2017年 7月9日 <日>
本人計測
血圧 血圧 116 脈拍 68 OK
廊下ウォーキングはやめたという。覇気のなさそうな顔。
もらった薬が見当たらない(7日分)
>この日、当方に対する人物誤認を初めて確認。
>現在は、脳内当該箇所における編集障害だけでなく、人物光景のインプットにも障害を確認する。
>また前頭葉の理解判断力も弱くなっている。
>仕方がない。
2017年 7月11日 火曜日
>朝 血圧 68 44 脈拍 69 ←降圧剤が効きすぎているのではないか?
ウォーキングは中止している。意欲低下。
スーパー帰宅後 105 72 64←低血圧状態の歩行は、転倒の危険性がある。
2017年 7月 13日 木
血圧 127 63 脈拍 90
>便秘で昨夜から苦しむ。
座薬を買いに行った寄り道して、N氏にアドバイスを受ける。
座薬と浣腸を買い込んで帰宅すると、一気に2,3日分の便が出てすっきりした、痔の痛さはないという。
本人が信頼するが信頼するヘルパーさんがうまく対処してくれたのか?
やはり困ったときに対処する言動に違いがあるのか?
昨夜はベッドに小便を垂れ流し、寝具を濡らす。当方が洗濯して干す。
>この日は旧列な認知障害が出た。
私が二人いる、という錯覚に愕然とする。
>現在は人物誤認がもっと細切れ多数になっている。
2017年 7月 15日 土
血圧 120 63 脈拍 67
昨日、要支援2 から 要介護1に等級アップ
手段的日常生活動作に不安が出ている。
理解力判断力の低下も目立つ。
2017年 7月 16日 日
往診 7月11日
薬、14日分あり。←この間薬を全く飲んでいない模様。服薬の自己管理ができないということは、要介護1に相当する。
>留守番にも問題が出ている。時間の感覚がうまく機能していないのだろう。
>金銭感覚にも問題が出ている。
服薬管理がやりやすいように工夫する。
>その後改良し、現在は、薬の分封に順次日付を打ってもらい、日付、曜日が上段に大きく出る電波置時計を設置し日付順に吊り下げた分封の帯で確認して服薬してもらい、当方がチェックしている。
飲み忘れた分封は日付と朝夕の垂れ下がり帯の形態が違ってしまうので、帯から外すようにしている。
私がかかわる以前は、この程度のこともやれてなかった。
もっとも本人の日常生活動作は非常に規律正しいこともあり、外側からの観察では実態がわからなかったこともある。踏み込んでケアする者がいなかった。
2017年 7月 18日 火
要介護者は年齢層が上がるとともに認知症の割合が高くなっている。
要介護認定者の4割弱が認知症
~数値は、認知症の前段階MCIを含むものと思われる。~
70~74 28,8%
75~79 35,7%
80~84 38,22%
85以上 46,9%
認知症の介護者
配偶者 28,7%
子ども 27,3%
合計 56%
子どもの配偶者 9,7%←意外に少ない。
血のつながりがない人の認知症介護は厳しいのか?
その他 4,9%
不明 25,1%
~~~
以下の数値は認知症患者を含むものであるが、被介護者全般の数値であるとおもう。
↓
要介護度と外出状況
要介護1
ほとんど毎日外出 週4~5日 26人/15,3%
週1回 38人/22,4%
月に1回 17,1%
めったに外出しない
*よく外出している人と引きこもりに2分解しているが、意外に外に出ている。
要介護2
>外出しても、道に迷ってしまう可能性が出てくるが、それでもよく外に出ている!
動物は暗い死の床に横たわるよりも光を求めて死にたがる。
アルコール認知症の彼の最後もそうだった。
~~~
介護に対する負担感
要支援1 負担感じる 感じない どちらでもない
38,4% 30% 31%
要支援2 40% 27,9% 31,4
要介護1 53% 25% 21,4
要介護2 47,6% 19,8% 32,5
要介護3 59,2% 21,1% 25,4