(2)の画像は、ネタもとの朝日デジタルの会員登録をしなければ、閲覧できない2ページ目に掲載されているもので、前回の記事作成後、ネット論議のなか「現物」をみた。
>非常に意味深な問題点を孕んでいる画像である。
(1)画像は実験ノートからの転載であるにも拘らず、
(2)画像はA、実験ノートをワープロで書き直したものとわかる。
誰がそんなことをわざわざやったのか?
この場合は小保方本人である。
そうであれば、公開断片以外の実験ノートの数値情報箇所を調査委員会が見やすくするために、健気にもワープロで忠実に書き起こし添付し可能性もある。
「Oct4、Nnnog陽性確認!よかった。」タイトル→「テラトーマ解析」~マウスの絵だけという不思議~、を小保方の了解なしに、弁護士が一般公開するはずはなく、相当精神的に弱っているか、そもそもこの程度であったのか?
それとも実験ノートのその部分はPCに入力していたのか。
いづれにしても、(2)は(1)のような実験ノートの転写ではない、ことは確かである。
こんな不利を招く、公開はすべきでない。
もっとも、究極の同情を買う作戦に打って出たのか?
以下の2項は記事の流れから載せないことにしていたが、やはり問題点には目を瞑れない。
>博士論文の日本語概要を参照すると、(実際に確認したのは日本語概要の本文だけだが)、英文の案内部分以外にココにも相当、問題がある。
論文の最終ステップ→ミューズ細胞由来のES細胞のクローンマウスの作成に至る実験、解析の技術は当時の小保方にはなかった、と想う
小保方論文ストリーの逸脱にも拘らず、院生の高度な練習実験報告のような体裁を装う、論理的な辻褄あわせが巧妙に仕組まれている。
小保方の能力では無理筋で、指導教授の添削が相当入っていると想う。
それは査読者の報告書が、論文本文のコピーのようになっていることかも伺える。
ハーバード大学に留学していたのではなく、系列のブリガム、ウィメンズホスピタルの麻酔医師のバカンティ、ラボに在籍していたのであり、当該ラボは日本で言えばNPO法人(感触では胡散臭い?)のような外部からの資金援助によって運営されているという。
留学当初は英語の語学研修のかたわラボに出入りしていた、と思われる
博士論文の問題点の詳細は最後に挙げようと思ったが、英文博士論文の問題点が載っているアドレスだけにする。
弁護士たちはキチンと小保方を守っていない。逆に長期間、さらし者にしている。
この事態の過去ー現在ー行く末をキチンと踏まえた弁護戦略を取ってこなかった。
結果論ではなく、その程度の『彼我に最初から存在する力関係』を踏まえた戦略が立て切れなければ、一流の弁護士とはいえない。引く時は引くべきだ。それも勇気だ。
今までの弁護方針の延長線上では、今までの長期さらし者路線の欠陥はは改まらない。
また、弁護する上で最低限必要な発生生物学の方面の知識と情報さえ、取り込まず、弁護している。
人間の尊厳を守るために、適切な処置を求める。
懲戒委員会設置を受けて、弁護士同士は夜遅くまで相談しあった、とのことだが、(見通し甘過ぎ悪過ぎ、遅過ぎなのだが)、善処されるものと考える。