反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

5月26日(木)まだ同じ場所に冬の鴨ホシハジロはいた。死を迎えているのだ。公園の太極拳グループ大人数に!第1回<日ハム>本拠地移転 ファンは歓迎 市長も一定の理解。全貌を伝えない記事を検証する。

 
    2016年5月26日(木) 
まだ同じ場所に冬鳥ホシハジロはいた。港の浅瀬に沈められたコンクリートブイの上から動いていないのはどうした事か。まだ日が昇って、間がないせいか昨日のように首を垂れていないが、うずくまったままだ。
デッキから動きのないホシハジロを眺め、かなり離れたところにいるカルガモに目をやると、今日はいつもの3羽と違って5羽もいた。そのうち昨年のように雛が生まれるのかな。
 
  <関連資料> 京都九条山 自然観察日記
~W。この記事を読むと、あのホシハジロは~。
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港に沿った公園のひろばで、早朝、太極拳をやっている人たちの人数が増えていた。朝早く目覚める年代の人たちである。数えてみたら約25人。男は3人だけで他はみんな女。
 
ひろばの太極拳の人たちが気になって、引き返すと、まだたおやかな動作を続けていた。かなり本格的にやっているのだ。
 
やがて太極拳は終わって、三々五々解散なのかと思ったが、広場を去っていく人たちは少なくて、大勢の人たちは、所在無げにその場にたたずんでいる。
 
しばらくすると、太極拳の独特のメロディーとは明らかに違うメロディーが流れだす。何処か耳慣れたメロディーのようにも感じるが、公園の近所を憚って、ボリュームを下げているのでよくわからなかった。
 
太極拳終了の居残り組が輪になって身振り手振りでゆったりと踊りだしたとき、始めてどうなっているのかわかった。
盆踊り、が始まったのだ。男は1人だけ残った。
 
つまり、この早朝運動は中国式と日本式の二部構成になっていたのだ。一部が太極拳。終了後、有志参加の盆踊り。
早朝から物凄いエネルギーの放散であった。
何か「執念」さえ感じる。
目覚めの早くなる年頃の人たちが二部構成の早朝運動をやっている地域は珍しいのではないか。
 
太極拳の人たちが集まりだして、まだ2~3年ぐらいか経っていない。
最初は多くても7~8人しかいなくて、その中に、よく見かけるおばちゃんが混じっていた事もあって気に掛けることになった。
おばちゃんは早朝の公園のデッキから昇る朝日に向かって、祈るようなしぐさを続けていた。フトした出来心でやっているようにも見えず、真剣、本気の宗教的祈りにみえた。
おばちゃんは朝日に向かって祈ってから太極拳に参加しているのだろうか。盆踊り有志には加わっていなかった。
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    2016年5月25日(水)
あのホシハジロが今日も同じ場所にいた。首を垂れて、まん丸い形でうずくまって、動かない。生気が消えていくようにみえる。餌が取れないのではないだろうか。同じ場所でまた会えるのかな?
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「2016年5月24日、港に面した展望デッキから見たⅠ羽の鴨の姿かたちは冬の鴨ホシハジロに違いないのだが?
水の中に突き出た大きなコンクリートの上でのんびり日光浴をしていた。そこで調べてみると、ホシハジロは5月でも本州で稀に見られる、とわかった。
う~ん。もしかしてあのホシハジロは冬場でも仲間群れからずっと離れたところで、いつもたった1羽でいた鴨なのかもしれない。北の大地に帰らないのかな?」


資料を納得いくまで収集し、メモったが時間不足で記事にできなかったので
今回、この問題の第1回、とする
 
札幌ドームは構造的な無理が多すぎる
次回の記事で構造上の問題を多角的に解り易く検討する。理解するためには原理的なキーポイントを理解する必要がある。
ネット上の関連記事は札幌ドームの特殊構造によって生じる他所の施設にはない多額の運営、維持費
にはあえて目をつむり、他の施設と同じような次元で問題を立て云々している一種の子供だましのような言説である。
 
ネット上で出回っている関連記事のような一方向の情報が浸透すると最悪の結果
大阪ドーム大阪市~赤字地方自治体~と近鉄資本~有利子負債2兆円、近鉄バッファローズ分割解体~の共同出資)のような建設費の1/4~1/5で民間売却=約100億円でオリックス購入~と云う事態になりかねない。税金を納める札幌市民が一番損をするのである。
          ↓
>後段で取り上げた記事。下線強調部分に大阪ドームのときと同じ匂いがする。
                                                  ↓   ↓
    日ハム>本拠地移転 ファンは歓迎←W。新自由主義に犯された**) 市長も一定の理解 
 
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W。この説のもっと奥にあるスポーツビジネスに投下される資金の欧米(特に米国)と比較した場合の多寡が最大の問題である。
日本では施設建設の時点で官の多大なサポートが必要になり~利益率が悪過ぎて大企業といえどもなかなか出資できない(ダイエー福岡ドーム建設の場合は特殊である~官側が赤字に耐えきれなくなり、民間大企業が超安値で買いたたく市場原理主義の事例が大阪ドームである
 
読売巨人軍の本拠地、東京ドームは株式会社東京ドーム(W注)という民間別会社が所有し、巨人は多額の使用料を払っている。ソレによって今でもペイできているし、その方が自前の球場を持つよりも都合が良かったのである。
 
>日本プロ野球機構の中で純粋に自前の球場を所有するのは阪神西武(書き忘れました)だけである。
ソフトバンクダイエー建設の施設の一括購入だから、純粋とは云えない。ただし投資額は巨額で、覚悟と経営手腕が必要だったと想う。
 
 *こうして見ていくと、高度経済成長以後、巨額の設備投資をした球団は黄金期を迎えている。
GDPの方式と似ていないこともない!
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阪神甲子園球場は戦前にきたものであり、戦後目立った設備投資は、甲子園球場の改修工事だけで、200億円近くも要した割には成果は出ていない。売店ばかり多くしたため通路はせまく小銭を稼ぐことに汲々とした雰囲気が漂って、ボールパークの雰囲気はあまりない。
 
大阪ドームは100億円で売却され、その時、そのすぐわきに阪神電車阪神間と奈良方面を結び、大阪市内地下鉄と連結する地下鉄が新規開通工事が最終局面を迎えていた。
 
阪神電鉄の経営陣に180度、頭の切り替えができれば、大阪ドーム購入の100億円は絶好の設備投資の機会だった。野球<環境>偏差値12球団最低は払しょくできた(端的にいえばドームなし、高校野球開催、セリーグ東京に3球団)。
頭が固まり大胆に動けないのである。
川藤OB会長の云う超変革は「阪神生まれ変わり都市伝説。戯言の類である。
大型設備投資を絶対的に回避して何が阪神タイガース100年の計なのか。
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オリックス京セラドームは、安値で買いたたいたものであり、スポーツ運営大資本にとって、最高のビジネスモデルではないか?
>しかし、日ハムはこの線を狙いたくても厳しい事情が、札幌ドーム施設そのものにあるが、売値次第では買うと想う。その場合、大阪ドームよりも大幅安値になる。
   
 ↓W。ただし札幌ドームはトロントの本拠地と施設構造がまるっきり違う。り物としてはもっと条件が悪い
「カナダのオンタリオ州トロントに所在する世界初の可動式屋根付き多目的スタジアム。トロント・ブルージェイズMLB)及びトロント・アルゴノーツ(CFL)のホームスタジアム。
1989年に開場した当初は、市民からの公募を経てスカイドーム(SkyDome)と命名されたが、2004年11月、ロジャーズ・コミュニケーションズによる買収に伴い、2005年2月から「ロジャーズ・センター」に名称変更した。
ブルージェイズの親会社であるロジャーズ・コミュニケーションズ。
 
>>買収金額は、建設費用の5%に満たないわずか2,500万カナダドルに過ぎなかった
*W。札幌ドーム建設費約400億円×0,05%=20億円。
上記赤字強調部分の事情から、売却額は20億円を下回る可能性もある!
こう云う事情を含めて、今回の日ハム移転構想が勃発している所詮商売上の駆け引きのネタにすぎない!)ことはあまり知られていない。
 
*********
 
 
ジャイアンツの親会社である読売新聞グループ本社および日本テレビ放送網との直接の資本関係は無いが、読売新聞グループ本社系列の株式会社よみうりランドの大株主。
よみうりランド同様に公営競技場の場外投票券発売施設を所有運営しており、かつては後楽園競輪場も所有していた。2015年現在も子会社が公営競技場(W。競輪場でなかったか?よみうりランド船橋競馬場川崎競馬場。の土地施設を所有を所有している。」
   ↑
マスコミ大資本+プロ野球球団所有。そして系列会社はギャンブル大施設、土地所有。日本で一番成功した情報操作、プロスポーツ、ギャンブル施設一体展開の業態であり、そのすべてが官の認可事業である。
 
W要約。
中小消費者金融に融資していた貸金部門が多額の赤字を計上した結果
金融事業を東京ドーム側が清算し、
ファイナンスローンスターバルク売りと噂される程の安価(500億円)で売却。
 
2007年(平成19年)度連結決算で736億円の特別損失が発生している。
 
>この整理が完了した事で、現在は東京ドームシティの施設運営を核にした事業経営を行っている。←W企業規模縮小!
 
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また、日本と欧米のスポーツを含む文化的要素の違いもこうした問題に濃厚を影響を及ぼしている。
 
官のサポート色の強い日本の特殊性を無視した言説は、プロスポーツをあざとく運営する大資本に有利に機能する
 
なんだかんだいっても日本で一番、日銭が動くのJRA(日本中央競馬会)であり、この組織実態は実質、国営競馬で、民営競馬の欧米とは全く異なるものである。
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結論、 引用
「結論 <鶏か卵かの状況>W.簡単にウィン、ウィン関係などと云えない現実がある!
>現状の日本ではクラブが儲かるだけでは足りなくて、スタジアムも儲からなくてはいけない。
今これが日本のスポーツビジネス最大の問題かもしれない。
<鶏か卵かの状況>だが、
*強くなって集客力が上がれば施設が良くなるのか?
*それとも施設を良くすれば集客力が上がるのか?
>中途半端にどちらにも踏み切れない現状が今スポーツ界の最大の問題かもしれない。」


       <日ハム>本拠地移転 ファンは歓迎 市長も一定の理解     
 
プロ野球北海道日本ハムファイターズが新球場建設と札幌ドーム(札幌市豊平区)からの本拠地移転を検討していることを明らかにした24日、球団の事業担当者は「さらなる地域貢献やファンサービスを展開したい」と強調した。札幌ドームを所有する札幌市の秋元克広市長注1は一定の理解を示し、この日札幌ドームでの試合観戦に訪れたファンからも「今より見やすくなればいい」「より交通の便がいいところに」と歓迎や期待の声が上がった。←W。新自由主義大衆は深く考えなくてすむからお気楽!」
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注1
2015年札幌市長選挙 - Wikipediaでは、←W。札幌市長に当選してからまだ1年に注目!
民主党・維新の党の推薦及び新党大地社会民主党、市民ネットワーク北海道の支持を受けた他、自由民主党橋本聖子参議院議員森喜朗元首相らも秋元への支持を表明した。
 
選挙戦では上田文雄市政政策面での継承を掲げ、自民党推薦の本間奈々ら4人の対立候補を破り、初当選した。5月7日、札幌市役所に初登庁した。」←W。反自民系無所属の統一候補者ではあるが強固な支持基盤はなく、浮動的政治ムードと保守系候補など(共産は独自候補擁立)の乱立に助けられての当選とみる
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>まずはっきりとしていることがある。
毎日新聞の記事は全く片手落ちであり、事実の全貌を全く伝えていない。
端的にいえば、全国一般紙(系列下にTVキー局スポーツ紙の在ってはならない日本特有のマスコミ寡占企業)として当然なすべきこの問題発生の根本原因である単なる多目的ドームではない札幌ドームの「構造的欠陥」(無理筋であったWは考える)及び札幌市及び北海道の政治的経済的背景を一言も述べていない。
一方向のムードを煽る記事である
 
 記者は「反俗日記」のような下手な文章を長々とつづくことなく、簡潔に書けるだけの力量が備わっているはずなのにトライしていない。
こう云った事実の全貌を伝えない記事を量産することが新自由主義大衆の「今だけ、カネだけ、自分だけ」の精神を生み出すのである。←W。ファン移転歓迎
こう云った問題は単なるスポーツ次元に収まるはずはなく、常に政治的経済的に提出される
毎日新聞のような記事は誰にとって好都合なのか、少し考えただけで解る。
今回の場合は、大資本ニッポンハムである。
 
又この記事の伝える事実を精査すると現実離れのおかしなこと目立ち過ぎる
 
記事を書くために集めた資料の中には詳しい事情に及ぶものがあったが、
野球、サッカー転用時のドーム施設の巨額な撤去費という不可解な部があり、
>札幌市にとってドーム建設は負担が多く過ぎるという素朴な疑問を糸口に調べていくとナルホドと納得できた。
 
その1。  <日ハム+コンサドーレ札幌の混成軍VSドーム運営母体札幌市>
ハム球団及び同じくドームを使用するJ2リーグのコンサドーレ札幌~ドサンコの逆読み~と札幌ドームの運営母体である札幌市との球場使用料やその他の多額の経費の分配をめぐる交渉が緊迫している状況にあることは確かなことである。
日ハム+コンサドーレ札幌の混成軍VSドーム運営母体札幌市のカネの分配をめぐる交渉>の力関係は、上記の<注1>の2015年札幌市長選挙の政治背景や札幌ドームの構造的欠陥ゆえに、混成軍がゴネだすと、言い分がかなり通る状況が生まれている。
 
その2。 そもそも札幌市はドームを建設し維持するだけの体力がない
しかも、札幌ドームのフィールド、観客席に一部は、プロ野球、サッカー、イベント転換時に世界に類のない特殊な構造がもたらす余りも大掛かりな転換作業をしなければならない構造的欠陥を持っている
 
その3。 日ハム球団のオーナーであるニッポンハムに札幌ドームからでていって、交通の利便性のある札幌市内に新球場を建設するモチベーションはない。
 
 
             以下詳細記事に続く