反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

阪神タイガースCSシリーズ王手、競馬開催のある土曜日の朝。半年振りの近所のコンビニで関西スポーツ紙シェア60%越えの「サンスポ」が売れ残る、あり得ない状態。固定ファン層の球団離れは根強い。

 関西スポーツ紙は中日スポーツがないだけで、後は全部揃っている。勢力図はサンケイスポーツがダントツのシェア60%を超えているという。確かにコンビになどで売れ残っている部数を眼にすると、そいう実感はある。嘘ではないようだ。市場が狭い割には競合紙多過ぎで、競争は激しい。
その中でサンケイスポーツがダントツのシェアを得ているのはそれなりの根拠がある。
 まず購買年齢層。コレは大前提条件。活字離れ、趣味、情報の多様化などで若者はスポーツ紙を買わない。したがって、30台半ば以降、モット絞り込むとと中高年齢層に限定してもいい。
しかも男に絞られる。
 10人中6人以上がサンスポを買う理由はハッキリしている。(少な目に見積もっており、基本、シェアは70%はあると想う)
 
 阪神タイガース情報をボリュームを持って垂れ流すことに徹底している。
ちなみに10月18日土曜日のサンスポ紙面は1~4面全部、昨夜の阪神タイガース記事で、パCS日ハム勝利はようやく5面、ヒーロー中田翔に絞って大きな写真入だが、よく読むと、どうしたことか、突如、記事半ば過ぎで大阪桐蔭の先輩の阪神、「西岡さんから、日本シリーズで戦おうという言葉をもらってます」などとして、合同自主トレを一緒にやるなど可愛がってもらっている、日本一を決める大舞台での再会を心待ちにしている(?)、などと締めくくられており、その後の短い記事はヨウ、ダイカン関連に移っているのだから、写真は大きいが、中田の記事の3分の一は隠れ阪神記事である。
このパCS記事と6面の済美高校、安楽MRI画像送付はほぼ同じ分量で、こちらのほうもサブタイトルに阪神など数球団に送付とあって、こちらの記事も、阪神タイガースへのサブミナル効果を狙っているとも取れなくもない。そうすると、結局、昨夜の阪神球団に無関係な野球記事はソフトバンク関連で、全体の50分の1にも満たない角記事だけ。
 とにかく、活字と写真の、使えるあらゆる手練手管を利用して阪神タイガースを読者に直接間接に刷り込むこと長けており、この点で競争紙を圧している。
したがって、阪神ファンは、サンスポに引き付けられる流れが定着している。
ところが、あふれる阪神記事の和田関連記事は歯の浮くようななヨイショ記事と、並列した取材記者連中の合同?コラム虎のソナタのタイトルは「和田監督、宝くじでも買ってみたら?」和田豊続投への逆風はまだ沈静化していないようだ。
 
 サンスポシェア70%の立役者は、通称、越後屋こと植村徹という名物記者。アノ、「越後屋御主も悪ヨのう」「何をおっしゃいます、お代官様こそ」の越後屋。最後は編集トップから経営幹部ナンバーツー(ナンバーワンはサンケイ天下りだから無理)にまで上り詰めて、近年、定年退職しして、特別顧問記者のような立場で暗躍しているようである。とにかく、長年の記者生活で阪神球団の裏表の現場に精通し、かかわりを持ってきた。押し出し強烈、口は丁手八丁、態度がでかい、政治力があるといえなくもない。


 そこで越後屋サンを含めた最近の球団内外の動きから。
阪神・南信男球団社長の解任を要求する!2ちゃんる。http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/base/1410863617/l50
 
221 :代打名無し@実況は野球ch板で:2014/10/10(金) 16:06:41.24 id:z52OoGyG0.net
越後屋
 和田監督の留任決まる。サンスポと日刊が今日報じたんだけどね。オーナー含め球団首脳が決めた。
9月6連敗したあとぐらいから後任候補は岡田彰布さんって新聞に出たんだけど僕は律儀だから、その前日に和田に電話したんよ。
明日次期監督岡田って出るからってね。「わかりました」言うてたわ
 そしたら、翌日の晩に嫁さんに「あんた昨日どんだけ偉そうだったか知ってるか?」。酔ってたからね、どうやら色々偉そうに和田に言うてたみたい。
うちの嫁さんは野村、星野招聘の経緯知ってるからね。電話でしゃべってるの聞いてるから。
内容は「 解任されたら、サンスポに帰ってこい。給料安いけどな。俺が何とかしてやる。面倒見たる」ってね。
嫁さんが「あんたが岡田は阪神の監督やる気満々やで、って方々に言い触らすからそれでポシャったん違うの?」ってね
 とりあえず来年も和田が指揮するんだし、今日メールしといたよ。この間は偉そうにして悪かったって
      ↓
222 :代打名無し@実況は野球ch板で:2014/10/10(金) 21:31:55.43 id:dUtU9XD70.net
阪神・和田監督続投発表までの舞台裏
8月下旬の巨人戦の試合前、一部メディアに南球団社長が「来季も和田監督の続投」を発表。
そこから1ヶ月以上経過し、本日、阪神が和田監督の来季の続投を発表した。
何故ここまで時間がかかったのか。
その裏側に迫ってみた。
 南球団社長は、当初から和田監督の長期政権を望んでいる。
成績も2年連続Aクラス。それと球団フロントの言う通り動いてくれるというのが大きな理由だろう。
南球団社長が当然のごとく口走ったた和田監督続投報道を快く思わなかったのが坂井オーナーである。
当初、南球団社長は和田監督の続投は当然の事と思っていた。
しかし坂井オーナーや本社首脳は答えを保留。
監督問題は宙に浮いたまま、シーズン終了まで来た。
実は球団本社内部で、次期監督について、3人の候補が上がっていた。
一つは坂井オーナーが推していた岡田前監督。もう一つは和田監督続投を訴え続けた南球団社長のグループ。
さらに本社では3年前にも名前が上がった梨田氏を上げるグループの3つに別れていた。
その中で梨田氏については、発信力も優れ年々減少する観客数の増加(注)に期待出来る。なおかつ2度の優勝と監督の実績もある。
本社幹部からの人気も根強く坂井オーナーも候補の1人と考えていたようだが、
南球団社長を始め球団内部から「今更外部招聘をするのはどうか。OBを育てていくべき」と猛反対する声が多く最後はまとめきれなかった。
に坂井オーナーが決めていた岡田氏について、実はこの期間に坂井オーナーは水面下で岡田氏と接触し、復帰の意向があるかを本人に確認。岡田氏からもその意志があるという感触を得た
この流れで最終決定まで行ったのだが、電鉄本社並びに球団首脳の岡田氏に対する拒否反応が予想以上に凄く、反対意見もかなりあって、坂井オーナーもごり押しできなくまた混迷を極めた。
その後、広島が最終戦に敗れ2位が決定。それを材料に南球団社長が坂井オーナーを説得。
和田監督の続投が決まったという流れだ。
 
(注)甲子園球場開催の対広島CSシリーズ、1、2戦外野スタンドの左半分はカープファンの赤で埋まっており、三塁側内野スタンドでも阪神ファンは少数派であるとテレビ映像は伝えていた。
>要するに売り出された前売り券に阪神ファンの出足が鈍って、広島ファンが買い占めたのだ。
そもそも、チーム状況を度外視しても、長年の阪神ファンは選手時代の和田豊に余り好印象を抱いていないのではないか。ライトうち専門でコツコツと打率成績を維持していく。コレは徹底していた。ココで外野フライで1点追加という場面で、和田に打順が回ると、フライを揚げられない恐れは常になった。セカンドの守備範囲は驚くほど狭く、テレビでは、倒れこんで取ってファインプレーのように伝えるが、球場で実際に倒れんこだ場所、打球の早さを目測すると、異常とも思える守備範囲の狭さに驚いた。コレでは高校生セカンド以下ではないか、相当、投手陣に迷惑をかけているなと想った。結局、足が遅いのだ。
眼に見える成績、勤続年数の割りにチームへの貢献度は低かったみるが、球団とファンの受けはよく引退試合をしてもらって以降、ズット、コーチをして球団に残って、真弓明信の後を受けて順調に監督に就任して、そして現状があるから、一部に確信的なファン場離れを招いている。
余りにも調子が良過ぎるというやっかみも加味されて、想像以上の逆風を招いている面も否定できないが、そもそも持っている才能がプロ野球の監督に不向きで、素人目にも訳のわからないことをやっているように見える。
CSシリーズは結果が全てに違いないのだが、肝心なところで、目先のことだけに囚われたやってはならない采配がある。CSファイナルで巨人に勝っても、日本シリーズの勝たなければ、2、3位のチームは、また来年という意味しかない、ココの肝心なことが、頭ではわかっていても、体で判っていない。
要するに現、阪神球団ゼネラルマネジャー中村勝広系の御人とみて間違いない。


  引用。
勝っても負けても心配ばかり・・・
自然と毒舌にる虎吉~
 
■やっぱり俺には無理

【あかん…】
やっぱり俺には無理やわ~

和田を受け入れられん。

今日は勝つのかな?

能見9勝。
余計に悔しくなるよね!

2位でも3位でも…
甲子園でもズムスタでも…

今更どうでも良いわ。

クライマックス?
それこそどうでも良いわ。

こんな脱力感になるのは初めて。
40年以上も阪神ファンをしてるが…
絶対に受け付けられんへんねん和田野球。

結局何したいのか分からん野球なんよね~

藤田平村山実が監督の時は~
最下位が当たり前の戦力やった。
だから監督が誰でも心底~
阪神の勝ちを喜べた。
年間で負けの方が遥かに多いから勝ちは貴重やった。

今から思えば~
暗黒時代の時の方が熱くなれたよね。
日本一の1985年は人生初の感動やった。
高校1年やった。
無意識涙が出た優勝やった。

未だに過去の西暦や年代を勘定する歳には~
1985年、昭和60年、高校1年、16歳。
これらの数字を基準にしか逆算出来ないほど阪神に支配されてる人生。

和田になってから甲子園年間300万人を下回る年間観客数。

今年は260万人。

300万人超えが当たり前やったのに40万人も下回ってる。
40万って…
約9試合分が無観客試合となった計算。(注)今年の12球団で観客減少は阪神だけという情報もある。
無観客試合と換算しなければ、連日の空席が分かる。
2年連続2位になれてもファンは分かってる。
首位とのゲーム差。
Bクラスのレベル格差。
そしてバント野球。

プロセス無視で順位のみの結果で判断する人事するなら?
阪神は取り返しのつかないことになるでしょうな~

阪神球団さん!
僕の趣味である甲子園観戦を奪わないで下さい。

来年も和田続投なら僕は甲子園には行きません!
甲子園大好き、阪神大好き、和田大嫌いな息子も甲子園に連れて行ってもらえないことにショックを受けてます。

甲子園での巨人3連戦が前売り完売ならず~
当日券があったことからも分かるでしょ!

昨日が28000、一昨日が26000。
大分サバ読んでるやろ?
満員の半分も入ってないやろアレ!
しかもシーズン最終戦でガラガラ。

自分自身がファンに人気なく甲子園ガラガラにしてる張本人ってな自覚あるなら?

お願いです…
自ら身を引いて下さい。

本当にあなたの野球はくだらんのです。

阪神が強いというより、広島打線が想像以上に酷かった。~
本拠地でCSを開催できなかったのをそのまま引きずった感じだ。
それよりも阪神の和田はツイている。
ツイているというより、悪運を持っている。
巨人は、阪神がファイナルに来る方が嫌だったと思う。
メッセンジャーと岩田は、巨人に相性が良い。
その岩田がファーストステージを温存できたのは、阪神から見れば大きい(藤浪も温存できた)。
 
阪神と言えば12球団でトップクラスの人気球団で、熱狂的なファンが多いことで有名だ。
ファンの数も広島ファンよりも阪神ファンの方が多い。
しかも初のファイナルに進出。
それなのに何故暴落したのか?
和田続投を発表したことで、阪神ファンが白けたんじゃないのか?
大体、広島の3位と阪神の2位は全然価値が違う。
広島の野村監督は、特に補強しないで2年連続Aクラスへ導いた。
片や和田は、補強しまくりその補強した選手がタイトルを獲得したのに首位巨人に昨年は12・5ゲーム差、今年は7ゲーム差を付けられ優勝を逃した。
そもそも3年連続優勝を逃しているんだから、自ら辞任するべきなのに、監督の座にしがみ付いている。
 
ファーストステージの甲子園球場には、4割広島ファンで埋まっていた。
昨年も広島ファンが沢山きていたが、その昨年よりも明らかに多かった。
甲子園で4割集まったということは、2万人近くは広島ファンだったということになる。
つまり、広島ファンが甲子園に集結しなかったら、ファーストステージは空席だらけになったかもしれない。
実際、ファーストステージの視聴率が、広島地区は20%を超えたのに、関西地区は一桁の試合もあって惨敗した。
関西地区⇒ 第1戦 9.7% 第2戦 12.1%
広島地区⇒ 第1戦 21.9% 第2戦 20.1%
 
あとシーズン中やファーストステージの阪神の戦い方を見ても、とてもじゃないが巨人に勝てないだろう、と思っている阪神ファンが多いということも考えられる。
要は購買意欲が失せているってこと。
人気球団の阪神がファイナルに進出して、まさかの暴落であるが、主催の読売巨人軍に影響はない。
第1戦から第5戦まで9割以上、前売券は売れており、大方残っているのは第6戦。
ファイナルに進出すると信じていた広島ファンが、過剰にチケットを持っている。
特に勝負どころの試合では、どの試合よりも阪神戦絡みの試合が高く売れる。
その一番おカネを出す阪神ファンが、今回のCSにカネを出さないんだから、相当今のフロントと首脳陣に不信感があると思う。
これから価格が上がる可能性はあるのか?
まず初戦に阪神が勝つことだろう。
勝てば、阪神ファンももしかしたら、という気になるし。
仮に初戦、2戦目と2連勝したら、購入希望の阪神ファンが殺到して一気に価格が上がる可能性もある。
 
それと巨人ファンは、CSが終わったあとの日本シリーズで高いおカネを出そうと計画を立てているのもある。
CSよりも日本シリーズに標準を絞っている感じか。


球団、ファン、関西マスコミ共々、設定するハードルが低過ぎる。
CSファイナルで巨人に勝っても、タナボタ2位球団阪神日本シリーズに勝たなければ意味がないのに、和田は度胸を決めて、そういう采配をしないで、やってはならないことをしている。一見積極采配に見えるが、丁度ペナントレースのノーアウトランナー1,2塁バントの裏返しをやっているだけだ。
日本シリーズ、来年を見据えると、オ、スンファンは絶対に3イニングまたぎなどをやらせるべきでなかった。
今まで見てきて、熱投が続いた後は確実に球威が落ちている。
メッセンジャー投手の交代時期も早過ぎる。代打の関本、新井兄は、ココでナントカできるかどうか、天秤にかけたら、メッセ続投をできるだけ引っ張るのが正解。巨人原監督もそう読んで塁を埋めた。結果、、前倒しにあるわけだから、若い松田が必要になり、又してもオ、スンファンイニングまたぎになってしまった。
コレではオスンファンは何時まで持つのか?和田はどんな腹案があるのか、自らに問うてみるべきだ。
 
 こんなことをやっているからペナントレースでは結果的に貯金が少な過ぎることになった。
確かに、5番手投手、完全不在の状況や中継ぎ投手の駒不足などを巨人の戦力と冷静に比較すると、長期戦で巨人の上を行く可能性は低かったと改めて想うが(ブルペン入りのサイウチ、岩貞~この両名は基本的に2軍の投手~の名前の見てゾッとする。安藤、福原の現状の力は打者5人でスリーアウトを取る球威しかなく、長打やたまたま、野手の間に打球が飛ぶと追加点を覚悟しなければならない。そうすると単純な選択肢は0点に押さえられるオスンファン酷使に流れる)メンバー貯金はモット上積みできる戦力で、投手を含めてレギュラークラスの個々の状態はセリーグ一だった。
だから、4~5戦の短期決戦にドンピシャ適合する。
この長所と弱点を1シーズンを通じて、埋め合わせるのは、並大抵のことではないが、負けゲームを作ったりしてやりくりしていたが、上手く機能しなかった。今岡誠は野球解説者というよりも、独自の見解を打ち出す評論解説をやっていると想うが、チームを支配する空気感を作り出せなかったことを巨人の後塵を拝した理由に挙げている。只の采配批判ではなく、和田豊は監督の器でないといっているようなものだ。
終戦で広島が巨人に負けることはモチベーションからして、と普通はあり得ないわけで、そうすると結果、阪神は3位で去年よりも順位をとしていた。和田豊は悪運が強い。


 ま、既に過去の記事の繰り返しになるが、鳴尾浜の寮は移転すべし。
寮の数十メートル先は高速道路湾岸線神戸港阪神間の物量の大動脈で、大型車両がビュンビュン走っている。←夜間もかなりの騒音はあると想う。
食品メーカーのホルモン煮込み工場の煙突から、独特のにおいが漂っている。以前はなかったように想う。
周囲に一般民家は一切なしで、工場、物量拠点地帯なので、文句の言って行き所がない。
阪神の寮は不動産物件として最低レベルである。あんなところに住みたくないと大抵の人は想うだろう。
隣接する球場に夜間照明施設がない。
こういう環境のまま、若手選手が育てといっても無理があるように想われる。


だだ、球団は目先に補強に追われて、ファーム整備に回すカネがない。コレがシビアーな金銭事情だ。
 どういうことかといえば、阪神系列はバブルに踊らず、借金の少ない健全経営を維持して、阪神、淡路大震災時の復興工事費用に転換社債を大量に発行し、10年満期償還費用も含めて、500億円の現金貯金があったが、例の村上ファンド相場騒ぎで通常の電鉄株200円程度が、村上ら脅迫されて買い取ったときは、1500円程度に値上がりしてしまい、500億円は全部、買取株券に消えた。
そればかりでなく、銀行融資の都合から、1兆億円の有利子負債を抱える阪急グループと資本合併する条件がつけられた。
丁度その時期は、星野仙一監督で優勝した直後で、長年の念願だった本拠地の西梅田開発を達成し、これから球団共々上昇に持っていこうとする時代に差し掛かっていた。その時期に振って沸いたような騒動で、巨額有利子負債で身動きがとれず、事実上銀行管理下にあるような阪急グループと抱き合わせにさせれれたのだから溜まったものではない。近鉄が球団や大阪ドームの権利を手放した事情を引き比べると事情はわかりやすい。
要するに、資本合併した阪急、阪神に自由にできる資本は限られている。
 したがって、以上のような根本的な経営基盤上の欠陥から、腰をすえて球団基盤整備をしていく展望が持ちづらい状態で、人気を何とか維持するために、目先の補強や人事対応に終われる結果となって、その病根が降り積もって、様々な現象となって現れて、感覚的に合わない昔からの固定ファン層離れを招いているといっていいだろう。
今回のCSでも前面に立って活躍している選手は、土着タイガースとは縁もゆかりもない人たちばかりで、昔からのファンはどこかで空虚感を抱えており、ソレが根強い和田拒絶となって現れている。和田豊はこうした阪神の内外事情とは無縁に調子よく遊泳してきた人物であると、直感するのだ。傍目には挫折がない人物と移る。
今回のCSシリーズの一方の原監督は一度首になっことが糧になっていると想う。
CSシリーズの采配には巨人ファンから批判も見受けれるが、自分の野球の形を崩していないことは評価できる。
他方和田には自分の形がないから、緊急出動のような采配に終始できる。昨夜の戦いの説明は言い訳にもなっていなかった。メッセ毒等は野球のセオリーである。メッセ自身も納得したような言葉を口にしているが、本心は割り切れないものがあるだろうし、他のナインにも、そういうものがいて不思議ではない。
ただただ、短期決戦という状況にそれはかき消されているが、長いペナントレースではそうは行かない。
その一部が評論家今岡誠のいうチームの空気感ということである。
 
和田豊はどう想念しているか全くわからないが、強いときのタイガースの野球の精髄は勢い、お祭り野球である。そういう意味でCSシリーズ西岡の復帰は決定的で、評論家今岡誠は、タイガースの最終戦で、鳥谷、福留、西岡はタイガースにとって特別な選手、CSシリーズに西岡の復帰は不可欠であると力説していた。
監督発言で和田豊も西岡の存在は認めているが、ペナントレースの采配は勝てる空気感を持続できない、直ぐブレーキを踏んでしまい野球だった。選手生活、コーチ経験、器量に由来する根深いことなので、修正しようがない。監督はヤッパリ大将であるべきなんじゃないかな。西武の伊原監督の解任もそういうところ事情は一番大きい。


今夜のCS4戦目の予想をしてみたい。野球情報にほとんど接しないことにしているので、いい加減なものになるが、
まさかココまでの投手になるとは予想できなかった。
まず、阪神、能見投手はデビュー1年目に二軍時代に何度か生で見て、評価は低かった。球が軽過ぎる。打者ミートした球が面白いように飛んでいく。カウント球のスライダーはいわゆるシュン便カーブで、曲がりが早過ぎた。球種も少な過ぎた。スライダーとフォークで改善されているが、球の軽さだけはどうしようもなく、脱皮できない原因はココにある、と考える。
打球の飛ぶ風船球場、東京ドームではいくら現状の巨人打線といえども苦戦を強いられると予想する。
東京ドームは気圧の関係からか、上に上がった打球が普通の感覚より、かなり遅れて落下すると感じた。
阪神、解説者桧山進次朗は今の当たりは甲子園球場でいえばライト前の飛球でウォーニング、ゾーンとは、ココは怖いですね」といっていた。ライトからレフトへの浜風を計算しての元右翼手らしいコメントだった
巨人打線ではロペスを筆頭に打席の雰囲気の良い打者が数人でてきているが、他方で調子の悪い打者も数人いる。
阿部慎之介は去年の対楽天日本シリーズで見たときよりも確実にバットスイングには威力がなくなっているが技術でカバーしようとしている。
 
巨人の先発小山投手の各球団別防御率を見ると阪神が一番良くて、2点台前半である。成績を見るとフォアボールで崩れる様子がない。
そうすると普通の精神状態の小山の投手の力だけを比較すると小山>能見で阪神打線は小山攻略に苦労する。
そうすると、試合の勝敗の行方は能見が、どの程度の失点で抑えられるか、巨人打線がどの程度打ち込めるかにかかってくるが、案の定、能見の今年の東京ドームの成績はよくない。広島戦は参考外で広島打線が絶不調過ぎた。
能見が中盤まで、かなり点を取られると、駒不足の阪神の中継ぎ陣は苦しくなる。
サイウチ、イワサダは二軍投手で敗戦処理にしか使えないとなると、こういった中途半端な試合に使う投手がいなくなる。結局、また安藤あたりの出動となると、ブルペンの回転が苦しなり今後にも影響を与える。
他方、昨夜の巨人の中継ぎ投手起用でシリーズの2回登板で阪神打線をぴしゃりと抑えて投手の登板がなかったことが気になる。独特の縦に落ちるスライダーに阪神打線は全くタイミングがアッっていなかった。
温存していたのか、何かが合ったのかよく解らず、何もなければ今夜、出てくるだろう。
 
以上から結論的に言えば、東京ドームの能見は苦しい。乾燥体質も湿度の低いドームでは変化球の操作に苦労する。性格てにひ弱な面もあるようだ。。
他方小山は普通にやっていれば、阪神打線を少ない点数で抑えられる。問題が普通でいられるかどうかだけだ。
 そうすると、昨夜のメッセンジャーを引っ張りきれず、安藤2ニング、オスンファンイニングまたぎの和田采配が
ブルペン陣に負担をかけ、ひいては先発に過剰意識を生み出し、そのセオリー無視が問題になる。
 
阪神打線の傾向は速い球と落ちる球のコンビネーションに弱い。