反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

理研ー小保方騒動の新展開~「夏季休暇2ヶ月保証、9月から【STAP現象の実験開始】11月末まで、がんばってきま~す。

 蒸し暑い夏到来、寝苦しい、汗をかく。積み残しの宿題が溜まってきたのに、込み入った思考が不可能になっている。こういうときに、優先順位の問題がでてくる。予定では、雑草を鉢植え、経過観察するところまで至っている私設雑草図鑑をテーマにする予定だったが、黒い霧は吹き飛ばなければ、と。
蒸し暑い中、体力強化期間中なので、頭のほうにカロリーが回らない。新陳代謝の4分の1は頭が消費するらしい。
理研ー小保方騒動は簡単にして複雑と、この問題をテーマに選んだときに、直感的に記したが、小保方トリック
は予想通り、単純明快だったが、背景の複雑というか、重い政治課題が、6月中旬過ぎから、たち現れてきている。
そのトリックを使ったマジシャンが11月末まで個室を与えられて、またぞろ、200回も見たというSTAP現象の検証実験を挙行するとは、どういうこと?気でも狂っのか、としか思えないが、コレが今の日本の冷厳たる現実だ。
ま、この日記の大震災ーフクシマ原発事故以前に繰り返してきた暗い予言の常套句の通り、日本丸は就航中なのだがー。さすがハードボイルドを旨としている自分でも2011年3,11以降は、そういった予言は慎んでいる。
フット騒動から、ロングショットしてみると、韓国では不正研究者は逮捕されている。
今後とも高付加価値製品を海外に売って行くしかない日本にとって、科学研究はキーポイントになるわけで、その研究現場が、理研ー小保方の現状では、何か支配機構の維持ばかりに顔を向けて、研究現場を大切にしている、とは思えない。
 
そういう事態の全貌を解き明かすべく、資料をまとめて、記事を書くとなると、新陳代謝の4分の1を消費する頭のほうが、云う事を聞いてくれない。
それで、前回のような楽な記事の作成に逃げを打つわけである。
 
振り返れば、理研ー小保方騒動を取り上げた切っ掛けも、問題意識が煮詰まって、<付加体日本列島、原住民>であるという<DNA動物的伝統的文化的歴史的壁>を越えられなかったからだった。
あの思考停止振りには唖然として立ち止まるしかなかった。
 
日本人はなかなかグローバルになりえないし、無理にそうする必要は絶対にない。それが、安部首相が「美しい
国へ」でいう意味と違う日本人の存在証明だ。
 
「雑草という草はない」昭和天皇
太閤秀吉以前と以後の日本人は違っている、と蒙古襲来絵巻の石井進の鮮やかな絵解き物語を読んで実感した。鎌倉人は我々とは大きく違ったある意味で割り切り方の凄いズット合理的なパーソナリティーの持ち主だった。
室町においても然り、と土一揆を記事に取り上げている特に痛感した。
中世初期以前も大いに違っている、と記事から振り返ることができる。
以上のような意味での「雑草という草はない」発言を理解する。それにまつわる話題をNHK教育で視聴したが、広い宮中の庭の遊歩道だけ確保して、他は自然のあるがままに放置して、移り行くサマを見つめて楽しんだ化学的?観察者の心根は、古の日本人のものではないか。天皇身分に応じた生活合理主義である。


   アルベール、カミユ「シーシュポスの神話」新潮文庫P136を引用。
『「創造することは二度生きることだ。」
>また、同時にこうした探求は~あらゆる不条理な人間たちがその生涯のあらゆる日々に没頭している計り知れない不断の創造と比べる時、それ以上の広がりを持っていない。
 
>不条理な発見は、将来の受難が準備され正当化される、止まった時間と同時に行われるものだからだ。
>このとき、不条理な人間にとって、説明し解答することはもはや問題ではない
経験し記述することが問題になってくる。
全ては明敏な視力を持った無関心に始まるのだ
*記述する。コレが不条理な志向の最後の野望である。
科学もまた、その逆説の果てに到達すると、説明、解答の提示は止め、立ち止まって、諸現象の常に新鮮な風景を注視し記述する。
こうして世界の相貌を前にしたとき、僕等を恍惚とさせるあの感動は、世界の深さに由来するのではなく、世界の多様性に由来するのだということを心情は学ぶのだ。
説明は空しい、しかし感覚は残る、そして感覚と共に、汲みつくせない量を持つ宇宙からの呼びかけが残る』


それで結局、理研ー小保方騒動の最近の動向に関しては、感想文程度に誤魔化している。
が、身体を動かすと消耗が激しい今の時期は無理だ。そこで、7月2日の記事と同じような、表面ナデナデになる。
仕方がない、優先順位では、理研ー小保方騒動より自分である。しかし、最近の理研ー小保方情勢は、喉元に何かがひっかっているような気がする。黒い霧は晴らさねばならない


  次のようなツィターのコメントがある。同感する。
       【Boukennkyushasono1】 某幹細胞研究者

しかし自分の理解できる科学のことでさえ政府の対応がこんなに変なんだから、他の問題はもっと異常で矛盾と利権に満ちているんだなと改めて。
湯水のごとく無駄金が使われ(小保方雇用とか泥棒に追い銭)、税金ばかりが上がって行く。
やっぱりよほど解雇できない事情でもあるんでしょう。裁判で解雇すると負けるかもしれないから・・・なんて理由じゃないでしょう。
ここまでハッキリしているんだから。弱みを握られて3人一蓮托生なんでしょう。ケビン死ぬまで守るよ僕のシンデレラってか。離脱したのは若山氏だけだった。」


     STAP細胞:小保方氏実験なら厳格監視 理研センター長
 毎日新聞 2014年06月26日 07時15分(最終更新 07月02日 21時10分)      
「竹市氏は「疑惑は決定打にはなっていないSTAP細胞があったかどうか小保方さん自身の実験で見極めたい」と本人参加の意義を述べた。
 小保方氏の実験参加については、下村博文文部科学相が支持しているほか、理研野依良治理事長も「(参加しなければ)決着はつかない」との意向を示している。」
 日本分子生物学会理事の篠原彰・大阪大教授
小保方氏も、論文の疑義への説明を果たさないまま、実験参加など次のステップに進むべきではない」と話す。【須田桃子】
 
      STAP細胞:小保方氏が出勤 午前10時55分着   
毎日新聞 2014年07月02日 11時24分(最終更新 07月02日 21時05分
STAP細胞の論文不正問題で、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダー(30)が2日午前、STAP細胞の検証実験に参加するため同センターに出勤した。小保方氏が報道陣の前に姿を現すのは4月9日の記者会見以来。
 理研は先月30日、今月1日から11月30日までの予定で検証実験に参加させると発表。小保方氏は入院中で、1日は欠勤していた。
 代理人の三木秀夫弁護士によると、小保方氏はこの日朝、三木弁護士に電話で「がんばってきます。しっかりやります」と話した。」


     STAP細胞:小保方氏単独で実験 理研、検証の詳細発表  
毎日新聞 2014年07月02日 23時02分(最終更新 07月03日 01時00分)
*「客観性を確保するため、新たに実験室を用意し、既に理研が進めている検証実験とは別に論文通り再現できるか、小保方氏単独で実験させる。」
   ↓
実験期間  小保方氏の実験は今月1日から11月末までの予定
   ↓
実験工程  9月まで~「当面はマウスから細胞を分離するなど実験の準備W、意味不明。夏休み?       事情→「体調が万全ではないため」
 
*本格的な実験に9月ごろから取り組む。 
「論文に記載された通り、分離した細胞を弱酸性の液につけてSTAP細胞を作製する本格的な実験。」W、コレのどこがSTAP細胞実在を証明する本格的実験なのか!?
>要するに小保方の出勤してやることは、9月まで、静養に主眼を置いた2ヶ月間の夏休みのようなもの。
9月以降、実際にやることはコレだ。→GFP OCT4陽性 かくにん よかった。
 相沢特別顧問 「さまざまな細胞に変化できる多能性細胞に特有の遺伝子が働いて光る細胞ができなかった場合、11月末以前でも~実験をとりやめる可能性W?がある」 


 W。素朴な疑問。
「さまざまな細胞に変化できる多能性細胞に特有の遺伝子が働いて光る細胞」を200回も見たと記者会見で語る小保方。
実験ノートにGFP OCT4陽性 かくにん よかった。」とだけしか記さない、科学者の中にあって、非科学の極みのような小保方にキチンと死にいく細胞の蛍光と、
いうところのSTAP万能細胞の遺伝子転写因子の発光が区別できるのか!
区別できないから200回もSTAP細胞の出現を確認できた、のではなかったか?
こういうのを論理矛盾という。



 >GFP OCT4 陽性 かくにん よかった という実験ノートに記し、200回もSTAP現象を見たという問題点
を詳しく掘り下げると下記のツィターの問答のようになるらしい。事件現場のリアルな様子を教えてもらった。
この問答から、小保方の錯覚の程度もよく解り、その程度なものがどうして、夏季休暇も含めて11月まで検証実験をするのか、と。最初はわかりづらいが、最後まで読むと解ってくる。
 引用。

         Shinichi Nakagawa
切に思うのは、CDBでの再現実験の段取りを進めておられる方々に、ご自身の手で細胞を酸処理し、翌日の細胞の顔を顕微鏡でご覧になっていただきたいという事です。(W。ミューズ細胞を発見した切っ掛けは、うっかりミスで死んでいるはずの細胞の中で、生きている細胞が見つかったからだ。小保方STAPは翌日全部死んでいるはずだ)
小保方氏の実験は全て虚構であったという公式発表を時代に即したスピードでする事が、信頼を取り戻す最短の道であると思っています。
 
Jun Seita‏@jseita·6月22日
@smoltblue その時正しいコントロールをお忘れなきよう
 
近藤滋‏@turingpattern·6月22日
@smoltblue @jseita 「酸処理で細胞が死ぬ」という実験のコントロールって、なに
 
片瀬久美子‏@kumikokatase·6月22日
@turingpattern @smoltblue @jseita 横入り、失礼します。コントロールの1つは、Oct-GFPを持たないWTの細胞を同じ酸処理をする事。死細胞&死にかけ細胞から出される自家蛍光とGFPの蛍光を区別する目的で。
 
近藤滋‏@turingpattern·6月23日
@jseita @smoltblue @kumikokatase え~と、中川さんのツイートの意は、「酸なんかに漬けたら死ぬに決まってんだろう。そんな事も理解できずに、無責任に再現実験の命令出すんじゃねーぞ」ですから、光るかどうかではなく、死ぬかどうかが主眼かと。
 
片瀬久美子‏@kumikokatase·6月23日
@turingpattern @jseita @smoltblue 死んだ細胞の自家蛍光を誤認して「Oct3/4-GFP」の発現まで確認しました!という誤報告がされない様に、ちゃんとコントロール実験もして慎重に判断してもらう必要があります。これまでの発現確認報告は、誤認の可能性も(W。以上が小保方ケース。大体どのレベルか解る。STAP細胞まずアリキ!の入れ込み、思い込み超過剰。カルトレベル)
 
片瀬久美子‏@kumikokatase·6月23日
@turingpattern @jseita @smoltblue 私は細胞内に発現させたGFPの蛍光観察を経験していますが死細胞&死にかけ細胞の自家蛍光による誤認はよくあるみたいで、最初に指導者から注意されました。実際に、GFPがピカピカ光っている様に見えます。(W。注意など無関係で逆にそそのかしているのが、小保方研究指導環境)
 
片瀬久美子‏@kumikokatase·6月23日
@kumikokatase @turingpattern @jseita @smoltblue(特に、初心者の頃はまだ細胞観察の手際がヘタで観察途中で細胞がへたってしまい、自家蛍光を出す細胞が増えていきました。(W。それを小保方はちょっとしたコツという) 手慣れてくるに従って、そういう細胞が出ることは減っていきましたが…)
 
片瀬久美子‏@kumikokatase·6月23日
@turingpattern @jseita @smoltblue そういう経験があったので、ストレスをかけるほどOct4-GFPを発現する細胞が増えるという説明があった時に、自家蛍光の疑いが真っ先に脳裏をよぎりました。まさかねぇ、と思っていたのですがどうやらその心配が…。
 
片瀬久美子‏@kumikokatase·6月23日
@turingpattern @jseita @smoltblue こうした自家蛍光との誤認を避けるには、赤色フィルターでも観察してみるのと(自家蛍光は波長の幅が広いので赤色フィルターを入れても光って見える)、対照としてGFPを発現しないWTの細胞を必ずセットで観察する事です。
 
片瀬久美子‏@kumikokatase·6月23日
@turingpattern @jseita @smoltblue STAP細胞の実験では、WTの細胞をコントロールとして使っておらず、誤認を避ける手段がとられていませんでした。FACS解析も、清田さんが提案した様にWTをコントロールとして組み込んで行う必要があります
 
片瀬久美子‏@kumikokatase·6月23日
@turingpattern @jseita @smoltblue 以上、近藤さんには釈迦に説法な感じですが、WTの細胞をコントロールにするのが必要だとと指摘したのは、こうした理由からです。
 
Jun Seita‏@jseita·6月23日
@turingpattern @smoltblue @kumikokatase 「細胞が死んだ」という現象を検出する実験系も、いきなりGFP-Tgではなく、先ずはWTの細胞を使って条件設定していただくと間違えが少ないかと。
(W、実験条件に杜撰な小保方に、そんな厳密性はない。←科学者失格!文系でも条件設定には気を使う!近代学問のイロハだ。)
片瀬久美子‏@kumikokatase·6月23日
@jseita 私もそう思います。 @turingpattern @smoltblue



このヒトの科学者としての病根は根深い。人間性を批判できる立場に無く、科学者としての根本的な適性能力を問題にしている。それさえ上司の科学者が未だに事実行為として解った風でないのが第二の論理矛盾。意図的すり替え技は小保方の専売特許ではない。)
博士論文日本語概説の文言通り受け取れば、このヒトは論文において自らが命名したスタファー万能細胞の実験に成功しており、そのスタファー細胞とは、STAP細胞と体細胞の由来が、骨髄か脾臓のリンパ球由来の違いだけである。(勿論、バカンティ研時代の資料の寄せ集めであり、PC操作による論文内容は空実験)
 
 だから、同じ万能細胞に括り上げ、骨髄、脾臓リンパ球の条件は無視できる。
この辺の小保方の異常な認識は調査委員会の問答ではっきりと自ら語っている
厳密に考えなければ、両者の実験条件の違いは、わからないと
だから、博士論文からのテラトーマ画像の使い回しは、元々の認識において、まず何よりもスタファー→STAP万能細胞アリキで、実験条件の違いというハードルは低いのだから、使い回しへの抵抗感、罪悪感というハードルの低くなる。
 
 いうなれば、科学者として、あってはならない病根を深いところで抱え込んでいる御人なのである
 
 さらに決定的なことは、論文の主旨からして、マウス骨髄由来の体細胞をマウス胚盤胞に「凝集して」スタファー細胞の万能性の必要十分条件としてキメラマウスまで作成したとあるが、その「凝集」方法の手順で、ES細胞にすり替えていることが、伺えることである。
でなければ、生きたキメラマウスなど作成できるはずがない。
 
 以上のような御伽噺ではいくらなんでも荒唐無稽なので、万能細胞探索の第一歩などと表題にして、博士課程の院生の大仮説、チャレンジのように取り繕っている
論文審査報告書をあわせて読むと、例え、仮説の段階とはいえ、科学的にあり得ない主張が満展開されているのだから、チェックが有ってしかるべきなのに、審査報告書には小保方博士論文作成中から添削によって、深く関わっていた形跡が見られる。←小保方博士論文を審査したはずの報告書の内容がピッタリと一致しているとはどういうこと?穿った見方かもしれないが、この時点で非科学の道をひた走っていた小保方をそそのかしている
 
 小保方個人の資質の問題に焦点を絞ってみると、理研ー小保方騒動は、博士論文の徹底した出鱈目の延長線上に、様々な決定的な外的な環境、条件が重なって、「爆発」した事件である。


 さらに、そもそもこのような光る細胞を区別するだけの検証実験がどれほど、基礎科学の前進に寄与するのか、超疑問だ
実験の材料設定を敢えてリンパ球にしているのだから、例え、検証実験であろうとも】リンパ球細胞特有の受容体の再構成をキチンと見極めるべきである
それがあって、初めて再生医療方面の基礎科学に多少とも寄与する、といえる。
従って、小保方実験参加は、敢えて言えば、子供の夏休みの宿題の理科の実験、程度の意味しかない。
そういう特別待遇を不正研究の実態が次々に明らかになっている、この時期に強行する。
 
 小保方を底で支えているのは安部政権である。
文科省大臣は9月国会で理研を特定国立研究法人に指定する法案を提出すると語っている。
コレで小保方の実験中にも拘らず、体調不良を理由とする事実上の夏季休暇のリアルな事情がよく解る。
まともに実験を続行していたら、9月まで本物の光る細胞を、いくらいい加減な小保方でも監視の元では見つけられない可能性もある。
9月の秋の国会開催中は、今本人は国民のSTAP細胞の有無の要望にこたえて、懸命に検証実験中です、と言い張ることができる。
実に他愛のない仕掛けなのだが、判断は受け手である国民の側の情緒に委ねられることになるのは、間違いない。政治は俗なるモノ、権力如何である。


 他方で、丹羽等の新STAP細胞研究の進捗具合。
*「センターでは、今年4月から丹羽仁史・プロジェクトリーダーら6人が論文と一部異なる方法で検証実験に取り組んでいる。」
 
 W。可笑しいな。
当初、理研当局の公表した予定表では、丹羽等は小保方ネイチャー論文方式の検証実験を6月中旬まで行って、結論を出して、それ以降は肝臓からとった体細胞に機械的ストレスを与え(細分化、基本的にバカンティ方式を踏襲)、STAP万能細胞の検証実験をする予定だった。
その際の説明として、
小保方方式の検証実験の期間に肝臓由来の細胞の初期化が発生すると蛍光するマウスを交配し、6月中旬からの新STAP細胞実験に供えるとしていた。
 
ところが上記の報道から、4月からいきなり、「論文と一部異なる方法で検証実験に取り組んで」いたと
 
だったら、まず第一の想定として、にSTAP作成「成功」時に、肝臓体細胞が蛍光するマウスの交配に約2ヶ月も手間はかからず、簡単に作成できるものだった、と。
 
第二。丹羽仁史・プロジェクトリーダーら6人は小保方方式で検証実験をしていたにも拘らず、全く予想外?にSTAP細胞らしきものは、何も見出せなかった
丹羽の4月段階の記者会見では、自分もSTAP細胞の蛍光を確認した、と胸を張っていた。(丹羽、相沢のSTAP細胞検証実験の記者会見はYUE TUBE動画参照。)
それで早々と見切りをつけて、自分たち流の新STAP細胞研究に乗り移った。
 
そうすると、第三。
既に小保方ネイチャー論文方式によるSTAP細胞検証をそれらしきものは何も見出せず、終了していた、と。
 
*そこでゴッドハンド小保方に下駄を預けた??。
 
いい加減、他愛もないように見えるが、よ~く考えると実に政治的な高等戦術に見えてくるから、政治技術とは使いようによっては不思議威力を発揮する。
ネイチャ論文作成過程の疑惑が浮上している中で、共著者としての責任逃れができる。当面どころではなく実質、今年一杯。関連の疑惑の話題もそろそろ出尽くし、コトが政治的背景に及んでいる現状からして(コレが即物的な日本国民にはモット理解困難)、今年の暮れ頃にはネタ切れしている可能性は大
 
さらに監視がきつく、捏造すり替えの天下の宝刀を駆使することも困難、さらには200回見たの未熟もその都度修正される小保方に、ネイチャー論文の責任を被せる環境が整う。
 
いうまでもなく、小保方にとっても、11月末まで給料がもらえる手形が発行された展開は不正研究の実態の重さと比べると、ベストの展開に等しい
 
なお、丹羽等の新STAP細胞研究の当初発表したスケジュールによれば、マウス肝臓由来の体細胞から、万能細胞抽出する事件から順次、各部位由来の万能細胞に実験に移っていくとされているが、そういった各部位の実験結果のデータらしきものは、小保方の博士論文に記されている
コレは何を意味するか?
 
バカンティ研において既に実験済ということだ。
小保方博士論文では何か成果があったように記述されているが、その全てのデータは骨髄由来のデータよりも増殖、分化性において劣っている。
勿論、こんなデータは全て架空のものだが、丹羽らの新検証実験は既に、バカンティ研において実験済みという事実の絶対性は残る。
事実はバカンティ研によって、全部、失敗。
 
よって、丹羽等は先行するものの検証結果を無視した実験をSTAP細胞騒動に渦中に紛れて、やっていることになる。
結果は小保方のようなインチキをしない限りハッキリしている。
 
どうして、組織ぐるみでこんなことになってしまったのか?
 
自然の摂理においてあり得ないコトを実証しようとすれば、その組織は宗教、政治幻想への依存で共同体を維持しなければならないようになる。広い大きな共同体はとてもこんなことでは維持できないが、狭い範囲ではそれが可能となる。STAP騒動は科学者の閉鎖空間という特殊環境を抜きに語れない
 
第二。日米支配層のネットワークが絡んでいる。小保方は仕掛ける側だが、理研側から呼応するものがいる。
第三。小保方の不正研究をある時点で把握していながら、突っ走ったモノどもの一蓮托生。
 
この事件の現状にうごめく、不可解さ異常性、は以上3点の複合要因ではないだろうか、改めて想う。
どれか一つ、に限定できない相乗効果があったし、現にあるから、現状の異常性があるのだと考える。


そうすると、究極の問題は、どうしてこのような自分の予想しなかった展開になっているのかという次元に行きつく。
 
>ただし、理研ー小保方騒動を日米にわたる支配層のネットワークが絡む政治問題として取り扱う場合、問題が具体的な証拠のない政治的想像力の領域に拡散してしまいがちになることだ。
当初の、直感で、小保方問題を理研の組織問題にした時に不正研究追求の焦点がボケてくる傾向が生まれるのではないかと気にかかっていた。
だから、敢えて、小保方ー不正研究に焦点を絞った記事を連発してきたわけだ。
結局、構造問題では大量の人々の認識変更は望めない。近代日本史で繰り返されてきた事実だ。そこには政治とは何か、近代民主主義とは何か、という根源的な問題まで内包する。
 
>だから、既に早い段階から、日米に渡る支配層のネットワークに絡む問題との認識はあり、そうすると事態の推移の異常性はかなり説明可能だが、理研の組織問題にすることすら、意識的に避けてきた以上、できないことだし、そういった方面の想像力を駆使する習慣が身に付いていない。
演繹法の定理から出発するのではなく、帰納法の実証に拘ってきた者として、実証できないものは苦手である。
 
>ただし、バカンティというヒトやそのグループは情報機関、政府や軍の機関筋だと想う。
政治や軍事関連ではアーミテージやジョセフナイなどのジャパンハンドラーといわれる人たちのような露骨さ、はさすが科学界では通用しないので、それに応した形態をしているのだと考える。
理研のような政府系の巨大研究機関は狙われやすいし、それに呼応する人物も出てくる、ということか。
そういう人的物的政治的軍事的背景があるがゆえに、騒動の発端から、発展、爛熟、問題発火、そして指弾の連続にも拘らず、大きな開き直り、というか強行突破策が進行しているのだと想う。
 
だとすると、小保方は工作員としての顔を併せ持った人物だった、という結論に達する。
特に終始一貫性持ったエージェントのように、難しく考える必要はないわけで、ネットワークの流れに沿った一員という軽い意味で考えたほうがわかりやすい。
 
   共著者ら「深くおわび」=STAP論文撤回で
    時事通信 7月2日(水)21時40分配信
STAP細胞論文の撤回について、共著者らは2日、「深くおわびする」と謝罪のコメントを発表した。理研発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長は「不正を防ぐ指導を徹底しきれなかった」と反省。これまでは「不正を防ぐ指導を徹底しきれなかった」と反省と後退した。」
「不正を防ぐ指導を徹底しきれなかった」と反省し、「不正を防ぐ指導を徹底しきれなかった」と反省しているのに、小保方は夏季休暇付きで9月実験開始11月末まで実験~。そこに何か異様なモノを感じる。


もっとも、以上は想像しすぎで、冒頭に示した小保方と「一蓮托生」しなければならない具体的な事情があるのかもしれない。
その場合は小保方の不正研究をある時期から知っていて見逃していた。(とんだ間抜けぶりなんだが、理系に頭が良いコトと政治判断力は大きく乖離している場合も大いにある。専門**と昔、学生たちによく言われたものだ)
論文作成過程などの真相究明が真正面からされたり、早期の小保方処分が成されると、その反動で小保方の口から、不正研究に深く関わっていた事実関係が漏れてくる。
何しろ、笹井、小保方は2年間で55回も出張に同行して異常、接近振り。
土日、祭日休日を差し引けば、1ヶ月に2回は同行出張している計算になる。それであの実験の気配の感じられない研究室も理解できる。それまでの資料を論文の中で操る、コトが主たる仕事で、小保方は秘書的役割でよかった。
 
丹羽という人も記者会見の変な表情に終始していた、と直感した。今まであんなな表情で記者会見に臨んだ例を知らない。それが個性かもしれないが、知り過ぎたものは真相から逃げる算段をする。
 
若山という人も結局のところ、自分のラボのマウスではないと、身を守ったに過ぎず、細胞の種類、特徴という大切なことを省略している。おそらく、遠藤さんの解析結果と重複するはずだった。解析料がただになるはずで、この程度のことは、専門機関に依頼しなくても、何処にでもある簡易の解析装置でわかるはずだ。
キチンと最後まで遺伝子解析をしていれば、『竹市氏は「疑惑は決定打にはなっていない。STAP細胞があったかどうか、小保方さん自身の実験で見極めたい」と本人参加の意義を述べた』などということも主張しづらくなることは確かだ。
ただ、これからの研究生活に希望を抱き、身分を守ってくれる組織のなく、相手は政府系巨大研究機関であることを加味すると、若山さんはアレが精一杯で評価しなければ、と想っている。