反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

未確認、世界情勢

第一回。反俗日記2015/3/13(金) の問題意識を継続して、冷戦体制とその後から現状までのロシアの政治経済を探索。

反俗日記2015/3/13(金) の問題意識を継続するために、冷戦体制とその後から現状までのロシアの政治経済を探索することにした。 具体的な素材はこの帝国主義論の第3回掲載にさしはさんだ、島田雅彦「徒然草inUSA」であった。 こういう見方はもっともらし…

現下の中東情勢を想像してみた。

ニュース源に信頼が置けない。大前研一の著書によると中東の情報源として、衛星放送局アルジャジーラ を流しっぱなしにしているという。 1冊の著書を読んだ限りだが、情報処理がきちんとできていると見た。したがって、アルジャジーラの情報に注目する。 解…

世界経済統計作成ツールによる基礎的経済条件の日、米、英、仏、独の比較。グローバル化が進む中でどの先進国も市場や政府、財政、不安定化。国民は将来不安、雇用不安。数値比較から日本国民は悲観し過ぎ、と結論。

日本の主要項目のパフォーマンスを米英仏独との比較してトータルとしてみた感想は、今の日本国民は、経済問題に関しては必要以上に騒ぎ過ぎ、と云う事。 悲観し過ぎている。 よく考えてみれば、バブル以前の日本のパフォーマンスがそのまま持続していれば、…

歴史的退潮不可避の米国は東アジアにおけるハブ的管制高地をテコに、偽冷戦体制を主導的に画策。激動する世界市場の再編期に排外によって国内支配体制維持を求める5カ国支配層は其々の思惑で偽冷戦体制に相乗り。

4月13日。あれほどマスコミ政府が大騒ぎを演出した北朝鮮の弾道ミサイル打ち上げは大気圏外に達する前にに空中分解したという。あっけない幕切れと云うほかない。 これからの時代の基調は、この程度の事は端緒に過ぎず、今から大騒ぎしているようでは、日…

内閣府の毎年二回、発表の「世界経済の潮流」は解り易く公平な現状分析資料。上半期タイトル「歴史的転換期にある世界経済ー地球的一体化と新興国のプレゼンス拡大」下半期「減速する世界経済、狭まる政策余地」

関係省庁の発表する報告書、論文などの資料の一部はネットに公表されている。 それなりにキチンとした分析の上に立って客観的に論旨が展開されているので、株屋さん紛いの方や素人のイデオロギー中心の論旨よりも、じっくりと読み込む価値がある。 今回、米…

ドイツ統一の脅威から、91年EU通貨統合合意へ。英ポンド不参加の独仏主導の2012年財政規律強化の新条約合意へ。国内域内、経済停滞から脱出不可能な先進国支配層は金融寡頭支配強化によって国民収奪。

以前、世界的ベストセラー「帝国」の著者、アントニオ、ネグリの故郷で、長靴の様な恰好をしたイタリアの踵の部分の経済的繁栄を知った時、自分の知っている(勿論知識だけ)イタリアとはずいぶん様変わりしているなと想った。 あの辺りは南イタリアの典型的…

TPPに絶対反対する。危機の時代に政治選択を誤ってきた官僚に政治方向を委ねる事だ。大局的政治判断能力、希薄な官僚に政治が従属している。戦前日本の失敗の再現とみる。

昨日の記事は競馬とTPPを無理やるこじつけたモノとなった。みっともないところはあった。 しかし、出鱈目ばかりではない。それなりに考えている。 その中で土曜京都競馬の10レースを取り上げて、JRAギャンブル官僚の無能ぶりを実証した。 実際のレース結果…

自民党政権下の外務省、東アジア共同体模索からバブル崩壊後の米主導の韓国、中国不参加のTPP路線への急展開。この大枠に小沢弾圧=民主政権打倒、新市場原理主義、大震災原発事故、大増税、が埋め込まれている。

昨日に続き、東大教授、カン、サンジュンさんの「政治学入門」の東アジア分析をたたき台に持論をできるだけ展開していきたい。能力不足で識者の描いた絵を批判的に検討することしかできない。幸いカンさんは広い視野に立って公平に論じている。 彼は東北アジ…

グーグル検索のアメリカ現状分析は原理原則なき株や議論に終始。エマニュエル、トッド「帝国以後」に立ち返り、、アメリカ分析の基本視座を再確認する。

今日、ようやく、筋トレの強度を以前に戻すことができた。 最近のアメリカはどうなっているのかな、と想って検索して見たが、株やさん的記事ばかりだった。 もっとも、株やさん的需要ばかりだから、その観点からの記事ばかりになる。 大学の研究室の基礎議論…

ビンラーディン殺害と9、11事件。1941年12月7日、真珠湾攻撃と8日、対日宣戦布告から12月11日ドイツ、イタリア宣戦布告へ。1964年トンキン湾事件とベトナム戦争。

今年の連休は大陸方面からの黄砂で街がどんよりと曇ったような状態。 ネットの宇宙からの写真を見ると、ユーラシア大陸中央部には西から順番にタクラマカン砂漠、ゴビ砂漠、黄土高原、内モンゴル自治区と、乾燥砂漠地帯が並んでいる。 日本まで到達する黄砂…

中国、ロシア、日本、アメリカ、小沢一郎について想っているままを書いてみました。

古くて新しい課題が浮上してきている。 アメリカの国内構造は世界のピンポイントで小劇場型戦争事態を必要としている。戦争的瀬戸際外交は何も北朝鮮だけでない。いや、むしろこう言える。 アメリカという大きなメダルの裏側に北朝鮮がピッタリと張り付いて…

11、13、14(土、日)横浜開催APEC。ネットでは警察や主催側情報の大洪水。

この集りの実態やそこで話されている内容は拘束力のない意見交換、大きな方向性の確認にとどまるモノである。其れを過去、機構といってみたり、会議と表現するのは、この集まりを大袈裟なモノとして政治的に押し出し、日本国民の中に、その方向にしか国のい…

今風マクロ経済学の現状分析はダメ。もっとマクロ的視点で眺める必要あり。

いろいろなマクロ経済学による現状分析を読んでいると、今一どころか、今三ぐらい納得できないところがある。 確かに現状は分析する通りなんだが、個別、アメリカ経済、ヨーロッパ経済、日本経済、中国経済の分析をして、相互関係といえば、せいぜい、二国間…

世界経済の混迷は長期化する。その付けを弱者貧困層に回す官直人。

経済や社会が根治的の混乱し、出口が見つからないような状況の中では、その問題点を身を以て感じる事ができるのは、まず何より、弱者貧困層である。それ以外に社会、経済を本当に外部の視点で観察できる人である。 過去の歴史的混乱期、全てそうだった。 >…

賭博場と化した為替市場の背景には世界金融制度の問題、カネとモノの過剰、世界経済の歴史的地殻変動があり、今後、経済的激震に至る。

急速な円高による日本経済のロスに対する政府日銀の金融対策が決定された。 俗に買いオペと称されるモノで義務教育では教えてくれないが、高校の教科書では詳しく説明されている。 日銀のやり方やその効果のほどは説明の通り。おそらくアメリカのFRBの金融緩…

今の世界経済の現状に対して日本政府がやれることはない。

最近の為替市場の急速な円高の進行、これと連動する日本の株式市場の落ち込みに対してNHKのニュース番組では日本の金融当局の長期に渡るゼロ金利政策、アメリカ、ヨーロッパ金融当局の個別事情から、日本政府の対策は見出しづらいとの、まっとうな報道をして…

アフガン、パキスタンは特殊地域。軍事力で制圧できない。日本にできることはない

岡田外務大臣は日中首脳会談後、中東経由でアフガンのカブールに到着し、現地視察、カルザイ「首相」と会談した。会談では教育、職業訓練などの民生支援をカルザイに提起した模様。 ただ問題は日本政府は03年より国連で始めたタリバン兵士の武装解除を前提…