反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

古今亭志ん朝、落語と志ん朝・笑福亭鶴瓶トーク 。 カントリーConnie Smith -- Keys In The Mailbox から、ジョニーキャッシュ、 サンクェンティン刑務所ライブその他。

上方落語人間国宝桂米朝師匠が亡くなった機会に多くの落語の動画を視聴した。米朝師匠は上方落語復興の祖であるといわれているが、芸の希少さもさることながら、何よりも理論家であり、研究家として、上方落語の埋もれた演題を復興し、今日的解釈を施したところが偉大である。  
古今亭志ん朝は一度、偶々、上野鈴本で拝見したときの強烈な印象は今でも脳裏に残ってる。落語芸が醸し出すオーラとはあのようのものであったのだろうか。スポットライトがあったった高座の志ん朝・師匠が登場し少し話しだすといきなり、当たりの雰囲気が一変するから不思議だった。
 その片鱗は「古今亭志ん朝笑福亭鶴瓶トーク」の 志ん朝の佇まいに実におよくあらわれている。
 
>落語は芸術である、はある時からの納得になった。テレビ芸人的な話術やトークがうまいだけでは、<まったく務まらない>のである。コレが落語の落語たるゆえん、不思議なところである。聴けば納得できるはずだ。
>故に落語家の精進の世界が成立する。しかも持って生まれた才能も動かし難いのも事実。
残念ながら、カントリーミュージック止まりになってしまった人生だった。残念だが、しょうがない!
落語の世界はあこがれの世界である。
  
2013/12/10 に公開
古今亭しん朝 二番煎じ

   志ん朝  『そば清』   rakugo 
2011/12/02 にアップロード
1988年(昭和63  まくらがおもしろい。

  三代目古今亭志ん朝 - 宋珉の滝 
2012/09/24 に公開
★あらすじ
【宋珉の滝】
腰元彫りの名人横谷宋珉の弟子で、勘当の身の宋三郎。流れ着いた紀州の湯浅屋という旅­籠で、酒を飲んではごろごろしている。

 

   Connie Smith -- Keys In The Mailbox 
2010/01/20 にアップロード
コメント
>Great top 20 hit for Freddie Hart and then Tony Booth. Connie does a super job on it. Luv Ya Connie
Great song from also know as Mrs. Marty Stuart(コニースミス。マーティースタート夫人). This is from his show on RFD-TV.
表示できず。
 Freddie Hart - The Keys In The Mailbox 

 
>W。フレディーハートの<キーズ オブ メイルボックス>の低音のギターの独特の使い方は、過去も現在も日本では絶対にお目にかからないタイプ。日本ではこういうあくの強いギターの使い方は受け入れられないようだが、アメリカン、カントリーミュージックでは、過去によく流行ったギターテクニック。
 全編この調子の若手?のドワイト、ヨーカムのヒット曲のあくの強いギターの使い方に感心していた者としては、びっくりした。
そこで、少し調べてみると、意外にも、このようなギターの使い方をしているのはこの一曲だけで、
his No. 1 hit "Easy Loving," は同じフレディーでもフレディーフェンダーというメキシコ系の有名なカントリー歌手とそっくなのには、二度びっくりした。
どうやら、こちらの方が彼の地で、The Keys In The Mailbox  は例外らしいと解った。後に続くミュージシャンに次元のことなる影響を与えている稀有な歌手だろうか?Easy Lovingの節回しから、後の彼がゴスペルに専念したのもなんとなくうなづける。
*Freddie Hart-Easy Loving 
3,994,878 回視聴•2008/08/22 

Freddie Fender Before The Next Teardrop Falls (with lyrics)

2,739,620 回視聴•2008/08/10
W.心根としては日本の演歌系に通じるものがあるが、音楽の次元は違う。演歌は幅が狭い。聴く側の要求しているものにも違いはあるが、演者側に冒険、がなさ過ぎた。楽器、ハモリを使わないなど、工夫、バリエーションに乏しい。
底に流れているものにも違いがある。カントリーはインストメンタルが基礎にあるので、演奏に目配りしながら聴く楽しみもある。
自然発生的音楽と、人為的音楽の違いもある。岡林信康が考え過ぎて、日本固有のリズムを探求したのは、なんだか痛々しい。今もやっているらしいが、感覚的に目をそむけたくなる。見当違いということです。
 
ドワイト、ヨーカムのあくの強いギターの使い方。

  カントリー界のレジェンド、ジョニーキャッシュも、どちらかといえば、こういうギターの使い方をする。ジョニーキャッシュと同時期にナッシュビルサンレコードからデビューし、キャッシュのバックでリードギターをひいたこともあるカールパーキンスも、大体この調子。
*Johnny Cash and Carl Perkins do Folsom Prison Blues

W。次は有名なSan Quentin (Live from Prisonライブ映像。
視聴回数 19,131,585。←視聴数に注目!獄産複合体アメリカ!昔の記事で松尾和子の「再会」の動画を取り上げて、レコード盤ではOKの監獄ソングなのに、公の場で歌うときの歌詞のスートリーがまるっきり違ってきると批判したことがあった。
森山良子の「想い出のグリーングラスは、レコードの時点から原曲の死刑囚のこれから刑場に向う内容を換骨奪胎しているのだから、もっと酷い、というか見たくないものは見えないようにするし、街中の電信柱のように存在に気づかないという実に日本的現象。
 それからすると、看守に水を要求し、アルミコップを踏みつけにするパフォーマンスは雲泥の差がある。
アメリカの一面のオープンなところである。
 刑務所人口220万人。人種、民族混合国家では、分裂が常だから、社会の亀裂は隠し通せるものでない、という事情もある。
 キャッシュのような方向から公にしていく、ところにアメリカの特徴がある。杓子定規で決めつけられない手強さがある!もっともこの動画のキャッシュがニクソン大統領に刑務所の待遇改善を訴えた前後の事情と、今の獄産複合体の時代は変わってきているが。
しかし、これらの現象、手法はアメリカがアメリカである故に、一種の自己肯定のような形になっているが、他の国、特に歴史のある国がアメリカ流儀をとりいれると、世の中の居心地が極端に悪くなること必至。
一般庶民にとって!支配層はおおむね関係がなく、むしろそのほうが統治し易い。
>2015年正月、早々にアップしようとしたが考え直して中止したが、想いは変わらない!

>ちなみに、サンレコードから同じ時期にデビューした4人はあまりにも有名。
エルビスプレスリージョニーキャッシュジェリーリールイス(日本ではあまり知られていないが、現状ではプレスリーよりもミュージシャンとして評価されているようだ)。
ジェリーリールイスはテキサスの神学校放校の筋金入り!
Tom Jones, Jerry Lee Lewis - Rockin´ Medley.. (1969) 

*Jerry Lee Lewis - Last Man Standing 

W。リスペクトされぶりはものすごい。今、プレスリーをここまで持ち上げる人は、アメリカにはいない。動画の視聴者数も見ても、彼のかつての栄光は消えたに等しい。
どうしてか?時代の流行と音楽性の程度は一致しない典型がプレスリーだったのではないか。日本でもプレスリーを評価する世代と、ビートルズローリングストーンズ、ビーチボーイズ以降ではプレスリーの評価は段違いに違う。ポピュラーミュージックにも創作性は必要だった、と今にして云える。
 
カールパーキンス(このヒトの評価も高い)

           

The Buck Owens Show - Episode #1
コメント引用
the great one Mr. Don Rich.
Don Ridge?(W。Don Rich. ) Should of had his own show too, A great singer, guitarist and fiddler, and a real entertainer. What a great show. Nothing like this today, its all reality horseshit.
ドンリッチを交通事故で失ったバックオーエンスはバンド活動を中止した。ドンリッチは名ギタリスト、名フィドラーであり、バックとの高音のハモりは抜群。
後にバックは再び歌い出すが、その時の相棒は、前述したドワイトヨーカム。ハモリはドンリッチのような高音だった。
         

<日本題名 「雨の別離」について>古い唄だが、良い曲。
Brandi Carlile & Amos Lee - Blue eyes crying in the rain
 
W。少し格好つけすぎだが、若手としては正統派でよくやっている。
 この歌は、元々、ナッシュビルの大御所、ロイエイカが最初にうたい、その後、伝説の、ハンクウィリアムスがカバーした。(本物の天才。29歳で亡くなったハンクの伝記映画が製作されているとのネット情報。公私ともども今や伝説化している逸話の多いヒト。普通に撮っても、面白い映画になる。是非日本でも上映してほしいものだ。)
そのずっと後にウィリーネルソンがアルバムの一曲に入れてヒットし、その時の日本語の題名が「雨の別離」とされたようだ。日本語のタイトルは適切。
この曲を知ったのはタミーウィネットが、ハンクウィリアムス、ジュニアを前に、ハンクの唄だと説明して、最初のフレーズを口ずさんだ動画を見てからで(完璧。情景が浮かんでくるほど上手かった)、ウィリーネルソン盤はアルバムを聴いていたが、まったく印象に残っていなかった。
ウィリーネルソンの歌の中では最もよく知られたロードアゲイン?と並ぶ代表曲。ウィリーネルソン流の解釈の楽曲に仕立て上げられており、この曲の特徴であるメロディアスなラインが、寸断されているので、好みに合わない。彼のアルバムはカントリーとしてはひねり過ぎで素直に聞けない。
ドリーパートン作詞作曲の、「アイ、オールウェイズ、ラビング、ユー」をホイットニーヒューストンがアレンジして絶唱したような新解釈だと思うが、多様な解釈ができる余地があるからこそ、スタンダードナンバーなのだろう
 
 それなら、コレ。
Vince Gill - Blue Eyes Crying in the Rain 
原曲に忠実、見せ場は得意のギター間奏。実力派。楽器は何でもこなす。
今聴けばギターはウィリーネルソンのほうが味わいがある。

 

George Jones-She Thinks I Still Care   
W。ジョージジョーンズの中ではこの唄に一番ひかれる。元妻のタミーウィネットが後ろに。歌詞の内容からして意味深。エルビスプレスリーもカバーしている。


Tammy Wynette - Stand By Your Man !LIVE! 
W。コメントから1969年ごろの映像らしいが、映像を見るとナルホド、ちぐはぐな若づくりが目立つ。それはそれでカントリーフレイバーである。カントリー女性シンガーにファッションセンスのある人は希少。演歌歌手が衣装に凝るようなもの、と思えばいい。司会をしているのはジョニーーキャッシュ。タミーは自他共に認めるThe First Lady of Country Music。

>コメント
Man, I just listened to the studio version of this to make a comparison. Of course Tammy's studio version is wonderful, but this "honky tonk" edition is sensational. The Telecaster and pedal steel are emphasized beautifully, and she looks and sounds like an angel. How in the world did George Jones ever convince her to marry him?
 
W。動画で出ているStand By Your Manには口パクもあって、コレが一番、出来がいい。若いころは音域が広い。
ジャックニコルソン演の「ファイブ、イージー、ピーセス」でニコルソンが都会の高速道路に乗ったとき、カーステレオのスイッチを入れるとこの曲が流れていた。
山田洋二監督の「幸福の黄色いハンカチ」の走行中の車からフォークルの「あの素晴らしい日をもう一度」が流れるシーンも「ファイブイージー」をほうふつとさせる。うまく使っていた。さすが、文句のつけようがない!
>女性カントリーシンガーの中でこのヒトが一番うまい。コレ以外の代表曲もよくできている。他の歌手の真似のできない独特のものがある。The First Lady of Country Musicにふさわしい。
Tammy Wynette - A Medley of Hits 
W。かなり後半の舞台。バックバンドは上手いのじゃないかなぁ~。




Emmylou Harris - You Never Can Tell
W。チャックベリーの曲。リードギターアルバートリーの名ギタリストぶりが見どころ。
向かって左はロドニーコードウェル。このヒトも一本立ちした。



Rodney Crowell & Emmylou Harris - A Fool Such As I 
W。ハンクスノーの代表曲。

 
Albert Lee With Emmylou Harris, Rosanne Cash and Rodney Crowell : Country Boy (1983) 
W。ロザンヌキャッシュはジョニーキャッシュの娘。