反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

#その他の病気

①孤族の国。case 16 息子介護の本音、言えた。②息子介護”の希望をさがして~NHK50代ディレクターの介護記録 、「息子」に介護される高齢者は17%に達し、初めて「嫁」を上回った。

孤族の国 朝日新聞取材班 ~ひとりがつながる時代へ~2012年 case 16 息子介護の本音、言えた 神奈川県川崎市 残業を終えて帰宅すると、母は出走直前の競走馬のような眼をしていた。明け方まで続く徘徊の前兆だ。「向こうに言ってろっ」。思わず頭をた…

認知症に対する理解を深めるために~認知症、脳の老衰説検証。全国キャラバンの認知症認識批判。小説「海辺の光景」。記憶できないのだから忘れたは間違い。

認知症とは脳の老衰との認識を維持しているWは、当然ながら認知症は病気ではない、としてきた。 >次のような厚労省推薦のオレンジキャラバン教科書冒頭の認知症に対する認識はかえって偏見と恐怖心をあおるのではないか、という疑念や反発もあるし、科学的…

認知症高齢者の<日常生活>自立度~重要な客観的指標の再確認~

認知症高齢者の日常生活自立度とは? 各レベルにおける判断基準と、実例など 日常生活自立度の判断基準一覧 日常生活自立度Ⅰ) 日常生活自立度Ⅱb) 日常生活自立度Ⅲa) 日常生活自立度Ⅲb) 日常生活自立度Ⅳ) 日常生活自立度M) 判断基準で重要な点 いつ?ど…

最近の記事の重要点を引用する。

① 現在の制度では、老人を在宅で介護をしようとすれば、介護にあたる家族が一人以上存在しなければ無理である。 >逆に言えば、介護保険における在宅介護は、介護にあたる家族がいることを前提としたサービス給付となっている。 **そもそも、要介護度が3…

引用と書き込み。続編。無理大きい在宅介護制度全体を見直せ- 見えてきた様々の欠点 -

老人の生活を社会でどう支えるか 介護保険の実施で、市民の間で介護が権利としてとらえられたことは評価してよいだろう。 なぜ保険料を払っているのにサービスがないのかを市民が考え始めるなら、それは一つの希望でもある。 もういちど、有料老人ホームか…

課題研究→在宅介護と介護保険制度。好論文発見。引用「無理大きい在宅介護制度全体を見直せ - 見えてきた様々の欠点 -

W。在宅介護、施設介護現場の実情を踏まえた見解であり、Wも常々そのように考えて現場担当者を前に偉そうなことを言ったことが何度もある。 もっともWの生意気な意見は介護保険制度発足当時の方が今の行政、事業者サイドの利益、都合が表面化している状況…

<ボランティア、ケア日誌>連載第11。エポックになった現金紛失事件。

2017年 10月 9日 月 祭日、体育の日 野戦病院化した在宅 8時半 TELで起こされ朝食ともにする 人物誤認にこだわった質問を投げかけてきて陰気な雰囲気になった。 予想通り低血圧だった。 82 52 72 早朝、TELで呼ばれて朝食を食べたWと、…

<ボランティア、ケア日誌>連載第9。怒り、イライラの対処法←その場からすぐに退散し、冷静さを取り戻す。理屈、説明、説得に走る者にはこの方法しかない。

2017年 9月 18日 金 <嘔吐の経過>と怒りの自重効果 顔の表情から、持ち直してきたようだ。 薬の副作用なのは間違いないがどの薬か特定できず。 また、分封で飲んでいる各種の薬との相性が悪いことも考えられる。 ①リュウマチの薬(商品名リューマチ…

<ボランティア、ケア日誌>連載第8。 ①見当識障害克服過程 ②もともと、大したことじゃない、なんで怒るの?と。思い込み、怒ったりイライラは何のメリットもないと教えられた。

2017年 9月11日 月 見当識障害の内省、克服回路を本人が明かす SLEEP ↓ 目覚め (周囲の光景が変わっていることに驚き混乱する) 部屋の大きな模様替えはダメージを与える **なじみの品物が展示されていることがケアにとって大事~ ↓ 時、場所…

<ボランティア、ケア日誌>連載第7.①「リロケーションダメージ ②見当識障害に立ち会って。

2017年 9月 10日 日 周囲の光景を確認しながら、自分の居場所を確定していく。一途に生きようとしている姿は神々しいとさえ思った。 自己規律の高い、几帳面な人、誇り高い人である。 午前11時、ベッドの敷布団カバー洗濯。Wの洗濯機を使った。 洗…

<ボランティア、ケア日誌>連載第6。2017年 9月15日金、オレンジキャラバン(認知症地域サポーター)2か所、受講決定。>内容には批判もあるが、勉強になったと今でも思う!

2017年 8月 7日 月 当方の部屋に違う人間が何人もいる、と云い「なんでやろう」と尋ねてくる。旧知の0さん一人しかいないが、当方は形を変えてその都度、何人も存在する。 脳内編集が機能しない。以前、映画の細切れ撮影と編集作業に例えて説明したこ…

<ボランティア、ケア日誌>連載第5。この歳になって変わらなければならない(自重)。が、情のない人、二重人格、自分のことしか考えていない、と。コレが培ってきたキャラクターのシビアな現実。

2017年 7月 28日 金 アドバイスをもらう。「切った方が良いのじゃないか」 自分のこれからの人生で、やることは何もなくなった。総括すると「敗北感」しかわいてこなかった。しかし小さなことでもよい、最終章において何かなすべきことはある。社会的…

<ボランティア、ケア日誌> 2017年 6,29 木曜日 転倒

<ボランティア、ケア日誌> 2017年 6,29 木曜日 転倒 ヘルパーさんが帰る直前、水屋の前で倒れる。 尻餅をついた状態で落下し、左頬骨を水屋の角で打撲。 ヘルパーさんの急報で駆け付け、慌てて力任せに抱きかかえようとすると、ヘルパーさんから鋭…

第9回 認知症サポーター養成講座標準教材~認知症を学び地域で支えよう~*教材作成協力者、斎藤正彦*「認知症」(関わり)を訊く*W資料 安岡章太郎「海辺の光景」

認知症サポーター養成講座標準教材~認知症を学び地域で支えよう~ *教材作成協力者、斎藤正彦 第1章(①~⑤、⑦,⑧) ■ 斎藤正彦 略歴 1952年生まれ、1980年東京大学医学部医学科卒業。東京大学医学部付属病院精神神経科にて研修の後、東京都立松沢病院精神…

第7回 『認知症の真実』著者・東田勉氏インタビュー  〝認知症〟は国と医者が作り上げた虚構の病だった!~ 認知症の「闇」に斬りこんだ介護ライターが見た「希望」とは?~

W。参考資料 弁護士会の読書 「社会脳からみた認知症」 著者 伊古田 俊夫 、 出版 講談社ブルーバックス http://www.fben.jp/bookcolumn/2015/03/post_4272.html 「 認知症の人には、「配慮を受けている」という自覚が乏しく、同僚に感謝の気持ちを伝えられ…

第6回、新しい痴呆ケアアセスメント 三好春樹 三大介護をちゃんとやることこそ、人間の尊厳を守るケア 「雑踏ケア」 薬を抜いて症状を引き受けるという覚悟

新しい痴呆ケアアセスメント - Wikipedia 三好春樹 上野文規 2004年刊行 問題行動の原因を知るためのアセスメント 問題行動の原因を脳のせいにしたらそこで思考停止することになる 問題行動の原因をボケだからだとか、脳細胞が委縮しているというのでは…

第4回 認知症高齢者と<介護支援caregivers(ケアギバー)> 中山慎吾~介護者の権利についての言葉集など~

W。 介護環境を包括的に眺めてみたい。 認知症高齢者と<介護支援caregivers(ケアギバー)> 中山慎吾 序章 介護支援者への探求 初めに 介護者(caregiversケアギバー直訳ケア提供者)とはだれか 家族介護者←欧米では多くの国が経済的支援を実施(無給介護…

第2回 認知症ケア~あなたならどうする~伊刈弘「之うそをつくのがつらい。嘘をつき続けてよいのかとても不安」~福祉業界慣れした対応というものがある。相手の個性を見抜けない一方的な対応を嫌う

<前回の続き>、関連書籍から考える。 1、介護現場の実例 症例ごとにケアの判断が点数で分かる 認知症ケア~あなたならどうする~伊刈弘之 医療法人さわらび会福祉村病院 医療法人 さわらび会 山本孝之 理事長 | 山本左近 統括本部長 兼 副理事 <気になる…

ホームヘルパーの認知症ケア実例集<要介護1>と介護認定の基準(イ)介護認定審査会の手引き。ロ) 認知症自立度 II以上の蓋然性。介護保険一次判定のロジック(6) 認知症加算 - リハ医

1、介護現場の実例 ① ホームヘルパーの認知症ケア実例集 ~具体例で学ぶ求められる援助~社会福祉法人 京都福祉サービス協会編~2014年刊行 要介護1 女性79歳 独居 アルツハイマー型認知症 認知症自立度 Ⅱb W、注2 寝たきり老人度A1 (主な病歴) …

日常的に接するリアルな実例から、傾聴すべき見解が述べられている。抜粋~~脳のはたらきからみた認知症 知的機能の基礎知識 ~~博愛会

脳のはたらきからみた認知症 知的機能の基礎知識 - 博愛会 W。日常的に接するリアルな実例から、傾聴すべき見解が述べられている。ネット書籍に氾濫する理論や解説よりもWが目の前の現実に即している。 Wの立場は、認知症の英語表現、 Symptoms of Dementia…

日常的に接するリアルな実例から、傾聴すべき見解が述べられている。抜粋~~脳のはたらきからみた認知症 知的機能の基礎知識 ~~博愛会

脳のはたらきからみた認知症 知的機能の基礎知識 - 博愛会 W。日常的に接するリアルな実例から、傾聴すべき見解が述べられている。ネット書籍に氾濫する理論や解説よりもWが目の前の現実に即している。 Wの立場は、認知症の英語表現、 Symptoms of Dementia…

スロープ階段上りは中止する

2011年東日本大震災、福島原発事故を契機に始めた大きな橋のスロープ階段登りは、去年の暮れで、中止することにした。どんなやり方をしても弱い右ひざに負担がかかって、このまま続けていると「運動」ができなくなる。ソレに替わる別なやり方にチャレン…