反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧

四国88か所遍路 ネットで見つけた面白そうな記事。~ 四国八十八か所犬連れ巡礼、アメリカ人記者が歩いた四国お遍路etc~

W。前回の記事のYAHOOブログのフレームがトラぶっている。原因と訂正の仕方が分からなかった。正常画面に新規投稿し出直すことにした。 ちょうど、前回の記事の末尾に挙げた、四国88か所遍路 ネットで見つけた面白そうな記事。 四国八十八か所犬連れ…

NHKビデオ四国遍路88箇所の旅~著名案内人の中では「寺と寺の間を巡る過程が大事」と云う年配の女宗教者の言葉が、一番印象に。論文 四国88か所巡礼の動態、森正人~四国遍路の商品化~

戦後から1980年代までにみる四国88か所巡礼の動態 ~マス・メディア,観光とのかかわりから~ 森正人 http://miuse.mie-u.ac.jp/bitstream/10076/10307/1/10A10049.pdf W。本文の下地にした論文の(2)四国遍路のステレオタイプと巡礼者の階層> ↓ このような語…

「死刑執行人の歌」ノーマンメイラーが描きたかったもの。マッチョ系作家の系譜メイラーとヘミングウェイ、マイケルムーア。「斧、熊、ロッキー山脈~森で働き森で暮らす~」クリスティーンベイルとヨイトマケの唄。

「死刑執行人の歌」 ノーマン・メイラー - Wikipedia 1923年 - 2007年 同文書院 上巻のみで、ギルモアが死刑執行を望むところまで物語は進んでいない。 *** メイラーとアメリカンマッチョ系作家の生きざま、作品傾向で、ついアーネスト・ヘミングウェイ -…

「良寛」井上慶隆著を主題に、良寛さんを考える。父山本以南が破滅型の地方インテリであり、その子供たちにも破滅型のタイプ。←キーワード。良寛が破滅しなかったのは、無抵抗主義哲学に徹したから。

225ページ読了。作者、井上慶隆さんの専門は郷土史で、その方面から、客観的に良寛の実在していた当時の周囲の社会状況を描き出すことで、本人の意図する以上に、従来の清貧一方の良寛像を是正することになっている。 例えば、次のように。 W。献立まで…

昭和文学全集、武者小路実篤。「井原西鶴」~元禄浪速の風流に徹底する粋(スイ)と東京江戸の粋(イキ)の違いを区別して徹底批判~「愛と死」~恋愛物語が説教小説に~その政治思想を作品を通じて問う~

<井原西鶴>.作者のとんでもない勘違い、思い上がりに読むに堪えない。 昭和大全集3小学館 人と作品 紅野敏郎、より引用 「①僕は伝記小説を書くとき、その時代を無視しないつもりだが、それを自分の生命と交渉する生命(W、西鶴)を書きたい」 W.西鶴は…

記憶力思考力の衰えが激しい時期になって、<学びの初期化>。頭の中までシューシュポス的不条理が支配。先を急がねば/志賀直哉「万歴赤絵」で証明。犬好きは得てして種属によって好き嫌いが激しい人が多い。

しまった。前日書き写した、武者小路実篤の<牟礼随筆>がブログ画面から消えてしまった。ウィルス対策ソフトのスキャン終了で、電源をきるようにしたのがいけなかったのか、余計なことをしなければよかった。 本を書きうつすのはしんどい。以前、スキャナ…

昭和文学大全集3 志賀直哉 「盲亀浮木」~クマ~(愛犬)短編を長文引用。志賀直哉のキャラ、小説技術が良く出ている。写真のクマは見栄えのする堂々たる犬。どう見てもセッターである。

昭和文学大全集3 志賀直哉 「盲亀浮木」 W。盲亀浮木の意味 - 四字熟語辞典 - goo辞書 仏教講座|親鸞聖人はなぜ、人間に生まれたことを喜べと言 ... クマ 「~帰ろうとすると下から二番目の娘が一匹の子犬の首に両手の間に挟んだまま、、しゃがんでなかな…

志賀直哉「暗夜行路」。数十年前に訪れただけで書いた大山(だいせん)の有名なシーンについて。あらすじに、相当、無理、今更、付き合いきれない。短編「山形」引用で示す志賀のユーモア、フーテンの寅さん説。

今回「暗夜行路」はパスした。 高校3年生の春に全編を読んだ記憶がある。その前に、ダイジェスト版で読んだ。鳥取、大山の自然に時任謙作が心境を託していく所が印象に残ったように記憶している。大山山頂から見下ろした眼下の大自然の雄大なパノラマの描写…

志賀直哉の世界~太宰治「如是我聞」の執拗な志賀直哉批判、同調する坂口安吾「志賀直哉に文学問題はなかった」~W。検証。志賀直哉「内村鑑三先生の想いで」。

昭和文学全集第3巻 志賀直哉 里見とん(未読) 武者小路実篤 宇野活二 W。白樺派 - Wikipedia(1910年創刊の同人誌『白樺』。武者小路実篤と志賀直哉が発刊~W。志賀直哉の妻は武者小路の妹) 志賀直哉 - Wikipedia (1883年- 1971年) 里見とん - Wikipe…

村上春樹と司馬遼太郎、三代目古今亭志ん朝 - 井戸の茶碗 - 宋珉の滝

司馬遼太郎に目を通してみることにした。 確認作業のようなもので、元々評価は低く、相手にしていなかったが、「反俗日記」を書きながら、幅広い方面の資料にあたっていく内に、司馬遼太郎や村上春樹はそれなりに評価すべきではないかと思えるようになった。…

<補足> 「遥かなる革命~ロシアナロードニキの回想~」ヴェーラ、フィグネル著。

IWJの岩上安見さんの体調が悪くなっている、と知った。 【岩上安身のツイ録】風邪ではなく肝膿瘍と診断される、精密検査は明日。結果は追ってご報告します 2015.12.04 【岩上安身のツイ録】2日夜の体調のご報告とお詫び。日刊ガイドの拡散をぜひお願いい…

最終回、「ロシアナロードニキの回想」ヴェーラフィグネル著、田坂訳、1980年批評社。~多義的多元的現在的解釈可能。

フィグネルは、回想が読者の思考と行動の資料となることを念頭に置いている。コレが、大部の本を書くモチベーションである。 第25章 肩章 『どうしてあなたは私から文通を奪うことができるのですか、私はどんな過失も犯していません。(W、警務当局と、監…

第3回「遥かなる革命~ロシアナロードニキの回想~。新しい革命的世代の代表者である10歳20歳年下の新囚人の彼との間にあの越え難い溝、あの相互の心理的無理解は存在しなかった。

第2巻 第1版序文 「1921年12月に拙著『忘れ得ぬ事業』つまり単行本第一巻が出版されれから3日後に、1915年国外に残してきた草稿を私は受け取りました。 ~~ 今回の刊行の運びとなったシュリッセルブルグ要塞監獄(W、人民の意思党専用監獄)に…

第2回「遥かなる革命~ロシアナロードニキの回想~」田坂訳1980年批評社発行、とダイジェスト版「ロシアの夜~一婦人革命家の回想」和田春樹訳。

4 ツァーリの妃になろうと考える 省略 -------------------------------------------------------------------------------- 第4章 チューリッヒ 3 「フリッチ」会 P87 「一切の悪は、-ーと新たに形づけられた想念は私たちに答えたーー現存の経済関係…