反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

2016年開幕戦、直前にアップできなかった記事。セリーグ順位予想。開幕戦の阪神の首脳陣の野球は言葉は悪いが草野球。

 
 下記の記事は、京セラドーム大阪の阪神VS中日戦の試合開始直前まで書きこんでいたが、試合が始まったために、アップできなかったものである。
この記事は未完成になった理由は、野球環境と云う珍しい視点から、各チームのポイント想定し、セリーグ順位予想を掲げた後で、個別の戦力評価を<自分の知っている範囲>で詳しくかくつもりが時間不足になってしまった、ためである。
 
>特に一番詳しい阪神に関して、
マスコミの情緒的報道に踊らされたファン、及び、発信源の利害関係者(主として関西マスコミ資本及び商品市場)の大きな勘違い間違いを指摘することを眼目において、新しい首脳陣の指導能力(監督はマネージメント力不足~監督として不適格人物~を各担当コーチに丸投げ、重点個所のコーチは技術指導力不足でお互い持たれあい仲良しグループ形成~結局、任命者のフロントの能力の問題~)と個々の選手に対する踏み込んだ意見(~報道によって実力以上のかさ上げ著しい!)を開陳する強い意思が働いていたが、時間不足で記事の最大の論点に言及できないので、アップする気にならなかった。
 
>マスコミ報道によって偽りや粉飾された一方向の情報が垂れ流されると、認識の能力は、次々と上書きされるような状態になり(刷り込み効果)、ことの本質や真相が見えなくなる。
結局、コレを回避するためには、自己流の過去ー現状ー予測のリアリズムの認識方法を確立しておくしかない。
それによると、どう考えても、今年の阪神の新首脳陣人事含めた総合戦力は昨年よりも戦力ダウンであり、阪神の変革は、悪い方向に作用する、と結論付けセリーグ最下位とした。
スプリングキャンプ、OP戦はペナントレースに対する首脳陣のマネージメントとは程遠い、ベクトルが作用していた。自らの描いた絵に没入して、冷静な戦力把握ができていない。開幕戦の戦いをみて、酷な言葉を使うが<草野球>のような状態が放置されてきた、とみる。トンデモナイ試合内容と、他の球団の二カードの内容を重ね合わせると、最下位は真実味を帯びてきた。
 
 2016年の阪神タイガースのスローガン「超変革」の偽り、と粉飾の仮面を引っぺがすことは、一阪神ファン一野球ファンとして長年の熱い想いや素朴に楽しく観戦したい気持ちを大きく超えた、自分が自分であるための証の作業である。
偽りや粉飾された情報の流れに抗して、踏みとどまって<上書きされた様々な衣装>を剥ぎ取るしかない。
>『たかが野球、されど野球』の名文句は野球に限らないスポーツ観戦のテーマであり続ける。
 
 また、国家ーグローバル資本複合体の主導する世界においては情報やホビーの分野は常に、徹底的に商品市場化され、支配層の支配と権益を維持するために、政治化され続ける。<必要以上の多くの人々>を次々と共同政治幻想に巻き込み参加させる見せかけの大衆社会を錯覚させるIT社会の本質はココにある。
阪神、超変革、共同政治幻想の発信源は、国家ーグローバル資本複合体である。
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>がしかし、「たかが野球」の粉飾と偽りの拡散は、
>「されど野球」のグランドの事実によって、次々と裏切られてくる。
ココが政治のような利害や立場よって事実の異なるグレーゾーンの大きい分野との大きな違いである。
*ゆえに、グランドの結果によって白黒がはっきりする野球において、認識方法を検証したい、と云う想いが働く。一種のケーススタディーなのだ。
 
野球ブログに登録して、記事を書くことも考えたが、貴重な時間をプロ野球中継の3~5時間も割くことは、無理で、もっとワクワクすることは他にある。

       
 
      <2016年3月25日(金)開幕戦直前にアップできなかった記事>
まず、3月25日の阪神VS中日戦の勝敗の行方をスターティングメンバーもわかっていない現時点で予想してみる。
結論から言えば、中日が、阪神を2点差で引き離して勝利する
もっと点差が開く可能性も十分にある
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3月26日(土)書き加えた記事
          ↓
試合結果。「中日5点。阪神2点」先発のメッセンジャー降板まで、中日4点、阪神2点で正解。本当は、2~3点としたかったが、それではハンデの確定にはならないので、2点を選んだ。
 根拠は、昨年の同一球場、同一カードの開幕戦、とキャンプOP戦、近年のメッセンジャー投球回数と投球数を合わせた数値は、
日米野球で、田中マー君とともに限界点を越えた数少ない一人であり、能力は急激に減退すると見た。
昨年の負け数の多い成績、昨年のここ一番で踏ん張りきれないマウンドさばき、や開幕に至る言動を考慮
昨年に続く開幕投手メッセンジャへの厳しい見方は、阪神最下位のひとつの根拠でもある。
*なお先発投手陣で唯一貯金を記録した藤波晋太郎も投球フォームを崩している。
 
が、監督及び首脳陣はメッセの投げ易いという言葉を鵜呑みに、岡崎を開幕捕手に起用した
ペナントレースの長丁場をマネージメントする指導者としての責任放棄、選手側の言動に丸投げである。無責任きわまりない
両軍の総合戦力予想。新加入の中日ビシエドに注目していた。←この打者は物凄いスイングをしている。懐が深い打法でどのコースでも強く降ることができる。ライトスタンドHR記録。
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3月25日(金)の記事
    ↓
昨年も、同一球場で3連戦が行われ、阪神の3連勝に終わったが、阪神の勝投手はリリーフ出てきた若い松田が3連戦で2勝しているように(その後故障もあって戦力にならず、今シーズンもキャンプ中肩の故障り離脱。その程度の投手)、中日が3連勝してもおかしくないほどの接戦を演じた。
このカードで3連敗した中日は、直後、7連勝している。春先はそれなりの反発力があった、云える。
昨年の中日の5位と云う結果は、単純に戦力の厚みの不足が原因だろう。今年、どう変わったのか、つかみ切れていないが昨年のようなことはないと思いたい。
 
逆に阪神は3連敗している。昨年の阪神が頭角を現したのは、セパ交流戦セリーグで唯一勝ち越したあたりからだった。交流戦最後のオリックス戦の3連敗がなければ、もっと貯金できていた。
 
昨年の阪神の失速は夏が終わった9月の残りの2週間の試合あたりからで、セリーグ6球団のうち最低レベルの勝率だった。戦力の層の薄さ、と云ってしまえばそれまでになるが(セの球団の戦力の開きは小さい)、原因の一つは激しいペナント争いをしてきて体力が消耗してしまった、所にある。
 
ただし、去年は交流戦セリーグで最大の貯金を作り、苦手の夏場を何とか乗り切って、首位をとらえる位置を確保してきた。
>他球団の戦力分析をしたうえで、優勝するため大胆に負けゲームを作ったりしてそれなりのペース配分を心がけていたとみる。得失点の大きな開きがあって、ぎりぎりの3位は、捨てゲーを作ってきたからだ
 
今年の春のキャンプは、超変革などと称して、若手の台頭が報じられているが、監督を筆頭にコーチ陣に新人の多い首脳陣には、去年の9月の失速を教訓にペナントレースの長丁場を見据えたマネージメントをする意図は全く見えず、若手の底上げによる戦力アップやチームの雰囲気の刷新に集中していた。
 
この3連戦の初戦は中日のエース左腕の小野とメッセンジャーの投げ合いになった。この試合の大野に負けがついたかどうかは、ハッキリと記憶していないが、多分、負け投手ではなかった。2015年の大野の阪神戦の対戦成績は3勝1敗であり、打ちこんだことは一度もなく、セリーグの苦手投手の一人としている。
他方、メッセンジャーの昨年の成績は9勝13敗(12敗?)で、3~4の借金をしており、阪神の先発投手陣で貯金ができたのは藤波晋太郎だけであった。
 
>今年の第1戦も昨年と同じ投手の対決になるが、よほどのことがない限り、今年は中日の大野に分がある。
 
もっと点差が離れる場合も想定される。
 
 
セリーグ、順位予想。
1、ヤクルト
2、巨人
3、中日
4、広島
5、DENA
6、阪神
 
日本プロ野球は、世界でも稀有の高湿度、多雨、高温の気候を挟んでペナントレースが行われる。加えて、夏の大都市圏の空調(冷房潜熱排熱)、コンクリートアスファルト(保熱)の環境は、ヒートアイランド現象をうむ。
戦力拮抗しているときは、最後のつばぜり合いまで、体力を温存できる条件を持ったチームが有利
 
①東京地区の3球団は遠征試合が少なく、自宅調整ができるヤクルト、巨人、DENA、①環境条件がポイント加算される
空調の効くドーム球場も有利。
東京地区のヤクルト、巨人、DENAは野球環境①で有利。
>中でも、巨人は①と②を併せ持った好環境が保障されているので、野球環境ポイントが更に加算される。
>③さらに、巨人はペナントレースのスケジュールが、巨人有利に組まれている、と云う特殊条件で、ポイントが追加される。
 
最新のドーム球場を持つ中日も①の条件はないが、②の環境条件があり、有利である。
過去、20年のセリーグ優勝チームを挙げていくと、①、②の環境条件のない阪神、広島の平均順位の低迷は、戦力面の劣勢に留まらず、①,②の環境に恵まれていなかった側面が影響している環境ポイントはマイナスである。
なおかつ阪神ペナントレースの大きな山場である多湿猛暑の夏に、高校野球でホームグラウンドを明け渡し、調整が難しくなる不利が重なり、マイナスポイント。
 

 3月25日(金)の試合の感想。
時間もないことから、手短に。
注目の<横田(20歳、3年目、ドラフト2位指名>選手のスイングを始めて、TVカメラアングルからみた。
上体が開いて、バットが遅れて出てくる打者として、最悪のパターン。大きな身体で身体能力が高く、野球センスがあるので、ナントバットが球にあたっている。
打撃フォームは片岡バッティングコーチに似て、大きな身体を折り曲げてテークバックのはいる。その姿勢から上体が先に大きく開くのだから、長打はなく、球筋が自分から遠くみえて、球に当てにいっているので、左方向の打球ばかりだ。
結果を欲しがっているが、このままでは一軍で厳しい結果しか出せない。
このような打法の癖がつくと将来のためにもならない。このようなスイングで大成した選手は見たことがない。投手にはよくある一方である。
首脳陣に2軍でやらせる英断が欲しかった。実戦経験を積み重ねながら強制される、などと云うのは、プロ野球の世界にはありえない。今まで見たことがない。イチロー打法と比較するファンの意見もあるが、イチローは何種類もの打ち方ができる。軸回転で打つこともできるということである。

時間が迫ってきた。
今日の試合3月26日(土)を予想してみる。
 
>ポイントは中日、山井投手のでき次第(調子次第)。近年の山井は詳しくは知らないが、普通の出来であれば、監督が自軍の戦力を掌握し、打線が固定され、守備力に不安のなく、新外国人打者が強打者と解った、中日が今日も勝つ。
 
阪神は守備力に不安がある。OP戦最後の3連戦に投げた能見投手は5回ぐらいから、へばってきた。
それまで、打たれなかったが、ストレートに以前ほどの急速がなかった。チェンジアップが見切られる可能性がある。
阪神のラインナップはいまだに固定されておらず、OP戦の続きのような試行錯誤を繰り返している。
>一試合見た印象は言葉は悪いがまるで草野球!
首脳陣はその職にふさわしい能力が先天的に欠如している。
この状態が続くと、ムード先行のチーム事情がガラッと変わって、悪い方にローリングストーンしていく可能性も既に内在しているとみる。
 
>山井投手の状態を把握していないので、ハンデ何点とは、云えない。