反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

2014-09-07から1日間の記事一覧

川崎長太郎の「徴用行」の前回の評価は野坂昭如「火垂(ほたる)の墓」の戯作文調と比較して間違い、と解った。西鶴、「方丈記」まで遡った我流私小説論で、純私小説は歴史資料としての意味しかないとする。

前回の川崎長太郎「徴用行」を反俗日記の活字にしながら、私小説であろうが何であろうが、作品としての出来映えに疑問を抱いていた。 ~なお、野坂昭如「火垂(ほたる)の墓」の劇的シーンを選んだが、時間不足で引用できなかった。次回に回す。 戦争×(と)…