反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

平和と日本国憲法

IWJ2015/03/07 【兵庫】日本に徴兵制!? 「若年層から賛同者続出の可能性あり」――内田樹氏が9条で激論の動画を詳細に解説する。

前々回の「心臓病と命養生」2015/3/18(水) の記事の中で半ば強引に取り上げたIWJ配信動画をIWJは、解説文付きで今度は全面的に採録している。 *2015/03/07 【兵庫】日本に徴兵制!? 「若年層から賛同者続出の可能性あり」――内田樹氏が9条で激論、政府…

白井聡「永続敗戦論」~「戦後デモクラシーをごっこ」に対置する極限状態における真面目、一所懸命、命がけは個々人の戦いの根拠、価値判断の基準になるのか~混乱を極める中東は、その類に満ち溢れている。

白井聡「永続敗戦論~戦後日本の核心~」を読みこんだ。 意見の隔たりはある。 戦後民主主義に対する評価の違い。コレが決定的な相違である。 戦後民主主義とは、日本国憲法状況と言い換えてもよい。このように云いかえるのは、ドイツ革命を敗北させた主要…

白井聡「永続敗戦論~戦後日本の核心~」のヨーロッパ哲学の系譜をひく論述方法とアメリカ手法の違い。フランス人権思想と無宗原則(ライシテ)国家の関係から、ムハマッド風刺漫画のフランス的精神を探る。

今、ちらっと「永続敗戦論~戦後日本の核心~」の一節に目を通してみた。なかなかのものである。独特の文脈の流れを駆使できる、ここがこの書を他の<時事的政論>ときっぱりと区別できるところである。 文体の中に、読者を<一種の直接的に実践的義務感や切…

第1回。書評「永続敗戦論~戦後日本の核心~」。社会思想の<王道を行く>予言的書であるが、戦後民主主義の評価には大きな疑問。

前回もまたまた、最後の詰めの部分がアップされなかった。余計な画像や記事のコピペがあったことも事実。 そういうことで、前回の記事の末尾に白井聡「永続敗戦論」のエピローグで、彼がたまたま、コペンハーゲンのムスリム系の青年の運転するタクシーに乗っ…

最終回。丸山真男著「戦後民主主義の原点」。ハイライトは【敗戦直後の憲法草案時期のリアルな描写】

やはり転機になるのは、47年のトルーマン、ドクトリンによって、全世界から共産主義を締め出すというアメリカの冷戦の方針がGHQにも出てきて暫時的に進行し、 (W。1947年は済州島4,17蜂起虐殺鎮圧。日本では2,1ゼネスト中止命令。ただ丸山によると…

第三回。前回の記事への大幅追加、修正(政治手法<戦略>としてのレーニン、北一輝、岸信介、「小沢一郎」(格落ち)、安部普三。途中経過省略→国家権力を握った後の国家改造の系譜)。

W。2005年→2012年自民党憲法草案を比較し、その変化をみるのは現安部政権と自民党政治の現状と将来を確定し、想定する場合、大切。第1条に関しては2005年版と現憲法は完全同一文言。 >2012年度版自民党憲法改正草案、 第1条 (天皇) 第一条 天皇は、日本…

第2回。丸山真男インタビュー「戦後民主主義の原点」。2005年→2012年自民党憲法草案、第1条天皇規定の元首明記への変節。カール、シュミットの民主主義ー同一性。

「主権在民がいかに画期的なことかは、ポツダム宣言受諾の過程を見れば一番ハッキリする。 行政府だけではなく議会も含めた日本政治の統治機構の構造は日本の国民が自由に表明した意思によって決めつということです。 W。安部「美しい国へ」の中で語られて…

日本では政治的基準としての右も左も真ん中も本質的に存在しない。ーグローバル資本制と日本国憲法意義ー

日本では政治的基準としての右も左も真ん中も本質的に存在しない。 端的な例を挙げると、日本国憲法を守る、は【純粋な理屈の世界】では、保守ということになる。 いや保守反動ということになるかもしれない。 国家機構のあり方が法制的な規定と大きくかけ離…

IWJブログ】あまりにも危機感に欠けた「TVジャーナリスト」たちの遅すぎた抵抗 。「戦争のできる国への一歩」「米国へのさらなる隷従」といった秘密保護法案の本質?は見当違いの危機感。

まず何度も繰り返すが、ーIWJブログ】あまりにも危機感に欠けた「TVジャーナリスト」たちの遅すぎた抵抗ーは大間違い。 こういう政治的見地は大昔からあって、形を変えて、今もある。政治力学の法則のようなもの。 本人たちに自覚する経験が乏しかっただけ。…

秘密保護法反対のTVジャーナリストたちは「遅きに失した」再論。及び、宮台真司×小林武史「世界の手触りを失うな。

秘密保護法にTVジャーナリストたちが反対するのが「遅きに失した」とだけ断定し、突き放したまますること(頑なに一線を引いたままにする)は、閉店間際に詰め掛けてきたお客さん(TVジャーナリストではなく、大勢の市民)の目の前で「只今、閉店時刻に…

自民党憲法改正案の中身の検討、及び、日本の歴史的地政学的特殊とヨーロッパ型民主主義。

自民党の憲法改定草案の注目箇所。 <全文> 「日本国は、長い歴史と固有の文化を持ち、国民統合の象徴である天皇を戴く国家」 <天皇を戴く国家>!という位置付けによって、国民主権はけん制されている。 「日本国民は、国と郷土を誇りと気概を持って自ら…

大衆行動への逮捕。自民党の憲法改定草案の注目箇所の掲載。

衆議院選挙、東京都知事選挙、公示中の東京、大阪に置いて些細な案件で逮捕者が出ている。 東京の場合は知事候補者への勝手連的応援活動が公職選挙法に違反している、と突然逮捕している。 大阪では10月17日の震災関連ごみ処理に反対する団体行動がJR大…

第4回、色川大吉の自分史より。浅沼社会党委員長刺殺。右翼の言論テロ(中央公論社、深沢七朗の「風流夢譚」)。

1、1960年10月12日。浅沼社会党委員長刺殺。 1961年2月1日、深沢七朗の「風流夢譚」を巡る中央公論社社長、中島邸襲撃、夫人重傷、お手伝いの夫人刺殺。 戦前日本帝国主義の民間ファシストの凶暴な先兵は敗戦直後の民主革命期=GHQ占領統治下…

富士の高嶺に降る雪も、京都先斗町に降る雪も、溶けて流れりゃ、皆同じ。一つ山越しゃ、ホンダラホイホイ、もう一つ越してもホンダラホイホイ、越しても越してもホンダラホイホイ、どうせこの世はー、だから皆でー。

日本、中国、韓国など諸民族をDNA的に総括するとモンゴロイド系と云う事になる。 前記の記事において、人類の身体的頭脳的基本設計は長い氷河期の寒冷過酷な環境に適応するためにセッティングされたモノを引きずっており、その後の気候温暖化、急激な社会変…

1945年8月6日広島、午前8時15分を忘れるな。原爆投下の反人類的大罪を犯したモノを許すな!

アメリカとそれに追随する日本支配層は東アジアの人民同士に角を突き合わせて、いがみ合っている状態を常に作っておくことである。 そして、内外の政治情勢が緊迫した時には、実際に小、中規模の戦闘を劇場的に演じて、国民同士の民族的激情を煽りたて、自分…

橋下徹とその一派を出現させる大阪風土とその全国化。ファシスト党の出現を防ぐイタリア憲法、ドイツ基本法。日本国憲法にその条項見当たらず。

橋下徹がどうして、府知事就任から、たった3年余りの間に、任期中に辞職し、手下を府知事候補に祭り上げ、自らは前市長の平松に挑んで勝利できたのか?大阪の歴史的な特殊事情もある。 >まず、ファシズム、ナチズムの一般論から。 (省略) 日本国憲法に今…

飯島勲小泉元首相秘書は橋下支持を宣言した上で「云っている事と実際にやっていることが違う」「国民にとって幸せな選択でない」と結論付ける支離滅裂の政治理念のない男だが、これまでの橋下政治の矛盾点を指摘。

早朝、ウォーキング途上、いつもヨーグルト1個を買い込むコンビニで遂に、記事を書くため、週刊現代を買ってきた。 前日、小泉元首相秘書の飯島勲の橋下評にザット目を通して、在り来たりの橋下批判しか載ってないと結論付けていたが、最近記事作成の壁にぶ…

TPPと東アジア情勢の源流、朝鮮戦争。戦前戦後のドイツと日本の憲法比較。米国による三大謀略。その他。

1950年の勃発の朝鮮戦争。 この戦争による双方の被害状況は次の通り。 北朝鮮、250万。アメリカ空軍の爆撃による死者多数。 韓国、135万。 合計400万。太平洋戦争における日本側死者300万人より多い。 南北への離散家族1000万。 中国軍…

「在特会」、「主権回復の会」は現代ドイツのネオナチやドイツ保守拡張主義者「主権回復協会」の猿マネ。特定外来種。

現在のザイトクの運動形式と「主権回復の会」との関係はドイツのネオナチと「主権回復の協会」の完全な猿まねである。 ネオナチは戦後ドイツ東西分割、ベルリンの壁崩壊、ドイツ統合などのリアルな歴史的経過に悪い意味で根付いている,下からわき起こった理…

戦後民主主義「日本国憲法」と国民多数の労働生活、現場とのギャップ、二重性。丸山、福田、の著書をとりあえず、引用。

最近は自公政権時代の<B層>民主党政権交代経由、新市場原理主義次期政権<F層>誕生論を生煮えのまま展開しております。 テレビでは連日、日本人論、「がんばれ日本!」的番組が組まれています。 このような単純な宣伝扇動番組に相槌を打ち、その気になる…

天木直人氏が国民必読の書とまで推奨する「自主防衛を急げ」日下公人、伊藤貫は極東の中国脅威とアメリカ後退を前提とした核武装論。次元低く面白いだけ、がどうして国民必読書なのか?

天木直人さんは立場をいつも鮮明にした論陣を張っているので参考にしているが、私とは意見がズレテいることが多い。違うのではなくずれている。 今回、天木さんが国民必読とまで言う、「自主防衛を急げ」という対談集を読んで改めて、そのずれを確認した次第…

9、7審査会補助弁護士選任~9、14、スピード議決は管政権の実態を暴露

>10、4(月曜)検察審査会の議決内容が公表されたが、ナント、議決は9、14(民主党代表選挙開票日)にはすでに決定されていたと、明らかになっている。 1)ネット上で以前、確認する限り、検察審査会の議決が下りるのは10月になるだろうと予測され…

憲法9条戦争放棄はアメリカ隷属の1~8条天皇制存続=官僚制温存の結果もたらされた。

1)9条、武力、戦争手段の放棄は1~8条の象徴天皇制の権利と義務の確定とのバランスで書き込まれた。 <第二次世界帝国主義戦争の実相> 第二次世界大戦の実相は膨大な過剰資本、過剰生産の捌け口を求めて、先発資本主義国、イギリス、アメリカ、フラン…

政治、経済。個々人の立ち位置によって見える世界は違ってきて当然。

またまたくどくなるのを承知で、先の参院選。官総理の消費税10%発言を含む「強い経済、強い財政、強い社会保障」好循環、路線の提起には考えさせられた。 民主党支持者として、民主に投票するにはこの路線を自分に納得させる必要がある。 投票行動の選択…

特捜検察の全てがデタラメ。村木厚子厚労省局長、石井一でっち上げ。

この事件は確か第二回目の公判の時に取り上げたはずだから、ずっと以前になる。反応は余りなかったが、その時事件の概略と評価はは詳しく述べたはずなので繰り返さない。 要するに特捜検察の目的は夏の衆院選が迫り、敗色濃厚な自公政権に少しでも有利な政治…

社民党は連立に片足だけかけて片足は空中でブラブラ。足場がない。

石川議員への議員辞職は照屋寛徳国対委員長の個人的見解であって、党としては衆院政治倫理委員会への出席を求めるとの「方針」らしい。 一議員の個人的見解をあたかも党全体の見解の様にマスコミが報道したとのことである。 事実であろう。 しかし、連立政権…

広島に行かなくては分からないことがある。憲法も実際に読まなくては。

昔全国を旅していた時、軽い気持ちで一生に一度は広島を確認しておきたいと思って訪れた。 もしあのころのような暇がなければ平和記念館も原爆資料館も訪れる機会はなかったのではないか。 日本国憲法をじっくり読む機会があったのもたまたまとしか言いよう…