12月17日(月) 21:00
隣の患者さん(推定年齢80歳越え)、いっぱい薬を飲んでいて看護師が確認するも「わからない」と。
盛んに寒いと訴えている。空調設備管理が杜撰。吹き出し口のフィルターに埃が一杯くっ付いている。あちこちの部屋で寝具類をバタバタするので定期メンテナンスだけでは追い付かない。
ま、設備管理の要諦は余計な仕事を増やさない、ということ。
12月17日(月)
>明日の午後、医者がカテーテル挿入口の右足の付け根を確認後、OKを出し抜糸するまで、右足は固定したまま、で我慢するように言われた。
尿を垂れ流しても良いように膀胱まで、チューブを差し込んでいる。
>もっともベッドを立てたとき、尿をしようとしたが、尿意の感覚がなく、出ているのか出ていないのか全く分からない。
出ていないという感覚が強い。
術前に水分は控えた。
尿管はつけない方がよかった、と後から痛感した。
尿管を膀胱まで差し入れ引き抜いのときに、神経の集まっている繊細なペニス部分の尿道を少し傷つけ、尿を出るとき痛感が走る。
>それで排尿だけでなく排便にも支障をきたし、術後の体調自己管理に悪影響を及ぼすことが体験的にわかった。
もっとも術中に尿を垂れ流しがあるかもしれないが、尿管を外した後、便器に座って用を足すとき尿道が痛くて、大便さえそのためにストップしてしまった。
自分の感覚では、手術前に、食事水分補給は控えめにしたので、10時間程度は尿をしなくて不便は感じないので、尿管差し込みは必要ない。
どうしても尿を出したいときは尿瓶で良い。
ただし、看護の側に手間がかかる。
*術後の尿道痛への対処方法がかなり後になってわかった。
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便器の前に立って、尿だけ先に出すこと。これに尽きる。
水は高いところから低いところに流れるという自然の法則に従って、膀胱からペニスの先端までの角度をつける。
こんなことはどこにも書かれていない。
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持参ペットボトルの水、200ミリリットルを指示。プラステックの計量カップをコップ代わりに持参してきた。形振りなどどうでもよい。
食事の都合で、あげたベッドを水平に直していない。ナースコール。あきれる。
来訪した看護師は無反応に元通りの水平に直すところを見ると、もしかしたら、若干角度を付けたベッドに横たわった方が、右足固定の横臥には都合がいいのかもしれないとさえ思った。
仕切りカーテンをきちんと閉め切っていないので帰るときに指摘。
Wは生意気、嫌味だな。
12月17日(月)
カテーテル挿入部の右足付け根固定したまま、肩から腰に掛けての大きな筋肉が凝っている。左右に振ってストレッチ。
体温36,9度
血圧 119 70
脈拍 70←普段のWの脈拍は60程度なのに入院中、退院後、脈拍は70~80のまま、現在は徐脈剤服薬。
結局手術前のWの体調は絶好調だったのに、手術をしてから、明らかに心機能が落ちたと意識する。
左心房の方々に火傷絶縁の状態を維持すること(心筋は増殖しない!火傷は火傷のまま!)が発作性心房細動への対処方法なのだから、そうした心臓が不自然状態なままなのは明らかである。
>心筋症のWは今までそうして来たように不自然上体の状態化になれ、自分なりの運転方法を見出していくしかない!
5時間を要した手術の内容から、手術をした方が将来の突発的心臓事故への備えができると割り切るしかない。
また、たとえ1週間の入院生活で、なるべき寝たきりにならないように院内で動くことを心掛けていても、体力低下はびっくりするほど、大幅だった。
>いつも楽々やっていた階段上下運動の途中で、ひざから下の筋肉の脱力感がひどく、立ち止まって無念の深呼吸。
>ところが、翌々日にはウォーキング2キロ、スロープ階段上下運動600段ができるようになって自信がわいてきた。
12月18日(火) 4:30 夜は長し。
>手術後、抗生剤の点滴をしている。胸には心電図のモニター。
SLEEPしないつもりで挿入口の検査まで待つ。
看護師の一言に入院生活が延びる、と勘違いした。
関係各方面への電話連絡の本数5本。内容も確認する。
12月18日(火)
身体が熱い。食欲はある。のど鼻の調子がおかしい。
>のどは5時間に及ぶカテーテル治療の間、喉から食道に差し込んだ手術中の心エコーの管が痛めたものである(食道から差し込んだ方がろっ骨などが邪魔しないので手術モニター画像が良い)。
12月18日(火)
体温37度
オペ中鼻詰まりでのどで息をしていたのか、のどの表皮がひりひりする。
タンに血が混じる。
食欲はあり、通じもある。
>8時に医者が来てCA止血テープをはがすらしい。
>3~4センチのCA傷口をぬって、止血テープで強固に固定してから、17時間が経過したことになる。
その後点滴を外して、ぼちぼちかな。
12月18日(火) この時点でまだ抗生剤の点滴はつけたまま
いつもの朝食は7;00.
7:42になってもまだ持ってこない。
医者が来るのを待って朝飯なのかな。
遅れを説明してほしいものだ。
念のため向こうの段取りをナースコールで確認する。
↓
尿管を抜いた後、痛くて尿を止めてしまう←男の看護師の作業だった。
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医者が来て、傷口を診て止血テープをはがし抜糸した後、遅れた朝食だった。
12月18日(火)
心電図 レントゲン検査。
1F外来で近所の長老を見かけ立ち話。
Oさんがなくなったこと。
「香典料はいくらだ?」と聞かれた。Oさんはしまり屋。
来年で90歳になるOさんは前立せん癌が腰の骨に転移。対人風で面白い人。
いろんな経験をしているのでたじろがない。
点滴キャリアーを横にWの入院説明をする。
「いい血色なのにどうしたんだ」と。
大したことはない。今すぐでも帰れる体調だがコレ(点滴)があるから、と言っておく。
12月18日(火)
老人たちの面会がうるさいな。デイルームに逃避しよう。
どうでもいいことをあれほど喋れるな。あんなのおしゃべりと同じレベルに男が付き合っている。
12月18日(火) 13:56
点滴外れた。外れた時点で入院延長はなくなった。
これで帰る見通しがついた。
*カーテン1枚越しの隣の老人が一晩中、枕もとのライトをつけっぱなしにしているのでアイマスクを持ってきてくれるように頼んだが、退院まであと2,3日なので断る。
12月18日(火)
尿道痛を解消するために歓談上下運動をゆっくり。合計6階分3,5上下。
ペニスへの焼酎力が緩和して尿が出た。
余りたまっていなかった。
<次回に続く>