反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

#政治学

第1回。『想像の共同体』。ウクライナロシア戦争はポピュリズム政治(ゼレンスキー、プーチン大統領)が主導権を握ると国民に多大な犠牲が出るという典型的な事例。

W。プーチン大統領の演説の全文を検討した。 eritokyo.jp 反俗日記の<国家、国家権力、国民国家。国民、民族>に対する認識と大きな隔たりがある、というのが率直な意見である。 私が仮にロシア国民であれば、プーチン政権に即時停戦を求めて活動する。その…

最終回。ポラニー「大転換」の論点。典型的な相対主義、二元論。温い議論。自己調整的市場に先行する時代はポラニーの牧歌的な互酬ー再分配ー家政の行動原理と云うよりも、資本の過酷極まりない原始的蓄積期。

前回に続いて、ポラニー「大転換」の訳者 野口建彦の各30章冒頭の要約を考察する。 第3章 「居住か進歩か」 W。キーワード 囲い込み(16世紀~17世紀)→産業「革命」ウィキペディア「イギリスの産業革命は1760年代から1830年代までという比較的長い…

「日本はなぜ戦争に二度負けたか」大森実著。戦前戦後史が面白く圧縮。

いま読書中がこの本。 大森実(1922-2010 3月25日) 1945年毎日新聞大阪本社入社 1966年大阪本社外信部長退社 神戸生まれのこの方の底には典型的な関西人の血が流れている。この意味で亡くなった作家でべ平連お起こした小田実さんと共通…

戦国時代に民衆VS武士の武装闘争はあった。加賀、長島一向一揆。石山合戦。

前日の当ブログの記事に大きな間違いというか、封建武士の目玉からの歴史観に侵されていたことで、恥ずかしい記事を書いてしまった。おそらく、解っておられる方は、なんだよこれは!と思われたはずだ。 応仁の乱から始まり、戦国時代までの150年続いた日…

仕事に恵まれない。当然銀行に預金もない。住むところも狭い小汚いところ

社会から取り残されている自分を感じ不平不満がたまっている。 世の中が競走社会だとすれば普通に考えると自分の力が足りなかったのだとなる。 しかし人はなかなか自己責任論で納得して大人しく現状を肯定しづらいものだ。普通は。 結果的に現状肯定できる装…