「2015年7月21日 ... 日本でプロ野球球団を持つことは大きなステータスとなりますが、その企業は時代と共に
様々移り変わってきました。
様々移り変わってきました。
... そんなプロ野球の親会社とは、その時代に栄華を誇った企業の象徴であり、日本の戦後経済を映す鏡にもなっています。 」
W。ヤクルト、日ハム、ロッテ。小売商品販売なので顧客の動向に敏感なところがチーム運営に反映する。
新聞社:2社
W。読売、中日。新聞は国家規制寡占企業だが、系列の株式公開資本にはTV、不動産、レジャー等々幅広い。全国新聞は古い規制業態だが、情報を加工商品化し流通させる情報戦争を手掛けるマスコミ資本と一括できる。球団運営に利点として作用。
IT企業:2社
鉄道:2社(1社は複合企業)
W。西武、阪神電鉄。
W。西武、阪神電鉄。
鉄道資本は20世紀の業態。最盛期の戦前から重厚長大産業が未だに主流だった高度経済成長までで多角経営化を進めてきたが、他の業種に売上、利益率で追い抜かれている。
1兆2000億円にも及ぶ有利子負債と
>銀行団から両資本系列の合併を要求され実現したものであって、自主的な企業合併ではなく、合併後10年以上経った今も約9000億の負債の重圧がのしかかっている。
>つまり巨額借金返済中で、思い切った投資ができない現状である。
収益率が問題なのである。
1995年阪神淡路復興費用に資金を差し向け、球場と球団への投下資金が滞った時期を連想させる。
暗黒時代には、資本として止むにやまれぬ事情があった
レジャー産業への展開が目立つのは阪急側であり、阪神は球団経営に特化し、合併の際に専権事項としている。
従って、一番資金投下が少なくて済む、人事異動と刷新及び利益共有サークルである関西マスコミの宣伝力に依存して、ファン層に共同幻想を植え付けるしか方途がない。
過去と現在のチーム内に対抗軸を設け、何か大事な「改革」をやっているように見せかける新自由主義手法を球団運営に持ちこんだlことが目新しく、一時的に注目を浴びた。
>がしかし、ソレは最初から目的意識的に企画したものではなく、球団経営サイド、監督、関西マスコミ、特定ファン層が互いに共鳴し合って、プロ野球の勝負の世界に阪神タイガースのチーム構成の実態を無視して、共同政治幻想を持ち込んだのである。
撒き餌→餌付→パブロフのイヌごとき状態なので、球場に行く、スポーツ紙を買う、TVも相変わらず視聴する。
>しかし、そうした共同政治幻想は、勝負の厳しい現実に予め裏切られることは約束されている。
故に、信心するしかなくなり、ますます自己中度が高じ、そうしたファンの後押しもあって、金本らは好き勝手に居直り、チームは弩壺にはまる。
関西マスコミは金本監督批判はできない
その核心は何か?
また阪神OB解説者は本格的な暗黒時代の到来する予感にコレと云った具体的な対処法が見つからず、金本批判を
することで傷口が深まるのではなかかと震えている。
更にたちが悪い金本、矢野擁護、解説者2016年に新たに関西マスコミ(キー局TBS系列毎日放送)に配置された。
裏返していえば、この系列のスポーツ紙(スポニチ)は暗黒時代の伝統的な布陣である阪神批判でスポーツ紙売上増を目論見、その一方でバランスをとって、金本絶対擁護の金村義明、西山某を2016年に突如起用している、とみなすことができる。
読み切れば、毎日放送専属解説者に就任し、仕事を続けていた金本の下手な仕事ぶりを使う側の当事者として直接感知し、監督業をスムーズに全うできるはずがないとシビアーに想定し、マスコミとしての動きに余裕を持たせたともいえる。マスコミ資本としては、ある程度、高度な戦略である。
金村義明、西山某の金本人脈に直接つながる者どもは2016年になって突如マスコミに登場したが、批判の矛先を意図的に選手に向かうように仕向けている。
金村義明は東京圏の仕事がなくなって、金本監督就任と共に、その繋がりで関西マスコミに舞い戻ってきた阪神と何の関係もなく、建設的な提言などあろうはずがない人物、面白おかしく囃したてて、カネ儲けのチャンス到来、ハッキリ言えばそういう事でしかない。
金本の方向性は正しいが選手の技量と精神力が伴っていないので、猛練習しかない。
<シーズン中にもかかわらず>、こう云う方向で課題を設定すると、監督途中休養は一端やりかけた改革の放棄、来季も金本矢野体制で、となるのが自然の成り行きである。
従って、改善の余地のない危ない無能監督はは止めるしかないという核心をはずし巧妙に金本への直接の批判が及ばない様に関西マスコミは手練手管を使うしかない。
ソレが効力を発揮する対象はかぎられているが、甲子園教条い足を運ぶ一定層と限定世間にはそれなりに通用する。
今まで野球記事をあまり書かなかった「反俗日記」が2016年の阪神タイガースを注目し、集中的記事にし出した動機はココにある。
自分の見方が立証できる好材料が目の前にぶら下がっている。
金本、矢野の両名など解説者時代から、無能扱いにしていたので、監督作戦参謀で失敗を仕出かすことは分かり切っていた。ほとんどキャンプの情報を取らなかったが、ときおり流れてくる事どもに接すると、阿呆なことをやっているな、と目をつけていた。
何度も指摘しているように阪神の戦力の傾向的低下ははっきりしており、何かの間違いのような強力な補強がない限り、その傾向を止めることはできない。しかしその資金はない。
そもそも阪神若手選手、2軍選手の寮、球場の施設に問題があり過ぎて選手が育たないというのが持論である。平気で放置している球団経営者や報じない関西マスコミに諦観が募るばかりだった。
改修された甲子園にも愛想を尽かしていた。
ボールパークではなく、縁日の祭りの夜店じゃあるまいに通路両サイドを狭くして、閉そく感が一杯で、飲食物やグッズの売上で小銭を積み上げようというサモシイ魂胆が目立った。
他球団はあらゆる意味で経営努力をしているが阪神は、選手の成長に乏しいままの一時期の成功に安住し、設備投資で改善するという、王道を歩まず、誤魔化し続け、最後に何の実体的根拠もなく、足元も見つめないで大跳躍してしまった。すぐ下には真っ暗な落とし穴があった。
突如、絶対防空圏を交流戦後の広島戦に設定してしまうミスを犯した金本、矢野らに本土大空襲によって、チームが壊滅的打撃を受けるのは、解り切っていた。
そして、特攻攻撃の精神を選手たちに強制する。
ここまで記事にしようかと思ったが、ばかばかしいので止めたところ、
>藤浪晋太郎投手の160球続投が飛び出し、試合後の金本インタビュー発言に接して思うところはあった。
結局、金本を監督にすると、そうしたメンタリティーが織り込み済みでなければならなかった。
しかし、金本くじを引くと矢野という参謀不適格性満載のカルトがついてくる。
なお、ここにきて先発投手陣の崩壊が現実になっているが、その一因に次回登板に向けての調整中の無意味なベンチ入り、試合見学がある、のがはっきりしてきた。この奇策を採用したのは矢野、以外にない。
球団経営者は矢野の能力まで読み切れなかった。ペレミア12の失敗や解説者時代の言説でおおよそ分かりそうなものだが真剣に思案した形跡が見当たらない。
残念ながら、ダッチロール事態が始まると、選手を傷つけるようなことは予め経営者は想定できたのである。
コメントでよく監督の器でないと指摘されているが、それ以上の危険なメンタリティーが潜在していたのだ。
チームの骨格が破壊される、と随分、前に指摘したのは、ここまで想像力を働かせた結果である。
成績ともども阪神のチーム力の劣化には底がない。
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西武もオーナー経営一家の没落と外部の資本家による資本乗っ取り?があった。
両球団の低迷は、21世紀になって古くなった親会社の業態の反映である。
実績と名の通った球団を運営する人材が、古い業態では枯渇している。
↓
阪神球団のオーナーを自称する坂井信也 - Wikipedia
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源流は戦前の学生野球を主催し利権としていた朝日新聞と
会場を提供していた阪神電鉄資本の鳴尾浜球場移転→甲子園球場開場まで遡ることができる根深い関係。なお、毎日新聞との関係も朝日ほど濃厚ではないが全国高校野球利権と甲子園球場所有者、阪神資本の関係とみなすことができる。
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ざっくりと云えば<タニマチ>感覚。
他球団の動向が見えない自己中。←W。阪神球団、現場責任者の動向を決定づけるキーワード。
<参考資料>
W。他球団の動向が見えない自己中は現場(監督など首脳)だけではなくオーナー球団も同じ。
自己中球団親会社が自己中の最たる人物に魅力を感じ、監督要請するのは当然の成り行きだった。
(その辺の経過は参考資料で抑えている)
もっといえば、拍手するファンの自己中度も相当なもの!
相手との直接勝負がカギを握るプロ野球の生々しい現実から遊離した状況判断をしている。大きな落とし穴に落ちたのは当然のことだった。コレ以外の結末は一切なかった。
後に過去の歴代監督の勝率、順位まで遡って金本の最終チーム成績、去就を予想する。
おそらくシーズンオフに一騒動が持ち上がると思うが、(オーナー坂井、関西マスコミ)←利権サークル、巷の阪神ファン←サークル外、などの動向を占うと、金本、監督への決断はできず、ずるずると来年に持ち越すものと想われる。
監督要請の経過~~球団側が就任を懇願し、金本側の要求に譲歩<人事権などは譲らなかった模様>~~現状の金本の開き直りぶりから、3年契約の内容が問題。
1年で途中解雇は難しい契約内容と想像する。就任時の「2年連続最下位ではさすがに~云々」の金本発言から2年は監督ができる契約内容。
金本に監督要請を絞った失態は、このオーナーの金本への<タニマチ>感覚による大きな勘違いが要因であり、前球団社長、現球団顧問南信男が強力プッシュし、現球団社長四藤慶一郎がサポート。
これ等は古い鉄道事業に就職し育成された非創造的で保守的人物像。
なのに、無理と偶然の重なった成功体験に己を見失い、勘違いして<改革>の空想に耽って、積み上げてきた壊れやすいチーム構成を台無しにしている。阪神にはカネ儲けの土台はあったかもしれないが、選手育成にはカネと人手をかけなかった。
坂井信也発言。
「熱くタイガースを変えていけるという。フロント私も含めて今まで以上に反省を踏まえながら、チームにかかわっていくと。再建するという言葉が適切なのか。出直すという言葉が適切なのか。1度、つぶしてしまって、新しくつくっていく言葉が適切なのか。新しく第1歩をスタートしていける体制を早くつくりたいと思います」
W。強調部分に注目。
おそらくこんな発想を持ったオーナーは過去も現在もいなかった、とみる。
高度経済成長世代の大企業サラリーマン経営者のオートマティック発想であり、内容のない改革者気どりで足元の落とし穴に気づかなかった。
また、南球団社長も理想とする新監督の人物像についてこう話した。
「オーナーも言いましたが、チームの雰囲気、ムードを変えたい、ここは一からつくっていくつもりで。
来年より再来年、さらにその次とチーム力が上がっていくように。
もちろん阪神としては勝負を度外視するわけにはいかないんだけれど。勝ちながら育てる、そう言いながらも腰を据えてやっていかないと。フロントもそういう覚悟を決めてやらないといけない」
W。具体性のない絵空事である。
そもそも後の責任はとれない立場のやめていく人間が、金本監督要請の最先頭に立って条件交渉をするとは、まともな組織ではあり得ない。それほど在任中は独裁的権限を振るってきたというで、その中身に対する精査と対応がに問題がある。
携帯会社:1社
南場のオバハンの球団。無借金、資産(不動産、有価証券)225億円の超優良会社ハマスタの資産取り崩しは明らか。球団は一気に資金余裕ができた。
金融:1社 オリックス
個人:1
広島球団を実質的に取り仕切っているのは、世界的自動車会社マツダの創業一族。世界的企業としての頭脳はあった。カネがないのではなく、あるのに出さなかっただけで、コレも上手いやり方である。
固定資本比率の大きい鉄道事業資本は20世紀初頭から、戦後の高度経済成長までの古い業態。
阪神西武のチーム成績の停滞は21世紀資本のヒトモノカネに後手に回る古い業態の必然的現象である。
<過去プロ野球球団の親会社だった企業>
鉄道:6社 ←W。重厚長大の大衆を運ぶ旅客鉄道会社。古い業態6社→2社へ整理
映画会社:3社
新聞社:2社
食品:1社
不動産:1社
TV放送局:1社
スーパーマーケット:1社 W。ダイエー。薄利多売では球団経営は無理だった
ゴルフ場開発:1社
ライター:1社
市民:1
映画会社:3社
新聞社:2社
食品:1社
不動産:1社
TV放送局:1社
スーパーマーケット:1社 W。ダイエー。薄利多売では球団経営は無理だった
ゴルフ場開発:1社
ライター:1社
市民:1
その2社も変節した。
その他省略
阪神タイガースの順位成績と親会社の業態の遍歴を言い表すと、高度成長期まで安定的成績を保ってきた球団。
その後は他球団の経営努力もあって、チーム成績は不安定になり、やり方次第では一気に最下位に沈むことも度々になった。
阪神球団の<暗黒時代>とは1985年西武を破って日本一になった翌々年の1987年6位~~1995年阪神淡路大震災によって、鉄道など設備に大打撃を受け、新甲子園ドーム球場計画がとん挫し、大量の転換社債発行で復興資金集めをしていた時期のチームへの資金供給の先細り期間を跨いで、
↓
野村克也 (1999ー2001)
1999年 6位 55勝80敗
2000年 6位 57勝78敗1分
2001年 6位 57勝80敗3分
↓
星野仙一 (2002ー2003)
2002年 4位 66勝70敗4分
↓
までの14年の長きにわたる時期を指す。
<14年間の各順位の合計>
W。作成、シーズン中の途中交代は勘定に入れなかった。
(途中交代は2回
>6位 11回
>5位 2回
>4位 2回 中村勝広
1993年 4位 63勝67敗2分
1994年 4位 62勝68敗
1994年 4位 62勝68敗
>2位 1回 中村勝広
1992年 2位 67勝63敗2分
***************
<中村勝広> (1990ー1995途中)
1990年 6位 52勝78敗 マイナス26
1991年 6位 48勝82敗 マイナス34
1992年 2位 67勝63敗2分
1993年 4位 63勝67敗2分
1994年 4位 62勝68敗
1995年 6位 46勝84敗 (シーズン途中監督交代のため合計成績)
W。長く2軍監督を務めた。順位を平均すると5位。
2位1回と4位2回で決して最下位塩漬け状態ではなかった。
DH、交流戦はなかったし、他チームも今ほどスポーツ経営努力があったとはいえない
両監督と選手間に、金本監督のような関係はなかった。
阪神内外を取り巻く環境が、まるっきり違うのである。現在は、やり方を間違うと一気に失速するような厳しい状況である。間違いがあれば早急に是正しなければ、手の施しようがなくなる。
この坂井オーナーの認識は
寝言、うわ言、自己中の極みである。もっともたかが野球なのだが。
「再建するという言葉が適切なのか。出直すという言葉が適切なのか。1度、つぶしてしまって、新しくつくっていく言葉が適切なのか。新しく第1歩をスタートしていける体制を早くつくりたいと思います」
金本等に任せたら何とかしてくれるというのは、大間違いだった。
超変革ーー革命が成功するのは超変革、革命勢力に既成体制を刷新できる具体的能力とその体制が用意されいる場合だけであり、ソレらは変革勢力の内部に実戦的に蓄積されているのである。
金本矢野 等には監督コーチとして成功する要素は何もなかったといて良い。選手時代と監督コーチの世界は別次元なのに彼らは混同しっ放しである。何よりも監督コーチの資質がない。悪くなる一方で是正しようがない。
来季続投をやれば、藤田平状態で騒動を引き起こし途中交代になる。
<吉田義男> [第2次] (1985ー1987)
1985年 1位 74勝49敗7分
1986年 3位 60勝60敗10分
1987年 6位 41勝83敗6分 ←借金42
1986年 3位 60勝60敗10分
1987年 6位 41勝83敗6分 ←借金42
<藤田平> (1995途中ー1996途中)
1995年 6位 46勝84敗 (シーズン途中監督就任のため合計成績)← W。 借金38
1996年 6位 54勝76敗 (シーズン途中監督交代のため合計成績)
<中村勝弘>(1990ー1995途中)
1990年 6位 52勝78敗
1991年 6位 48勝82敗 ←W 借金34
1992年 2位 67勝63敗2分
1993年 4位 63勝67敗2分
1994年 4位 62勝68敗
1995年 6位 46勝84敗 (シーズン途中監督交代のため合計成績 <中村勝広> (1990ー1995途中)
1991年 6位 48勝82敗 ←W 借金34
1992年 2位 67勝63敗2分
1993年 4位 63勝67敗2分
1994年 4位 62勝68敗
1995年 6位 46勝84敗 (シーズン途中監督交代のため合計成績 <中村勝広> (1990ー1995途中)
吉田義男 [第3次] (1997ー1998)
1997年 5位 62勝73敗1分
1998年 6位 52勝83敗 ←W。借金31
野村克也 (1999ー2001)
1999年 6位 55勝80敗 ←W。最大の借金25
2000年 6位 57勝78敗1分
2001年 6位 57勝80敗3分
http:阪神タイガース歴代監督通算勝率比較 | 阪神タイガースデータリサーチ
星野仙一 勝率558 280試合 153勝121敗6分
真弓明信 勝率508 432試合 213勝206敗13分
和田豊 勝率493 575試合 273勝281敗21分
吉田義男 勝率 487 1052試合 485勝511敗56分
中村勝広 勝率441 731試合 321勝406敗4分
野村克也 勝率415 411試合 169勝238敗4分
藤田平 勝率382 170試合 65勝105敗
星野仙一 勝率558 280試合 153勝121敗6分
真弓明信 勝率508 432試合 213勝206敗13分
和田豊 勝率493 575試合 273勝281敗21分
吉田義男 勝率 487 1052試合 485勝511敗56分
中村勝広 勝率441 731試合 321勝406敗4分
野村克也 勝率415 411試合 169勝238敗4分
藤田平 勝率382 170試合 65勝105敗
2016年7月10日現在
阪神タイガース順位表より
85試合 35勝 47敗 残り試合58