反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

日本中世史

キリスタン武将、高山右近(1552年~)の生涯。日本初の政治犯としてキリストに殉じ国外追放、マニラにて死す。1615年2月4日。下克上、戦国の乱世を近代的自我に目覚め駆け抜けた武将であった。

<高山右近>ーキリスト教に殉じる。日本最初の政治犯として国外追放、マニラにて死すーといいたいところだが、謎めいた一面のある人物。 以下ウィキの高山右近を引用。 >生い立ち 高山氏は摂津国三島郡高山庄(現在の大阪府豊能郡豊能町高山)出身の国人領…

日本史講座ー中世の形成、5)東アジアの武人政権ー高橋昌明を批評する。

日本型律令制と命名する以上、中国、朝鮮半島の律令制のあり方を念頭においている。 それとの比較で日本型律令制の門閥貴族の支配ヒエラルキーの家職独占体制の特性を浮かび上がらせる必要がある。 古代中国君主、貴族、官僚中央集権支配国家のコース(漢、…

「将門記を読む」。戦争と平和に関連する部分を抜粋、引用。将門以前の戦争の主要戦争手段に焼土作戦があった。

<将門記を読む>ー文学から見た将門記ー引用 「将門の乱は一過性でなく、後世の貴族にとって、世代を超えて憎悪を抱かせる大事件として認識されていた。 例えば、将門の乱が貴族の日記などの先例として現れるピークは大きく二つあった。 一つは12世紀の源…

「将門記を読む」吉川弘文館を批評する。

1)日本の人口推移ー「歴史的に見た日本の人口と家族」より 奈良時代725年 平安初期800年 平安末期1150年 鎌倉幕府成立1192年 室町幕府成立1338年 451万人 551万人 684万人 752万人 818万人 江戸幕府成立 享保の改革 明治…

「将門記を読む」吉川弘文館。「日本歴史講座ー中世の形成<5東アジアの武人政権>」東京大学出版会。「日本軍事史」吉川弘文館。引用、論評。

1)「(平)将門記を読む」 A、将門の反乱と蜂起の年代、作者、争乱の地。 Wによる記述。引用は「 」で括る。 将門記は930年後半からの一族の内紛による争乱から常陸国衙軍打倒ー反朝廷蜂起(新皇宣言)ー総力戦敗死の940年までの期間の記述で、将門の敗…

今昔物語集。巻二十八ノ三十八。信濃守藤原陳忠(のぶただ)が御坂に落ちること。

今は昔、信濃の守藤原陳忠(平安中期の官人)と言う人がおった。任国に下ってく国を治め、任期が終わって上京している途中、御坂峠を越えようとしていた。W。(長野県下伊那郡阿智村と岐阜県中津川市の境の<神坂>峠)古代の官道東山道が通る交通の要所で…

今昔物語集。本朝世俗部巻二十三ノ十五。陸奥前司 橘則光、人を切り殺すこと。

今は昔、陸奥前司(陸奥国の前長官)橘則光という人がおった。武人の家の出身ではないが、極めて豪胆で思慮深く、腕力などが非常に強かった。容姿も立派で、世間の評判も良かったので、人々から一目置かれていた。 ところでこの人の若い頃のこと、一条天皇の…

今昔物語集、本朝世俗部、巻二十九ノ三「人に知られぬ女盗人のこと」。日本の古典を読む12、小学館。

今は昔、いつごろのことであったろうか、誰とは知らぬが、侍ほどの身分のもので年は三十ぐらい、すらりとした背格好の、少し赤ひげの男がおった。 ある夕暮れ時、どこそこ辺りを通っていると、とある家のはじとみ(常備が開閉できる吊戸)の影からチュチュチ…

2013年11月13日記事。宮台真司×小林武史における日本人と宗教論に、「今昔物語集」<讃岐の国源太夫、法を聞き、出家すること>全文引用して俗論を排す。

2013年11月13日記事。宮台真司×小林武史「世界の手触りを失うな。 *経済への埋没――自明性へ「依存」しないための「別世界」の構築ー 宮台真司の次の言説に疑問を感じた。 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の共通性として 「神の意志」を裏切る生活をすれば…

「平治物語絵巻」の平治の乱(1160年)から権門体制が一掃されるまで、400年を経過する日本歴史のなし崩し性。

http://tokyo-metanoia.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2012/03/22/b12032201.jpg <平治物語絵巻>鎌倉時代13世紀後半。 鎌倉幕府成立、1185年。蒙古襲来1274年(文永の役)1281年(弘安の役)。 >参考資料。 <荘園公領制> 日本…

日本の政治家、マスコミ、その筋の学者の朝鮮中国をカタル足元(日本)には大きなグレイゾーンが付きまとうが、自己欺瞞して偉そう立場の評論癖。

中国の人口の歴史--人口推定の方法、人口崩壊のサイクル、など 広島大学総合科学部助教授 加藤徹 こういうネット記載の著書の一部を引用した記事を以前からお気に入りに入れて、中国歴史理解のための参考資料に、と思っていた。 が、どこか大きく腑に落ち…

「今昔物語集」中野孝次著は名著だが、歴史観が面白すぎて間違っている。

中野孝次さんの本はずっと前に「清貧の思想」しか読んだことがない。 その内容もすべて忘れてしまったが、その著書がベストセラーになった当時はバブル崩壊直後だった、と記憶している。バブル時代の日本は欲望を全開させていた。それが突如、終焉したとき、…