反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

2020年3月30日水。近所の施設入所早期に亡くなった超高齢者の死因を直接聞きながらじっくり話し合った。

死因は誤嚥性肺炎とのこと。入院直前には脳血管性の認知症を発症し転倒を繰り返していたのだと思う。支え続けた妻は苦労したが愚痴は聞こえてこなかった。 この夫婦をよく知る見守り介護の人は以前、あそこの夫婦は変わった夫婦、といっていた。しかし在宅中…

2022年3月28日(月)。土より眠剤デュビゴ錠5mg⇒2,5mg変更。2日目よりOK。14:00単独外出、EVで階下に降りて帰宅できた。ロシアウクライナ戦争について。

2022年3月28日(月)久しぶり生気戻る。お供えを親、兄、夫にしている。朝から笑顔は久しぶり。笑顔の素敵な人である。施設入所の件があり、心痛む。 もっと自分がうまくやれたのに、という後悔。 このような状態なら、今後自分が頑張ったらうまくいくのでは…

2022年3月26日土。ケアマネさんから正午前電話。睡眠薬の件が気になっているとのこと。早速駆けつけると、ベッドに座っていて意識朦朧、そのまま仰向けになって死んだように寝入っていた。医者は休み。看護師と相談の結果、次週より服薬の2,5mgを先行服薬し来週半ばまで様子を見て報告決定。

18:10分ごろ様子を見に行きと、普通の状態で食後の洗い物をしていた。 18:40頃訪れると、ベッドに座った姿勢が維持できず、仰向けになっていた。 以降、40分はぼやっーとしているが次第に覚醒してきて会話する。 最近、よく口する綿入れのハンテンをと…

2022年3月24日木。訪問介護の医師に意識朦朧状態の日にち回数状況を報告。土曜日まで分包はあり継続服薬。その後の処方と薬局との連絡はいつも目前にするのに今日はしなかった。明日、グループホーム責任者との面談。ケアマネ事前に訪問。

近所の92歳の知り合い半年間の老人ホーム生活で亡くなった。高齢者の妻は週2回、差し入れに通っていた。コロナで面会はできなかった。自分の通院と含めて1週間に2回以上、外出していた。両ひざに潤滑剤を注射で注入する状態だった。 見守り介護の人は認知症…

2022年3月23日(水)訪問、ボンヤリしていたので朝食、オムレツその他を持っていく。おかず買い物。入浴実行。今日は最近ではいつになく覇気があった。夕刻、眠剤効果で朦朧としてベッド下に崩れ落ちていた。明日の訪問診療の場で意見交換する。

夕刻買い物前に覗くと仰向けになって熟睡していた。 買い物はいっぱいした。 昨日なんであんなに入浴をぐずついたのだろうか、と思えるほど今日はすんなり決まった。 >ケアマネージャーの方から、同じ町内のグループホームに空きがあり入れそうだという情報…

2020年3,22火。湯張り、15:00⇒16:00入浴初拒否。掃除機日立2016製造日本、動かず。分解したがテスターなしの目視では、導通異常なし、新品購入。なすの煮びたし⇒1本のナスの株で100本以上はゆうに収穫。「苗半作」農家は苗を買って栽培。コメの育苗と生産農家の実態。ついでに小麦政府一括購入の裏側まで調べてみた。

なすの煮びたし。 結構旨い。見守り介護の人まずい、といって食べなかった。臭い感知できない。味の感知もレキシン拮抗眠剤で弱ってきているのかもしれない。なお、デュビゴ錠、近日中の訪問診療の場で相談することにした。電話でいきなり断ると処方した医者…

2022年3月21日(月)春分の日。寝入りが早く、3時間、超高齢者としては、それでいいのだ。早急に寝る準備を即するのは間違い、本人がベッドに座って身体の動きを調整本人のスローテンポに任せる。デュビゴ錠はレキシン拮抗剤、レキシンの主な存在箇所が問題。

@明日(3月22日火)は<えの玉>と<茄子の煮びたし上げ>を作ろう。 冷蔵庫の下、無駄に茄子とえのきがあった。そのままにしておけば、ダメになる。 調理しないのなら買うべきでない。 見守り介護の人、以前からよくえのきを買う。活躍していたころはどのよ…

2020年3月20日(日)昼食、食卓下に落下⇒掃除機で吸引処置。発信タグ付き財布、3,14紛失した財布いつもの場所から発見の不思議。19時、額強打突如意識遠のく⇒眠剤デェビゴ錠5mg効きすぎ濃厚。

見守り介護の人。天に昇る(帰る)準備をしている。 これからの一日一日を大切する。 反俗日記流儀の記事は書き尽くした感がする。 ①知らないことを調べて書く、 ②自分の行動の大枠を決める、 ③モチベーションをかためる、 ことをモットーとしてきた。 しか…

<生>は天地からゆだねられたものであり<死は>天という巨室に眠ることだ。道徳とか、善悪とか、喜怒哀楽とかいうものはどうしてできてくるのか。 それは天から逃げようとするからだ。 人間が天から逃げて人間本位になろうとするから 道徳とか喜怒哀楽とか、政治制度とかが出てくる。

見守り介護の人。天に昇る(帰る)準備をしているんだな。 W。荘子 吉本隆明「良寛」 @<生>は天地からゆだねられたものであり、 @<死は>天という巨室に眠ることだ。 @道徳とか、善悪とか、喜怒哀楽とかいうものはどうしてできてくるのか。 それは天か…

吉本のいう良寛的な性格悲劇の持ち主は、それにふさわしく包んでくれる思想を持つべし。 時代風潮に合わせたら、性格悲劇はもっと進んでいく! グローバル資本制の歴史段階では その常識とはかけ離れたところで自己形成を成し遂げなければならない人が世界中で膨大に生まれる。

反俗日記 2022年3月9日記事。エンディングより引用 https://redtigerkun.hatenablog.jp/entry/2022/03/09/164814 タイトル 「制度、道徳。 それを排する以前に存在自体がない。道徳とか、善悪とか、喜怒哀楽とかいうものはどうしてできてくるのか。 それは天…

吉本隆明「良寛」再録。日本文学の世捨て人、隠者は俗世間に対してむしろ積極的に自分の位置をとったという意味を持たせたほうが、考え易い。水上勉。雀にくれてやりそうな男に、なんでコメをやれたろう。この制度下の地平では、インテリが小作をしていたイメージ。もう一つの道を見ていた人々の地平があって、良寛がこれだけ生きられた。

東洋においては,孔子にしろ,老子にしろ,釈迦にしろ,その思想は「科学」ではなく,「教説」であった.理論ではなく,教えであった.知識的・理論的関心よりも,行為的・実践的関心の方がより顕著 ギリシアにおいては, 「汝自身を知れ」(γνῶθι σεαυτόν)…

ロナルドドーア「幻滅」藤原書店2014年刊。ソ連邦の崩壊。「大量の英米の経済学者が、経済制度作りの援助経済政策指導を提供したが、以前の国家主導経済から最も遠い、米国型の、ほとんど国家不在型の資本主義をモデルとしていた。」

タイトルのように、ソ連邦崩壊以降の経済動向について、関心が強く実態を明らかにした本を読むことが多かった。ソ連邦崩壊直後、英米政策通の経済政策を採用した結果、国有企業の財のかなりの部分はインフォーマルな形で急増闇資本主義者のような連中の手に…

制度、道徳。 それを排する以前に存在自体がない。道徳とか、善悪とか、喜怒哀楽とかいうものはどうしてできてくるのか。 それは天から逃げようとするからだ。 人間が天から逃げて人間本位になろうとするから 道徳とか喜怒哀楽とか、政治制度とかが出てくる。 道徳を説く聖人がいるから大泥棒が出てくる。仁義が生まれるようになって、かえって天下が惑乱した

吉本隆明「良寛」 最終回 W。できる限りそのまま引用する。吉本「良寛」論の精髄がここにある。ただし、大局的な仕分け作業はできているが、それ以上の深堀(例えば東洋と西洋の思想比較検証)は回避されている。吉本の本論の道具立てはアジア的生産様式、ア…

 東洋においては,孔子にしろ,老子にしろ,釈迦にしろ,その思想は「科学」ではなく,「教説」であった.理論ではなく,教えであった.知識的・理論的関心よりも,行為的・実践的関心の方がより顕著

W。 動画、南船北馬の精神史を活字にして吟味する 福永光司 「荘子=老荘思想=無為の教えで気だけ切り捨て行くきすすての方向、 有為の教え、積み重ね、努力を積み重ねていく。それに対してでききるだけ切り捨てていく。身軽になる生き方。それで道という意…

人間が生きるとは何なのか?

座禅による肉体的修練の方法こそが釈迦が導入した脱化の概念 を一番よく伝えているものだというのが、道元の根本思想です。~W。ここまではなんとなくわかる~しかし座禅で脱化できるとは思わない。野球の千本ノックと同じ作用。 プールの水泳でも一定程度、…

第6回。南船北馬の精神史 福永光司~荘子を知~~

帰郷した九州中津の家に掲げられた額。 風と行き来しとい雲からエネルギーをとれ @荘子の哲学、風と雲というのは荘子哲学のキーワード。 >風の文学というのは中国では荘子から始まる。>雲の文学も荘子から始まります。 荘子の言葉といいますと 千歳世を厭…

第5回。吉本隆明「良寛」。岡本かの子、小説「荘子」青空文庫より全文引用。

荘子 岡本かの子 紀元前三世紀のころ、支那では史家が戦国時代と名づけて居る時代のある年の秋、魏の都の郊外櫟社れきしゃの附近に一人の壮年=荘子が、木の葉を敷いて休んでいた。 彼はがっちりした体に大ぶ古くなった袍ほうを着て、樺の皮の冠を無雑作むぞ…

第4回、吉本隆明「良寛」。@現世的な悩みを生死からの脱化の流れに注ぎ入れて、肉体の修練を契機に、 @いわば自分を人間でもない動物でもない、植物でもない、もっと極端に言えば無機物だというところにもたらしてしまえば、生死もへちまもないんだ、⇒W。選民意識の一形態違うかな?人間にとって最も足枷になる生死への拘りがなくなった者は、反面で何をしてもいい、ということにならないか。

W。本文引用は必要の限り、アトランダムとする。 1思想詩 良寛の漢詩を読みますと禅の思想が仏教の中で一番根本的なものであり、禅の思想の中でも一番根本的なものは道元*1が開いた曹洞宗~W注2~なのだと述べています。」 <ここからしばらく仏教以前のイ…