反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

戦後世界体制の問題

中国ナショナリズム、孫文の軍政⇒訓政⇒憲政の三序構想。西部 邁「米国は左翼国家だ」言説、からイギリス市民革命⇒米国クレオール独立革命⇒フランス革命の系譜を再考し、経済平等社会民主主義と経済自由主義リベラルへ。行き過ぎた資本主義と分配機能無効性が帝国の密集と膨張を呼ぶ。

無知やむき出しの存在論は偏見を生む。偏見の塊が暴論になり、愚行に行きつく。 「中国ナショナリズム」2017年刊行小野史郎著は中国ナショナリズムの形成発展変化に絞ってリアルな政治状況と、政治団体、人物に沿って歴史的に記述した過去の中国、現中国を知るうえで格好…

台湾状況にリアルに切り込む。①前回記事の核心。日本のアジア太平洋戦略家たちのリアリズム記事再録。②台湾ナノ半導体特化企業TSMCについて②台湾ナショナリズム、台湾アイデンティティー(中道多数派)、中国ナショナリズム③総統(半大統領制)外交防衛治安に限定権限。と立法院の分裂統合<軸政党>と腐敗。総統、立法議員選は政策論議かすむ台湾存在論の連呼。

2023-01-07 1,4前回<台湾、関連記事>の訂正。 反俗日記の上記の記事の核心的な問題意識は台湾をめぐるリアルな内外政治経済情勢であった。その後、この方向で深堀してみた。 >前回の記事で引用した参考資料で新鮮だったのは、下記の台湾現地の新聞社説…

読書日記⇒①「ウクライナ2、0」~地政学、通貨、ロビイスト~塩原俊彦2015年刊行。②「米中分断の虚実」~デカップリングとサプライチェーンの政治経済分析~宮本雄二。③「われ、大統領を撃てり」~在日韓国人青年、文世光と朴正煕狙撃事件~高裕二、2016年。④「死刑台から教壇へ」~私が体験した韓国現代史~康宗憲、2010年。

反俗日記の書評 ①「ウクライナ2、0」~地政学、通貨、ロビイスト~塩原俊彦2015年刊行。 ウクライナ関連を特集した専門的な書籍は少ない。図書館では厳しいと思ったので大きな書店の書棚の前に立った。専門に研究した書籍はこれだけだった。 著者はソ連ロ…

動画。[アメリカ生活] アメリカでもいじめはある || 偏差値30の無能がアメリカで生活を始め~。現場職人の世界は日米共通。

www.youtube.com [アメリカ生活] アメリカでもいじめはある || 偏差値30の無能がアメリカで生活を始めた末路 [アメリカ生活] アメリカでもいじめはある || 偏差値30の無能がアメリカで生活を始めた末路 - YouTube W。ココにある一連の動画で人物像が語られて…

重要な経済政治論点を提起する。~日本は「債権取り崩し国」として慢性的な円安に悩む⇒格差拡大が社会問題としてより大きなものとなっていく。

www.globalnote.jp www.globalnote.jp ↓ ↓ www.globalnote.jp 観光開発指数ランキング・推移 - GLOBAL NOTE 1位 日本 2位 米国 3位 スペイン 4位 フランス 5位 ドイツ 6位 スイス 10位イタリア www.globalnote.jp 1位米国 2位フランス 3位スペイン 4位アラブ首長…

韓国民主化(日本世界)の関連年表。一挙記載。11月2日、犠牲者補償金への認識の甘さに気づき追加編集した。~~~闘争の詩学 金明仁 所収。~~

1945年 8,15。光復節(日本の植民地からの解放。 W、台湾の光復節は10月25日 朝鮮建国準備委員会を結成。 9月 米軍上陸、軍政布告 10月李承晩 - Wikipedi 米国から帰国 11月金九 - Wikipediaなど臨時政府一行帰国 韓国光復軍 - Wikipedia 1946年 3月北緯…

ロナルドドーア「幻滅」藤原書店2014年刊。ソ連邦の崩壊。「大量の英米の経済学者が、経済制度作りの援助経済政策指導を提供したが、以前の国家主導経済から最も遠い、米国型の、ほとんど国家不在型の資本主義をモデルとしていた。」

タイトルのように、ソ連邦崩壊以降の経済動向について、関心が強く実態を明らかにした本を読むことが多かった。ソ連邦崩壊直後、英米政策通の経済政策を採用した結果、国有企業の財のかなりの部分はインフォーマルな形で急増闇資本主義者のような連中の手に…

歴史の解釈はイロイロあるが、あったことをなかったことにできない。前回の記事の続編。

前回の記事の連合国軍最高司令官総司令部GHQの歴史は、詳しく調べた肝心なところがアップされていなかった。 1951年(昭和26年) 1月 マッカーサー、日本政府に再軍備の必要性を説く 9月8日 サンフランシスコ講和会議で日本国との平和条約を調印(ソ連は…

アメリカ帝国主義に食いものにされる半買弁層支配下の日本、中国、韓国国民。

アメリカ国債購入をキーワードに東アジア、レベルで考えを巡らせてみると、どうしても日本だけでなく中国、韓国の支配層の「半買弁化状態」とでもいうべき姿が目に付いてしまう。 支配層としての利害はもはや国民国家の枠内に収まっていない。自分たちのカネ…

日本列島の様な原発、最不適切地帯での原発推進の最大の動機は戦後の経済幻想に根拠。

「反戦な家づくり」さんは、どうして日本列島の様な原発際不適切地帯で支配層が一致して原発推進をしてきたのだろうか?と云う疑問を提出し推理をしておられる。 なかなか、込み入った展開の記事で引き込まれるように読んだ。 ちょうど私も前回の記事を書い…

内外であらゆる格差拡大の時代基調。沖縄県知事選の民意の最大公約数は格差拡大への抵抗。

伊波陣営はよくやったと思う。仲井の票の中身も大半は辺野古海兵隊基地反対なのではないか。私が検索で調べた沖縄民意調査では極端な在沖縄米軍基地反対の結果が示されていた。 なんと沖縄の方の90%は在沖米軍基地撤去の意思表示をしている。 ここでその…

砲撃事件など東アジアの国際紛争多発の真の原因は何か?

それにしても、2009年から2010年のたった一年の間に東アジア、アメリカを含めて重大政治、軍事事件が多発しすぎている事に注目する。列記する >2009年1月 オバマ大統領就任 >2009年9月 日本戦後初の国民が選択した政権交代実現 民主党政…

風が吹く吹く やけに吹きゃがると、風に向かって進みたくなるのさ。

風が吹~く 吹~く やけに吹きゃがると か~ぜに 向かって 進みたくな~るのサ。 お~れは行くぜ~ 胸が鳴ってる み~な飛んじゃエ 飛んじゃエ おれは負けないぜ 風が吹く吹く やけに吹きゃがると 街に飛び出し 歌いたくなるのサ おれは歌う おれは唸ると 風…

大森実著書から日本の戦後史を振り返ると、グローバル資本制の最弱の環、日本は明確。

大森実さんの「日本はなぜ戦争に二度負けたのか」をやっと読み終えた。 得意な早読みでも3~4日かかってしまった。中公文庫、447ページ。厚さを測ったらちょうど、2センチ。 口述筆記でなく、直接、PCに打ち込んだ部分はさすが元名記者、無駄のないシ…

歴史隠しは許さん。戦犯公職追放の市川房江と管直人は共に豹変する

こういう個人攻撃は避けたいが、今回ばかりは、私の知っている市川房江と管直人が今回の代表選で政治利用したと称される市川像とかなりかけ離れているので、この際書き記しておく。 管直人が市川房江にかかわっていたのは、多分1070年代だったのではない…

小沢捜査は謀略的要素の匂いがする。1949年の下山、三鷹、松川事件に学ぶ。

本日は時間不足のため論旨が十分に展開できない。後日この観点を検討してみたい、とあらかじめ断わっておきます。 目の前で起こっている事の表面上をマスコミ報道の論調で追っていくと全体のからくりが見えなくなってしまうことがある。 大抵の歴史的転換期…

昨年からの特捜小沢捜査でも最も利益を得たのはアメリカ、官僚、自民党

事件で最も利益を得たものこそが真犯人である、というのが推理小説の手法だが、これを今回の事態に適応してみると1)アメリカ が最も利益を得ていることになる。 2)官僚 3)自民党は政権交代と予想される政策実行による失陥を食い止めるのに精いっぱいだ…

米占領軍政当局の肝いりで設立された地検特捜は役割を終えた組織

今獄中にある石川知裕議員や小沢事務所の二名の方と連帯するため毎日応援の記事を書いています。 連日、10時間に及ぶあれこれの手練手管を駆使した精神的拷問の日々が続くと冷え冷えとした獄中に帰っても眠れない夜になります。こうして肉体的精神的消耗の…