反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

日本の地域共同性やコミュニティは、市場原理やグローバリズムへの対抗軸として機能しない。他者排除、上意代行下達のムラの刻印は、その時代の要請に沿って、東アジア東端の付加体列島原住民の身体、社会、文化、~

「市場」金子勝 岩波書店 1999年 第3章 市場の匿名性と暴力性 <信用と共同性> (自立性の要求と共同性の要求を同時に抱える近代的人間の分裂⇔市場とコミュニティの問題(金子勝) >W。日本ではキリスト教的コミュニティ(地域共同体)は存在せず、他…

ポラニー「大転換」再考。ポラニーの論点は市場自由主義の根源的批判ではなく、それを拡張するファシズム普遍論と新自由主義に至る。

*カール、ポラニーの「大転換」関連の記事は前回で終了するつもりであった。 ところが、大著に張り付けたタブを引きはがしながら、ページをめくっていると、今まで記事の中でのポラニー批判をもっと深める必要があるのではないか、想いなおした。 >結論的…

最終回。ポラニー「大転換」の論点。典型的な相対主義、二元論。温い議論。自己調整的市場に先行する時代はポラニーの牧歌的な互酬ー再分配ー家政の行動原理と云うよりも、資本の過酷極まりない原始的蓄積期。

前回に続いて、ポラニー「大転換」の訳者 野口建彦の各30章冒頭の要約を考察する。 第3章 「居住か進歩か」 W。キーワード 囲い込み(16世紀~17世紀)→産業「革命」ウィキペディア「イギリスの産業革命は1760年代から1830年代までという比較的長い…

カール、ポラニー「大転換」を訳者の各30章のまとめを軸に批判する。

W。訳者 野口建彦「大転換」30章冒頭のまとめの要点を記す。野口の各章ごとのまとめは、大著の饒舌な本文を読み込んで、何とか経済理論として成立させようと、よくまとめている。 なお、本文の経済人類学?的記述は、産業革命と近代以降の経済の社会から…

国家ーグローバル資本複合体の基礎資料~参考資料1~7。

2015/8/18(火) 午後 7:53 国家ーグローバル資本複合体の基礎資料を大幅に挿入~参考資料1~7。はポラニー「大転換」と直接関係がないので、削除して単独の課題とした。 ポラニー「大転換」は訳者、野口建彦の30章の冒頭のまとめ、を淡々と記事にすること…

カールポラニー「大転換」の論点。

カールポラニー新訳『大転換』 2000年東洋経済新報社発行 野口建彦訳。 (1)本書の構成上の特徴。 A、この本は経済学の著書ではない。19世紀最末期から1930年代初頭までのヨーロッパ中心の経済史の通史であり、一般教養書に分類されるのが適切…

2015年8月15日。「誰もいない海」You Tube。宮沢賢治遺稿、「眼にて言ふ」。詩「出征」 向井孝。野坂昭如「火垂るの墓」。宮本百合子1932年特高取調室実録「刻々」。国定忠治<酔って死んじゃ>

誰もいない海 - Wikipedia 誰もいない海 ー 大木康子 - Wikipedia 作詞山口洋子 (詩人) - Wikipedia 作曲者内藤法美 - Wikipedia https://www.youtube.com/watch?v=HbowFXNcOxA 二木紘三のうた物語より、引用 1 今はもう秋 誰もいない海 知らん顔して 人が…

1、PKF法から安保法制事態へ2、朝鮮戦争と日本~防衛研究所~研究文 第一部 日本の貢献(4) 第二部 「再軍備」(3) 第三部 日本に及ぼした影響(3)←安保重要資料 3、ドイツの軍事化←未知情報

参考資料 <朝鮮戦争と日本>http://www.nids.go.jp/publication/mh_tokushu/←W。各項目は重要資料 ~防衛省 防衛研究所~ 朝鮮海域に出撃した日本特別掃海隊―その光と影― 引用 W。安保法制は、 >秘密保護法、日本版NSAによって、関連情報を覆い隠すと…

戦争と平和。

早朝、窓を大きく開けて外を見やりながらストレッチを始める。いつも見慣れた数十メートル先の街路樹トウカエデの大きな緑の茂みに2~3枚の赤く染まった紅葉を見つけた。早朝の緑鮮やかな茂みの中に赤く色づいた紅葉のコントラスはたった2~3枚でも映え…

安保法制の背景、現状将来を探る。

前回に続き安保法制を考えてみる。 (1)前回の記事の繰り返し。集団自衛権という用語を独り歩きさせてはいけない。 理由 自民党、公明党政権(次世代の党大賛成)の個別自衛権→集団自衛権の解釈改憲OKを前提とした軍事理念用語である。(国連憲章、日米…

日本国憲法~1)集団自衛権→2)新武力行使の3要件~3)安保法制。超曖昧、恣意的判断を許す2)を3)に刷り込んで運用する問題性。トータルして論理性全く欠如。

前回の記事では<新武力行使の3要件>と現在、参議院特別員会で審議中の<安保法制>の関係をはっきりさせないまま記事を作成していた。気になっていたので、その関係も含めて調べなおしてみた。 イロイロ調べてみた結果、記事のこの問題に対する主旨は間違…

~南シナ海の機雷除去、首相「集団的自衛権で対応~」首相は29日の参院特別委員会で、集団的自衛権を使って南シナ海で機雷除去を行う可能性について、『(武力行使の)新3要件に当てはまれば、対応していく』と。

~南シナ海の機雷除去、首相「集団的自衛権で対応~」 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150730-00000001-asahi-pol 朝日新聞デジタル 7月29日(水)23時56分配信 。 「安倍晋三首相は29日の参院特別委員会で、集団的自衛権を使って南シナ海で機雷除去を…