反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

江戸時代論

「江戸時代論」佐々木潤之助。ー明治維新の「王政復古」と兵農分離ー

日本(武士)・朝鮮(両班ヤンパン)・中国(郷紳きょうしん)の近世の支配層 >両班(朝鮮) 在地両班層は、文字通り農村居住者であって、彼らが社会的に分厚く存在するようになったことが、朝鮮社会のあり方に決定的な影響を与えたと想われる。 こうした…

佐々木潤之助著「江戸時代論」。1)戦国乱世を逞しく生き抜く、愛媛県南部の小盆地の小領主と住民のリアルな生き様。2)著書解読。3)尖閣地図に潜んでい限界。4)イングランド民主政と議会。

2統一の体制、と文化 統一への歩み 信長 宗教権力打倒 「信長はもっとも、成熟した戦国大名だった」。 佐々木注解 信長は朝廷の権威を利用して、石山本願寺を降伏させた。しかし、信長は朝廷からの官位を拒否するようになり、家臣たちに絶対服従を強制するな…

佐々木潤之助著「江戸時代論」。重要項目別整理と自己流注釈。

引用部分は全部「 」にする。断りの無い場合は持論。 摂政関白豊臣秀吉こと、元足軽百姓、藤吉郎による検地の関連(太閤検地) 「<兵農分離のために基本的手段>として、検地が行われた」。 あくまでも、自らのような百姓が大量動員され、巨大な戦力となっ…

佐々木潤之助「江戸時代論」を参照して日本型封建制と大航海時代について。ー先進イスラムとの内戦を通じた絶対主義王政の中央集権国家形成がポルトガルを先行させたー

今、集中している課題は佐々木潤之助著「江戸時代論」を読み解く作業である。 この著書の構成は冒頭に、教科書執筆者として、コレまでの教科書検定の限界内における江戸時代通史の内容に持論を加味して、江戸時代の歴史論を読む前に常識として抑えておいて…

刀狩兵農分離から、江戸時代の実相ー明治維新を理解するために。佐々木潤之助「江戸時代論」-不幸な明治維新ー

腹筋250、腕立て30、鉄アレイ左+右500、ハンドプレス左+右200、スクワット70。階段のぼり1000段は昼食前にやりたいが、時間がなければ中止。歩行はやる。2013年12月は結局、21回やった。 自分が自分らしくあるために必要なことである。 さて、前…

橋下圧勝は長期経済停滞の世界先進国における金融寡頭制への富と権力集中、民主主義制度の形骸化の日本版。

「踏まれ蹴飛ばされる路傍の石は強く固くあらねばならぬ。」 大阪は江戸時代の昔から、人口五十万の市場原理の貫徹する町だった。サムライは南北奉行所、幕府出先大阪城代も含めて、300人程度だった。 >しかし、官のシステムが中枢になかった訳ではない…

大震災、原発事故。日本人には声を上げないDNAが徳川300年支配で染みついていまった、という日刊ゲンダイの記事の間違い。

日刊ゲンダイ5月9日版の記事はタイトル通りの指摘から書きだされている。 こういうトーンの意見に対して、私の基本的見解ははっきりしている。 その手の角度からの歴史総括は、間違いである。 私の日本国民敗北論とは似て非なるモノであり、問題の所在を誤…