反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

9、7審査会補助弁護士選任~9、14、スピード議決は管政権の実態を暴露

  >10、4(月曜)検察審査会の議決内容が公表されたが、ナント、議決は9、14(民主党代表選挙開票日)にはすでに決定されていたと、明らかになっている。
 
 1)ネット上で以前、確認する限り、検察審査会の議決が下りるのは10月になるだろうと予測されていたが、ナント、早々と、9、14に断が下されていた。
 尤も断というには、お粗末すぎる、素人の法律無視のモノだが。
 
 何処からどうして選ばれたのか、ハッキリしない、平均年齢30歳の若者たちに、アドバイザーとして選任された弁護士が実質、6日で「審議」に導き、決を採った。
 もしかして今後の日本政治を大きく左右する様な発展する事案に実質審理、僅か6日で議決する異常事態。
いったい6日間で何度、審議の場を設けたのか。その内容、所要時間は明らかにされていない。
 
また、実際のところ、巷から人を集めた11人の少人数では、理解力のある人が少ない可能性の方が強い。
 
 こんなモノに日本の政治を左右させていいものか?
 まともな感覚ではない!そこにあるのは、何が何でも小沢を葬りたい、という政治意図だけである。
 
 2)9、14は民主代表選開票当日。
 想像すると、当日は火曜日だから、前週の週末には、集められた30歳の若者たちの、議決傾向は当局は掴んでいたはず。歩従弁護士がリードしているのでだいたいの傾向は掌握できる。
 とすると、仮に代表選での小沢氏の勝利があっても、官等、マスコミ、検察は議決内容を早々と公表し、勝利した小沢氏に議決内容を突きつけ、マスコミが連動して大騒ぎする手はずが整えられていた。
 
 また、官等はマスコミ煽動で党員サポータ票は何とかなっても、国会議員票を掌握していない決定的弱みがあったが、議決内容が掌握できていれば、これをもとに、議員票を取り込むことができる。
 
>>9,13、中国船船長逮捕。
 当時の海上保安庁を管轄する国交大臣、前原が審査会の議決傾向を知っていて、高揚感につつまれて、暴走した可能性がある。
 これが中国側の強硬姿勢で腰砕けになった。
 
>>>代表選に「勝利」した管等の組閣で小沢氏の陣営についたモノが徹底排除された、根拠も今では明白である。普通は自民党でも党内分裂の際、あそこまでの露骨な、反主流派の排除はなかった。
 
 1)これも、検察審査会の議決が早々と下りたことに起点を求める事ができる。
 議決で小沢氏が強制起訴になる事を知っているので、これを政局にして、党内の小沢氏に投票した議員たちの抵抗は弱められると踏んだ。だから、強行排除しても、政権運営はできると。
 2)その場合、マスコミ、野党のまたしてもの大騒ぎは織り込み済みで、この騒ぎに自分たちも乗っかって、反小沢風を吹かすためには、小沢派議員は排除しなければならなかった。
 
>>>ところが彼らの思惑は中国船船長釈放で自分たちに火の粉が降りかかるようになって、修正を迫られた。だからこの、週明けに迫った、国会開催で責任追及の矛先を政治とカネにすり替えるため、10、4(月曜)強制起訴公表となった。
 
>>>結論=総括
 参院選の消費税増税路線の選択~敗北から今回の事態を見渡すと、管政権の党内外のぜい弱な政権基盤がハッキリする。
 
 元々、民主党政権そのものの政権基盤はぜい弱で吹く風任せであった。
党員サポーター票操作疑惑がネット上を賑わしていたが、私はむしろ、政権党の党員の余りの少なさに注目した。サポーターを入れても30万人しかいない。もちろん幽霊党員、サポーターも数多くいる。自民党や公明は100万ぐらいいるのではないか。
 
 しかも有力支持団体は連合しかいないがその連合はストライキ予備資金が2兆円もたまっているほど、中身の空洞化した組織である。  
 
  マスコミの吹かす風任せ体質を党全体が持っている。小沢氏はこの点を心配し、党を生まれ変わらせようとしていた。だから、選挙を重視し、各議員が足腰を強くすることを求めた。
 
 ところが、元々の、民主党の体質はピーチクパーチク方向。キャリア、学歴と弁舌で差別化を図って、当選している議員たち。小沢氏は、それだけでは旧体制に勝てない事を心底理解していた。庶民の根っこがそんな議員を支持しない事を知っていた。
 解らないモノたちはプライド高く、自分たちの政治に固執する。
 
>だから、政権交代で旧体制側から責め立てられた、鳩山政権のたった8カ月で彼らは元の自分たちの居場所に帰ったが、政治権力は自分たちの掌中にあった。
 
>そこでそれに長くしがみつきたいと思えば、思い切って旧体制に妥協するしかなかった。戦う事を止めることに延命と自己保身の拠点を見いだした。
  
 官僚や自民党やその衛星政党の書いた筋書きに乗った。もちろん、それはマスコミの吹かす風をあてにするのであるから、徹底した反小沢風がことさら強調されなければならなかった。
 
 >当然、鳩山政権を追い詰めた、普天間で梃子でも動かず、逆にそれを利用して、既得権擁護、都合のよい政権確立に蠢いたアメリカの世界戦略に載ることでもある。
 
 >参院選増税路線が全てだった。
 
 >これによって、民主党を政権に押し上げた、47%獲得の「政治連合」は音を立てて分解した。
 
 >>管政権は自分たちの支持基盤に見切りをつけ、川を渡って向こう岸に行ったのだ。向う岸は新市場原理主義者で埋め尽くされている。
 >>国民の生活が第一を掲げる小沢氏が敗北も覚悟して、決起したのは、当然の選択だった。
 
      
      <重大な事実を書き忘れたので追加しておきます>
 
 9、8~9、14までの間に村木裁判を担当した大阪地検特捜の前田のフロッピーデスク、事実書き換え=証拠改ざんを検査審査会の面々は知らずに議決しました。
 
 ところがこの特捜による書き換えは村木被告自身が裁判中に気付き、問題にしていた。中央省庁の局長まで上り詰めた女性化なら、時間がたっぷりあれば、それくらいの裁判資料の読解力は備わっている。
 被告の身分になれば、自分の裁判に集中するモノです。
 
 で、村木さんは以前から、検察による証拠改ざんの事実を指摘していた。
 
 当然検察は村木さんの指摘を知っていたが、無罪判決が下りて、弁護側がその事実を公表し、追撃しようとした矢先、朝日がスクープで世間に公表し、事が大きくなり、前田の「犯罪」告発に至る。
 
 が、その時すでに、検察審査会の議決はされていた。
  
まさか、村木側に検察審査会の動向まで視野に入れての、証拠書き換え告発はできるはずもない。
 
>>>ただし、
 <検察審査会の議決が急がれた、大きな原因に村木側の検察、前田証拠書き換え告発の動きがあった>
 
 さらに検察はこの事が公表されれば、大阪地検のトップまで責任問題が波及するのを承知していただろう。
以上の二つの事案が、もし、検察審査会の若者の耳に入っていたら、審査会の議決は微妙になっていた可能性もある。
 
 だから、審査会のたった6日審議の異常が強行されたのではないか。
 
これは私の投稿者への返信コメントで触れたのに書き忘れました。
やっぱり、アルコールでボケが来ているのかな。