反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

冷凍生マイワシの開きに片栗粉をつけて~のレシピ。店頭のバナナの黒ずんだ部位はどうしてできるのか?森のバター、アボガド。現地1kg200円、通関200円日本1個200円、日本でも種から簡単に植栽に育つ。

大きなスーパーで、冷凍さんまの生の開きを備え付けのビニール袋に入れた。入れているときから気になっていたのだけれど、ビニール袋の中の開いたさんまの身が土色っぽい。匂ってみると生臭すぎる。サンマは足の速い魚である。
 
    <調理法は決めていた>
①水洗いをして、キッチンペーパーで丁寧に拭いて水気をとる。臭みをとる効果がある。
②ラップの上に片栗粉を敷いて、開いた身をコーティングする。
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>たれを作っておく
醤油 みりん 砂糖。
 
>①フライパンでコーティングした<開き>を炒める。両面を焼き過ぎない様に気をつけながら、こんがり炒める
<たれ>を最初、半分だけ入れフライパンを左右に傾けながら、開きの片面にまんべんなくたれがからみつくようにする
②今度は、開くを裏返し、もう片面に残したたれを絡める。
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*と云う段取りなのだが、
ビニール袋のさんまの色が気になって、赤みをおびた新鮮そうな同じ生開きの<マイワシ>に切り替えることにした。生臭さが消えないのじゃないか?消えても不味いのじゃないか~と。
 
当然、さんまはビニール袋から取り出して元に戻すのだ!
 
*冷凍さんまの生の開きは皮を外側に身の部分をアナゴみたいに内側に小奇麗に丸めて売っていた。
客の目に見た目が悪い身の部分をさらさないテクニックだろう。

アボガドの栄養価が高い、と知って半分は無理やり食べている。
ほとんど<ワサビ醤油>で刺身のように食っているが、今まで一度も旨いと思ったことがない
 
値段の安いアボガドには、熟していないものが売られている場合がある
普通の果物類と違って、糖分が少ないので熟成期間が長くかかり、輸入して倉庫で熟成する期間が確保し辛いためであろう。
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>ちなみにバナナは港に陸揚げされた時点で青々として、熟成していない
倉庫で寝かしている短い間に熟成し、出荷される。
店頭で売られているバナナの中で熟しすぎて黒ずんだ部分があるのは、港に陸揚げされた時点で既に部分的に熟成し、黄色みをおびた色になっているものだ
そうしたバナナは、陸揚げ最中に、段ボールカートンに付けられた小窓からみて発見し、その時点で段ボールカートン一個分が廃棄処分に回される。
小窓から黄色っぽくなった部分が見えないものは、そのまま倉庫で熟成されるので、店頭に並んだときに、黒ずんだ部分ができる。
 
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熟していないアボガドは
イザ、いつものやり方で、縦半分に切って、ピンポン玉小の丸い種をとりだそうとしても、肉と皮が硬く固まって、半分に割れない。もちろん皮もむけない。当然、皮をそぎ落とすしかない。包丁でやったけれど、ピューラーでは無理と判断したからだ。
それからどうする?
ラップにくるんでレンジで硬さをほぐすしかなかったが、でき上がったアボガドの味は、熟したものと全く別物で、ウリ類に似ている。
 
アボガド~ワサビ醤油は、「反俗日記」の四国遍路旅の特集をしたとき、愛犬を連れて夫婦歩き遍路をしていたあるライターの南米旅日記で、最もシンプルな食べ方と知って以来、よく試している。「反俗日記」を書いているおかげで、いろいろな方面の資料を調べ、自分の器に余ることはほとんど忘れてしまっているが、中には残っていくこともある。

今回の疑問は、自分では一度も旨いと思ったことがないアボガドを現地のヒトはどうやってべているのだろうか?
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とりあえずアボカド - Wikipedia。を調べる。
イメージ 1クスノキ科ワニナシ属の常緑高木である。また、その果実のことも指す。別名、ワニナシ(鰐梨)。」
「日本産の植物でもっとも近縁なものはクスノキ科タブノキ」←W。ナルホドタブの木に似ている。
 
「日本で売られているアボカドのほとんどを占めるハス種では果肉脂肪分が約18-25パーセント含まれている」「果実の中でももっともカロリーがある。しかも、この脂肪分はほとんどがいわゆる善玉脂質と呼ばれる不飽和脂肪酸であり、血中コレステロールを増加させる心配が少ない。ビタミンEも多く含まれる。アボカド1個半程度で成人男子のビタミンEの適正摂取量である10ミリ・グラムを摂取できる」
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W。結論。
驚いたこと(当たり前のなんだけど)
「長い歴史をもつアボカドはメキシコの家庭では毎日のように食卓にあがる実に身近な食材なのです。値段はスーパーで200~300円と、これでは日本と変わらないじゃない?と思ってしまいますが、驚くことなかれ、価格の横に「キロあたり」と書いてあります。」
W。アボガド1個=約150gとすると、1kg約6個。そうすると、1個40円程度。日本のスーパーの店頭に並んでいる熟成アボガドは外税で200円弱。
W。まだまだ、日本のアボガド消費量が少なく、大量輸入されていないから、高価なものになっているということもあるが、それにしても現地との格差は大きすぎる。
 
  <関税がかかっているのか?>
平成25 年3 月22 日 横浜税関
>アボガドのミニ知識。税関も親切なものである。
○食べごろのアボカドの見分け方
○アボカドの切り方
○栄養価が高いアボカドは別名「森のバター」
 
輸入動向
平成24 年の全国におけるアボカドの輸入実績は、輸入数量が58,555 トン(対前年比
57.5%増)、輸入金額が129 億17 百万円(同22.9%増)でした。
 
国別輸入シェア
世界第1位の生産国であるメキシコからの輸入が多く、8割を超えるシェアを占めています。
メキシコ産のアボカドは通年収穫ができることから、季節に関係なく年間を通して輸入されています
 
4.アボカドの港別輸入実績(平成24年
通関単価
(円/KG)
221 ←W。1kgあたり全国の輸入港平均で221円!メキシコ現地の価格とあまり変わらない。
W。詳しいことはよく調べなければわからないが、例え関税がかかっていたにしても、そんなに高いものではない。
 
>結局、陸揚げ以降の流通段階で、コストが上乗せされているというのが現状だろう。
  <健康指向の風潮>による錯覚?
 横浜税関ホームページ引用
「アボカドは、“世界一栄養価が高いフルーツ”といわれるほど栄養価が高く、コレステロールを下げるオレイン酸リノール酸などの不飽和脂肪酸カリウムマグネシウム、リンなどのミネラル分も豊富に含んでいます。」
  <おしゃれな果物?>と云う錯覚!
 同上引用
「アボカドを使ったレシピは、若い女性を中心に人気が出ています。」
*上記のような販売環境によって、アボガドは価格を上乗せしても儲かる食品になっているのだ。
 
>現地で1個40円もしないものを200円も出して買うのはこの際やめることにした。
「反俗日記」を書いているおかげで目が覚める事もホンの偶にある。
 

    <現地のアボガドの定番メニュー>
ツナマヨ ホテルのルームサービスなどでも出てくる定番メニュー
W。ツナマヨに一口サイズに切ったアボガドを混ぜる。このベトベト感がメキシコのアボガド料理の基本。
 
◇アボカドトルティーヤ メキシコの家庭の定番メニュー
W。アボガドをペースト状にしてバターのようにパンに塗りたくる。う~ん。コレでは食えない。
 
◇ディップ 
1.アボカドを皮のなかでつぶしてペースト状にして塩、コショウをする。
2.「ドリトス」のようなパリッとしたスナックやスティックビスケットにつけて食べます。パーティーでも大活躍! もちろんおやつにも。
W。バター風と変わらないアボガド調理法?
 
「ワサビじょうゆでトロの味!と刺し身風に食べるのはまだメキシコでは知られていませんでしたが、メキシコでは今、和食屋さんがトレンド。ポピュラーになる日も近いかもしれません。」
W。刺身風にしてもいまいちだった。

 アボガド調べではこの記事が一番おもしろかった!
 
・・・え?家で本当に育てられるの?
特に温帯であったりする必要は無く、明るい室内でも成長する事が出来ます。
2、3年成長すれば、一時的にはマイナス5℃にも耐えるので、東京でも露地栽培ができるようです。
アボカドは樹勢が強く、東京でも十数メートルに成長することもあるので、
観葉植物として育てるのなら、摘芯したり、肥料を少なくしたりして、成長を抑えることが必要です。
庭木だと大きくなりすぎて、剪定が面倒だという方も少なくないみたいです。
 
種を水に浸けておくか、土に埋めておけば発芽しますので簡単です。
アボカドを食べる時に、包丁でぐるっと1周させてタネを取り出した場合には、タネに包丁の傷がついていますが、問題はありません。

=水栽培=
~省略 
>「 果実を食べた日にすぐ蒔くのがオススメです。
果肉には発芽抑制成分が含まれているので、種は綺麗に水洗いします
できれば薄皮も剥がしたが良いでしょう。
用土は赤玉土などの清潔な土を使います。
種は尖ったほうが上です。上下を間違えないように半分程度、土に埋めます
種を用土にセットしたら水をやり、発芽までは用土が乾かないように管理します。
1ヶ月くらいで発芽します。発芽温度は20℃以上必要なので、室内での栽培が適しています。