反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

#その他文学

You Tube動画。【幼馴染・佐野史郎と語る「大昔」「昔」「今」「これから」(前半)(後半)。郷原信郎の「横浜から日本の権力を斬る!」⇒W。記事アップ後、横浜市長選、立候補表明⇒取りやめ。市長選2候補者(小此木自民系、山中立憲民主系)落選運動表明など目まぐるしい情報を掴んだ。横浜港カジノ誘致は住民投票で!の主張は衆愚利権政治容認。実入り少なくデメリット多いカジノには反対か賛成しかない。

ja.wikipedia.org 佐野史郎は昔から気になる存在だった。 引用 「1992年、『ずっとあなたが好きだった』の桂田冬彦(冬彦さん)を演じたことで広く知られるようになり、「冬彦さん=マザコン」となるほどのブームを生んだ。 冬彦役の影響から、「知的ながらも…

川崎長太郎の「徴用行」の前回の評価は野坂昭如「火垂(ほたる)の墓」の戯作文調と比較して間違い、と解った。西鶴、「方丈記」まで遡った我流私小説論で、純私小説は歴史資料としての意味しかないとする。

前回の川崎長太郎「徴用行」を反俗日記の活字にしながら、私小説であろうが何であろうが、作品としての出来映えに疑問を抱いていた。 ~なお、野坂昭如「火垂(ほたる)の墓」の劇的シーンを選んだが、時間不足で引用できなかった。次回に回す。 戦争×(と)…

安岡章太郎の世界。志賀直哉私論。本音を語った軽い評論。<変動為替制度と集団自衛権事態~東アジア情勢私論>

ノーベル文芸賞を個人的に授与する作家安岡章太郎さんの本音が声がする「志賀直哉私論」所録のエッセー的評論を抜粋していく。 <毒をもって毒を制す> 「その軍隊生活の間に頑健そのものだと思っていた私の肉体まで、本物の病気になった。その病気で私は戦…

村上春樹「ねじまき鳥のクロニクル(年代記)」の比喩的表現の成功と失敗。小説家の歴史的史実の取り扱い方において彼は正統派だが、史実を直接、読んだ方が面白い。

前回の記事の結論。 小説や映画はある程度の期間内では(無声映画、チャップリン映画までさかのぼると無理が生じる)評価の尺度があれば横並びにして、作品としての本質的な優劣の比較は可能だ。目の前に興味をそそる小説、映画がなければ、過去には、今も色…

安岡章太郎の世界。村上春樹「ねじまき鳥のクロニクル」。

図書館から15冊、気の赴くままに適当に借り出してきた。半分ほどは返して、後の半分は手元において、暇を見つけてじっくり読んででいると不思議にも、日中戦争、太平洋戦争と敗戦の時代にまつわる状況、事象が詰め込まれたものが重なっていた。 丁度、NH…