ザンバラ髪の無残な姿で惨殺されていた。一族郎党の多くは戦場に倒れ、敗走する太郎につき従った最古参の側近、邦夫も太郎のあまりの迷走ぶりにもはやこれまでと見放した。
それもこれも普段の大口とは打って変わった戦場での大将太郎の優柔不断、無能に原因があった。しょせん太郎は一族郎党を束ね雌雄を決する戦場で勇断を発揮できるサムライ大将ではなかった。
ほんと。 今が平成21年でよかったね。太郎さん。戦国の物騒な世ならとっくの昔に土民に身ぐるみ剥がれた惨殺体で転がっていた。今はどうしたことか麻生太郎は名ばかりとはいえ大将のまま敵の大将と「討論」なるものをやらせてもらえる。ありがたい時代の進歩か。いや違う!厳密にいえば歴史の進歩と言いなおしておきます。数百年単位の物語が歴史です。
本来、骸であるものが生かされて屁理屈を言わせてもらえる。再度、歴史の進歩とは何であるか確認しておきたいのです。やっぱ、いろいろ言うけど最後の解決は暴力というのはよくない。
ぐだぐだ話し合って、最後は衆の選択に任せる。
いいんじゃないですか。
でもいろいろあるもんな~。
歴史の歯車は今までは暴力の潤滑油で回ってきた事実。
暴力、戦争が歴史の産婆さんであったなんて看過する過激な方もおられる。
ま。現状。平和主義でいきましょう。
衆が力を合わせて包囲し、止めをさす。武器は一票の力だ。今のところこれしかない。
本当は違うんだけどな~。
猿の惑星。私の過去の記述があります。映画評論ですが見てください。
暇な方は見てください。